トップページ - 間食のジャンル・食品別データ - 和菓子編


 和菓子は洋菓子と比べてヘルシー、というイメージを持たれている方が多いかもしれません。しかし、使用されている食材を見てみると、餅、求肥、砂糖、豆類といった、高カーボ(炭水化物)の食材が多く使われています。

 和菓子のベースとなる餅食材は、もち粉、上新粉、くず粉、米粉など、いろいろなでんぷん質の粉でできています。また、市販の大福などの求肥には、餅でんぷん(アミロペクチン)が老化してボソボソになるのを防ぐため、大量の糖質が配合されていることが多いそうです。下のグラフを見てもわかるように、食べてすぐに大きく血糖値が上昇するということも予測されますので、食べる量には注意したほうがよいかもしれません。(グラフのSMBGテストでは、市販の大福1個を食べた時、またその大福を求肥とあんこに分けてそれぞれ食べた時の推移を測定しました。)

素材別に見てみると、、、

  • 和菓子に欠かせないあんに使われるインゲン豆、枝豆、粟、などは炭水化物量が高めです。また、あんこには、つぶあんとこしあんがありますが、滑らかな舌触りのこしあんは、小豆の皮が取り除かれている分、でんぷん質の割合が高く、つぶあんに比べて血糖値を上げます。

  • 甘味処で人気の白玉クリームぜんざいなどの甘味デザートは、白玉粉、あんこ、砂糖菓子、白蜜などの炭水化物食材が多く入っています。量はとくに注意しましょう。

  • お煎餅は、甘くないので大丈夫だろうと思いがちですが、お煎餅にはうるち米、おかきやあられには餅米が使われており、ご飯を食べるのと同様のエネルギー量になりがちで、血糖値を速やかに上昇させます。とくに、胡麻煎餅は、体に良いイメージがありますが、大量にまぶしてあるものは、食べ過ぎるとエネルギー過多(胡麻大さじ1杯=50kcal)になる可能性があるので要注意です。お煎餅は、その時食べる分をとり分けたり、堅焼きのものをゆっくりと噛んで食べるのがお勧めです。

  • 砂糖と小麦粉でできているかりんとうは、生地を油で揚げ、黒砂糖や白砂糖で作った蜜でからめて乾燥させます。さらに、ざらめやナッツをまぶしているものもあり、品によってはかなりの高カーボ。食べるなら、できるだけシンプルなものを。
<Point>
●市販品であれば、成分表示でエネルギー量、炭水化物量をしっかりチェック
●お餅のような甘いもち皮“求肥”は糖質たっぷり
●複数食べずに1個、1本、1片程度で


*データは、血糖コントロールが良好な境界型糖尿病の方が医師の指導・管理のもとテスト的に実施した一例です。



品名/写真/内容量主な栄養成分量
白玉ぜんざい
1人前
303kcal
4.4カーボ
干しいも
5枚
295kcal
4.3カーボ
大福
1コ
287kcal
4.5カーボ
どらやき
1コ
270kcal
3.9カーボ
かりんとう
4本(40g)
210kcal
1.6カーボ
品名/写真/内容量主な栄養成分量
わらびもち
1人前
174kcal
2.5カーボ
ようかん(小倉)
1切
174kcal
2.7カーボ
だんご(みたらし)
1本
142kcal
2.2カーボ
もなか(小倉)
1コ
128kcal
1.8カーボ
甘納豆(小豆、金時)
1人前
93kcal
1.4カーボ
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