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食事療法のコツ(1) [基礎]

監修・編集
東北大学名誉教授 後藤由夫先生

なぜ食事療法が必要なのでしょうか?

 そのわけは、糖尿病が、食事と密接な関係にあるインスリンの、不足や欠乏から起こる病気だからです。インスリンが不足すると、食べ物を通して摂取したぶどう糖などの栄養分が利用されなくなり、体の各細胞が栄養不良になります。一方、利用されないぶどう糖はどんどん増え続け、血液中にあふれてきます。その状態が高血糖で、これを放置すると、合併症が起きてきます。
 これを防ぐには、摂取する食べ物の量を制限し、各種の栄養分も不足しないよう、食事のとり方を変えねばなりません。その人に合ったエネルギー量にすることと、栄養バランスのとれた食事に切り換えること。それが食事療法です。
 食事療法は、薬を飲むわけでもなくお金もかからないため軽視されがちですが、一番効果があり、またほかの治療法の効果も助ける、もっとも基本になる重要な治療法なのです。

食事療法こそ最高の特効薬です

 糖尿病を根治する治療法がみつかっていない現在、糖尿病治療の最大の目的は、合併症の予防におかれています。合併症は、高血糖を放置していれば、誰でも例外なく起きてくるものです。失明したり人工透析が必要になるなど、合併症が起これば、社会生活が不自由になるだけでなく、寿命も短くなります。
 しかし、食事療法を確実に実行し、血糖コントロールをよい状態に保ち続ければ、合併症と無縁の生活も可です。とくに、2型糖尿病の場合、7割以上の人が食事療法だけで、病状を十分に改善することができます。また、インスリン注射や飲み薬が必要な場合も、この食事療法がしっかりできていないと、その治療効果は上がりません。
 この治療法は、頭で理解しても、実行しなければ意味がなく、また、続けてこそ効果があります。それには、コントロールのよい状態がいかに快適かを、自分で実感すること。それが治療を長続きさせる秘訣といえるでしょう。発症して30年以上たっても合併症がなく、元気で活躍している人はたくさんいます。生半可な気持ちを捨て、自分の病気は自分で治す覚悟で、毎日食事療法に取り組むことが、糖尿病を克服する強い力となります。

どこが“療法”なのでしょうか?

 食事療法といっても、特別な食事があるわけではありません。1日の摂取エネルギー量が制限されるだけ。あとは、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素の必要量を、バランスよくとり、ビタミンやミネラルなども、欠かさずにとることが、治療です。つまり、それまでの食事のかたよりを改め、健康的な食事に変えることが目的なのです。また、この食事療法は、糖尿病でない人が、生活習慣病を予防し長生きするための健康食として利用しても、効果的です。

食品交換について

 食事療法でむずかしさを感じるのは、食品を選ぶとき、食品のもつ栄養素やエネルギー量が、各食品よって全部違うことです。その面倒な部分をわかりやすくにしたのが、日本糖尿病学会の「糖尿病食事療法のための食品交換」(以下、交換と略します)です。
 交換は、ふだんよく食べられている一般的な食品から約500種を選び、栄養成の点で似たもの同士を、7種類に分類(6つのと調味料)。同じ同士の食品なら、交換(取り替え)可な範囲を示したものです。これを使えば、使いたい食品のエネルギー量と重量が簡単にわかり、変化に富んだ献立にすることができます。

●食品の分類
IIIIIIV医師の許可が必要な食品
炭水化物を主として
供給する食品
たんぱく質を主として
供給する食品
脂質を主として供給する食品ビタミンおよびミネラルを主として供給する食品
調味料、他

穀類、いも類、豆類(大豆およびその製品を除く)、炭水化物の多い野菜および種実類果実類

 

