患者さんのほんね、医療者のホンネ

2013年07月16日

Q. 主治医や医療スタッフからかけられた「嬉しかった言葉」

A. 患者さんのホンネ

  • 言葉としては、思い出せないが、よく時間をかけて血液検査結果(異常値)、体の症状(例:足のむくみ)などに関して、その原因、メカニズム、対策などよく説明していただける。(1型糖尿病)
  • 「無理な制限をしても長続きしないからじっくり取り組めばよい。」でホッとした。(2型糖尿病)
  • 今迄は糖尿病の専門医では無かったが、4月から科が変わり専門医に診てもらうことになった。目から鱗の知識が沢山あった。(1型糖尿病)
  • 以前通院していた総合病院で、Hba1cが、9.4%~6.4%に下がったときに、血液検査の結果を渡してくれた看護師さんが、1ヶ月で3.0%下がった事を、ほめてくれました。(2型糖尿病)
  • 「頑張ってますね」(2型糖尿病)
  • 「糖尿病は10年寿命が縮まるよ!」(2型糖尿病)
  • 「あなたの場合は・・・」と、私の状態を理解した上で、私の特有の状態について話してくれたこと。
  • 嬉しかった言葉:よくコントロールできている。血糖は申し分ない。(1型糖尿病)
  • 「ひとつひとつですね」とこちらの思いを受け止めてくれる言葉が嬉しいです(2型糖尿病)
  • 私のことを「うちの患者の中でファーストクラスの患者だ」と言われたときこれからも血糖コントロールをしっかりしようと思いました。私はHbA1Cが5.1~6%ぐらいの間を行き来しています。(2型糖尿病)
  • 「良い結果ですよ、この調子でいきましょう!」(2型糖尿病)
  • 他の患者から、「へぇ、細いのに」とか「若いのに」って言われることもあるのは苦痛です。(1型糖尿病)
  • 嬉しかった言葉・「よく頑張りましたね。」「私(医師)の目の黒いうちは、何としても今以上に進行しないように頑張るのですよ。」「最近はいろいろいい薬が出てきたから、試せて本当によかったですね」
  • 検査結果待ちで1時間ほど時間があるときは、外出するのですが、戻った時に事務の方に声をかけると、「待合で待っていてもらわないと困る」と言われたことが何度かあります。時間をつぶしてきていいと言う医師・看護師。事務と医師・看護師との意見のちがいを感じることは多いです。インスリンの時間があることを分かっている医師・看護師は、診察時間が昼ごろになると、「遅くなってすみません。」と注射を打つ時間がずれることを誤ってくれるので、うれしいです。(1型糖尿病)
  • 診察時に同席していた看護師が診察後に話しかけてくれ、悩みや疑問は無いですか?と言われ嬉しく思いました。 (1型糖尿病)
  • 嬉しかった言葉…血糖の管理など褒められたこと
  • 「より良い生活をする為に一緒になって頑張りましょう」と言われた時。(2型糖尿病)
  • 主治医に「同じ薬を使って治療している自分の患者さんの中で、あなたの結果(数値や体重減少)が一番良く、新たに同じ薬で治療を進めようと思っている患者さんや同じ薬で治療中の患者さんに、あなたの頑張りを話してみんなの見本になってもらっているんだよ。これを維持していこうね」と言われたことです。少し恥ずかしいような、重いプレッシャーをかけられたような、でも素直に自分の頑張りを褒めて頂いた時は嬉しかったです。(2型糖尿病)
  • 病気を受け入れられずに居た時に主治医になって下さった先生が「糖尿病と上手く付き合って欲しい」と言って下さり、病気と向き合う事が出来ました。それに通院中に「血糖値のコントロールが良いのは、私が頑張ってるからだ」と主治医から言われた事が凄く嬉しかったです。(その他:インスリン受容体の異常)
  • 嬉しかった言葉:「インスリン注射をはじめます」と医師から言われ、手技を看護師に教えてもらっている時に涙が止まらなくなった。その時に「あなたが悪いんじゃないよ。たまたま病気になってしまっただけ。今は泣きたいだけ泣いて。あなたが頑張れるように協力するから」と看護師に言われたこと。

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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