糖尿病Q&A1000

Q.616 高齢者だと高血糖の自覚症状が現れにくいのは、どうしてですか?

 高血糖は高齢者にかかわらず自覚症状では判断しずらいものですが、それでも口渇(喉が渇くこと)のために水分を大量に飲んだり、トイレが近くなったり、異常な疲れを感じたりします。これらが高血糖時によくみられる自覚症状ですが、高齢者では喉の渇きを感じにくい傾向があり、また、トイレが近いことや身体の疲れも「歳のせい」だと思ってしまい、糖尿病の治療がよくないこと(高血糖)の結果であると、気付かずに見過ごしてしまいがちになるのです。
2006年05月11日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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08 高齢の患者さんに起こりがちな諸問題 [Q.611-640]のQ&A

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