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06小児ヤング糖尿病と日本糖尿病協会、糖尿病療養指導士(CDEJ)
2006年02月
 前回の記事で日本糖尿病協会のことにすこし触れました。

 みなさん、日本糖尿病協会を知っていますか。たとえばサマーキャンプの開催に際しては、日本糖尿病協会に助成を求めることができます。現在、ほとんどのサマーキャンプ開催にあたっては、日本糖尿病協会から助成金を受けています。このように、日本糖尿病協会は1型であれ2型糖尿病であれ、糖尿病患者さんのためにいろいろなことを行っています。日本糖尿病協会の行っている事業が公に認可されて、大きな団体から協会をサポートしていただいているので、このような助成ができるわけです。

 みなさんに関係する日本糖尿病協会の事業をいくつか述べてみます。

月刊 糖尿病ライフ さかえ
編集・発行:日本糖尿病協会
 まず第一に、日本糖尿病協会機関誌月刊「さかえ」の発行です。毎月発行です。毎月8万部以上の発行があります。この「さかえ」は、日本糖尿病協会から、都道府県の糖尿病協会に属している、各医療機関(クリニックや病院)の「友の会」(患者会)に配送されます。そこから「友の会」の会員のみなさんに配送、ないし手渡しされて、おひとりおひとりの手に渡ります。

 「さかえ」は、糖尿病に関係する記事を、新しいことをいち早く、糖尿病のみなさんにお知らせする使命をもっています。年に数回の編集会議を開催して、どのような記事が良いか、検討します。編集委員会は、編集長(現在、群馬大学保健学科伴野教授)のもとに、全国8つのブロックから選出された協会員の医師、コメディカルの方々と患者さんから構成されています。

 記事内容は、1型糖尿病にも2型糖尿病にも関連した記事になっています。糖尿病の知識あり、新しい情報あり、海外の話題あり、患者さんからのご意見あり、全国規模の会合のご案内あり、と満載です。よって、「さかえ」を読んでいると、協会がどのような企画をしているかがわかります。先ほどの全国で開催されるサマーキャンプの日程、連絡先から、ウォークラリーの日程、全国規模の大きな講演会の日程などなど。

 また、協会は、たぶんみなさんが利用している糖尿病健康手帳、自己管理ノート、IDカードを発行しています。

 もうひとつ、糖尿病療養指導士って、知っていますか。

 一定の基準を満たした糖尿病の治療にたずさわっている看護師さん、栄養士さん、薬剤師さん、臨床検査技師さん、理学療法士さん(5つの職種です)に、さらに一定の講習会や勉強をしてもらって試験をおこなう日本糖尿病療養指導士認定機構という団体があります。2000年2月に発足しました。この試験に合格すると、以後5年間は日本糖尿病療養指導士(CDEJ)の資格保持者となります。平成17年時点で、資格をもった方がもう1万人を超えました。

 CDEJの資格をもっている方々は、患者さんの自己管理を援助する知識をもっている、他の職種のことにも知識があって、患者さんのことをコーディネートできる方ということです。

 このような患者さんにとっては強い味方のCDEJが、大きな病院以外にも今多くの糖尿病専門の開業医の先生のところにもおられ、我々医者の業務も助けてもらっているし、忙しい先生には話しにくいなと患者さんが思うようなこともCDEJが的確に判断できて双方が助かっていることが多くなりました。

 もっともっとCDEJの方が増えると、病院やクリニックはもっと快適な行きやすい場所になると思います。
©2006 内潟安子


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