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39としごろの皆さんは、主治医の先生に声変わりや生理のことを話ししていますか?
2008年09月
主治医の先生と話していますか?
 年頃になると、男性は声変わりが始まり、女性は生理が始まります。生理が始まることを初潮といいます。
 年頃のみなさんは、主治医の先生と、このようなことで、話しすることがありますか。もし、1回もこのような話をしたことがないということでしたら、話してみてください。もちろん話したいがとてもこわくて話ができない、ということもあるでしょう。そうしたら、気さくな看護師さんなどに話してみませんか。
 前にも書きましたが、糖尿病療養指導士の資格をもった看護師さんなどは、いろいろなことを知っていると思いますので、話にのってくれると思います。

どんな本が?
「性と妊娠」「合併症の予防」「就職と仕事」「恋愛・結婚」「学校・生活・スポーツ」など、糖尿病ヤングのさまざまな問題に具体的に答えた内容です。
大森安恵 監修、内潟安子 編集代表
医歯薬出版、1993年発行
(現在、品切れです)


小児・ヤング糖尿病−のびのびしっかりサポート−

2002年5月に創刊し2004年6月に終刊した日本女医会発行の雑誌「ゆうゆう糖尿病」のなかの、『小児ヤング糖尿病』のコーナーをまとめ、加筆して読みやすくしたものです。
内潟安子 著
シービーアール、2005年発行
 誰にも話できないというのでしたら、「ヤング糖尿病―青春を生きる」(医歯薬出版)という本があります。これは、東京女子医大糖尿病センターの患者さんにせがまれて(?!)作った本です。たしかにこのような本がなかったのですね、そのころは。

ヤングの会や近くの若い糖尿病患者さんの集まりを探そう
 それでも、そのような機会がない、でも気になってしようがないという方は、お近くのヤングの会などの門をたたくのはどうでしょう。ヤングの会は、いろいろな地域にあります。日本糖尿病協会のヤングの会一覧、このサイトのヤングの会のコーナーなどからリンクをたどってみましょう。
 ヤングの会や、若い糖尿病患者さんの集まりに参加すると先輩の方々にいろいろ、話を聴くことができます。

ヤングカンファレンスの活用は?
 また、日本糖尿病協会主催のヤングカンファレンスも、年1回開催されています。この案内は、日本糖尿病協会発行の月刊誌「さかえ」に掲載されます。また、日本糖尿病協会のホームページにも掲載されます。
 1年に1回や2回、上京して東京女子医大糖尿病センターを受診される方も少なくありません。こんな機会も、このようなお話をするいい機会になっているようです(糖尿病センター受診のためだけに上京するのはもったいないので、そのあとはいろいろ楽しいところに出かけるようですが)。

女性の場合
 女性の場合は、生理前後で血糖コントロールが困難になることがあります。このために、HbA1c値が下がらない方も多いです。生理前後の血糖コントロールの仕方は、ちょっと知っているといいですね。
 それから、生理は月1回程度、規則的に来ている、ということが大事です。私は、受診時に規則的に来ているかどうか、毎回お聞きします。これはとても大事なことなのですね。
 次に、基礎体温を測定する習慣も身につけたいですね。これも血糖コントロールするにはとても便利なものなので、役に立ちます。
 このことも「ヤング糖尿病−青春を生きる−」という本や、「小児・ヤング糖尿病−のびのびしっかりサポート−」という本に書きました。

最後に
 大人になっても、今回の話題はとても大事なことです。是非、主治医の先生と気楽に話しできる関係でありたいものです。男性のことは、今回書いておりません。是非、主治医の先生に、「あのー、あのー・・・」からでもいいですから、直接ぶつけてみましょう。

「全国ヤングDMカンファレンス」は次の日程で開催されます。
[日 時]2013年10月19日(土)-20日(日)
[会 場]茨城県
(社)日本糖尿病協会のホームページに詳しい情報が公開されています。(編集部)

©2008 内潟安子


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