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糖尿病関連定期刊行物
 月刊 糖尿病
 2009年創刊、月刊。毎号、特集テーマに力を入れた編集が特徴。全ページカラー印刷なため、図表データを読みとりやすい。
【最新号の主な内容】(2017年9月発行号)〔特集:高齢者糖尿病診療 Up to date〕1.高齢者糖尿病の特徴、2.低血糖の問題点と対策、3.認知機能の評価と対応、4.身体機能と評価、5.高齢者糖尿病の血糖コントロール目標〜そのエッセンスと活用方法〜、6.食事・運動療法、7.薬物治療(経口薬,GLP-1受容体作動薬,インスリン,服薬管理)、8.血糖以外のリスク管理:高血圧,脂質異常症、9.介護施設や終末期ケアにおける糖尿病診療、10.海外における高齢者糖尿病ガイドラインの動向
〔特集にあたって〕
 糖尿病治療の目標は合併症の発症予防と進展阻止を通じて患者の生命予後とQOLを向上することにある。現時点において、その最も有効な手段は、血糖や血圧、脂質、体重などを理想的な値にまんべんなく治療する「包括的リスク管理」と考えられている。しかし、その手法が、我が国で急増する高齢糖尿病患者に当てはまるのかどうかは、十分に明らかにされていない。
 2型糖尿病は、加齢とともにその発症頻度が高まる。このため、高齢社会を迎え、国民の1/4以上が高齢者となった我が国では、糖尿病患者の2/3が60歳以上、半数は70歳以上であるとされる。糖尿病は、古典的な大小血管障害以外にも、認知症やある種のがん、骨粗鬆症など、加齢に付随する種々の合併症をもたらすことが明らかになり、その合併は高齢患者の精神・心理的ならびに身体的機能を低下させる。また、これら機能の低下は、高齢糖尿病患者における血糖や服薬の管理を困難にする。さらに、過度な治療の結果としてもたらされる低血糖は、高齢患者における合併症の増悪やさまざまな心身機能の低下を惹起することがわかってきた。このように、高齢糖尿病患者の治療は、若年患者とは異なる注意点を必要とする。
 欧米では過去数年来、高齢糖尿病患者のための血糖や血圧管理目標値とそれに基づく管理法が提案されてきた。しかし、人種差や社会状況の違いなどから、そのまま日本人に当てはめられるものではない。日本における高齢者糖尿病の診療の質向上と患者の健康寿命延伸を目指し、高齢者糖尿病の診療ガイドラインを策定すべく日本糖尿病学会と日本老年医学会による合同委員会が設置された。本特集では、同委員会における議論と成果を踏まえ、高齢者糖尿病診療に資する話題を各領域ご専門の先生方からわかりやすくご解説いただいた。日常診療にお役立ていただくとともに、今後の日本の高齢者医療について考える一助となれば幸いである。
横手幸太郎(千葉大学大学院 医学研究院 細胞治療内科学 教授)

●A4変型・約130ページ 本体\2,700+税 2009年より発行 医学出版(03-3813-8722)
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