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2015年08月05日

糖尿病合併症は予防できる 良好にコントロールして元気に生きよう

 糖尿病治療の目標は、糖尿病患者さんが健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)をが維持し、健康な人と変わらない寿命を確保すること――「糖尿病と女性のライフサポート研究会」は、糖尿病患者の生活をより快適なものにするためにより良いサポートを提案しています。
糖尿病合併症を予防するために
 糖尿病とともに生きる女性を支援する研究を行う「糖尿病と女性のライフサポート研究会」(代表:田中佳代・久留米大学医学部看護学科母性看護学准教授)は、「あなたと私のための糖尿病基礎講座 (3)うまい血糖コントロールは合併症を防ぐ!」を公開しました。

 糖尿病治療の目標は、糖尿病患者さんが健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)をが維持し、健康な人と変わらない寿命を確保することです。

 糖尿病の治療を継続し病気と上手につき合うことで、糖尿病合併症を予防できます。そのためにHbA1c7.0未満を目指すことが重要です。

 良好な血糖コントロールとともに、適正な体重、血圧、脂質を保ち続けることも、糖尿病合併症を予防するために必要です。

 たとえば、高血圧は、細い血管の障害である網膜症や腎症などの合併症に悪影響を与え、さらには動脈硬化を進行させます。脂質異常症も同様に動脈硬化を促します。

 また、肥満は2型糖尿病の発症に深く関係し、高血圧や脂質異常症も引き起こします。高血圧、高脂血症、糖尿病が重なると動脈硬化になる危険性が高まります。

 糖尿病の治療では肥満を解消し、血糖、高血圧、脂質のすべてをコントロール良好に保つことが重要です。

 詳しくは下記ページをご覧ください。

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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