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糖尿病関連定期刊行物
 月刊 糖尿病
 2009年創刊、月刊。毎号、特集テーマに力を入れた編集が特徴。全ページカラー印刷なため、図表データを読みとりやすい。
【最新号の主な内容】(2017年8月発行号)〔特集:二次性糖尿病といかに向き合うか〕1.膵性糖尿病 2.肝疾患に伴う糖尿病 3.クッシング・サブクリニカルクッシング症候群に伴う糖尿病 4.甲状腺疾患と糖代謝異常 5.Prader-Willi症候群に伴う糖尿病 6.Wolfram 症候群の臨床像と遺伝的特徴 7.遺伝子異常による糖尿病―MODYについて 8.ミトコンドリア病に伴う糖尿病 9.B型インスリン抵抗症:インスリン受容体抗体による糖尿病 10.グルココルチコイド(ステロイド)投与に伴う糖尿病 11.がん免疫療法:ヒト型抗PD-1モノクローナル抗体に伴う1型糖尿病 12.Hyperglycemic disorders in pregnancy〜妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus;GDM)を中心に〜
〔特集にあたって〕
 糖尿病とは、インスリン作用不足による慢性高血糖状態を主徴とする代謝疾患群であると定義づけられ、主に血糖の高値や慢性的な高血糖状態を反映するHbA1c値で診断される。しかし、血糖値というのは“糖の流れ”に関与する種々の臓器やホルモンの作用が奏でるハーモニーの総和であり、血糖が高い状態には千差万別なバックグラウンドが隠れ潜んでいる。
 主に自己免疫性の膵β細胞破壊によって発症する1型糖尿病、生活習慣病の一種として発症する2型糖尿病とは異なり、二次性糖尿病はそれぞれ固有の糖尿病発症要因を有しており、それを早期に発見することが診断の糸口になるばかりか、治療に直結することもある。目の前の糖尿病患者を、一般的な2型糖尿病として治療し、血糖値を下げることだけに専念するのではなく、二次性糖尿病の病態や治療法、対処法を知り尽くし、可能性を考え、疑い検索することが、患者の予後を変える可能性もある重要な疾患群である。また、糖尿病の2大病態であるインスリン分泌能の低下とインスリン抵抗性は、種々の遺伝的疾患や外的要因によっても引き起こされ、原因の究明が糖尿病の根本的な治療につながる。また、MODYは厳密には二次性糖尿病ではないが、日常診療で見落とされがちな遺伝性の糖尿病であり、疑って遺伝子検索をすることで早期に的確な対応ができる重要な疾患群である。すなわち、二次性糖尿病を深く理解することで、糖尿病診療の幅が大きく広がるといえる。
 本特集では二次性糖尿病の治療法や対処法を中心に、最新のトピックスに加え、実臨床ですぐ応用できるプラクティカルな内容を、国内のエキスパートの先生方にご執筆いただきまとめた。本特集が読者の先生方の臨床現場に少しでも貢献できることを期待する。
野見山 崇(福岡大学 医学部 内分泌・糖尿病内科 准教授)

●A4変型・約130ページ 本体\2,700+税 2009年より発行 医学出版(03-3813-8722)
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