糖尿病Q&A1000

Q.862 アディポサイトカインとはなんですか?

 細胞が作り出すさまざまな働きをもつ生理活性物質をサイトカインといいます。これまでに数多くのサイトカインが見つかっていて、そのうちのいくつかは病気の治療にも応用されています。例えばウイルス性肝炎の治療に使われているインターフェロンも、サイトカインの一種です。
 そして近年の研究で、従来は単なるエネルギーの貯蔵庫だと思われていた脂肪組織からも、何種類かのサトイカインが産生されていることがわかってきました。それらのサイトカインのことを、アディポサイトカインと呼んでいます。
2006年05月23日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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11-2 メタボリックシンドロームとしての糖尿病予備軍のQ&A

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