1型糖尿病患者の遠藤伸司さんによる連載「インスリンとの歩き方」は、第17回「インスリン注射の早わざ」を公開しました。連載「インスリンとの歩き方」へ ▶

執筆者の遠藤さんは、中学生の頃に1型糖尿病を発症。以来、約30年間の療養生活の中で、留学や進学、就職、そして転職、プライベートまで幅広い経験を積み、なにかと無理をすることもあったようです。
連載では、そんな遠藤さんの半生を、糖尿病と上手につきあうためのコツやノウハウを中心に、実体験のエピソードを交えて語っていただきます。1型糖尿病患者さんをはじめ、2型糖尿病患者さん、糖尿病医療に携わる方々は、ぜひご一読ください。
長年、インスリンを打っていると、どうも自分流のクセがついてしまっていた。そう、簡単に言えば、面倒なことはすっ飛ばし、インスリンを、いかに早く、いかに他人にバレずに打てるか。それが仕事も忙しく、インスリン依存型の1型糖尿病の僕にとっては、最大のテーマになっていた。
自己流の打ち方
昼飯は、よく立ち食いうどん屋に行った。だが、立ち食いうどん屋には、ほとんどトイレもないし、カウンターだけの狭い店内で、どうやったら、手早くインスリンを打てるというのか。
椅子のある牛丼屋でだって、お腹を出して血糖測定などすれば、間違いなく隣りの人はジロジロこちらを見る。あるいは見て見ぬふりをしながら、素早く視線を送ってくる。僕との席の間隔を少し遠ざけながら、隣人は慌てて牛丼をかきこむのだ。僕が何か悪いことでもしたのだろうか……。
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