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糖尿病患者さんの間食指導をどうする? トップページへ メールマガジン無料登録
V. 指導症例2 (臨床医編)
最終回:症例検討とまとめ (1)
 この連載の最終回は、糖尿病患者さんの間食時の血糖変動を検討したデータをご紹介いたします。昨年の第52回日本糖尿病学会年次集会で湘南鎌倉総合病院の糖尿病療養指導士・佐藤三津子さんが発表されたデータを、今回、同病院非常勤医師・井上真理子先生にご考察いただきました。

●教育入院の糖尿病患者を対象として、間食が血糖コントロールと心理面に及ぼす影響を検討しました。

【対象者】

  • 平成20年10月から平成21年1月に教育入院した糖尿病患者35名(男性21名、女性14名)
  • 平均年齢62.3±11.3歳(中高年層の方)
  • 平均HbA1c 9.4±2.8%
  • 平均BMI 25.6±6.6
【方 法】
  • 間食とQOLに関するアンケート調査を実施しました。
  • 午後3時に80kcalの低カロリー和菓子を摂取していただき、摂取前・摂取30分後・60分後・120分後に血糖測定を行ってもらいました。
【アンケート結果】
 間食の頻度について、週1-2回以上食べる患者さんが88%と、高率に間食をしていることがわかりました。これは、先に糖尿病ネットワーク上で行ったアンケート調査結果でもほぼ同様の結果でした。
 「お菓子を食べたときに罪悪感があるか」という質問に対しては、「そう思う」と「ややそう思う」が合わせて60%と高く、間食が血糖コントロールを乱すことを認識していながらも食べてしまっていることがうかがえます。さらに、「食事療法が辛い」と回答した方が37%、「血糖コントロールを大きくは悪化させない間食の方法が食事指導に含まれていたら嬉しい」と回答した方が63%でした。

【間食の頻度】
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2010年02月

※2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わされるようになりました。過去のコンテンツの一部にはこの変更に未対応の部分があります。

  1. 「糖尿病患者さんの間食」、どう思いますか?
2009年9月
  1. 基本の3食以外に間食を入れると血糖パターンが乱れる
  2. 患者さん自身で考えて、間食を判断・調節できるようになってほしい
  3. わかっちゃいるけど、やめられない!
  4. 血糖コントロールの改善をするなら禁止がベスト?
  5. 行事やお付き合い・・・“社会的なおつきあいのお菓子”はどう扱う?
  1. 「糖尿病患者さんの間食指導」、どうしていますか?
2009年10月
  1. “間食をやめる”より“野菜を食べる”方が難しい
  2. 目で見て、お菓子の“量”を実感させる
  3. 憩いのクッキーを止めるか否か?
  4. 療養生活にうまく間食を取り入れるには
  5. 患者さんのタイプに合わせて指導を考える〜ストイックにやりすぎても続かない

  1. 「効果的な間食指導」とは何かを考える
2009年11月
  1. 患者さんの“許容範囲”をつかみ、フィードバック
  2. まずは、清涼飲料水をやめるべし
  3. 代替品として組み入れる加工食品という考え方
  4. 空腹感を感じたときの解消法
  5. おやつは“甘み”を求めて食べるのか
  6. 消費者も変わらなくては!
  7. コンビニや菓子メーカーも、協力してもらえれば・・・
  8. 間食指導抜きに、食事指導はありえない

  1. 指導症例(管理栄養士編)
2010年1月
  1. 無意識に食べていた間食やスポーツドリンクをやめて減量
  2. 間食を減らす工夫を患者さんと話し合って改善

  1. 指導症例2(臨床医編)
2010年2月
  1. 症例検討とまとめ (1)
  2. 症例検討とまとめ (2)