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健康的な食生活が妊娠糖尿病の高血圧を予防
2016年04月
 妊娠糖尿病の女性は、健康的な食習慣を実践することで、その後の高血圧リスクを低減できる可能性が報告された。

 この研究は、看護師健康調査(Nurses’ Health Study)IIに参加した妊娠糖尿病の既往をもつ約4,000人の女性を対象としたもの。なお、妊娠糖尿病は高血圧のリスク因子であることが知られている。

 1989年から22年間の追跡期間中に、1,000人強が高血圧を発症した。代替健康食指数(Alternative Healthy Eating Index)、代替地中海食(Alternative Mediterranean Diet)、DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食を遵守した女性は、これらを守らなかった女性に比べて高血圧の発症率が20%低いことがわかった。研究著者らは、体脂肪の増加が不健康な食習慣と高血圧リスクとの関連に20〜30%寄与しているとの考えを示している。

 なお、健康的な食習慣は、果物や野菜、全粒穀物、魚類を多く含み、赤身肉や加工肉、塩分摂取量を制限したものだと著者らは記している。

 この知見は、「Hypertension」オンライン版に4月18日に掲載された。

 「われわれの過去の研究で、妊娠糖尿病は、出産後16年を経過しても高血圧の発症リスクを高めることが示されている。今回の研究は、健康的な食生活が、一般集団だけでなく、高リスクな女性でも高血圧リスクの低減に有効であることを示すものだ」と、研究指導著者の米国立小児保健発育研究所(NICHD)のCuilin Zhang 氏は述べている。

 同氏は、医師や医療関係者は、妊娠糖尿病の女性に対し、出産前後の健康的な食習慣と定期的な運動を強く推奨すべきだと付言している。

After Pregnancy-Linked Diabetes, Healthy Diet May Ease Blood Pressure

[2016年4月19日/HealthDayNews] Copyright© 2016 HealthDay. All rights reserved.

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