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糖尿病から足を守るためのヒント 定期的に足の手入れを
2018年04月13日
カテゴリー: ヘルスデー 

糖尿病患者が足を健康に保つヒント――米専門家がアドバイス
 糖尿病患者は自分の足に関心を持ち、定期的に足の手入れをする必要があるようだ。米ベイラー医科大学整形外科のRonald Lepow氏は、同大学のプレスリリースで「糖尿病は全身性の疾患であり、その悪影響は足や下肢にまで及ぶため、患者は足病変について十分に知っておく必要がある」と述べている。
 同氏によると、糖尿病患者にみられる足病変は神経障害や動脈硬化による血流障害が主な原因と考えられているという。「糖尿病の影響で足や下肢の血管が詰まったり、血栓ができると、血流が障害されて壊死に至り、足の切断を余儀なくされる場合もある」と同氏は説明している。

 また、足や下肢の血流が障害されると皮膚が硬くなったり、傷の治りが悪くなるため潰瘍ができたり、さまざまな感染症を起こしやすくなる。さらに、糖尿病による神経障害の影響で皮膚の角質層の水分や脂分が減り、皮膚の乾燥やひび割れを起こしやすくなることにも注意が必要になる。こうした皮膚の乾燥やひび割れは感染症や潰瘍の原因にもなるという。

 では、糖尿病患者はどういったことに気をつけるべきなのか? Lepow氏は「定期的に家庭医の診察を受け、場合によっては足の専門医(足病医、podiatrist)にも相談することが重要だ」と強調する。足の専門医からは適切な靴や靴下についてアドバイスを得られるほか、足病変にも素早く対処してもらえるという。

 具体的な対策としては、毎日、足をしっかりと洗って乾燥させることが大切になる。Lepow氏は、その際には足にひっかき傷や水膨れ、切り傷、あざなどがないかを観察し、足が乾燥していたら尿素を20〜40%含有したクリームを塗ることを勧めている。

 次に、自分の足に合った靴を履くことも重要で、例えば、爪先の部分の幅が広くて高さがある靴を履けば、靴の中でもつま先を自由に動かすことができ、足の皮膚にかかる負担を減らせる。しっかりした靴底と適切なクッション、場合によっては特殊な素材の中敷きも必要になるが、こうした靴は一般の靴店では扱われていないため、同氏は足の専門医を受診するよう勧めている。

 さらに、靴下選びにも気をつける必要がある。同氏は、足の皮膚に摩擦や負荷を生じさせないためにも素材は綿を選ぶこと、足に汗をかきやすい人は吸水速乾性の素材を選ぶこと、そして冬場には厚手の靴下を選ぶことをアドバイスしている。

Put Your Best Feet Forward, Despite Diabetes

ベイラー医科大学の記事
Tips help diabetics put best foot forward

[2018年4月1日/HealthDayNews] Copyright© 2018 HealthDay. All rights reserved.
HealthDay
[ Terahata ]
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