糖尿病Q&A1000

Q.437 病院でもらった『糖尿病健康手帳』を見ると、血糖値や HbA1cと並んで「ケトン」とか「AST・ALT」という欄があります。これらも合併症と関係のある検査ですか?

 ケトン体については、合併症のなかでもとくに急性合併症と関係があり、インスリン依存状態(おもに1型糖尿病)の人ではとくに大切な検査です。
 一方、AST や ALT は肝臓が障害されたときに高くなる検査値で、直接的には糖尿病と関係ありません。しかし、糖尿病の人は脂肪肝などの肝臓病をもっている人が多いので、注意しておきたい数値です。
2006年04月28日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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04 検査に関するクエスチョン [Q.412-480]のQ&A

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