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災害時の食事
2005年12月更新
 食事療法を行っている糖尿病患者さんにとって、災害時の食事は不安が多いといえます。ご自宅に、糖尿病食のレトルトパックを備蓄するという方法もありますが、被災期間が長くなることがあれば、配給に頼らざるをえなくなります。
 災害時に国や自治体から配給される食事は、菓子パンやインスタント食品、おにぎりが圧倒的に多く、糖尿病患者さんにとってエネルギーや食品構成のバランスの点で不安が多いという報告があります。
 可能であれば主治医や担当栄養士に、被災した際を想定した食事コントロールについて、限られた食品をどの程度の量・頻度に分けて、何と一緒に食べるとよいか、飲み薬やインスリンで薬物療法を行っている患者さんはどう工夫するとよいか、相談してみてはいかがでしょうか。
 また、飲料水の確保も糖尿病療養中の人にとって大変重要です。衛生保持はもちろん、水分不足による高血糖防止のために、水は必ず確保しましょう。

糖尿病ネットワークによるアンケートから
Q. 災害時、糖尿病であることで不安を感じることはどんなことですか?(上位3つを選択)

【患者さん・一般】 n=389
 食事の乱れによる血糖コントロールの悪化 66%
 インスリンや飲み薬の入手が困難になる 65%
 ストレスによる血糖コントロールの乱れ 48%
 医療機関の閉鎖 42%
 感染症にかかる 23%
 合併症の発症、または悪化 17%
 避難所などで、他の人に糖尿病と知られること 6%
 エコノミークラス症候群 5%

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