ニュース

2015年03月13日

月経周期が血糖値に影響 糖尿病と女性のライフサポート研究会

キーワード
糖尿病ネットワーク
糖尿病と女性のライフサポート研究会
 糖尿病とともに生きる女性のより良い生活を支援する研究を行っている「糖尿病と女性のライフサポート研究会」(代表:田中佳代・久留米大学医学部看護学科母性看護学准教授)は、「糖尿病と女性のからだ〜(2)月経と血糖のふか〜い関係って?」を公開しました。

血糖は月経周期によって変動する
 月経が毎月のように周期的に起こるのは、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンが関与しているからです。実はこれらのホルモンは、インスリンの作用効果にも影響を与えています。

 個人差があり、必ずしも全ての女性に当てはまるわけではありませんが、血糖は月経周期によって変動します。1型糖尿病の女性を対象に調査した結果では、70%の方が月経周期に応じて血糖が変動すると答えました。

 糖尿病とともにある女性は、自分が月経周期のどの時期にあるのか、どんな症状があるのかなど、自分の女性としての体にも目を向けていくことが、より良い血糖コントロールもつながります。

女性ホルモンとインスリンの関係
 詳しくは下記ページをご覧ください。

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

play_circle_filled 記事の二次利用について

このページの
TOPへ ▲