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糖尿病関連定期刊行物
 月刊 糖尿病
 2009年創刊、月刊。毎号、特集テーマに力を入れた編集が特徴。全ページカラー印刷なため、図表データを読みとりやすい。
【最新号の主な内容】(2017年7月発行号)〔特集:糖尿病の「体質」:発症する人としない人の違いはなにか?〕機ゥーバービュー/糖尿病における「体質」:「世界に一つだけの花」から臨床へ 供ヅ尿病の遺伝素因:単一遺伝子病/MODY、ミトコンドリア糖尿病、Wolfram症候群 掘ヅ尿病の遺伝素因:多因子疾患/1型糖尿病、2型糖尿病、糖尿病性合併症の遺伝素因 検ァ崑亮繊廚硫鯡世療庫召箸修糧展/遺伝因子から創薬へ、遺伝環境交互作用、DOHaD説からみた糖尿病の体質、糖尿病と腸内細菌、ゲノム医療への期待と世界の状況、糖尿病の遺伝子診断の現状と展望
〔特集にあたって〕
 病気に限らず、身体・健康に関するさまざまな特徴について、「体質」という言葉が用いられる。そこには一般に「個人による違い」と「生まれながらに(あるいは幼少期から)変わらない」というニュアンスが込められているが、その本体は複雑でさまざまな現象が含まれる。一方で臨床では「個別化医療」すなわり「個人の体質に合った」治療が求められている。個人の生まれながらの「体質」を決める最も大きな要因は、遺伝素因、すなわち「ゲノムの個人差」(ゲノム多様性)である。近年のゲノム医学の急速な進歩により、ゲノム多様性は従来予想されたよりはるかに大きいことがわかってきた。ゲノム多様性は外見や性格、能力も含めた個人差の大きな決定要因であるとともに、疾患の原因、あるいは感受性ともなりうる。では個人差を決める本体はどこまで解明され、医療への応用の見通しはどうなっているのだろうか。
 さらに個人の「体質」には、ゲノム多様性以外の因子の関与もわかりつつある。ひとつは「エピゲノム変化」であり、とくに胎生期〜乳幼児期は栄養など環境因子によりエピゲノム変化を受けやすい時期と考えられている。また腸内細菌は100兆個以上と、ヒト細胞(60兆)を凌ぐほど多いとされるが、宿主であるヒトと相互に影響を与え合う「超生命体(superorganism)」であり、糖尿病・肥満などさまざまな疾病の感受性にも寄与していることがわかってきた。  本特集では、糖尿病の「体質」を中心として、現在の到達点や、臨床における課題、今後の展望などをまとめた。これにより、糖尿病患者から「体質」についての質問を受けても曖昧にはぐらかすことなく、かつ正確な言葉で対応できることになると期待している。
安田和基(国立国際医療研究センター研究所 糖尿病研究センター 代謝疾患研究部 部長)

●A4変型・約130ページ 本体\2,700+税 2009年より発行 医学出版(03-3813-8722)
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