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夜更かしと早起きはどちらが糖尿病リスクになるか
2015年04月
 夜更かしの人は、例え睡眠時間が同じであっても早起きの人より糖尿病やほかの疾患を発症しやすいことが、韓国の研究から報告された。

 「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism.」オンライン版に4月1日掲載された報告。研究では、47〜59歳の韓国人約1,600人を対象に睡眠習慣について聞き取り、健康診断を受けてもらった。1,600人のうち、95人は夜更かし、480人は早起き、残りはその中間であった。

 得られたデータを解析すると、夜更かし群は年齢が若い傾向があったにも関わらず、早起き群より体脂肪率や血中脂質が高いことが明らかになった。夜更かし群は筋肉量が徐々に減少する状態であるサルコペニアの発症率も高かった。

 男女別に解析すると、夜更かしの男性は、早起きの男性より糖尿病、あるいはサルコペニアを発症している率が高かった。一方、夜更かしの女性は早起きの女性より腹部脂肪が多く、メタボリックシンドロームの罹患率も高かった。

 本研究を行った高麗大学校安山病院のNan Hee Kim氏は、米国内分泌学会ニュースリリースで、「生活習慣に関わらず、夜遅くまで起きている人は早起きの人に比べて糖尿病や筋肉量の低下という健康問題を発症するリスクの上昇に直面していた」と結果を概説。

 「(このリスクの上昇は)夜更かしする人では睡眠の質が低いこと、また喫煙や夜遅くの食事、座りがちなライフスタイルなど不健康的な行動をとる傾向があることに起因するのかもしれない」と述べている。

 また、若者の多くが夜更かしであるという現状を鑑みると、こうした睡眠習慣に関連するリスクは「取り組む必要がある重要な健康問題といえる」と指摘している。

 本研究では夜更かしと健康リスク上昇の関連が示されたが、因果関係は証明されていない。

http://consumer.healthday.com/diabetes-information-10/misc-diabetes-news-181/night-owls-run-higher-risk-of-health-problems-study-697907.html

[2015年4月1日/HealthDayNews] Copyright© 2015 HealthDay. All rights reserved.

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