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血液型で2型糖尿病リスクが上がる?[HealthDay]
2015年01月05日
カテゴリー:ヘルスデー 

 特定の血液型の女性では2型糖尿病リスクが高いことが、フランス人女性を対象とした分析から示された。B型でRhプラスの女性では、O型でRhマイナスの女性より糖尿病発症リスクが35%高かったという結果だが、米国の専門家らはこの知見に疑問符をつけている。

 フランスGustave Roussy研究所疫学・人口健康研究センターのGuy Fagherazzi氏らが報告し、「Diabetologia」オンライン版に12月18日掲載された論文によると、研究ではフランス人女性8万2,000人以上のデータを1990年から2008年まで追跡した。

 その結果、A型女性は全体的に0型女性より糖尿病発症リスクが10%高く、B型女性のリスクはさらに20%高いことが分かった。AB型の糖尿病発症リスクについては結論に至らなかったという。Rhはプラスでもマイナスでも糖尿病リスクは同じだった。

 ABOの血液型とRh因子を組み合わせて解析したところ、A型でRhプラスの女性ではO型でRhマイナスの女性に比較して糖尿病発症リスクが17%高かった。同様に、A型でRhマイナスの女性では22%、AB型でRhプラスの女性では26%、B型でRhプラスの女性では35%糖尿病リスクが上昇していた。

 男性における検討は行われていないが、著者らは、同知見は性特異的なものではないことから男性にもおそらく当てはまるだろうと指摘。また、血液型が糖尿病リスクに与える影響は炎症や分子構造、腸内細菌叢、代謝活性などにも及んでいる可能性があるが、血液型と糖尿病の正確な関連の解明についてはさらなる研究が必要とも述べている。

 この結果について米国糖尿病協会(ADA)のRobert Ratner氏は、「18年間で8万2,000人の女性から3,500例の糖尿病発症しか同定されていない。フランスの糖尿病に関する過去の報告からして発症率が低すぎ、糖尿病の発症を正しく同定できていないことが示唆される。つまり、この結果のすべてが非常に疑わしいと考えられる」と指摘。

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[ Terahata ]
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