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睡眠時間と糖尿病・耐糖能異常 米専門家が報告
2005年04月25日
 睡眠が足りていないと高血圧や高血糖の危険が高くなることが専門家の研究であきらかになっているが、睡眠時間は短かすぎても長すぎても良くないことが米国の研究であきらかになった。

 この研究は日常の睡眠時間が糖尿病と耐糖能異常に与える影響について調査したもので、内科学雑誌「Archives of Internal Medicine」4月25日号に発表された。多施設合同大規模研究「The Sleep Heart Health Study : SHHS」の横断研究として実施された。これまでも睡眠時間と代謝の関連についての研究報告はあったが、生活習慣からみた睡眠時間が代謝に与える影響についてはよくわかっていなかった。

睡眠時間と糖尿病・耐糖能異常の関連
睡眠障害と糖尿病
Archives of Internal Medicine 2005; 165: 863-867.
 参加者はSHHSに登録している53歳から93歳の男性722人と女性764人。普段の睡眠時間を質問し、空腹時とブドウ糖負荷後2時間に採血し血糖値を測定した。空腹時血糖値が126mg/dL以上、あるいは糖負荷試験で2時間値200mg/dL以上が確認された場合に糖尿病と判定した。睡眠時間の平均は7時間、全体の27.1%が6時間以下だった。

 糖尿病と耐糖能異常の頻度を、睡眠時間が7〜8時間の人と比較したところ、睡眠時間が6時間以下の人は糖尿病が1.66倍、耐糖能異常が1.58倍に上昇した。5時間以下の人では、糖尿病が2.51倍、耐糖能異常が1.33倍に上った。一方で、睡眠時間が9時間以上の人でも、糖尿病と耐糖能異常の比率が高くなった。

Archives of Internal Medicine(英文、要約)

(寺畑)
カテゴリー :糖尿病の予防 2005年 
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