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【対談レポ】 曙さん「足病はやっぱり怖いね」 主治医の富田先生と対談

2017年03月16日

 今回、曙太郎さんが、当会役員で主治医の富田益臣先生(下北沢病院糖尿病センター長)を通じて、AAAへメッセージを送ってくださるとともに、曙さんご自身のことについて、語ってくださいました。


曙 太郎 さん(写真右)と主治医の富田 益臣 先生

主治医との対談

蜂窩織炎を繰り返し 現在も治療中

Dr.富田:今回も驚きましたが、治療に入れてよかったです。前回は2015年の年末、プロレス団体立ち上げの時期でしたね。足がパンパンに腫れて、熱が40度近く出て東京済生会中央病院へ運ばれてきました。1カ月近くの入院後、そのあと試合に復帰されました。しかし、試合の度に傷ができてしまい、傷に菌が入って感染してしまう状態が何度も続いています。

曙さん:あの時は、無理やり連れて行かれたんですよ。

Dr.富田:旗揚げ前の一番忙しい時期だったようですね。

曙さん:そうそう。あの日はちょうどハワイへ帰ることになっていたんです。空港への道すがら、ジャイアント馬場さんの奥さんが心配してくれて、麻布のクリニックに連れて行ってくれたんです。それで血液検査が悪かったので、すぐここへ行ってくれということで東京済生会中央病院を紹介されたんです。それで行ったら、速効入院でした。

Dr.富田:それまでかかっていた病院で足をみることはなかったんですか。

曙さん:まったくなかったですね。

Dr.富田:最初は皮膚科のご入院だったんですけど、足の変形もありましたので私が診ることになりました。蜂窩織炎ということで結局1カ月間入院されました。

曙さん:そのとき言われてびっくりしましたね。「骨折していることご存知でしたか?」って。確かに痛いなっていう気はしてたんだけど、僕のような仕事していると、言ってみれば常に身体が痛いからね。少し痛いくらいで病院へ行ってたら仕事にならないでしょ。でも、もうちょっと身体を大事にしなくちゃと、最近つくづく思うようになりました。もう1回『RIZIN』出たいしね。

お父さんは糖尿病足病変で両足を切断

Dr.富田:以前、ちょっとお話を伺いましたが、お父さんは糖尿病足病変がきっかけで切断されたとか……。

曙さん:そうですね。最初、左足を切って、亡くなる2カ月前に右足も切ることになりました。60歳でした。若い頃から糖尿病を患っていました。

Dr.富田:お父さんの足が悪くなるきっかけは何だったんですか?

曙さん:お父さんは、階段で滑ったときに手すりを蹴飛ばしたんですよ。そのときに足の指を骨折していたのだけど、足の感覚がなかくて気づかなかった。それでそこから腐り始めて、気づいたときには遅かった。膝から下を切るしかなくなっていました。

Dr.富田:糖尿病が進むと神経障害で足の感覚が鈍りますからね。それで気づくのが遅くなる人はとても多いんです。義足は作りましたか?

曙さん:作っていましたね。後に右足も切ることになったんですが、僕はもう日本に来ていたので詳しい状況はわかりません。確かその手術で入院して1度退院し、すぐに再入院となり亡くなりました。

Dr.富田:お父様のように、すごく早く進んでしまうこともあるから糖尿病の足病変は怖いんです。60歳とは、お若かったんですね。

曙さん:はい、若かったです。

Dr.富田:辛い思い出をお話してくださり有難うございました。

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