糖尿病ネットワーク

国際糖尿病支援基金 トップページへ メールマガジン無料登録

糖尿病ネットワーク »  国際糖尿病支援基金 »  DreamTrust:活動の狙いと目的

DreamTrust:活動の狙いと目的
 ドリームトラスト(Dream Trust)の主な目的は、経済的に恵まれない1型糖尿病の患者さん、特に子供の患者さんの健康管理を支援することにあります。なかでも女性の糖尿病患者さんの支援には特に力を注いでいます。

糖尿病の子供たちが生き続けられるように支援する

 ドリームトラストは、インスリンが必要な2人の少女の死をきっかけに、5年前に設立されました。したがって、第1の目的は糖尿病の子供たちの生存を保障することです。最初は子供たちに、生き続けるために不可欠なインスリンを定期的に与えることから始まり、この結果、このような子供たちの死亡例はなくなりました。

病状を改善させる

 糖尿病の子供たちは、頻発するケトアシドーシスや糖尿病性昏睡、皮膚感染症(膿瘍)、肺結核、成長障害などの問題を抱えています。この主な原因は経済的理由によるインスリン治療の中断やインスリンを1日1回だけしか打たないことによる投与量の不足です。そして、これらのことが学校を中退せざるをえない状態にもつながります。

 私たちの過去数年の経験では、支援した子供たちは、成長障害、頻発するケトアシドーシスや昏睡、感染症などを減らす上で目覚しい効果をあげました。ほとんどの子供たちは、体重に合せたインスリンを、1日2〜3回打っており、学校への出席や自分自身に自信を持つようになったこと、更に、子供たちに対する両親の接し方さえも明らかに改善されてきました。

合併症を防止する

 これまで、1型糖尿病の患者さんは、網膜症、腎症、神経障害など最小血管の合併症にかかりやすく、コントロールの悪い1型糖尿病の患者さんに早期に多発するといわれてきました。

 DCCT(Diabetes Control and Complications Trial)は、これらの合併症を防ぐことが出来るとともに、もしすでに合併症が在ったとしても、1日4〜6回注射の強化インスリン療法や、血糖自己測定を行うことにより、血糖値を出来るだけ正常値に近づけ(ヘモグロビンA1c7%以下)厳しくコントロールすることで、その進行を遅らせることが出来ることを明らかにしました。

 ドリームトラストは現在、糖尿病をコントロールするために、子供たちにインスリンを提供していますが、現状では理想には程遠い状況です。

もし、更に資金があれば、血糖測定器や試験紙を与えたり、定期的にヘモグロビンA1cを測定することも出来ます。

 
Manda in 1992    Manda in 2001

社会復帰(職業訓練、雇用、結婚)

 社会的、経済的に恵まれない階層の1型糖尿病の子供たちは、教育を受ける機会が少なく、そのためより良い仕事につくチャンスも閉ざされています。

ドリームトラストでは、これらの子供たちが自立できるように職業訓練のプランがあります。
少女たちを取り巻く社会的、経済的問題の解決や、今もなお、お見合い結婚が主流のインドで、糖尿病であるということが原因で、両親だけでは結婚相手を見つけることが困難な状況を支援し、これまで9人の女性の結婚に力になることができました。

子供と親への教育と意識改革

 許可なく薬を替えたりインスリンを中止し、安易な治療法に頼ってしまう傾向が有るため、子供やその両親に対し、糖尿病やその合併症の可能性、治療法などを教育することは緊急を要します。
このため、ドリームトラストでは、子供とその両親を対象としたセミナーを定期的に行っています。

 また、毎年ピクニックが行われ、両親と子供が無料で招待され(交通費や食事も無料)レクレーションや教育プログラムに参加しています。



DreamTrust のホームページへ
www.dreamtrust.org/

2005年02月
国際糖尿病支援基金
国際糖尿病支援基金とは
English
最近の情報
国際糖尿病支援基金の活動
国際糖尿病支援基金が支援する団体
  Insulin for Life
    (IFL:オーストラリア)の活動


  DreamTrust(インド)の活動
  Fundacion Vivir con Diabetes
    (FUVIDA:エクアドル)の活動


  Diabetes Kenya Lifeline
    (JAMBO!:ケニア)の活動

わが友、糖尿病