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糖尿病患者はインフルエンザなどの予防接種を必ず打つべき
2018年10月25日
カテゴリー: ヘルスデー 

糖尿病患者は全てのワクチン接種を、専門家らが強く推奨
 糖尿病患者は血糖コントロールが不良な状態が続くと免疫機能が低下するため、さまざまな感染症にかかりやすくなるとされる。そのため、米国糖尿病教育者会議(American Association of Diabetes Educators;AADE)は、糖尿病患者は、一般に推奨される予防接種を全て受けるべきだと強調している。

 AADEによれば、糖尿病患者は高血糖状態が長く続くと免疫力が低下し、インフルエンザや肺炎、B型肝炎、破傷風、帯状疱疹などにかかりやすく、これらがもたらす深刻な合併症リスクも高まる。専門家の一人で米バージニア・コモンウェルス大学准教授のEvan Sisson 氏は、これらの感染症はワクチンを接種することで予防できるとしつつ、「全ての糖尿病患者は自分がどのワクチンを接種する必要があるかを知り、未接種のワクチンや再接種が必要なワクチンがないかどうかを医師に相談すべきだ」と話している。

 AADEは糖尿病患者に対し、以下に挙げるワクチンを接種するように推奨している。

・インフルエンザワクチン:季節性インフルエンザの予防にはワクチン接種が最も有効である。糖尿病患者によくみられるインフルエンザの合併症には、血糖値の上昇や肺炎、気管支炎、副鼻腔炎、中耳炎などが挙げられる。

・三種混合ワクチン(Tdap):百日咳、ジフテリア、破傷風という深刻な感染症を予防する。三種混合ワクチンは10年ごとに接種が必要とされる。なお、日本国内では四種混合ワクチン(DPT-IPV;百日咳、ジフテリア、破傷風、ポリオ)に含まれている。

・帯状疱疹ワクチン:帯状疱疹や皮膚症状が消失した後に痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)を発症するリスクを低減する。ワクチン未接種者では、帯状疱疹やPHNは高齢になるほど症状が深刻になるとされる。50歳以上の場合は帯状疱疹ワクチン接種を受けるべきである。

・肺炎球菌ワクチン:糖尿病患者は肺炎球菌感染による死亡リスクが高い。肺炎球菌は脳の髄膜に感染すると細菌性髄膜炎を引き起こし、耳に感染すると中耳炎、肺に感染すると肺炎、血液中に入り込むと菌血症を引き起こす。糖尿病患者は、ワクチンを65歳になる前に1回、65歳以降にさらに2回接種すべきである。

・B型肝炎ワクチン:B型肝炎は血糖測定器や指先の穿刺針といった治療器具を共用することで感染する可能性があり、糖尿病患者にとってB型肝炎ワクチンの接種は非常に重要とされる。なお、接種は60歳未満で推奨されているが、60歳以上の場合には医師に相談する必要がある。

Vaccines Are Critical If You Have Diabetes
Press Release

[2018年10月12日/HealthDayNews] Copyright© 2018 HealthDay. All rights reserved.
HealthDay
[ Terahata ]
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