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2011年07月05日

腎機能の程度にかかわらず用量調整が不要のDPP-4阻害薬リナグリプチン

 日本ベーリンガーインゲルハイムと日本イーライリリーは7月1日、選択的経口DPP-4阻害薬「トラゼンタ錠 5mg」(一般名:リナグリプチン)の製造販売承認を取得したと発表した。
 トラゼンタは、ベーリンガーインゲルハイムが創薬・開発した選択的経口DPP-4阻害薬。DPP-4を選択的に阻害することで、インクレチンホルモンであるGLP-1の血中濃度を高め、血糖低下作用を発揮する。GLP-1は血糖依存的に分泌されるので、DPP-4阻害剤は低血糖のリスクの発現が低い。
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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