魚介、獣鳥鯨肉類およびその加工品、卵、チーズ、大豆およびその製品
乳類および乳製品(チーズを除く)油脂類および多脂性食品野菜類(炭水化物の多い一部の野菜を除く)、海草類、きのこ類、こんにゃく調味料、菓子・ジャム・アルコールなどのし好品、インスタント食品、外食料理

日本糖尿病学会編「糖尿病食事療法のための食品交換(第6版)」
日本糖尿病協会/文光堂 2002年発行より引用し、まとめなおしたもの

これは簡単! よくわかる食事療法のコツ
  マスターのための7つのステップ  
 
治療法自体は少しもむずかしくないのですが、実践の段階で、慣れるまでちょっと根気が必要です。そこで、食事療法のポイントを、思いきって7段階に整理し、1段階ごとにマスターすれば、簡単に食事療法の方法が身につくプログラムをつくりました。さっそく挑戦してみてください。

ステップ1 あなたに必要なエネルギー量を知る

 血糖値の上がり過ぎをおさえ、正常な状態に変えていくためには、あなたが1日に必要なエネルギー量を正確に知って、それ以上の余分なエネルギー量をとらないようにすることです。1日に必要なエネルギー量は、年齢、性、身長、体重、活動量などを考慮して医師が総合的に決め、患者さんに指示します(指示エネルギー量といいます)。算出の方法もいろいろですが、ここでは最近よく使われている、肥満指数を使った計算方法を紹介します。

身長170センチで事務職の人の場合。

    (1) まず標準体重を出す。
    身長 1.7
    ×
    身長 1.7
    ×22標準体重 63.5kg

    (2) 必要なエネルギー量(指示エネルギー量)を出す。
    標準体重
    ×
    作業強度
    指示エネルギー量
●身長でみるあなたの適正エネルギー


 作業強度の目安は、成人では 25〜30kcal〈キロカロリー〉(肥満の人と高齢者の場合は25kcal。やせている人と若い人の場合は 30kcal を目安とする)。63.5×25=1587kcal。100 以下を四捨五入すると、1600kcal が適正な指示エネルギー量となる。

ステップ2 あなたに必要な栄養量を知る

 1日に必要なエネルギー量の次に大事なのが、栄養のバランスです。とくに、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素は、指示エネルギー量ごとに、1日の最低必要量が決められています。1600kcal の場合、炭水化物が 200g、タンパク質が 60g 以上、脂質が 30g 以上が1日に最低必要な目安です。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを含む6の食品(主に野菜)は、毎日最低 300g 以上とる必要があります。

ステップ3 尺度を知る

‘kcal(キロカロリー)’はエネルギーの尺度ですが、交換では 80kcal を1単位として、ひとつの基準にしています。たとえば、指示エネルギー量が 1600kcal の人の場合、1600÷80=20 となり、1日20単位分の食品が食べられるというふうに使います。
 なぜ1単位が 80kcal かというと、私たちがふだんよく食べる食品の常用量が、80kcal 前後のことが多いからで、この単位を使えばエネルギー量の計算がしやすく、覚えやすいという利点があるのです。
 食品1単位は、たとえば、御飯は小さめの茶碗半杯、食パン(6枚切り)は半枚、卵は1個、魚は切り身1枚といった具合。ただ、エネルギー量と重量は食品によって全部違うため、交換を使って、食品ごとに1単位は何グラムなのかを確かめる必要があります。

●1単位に相当する各食品の重量一覧
IIIIIIV
炭水化物を主として
供給する食品
たんぱく質を主として
供給する食品
脂質を主として供給する食品ビタミンおよびミネラルを主として供給する食品

穀類、いも類、豆類(大豆およびその製品を除く)、炭水化物の多い野菜および種実類果実類魚介、獣鳥鯨肉類およびその加工品、卵、チーズ、大豆およびその製品乳類および乳製品(チーズを除く)油脂類および多脂性食品野菜類(炭水化物の多い一部の野菜を除く)、海草類、きのこ類、こんにゃく
1単位 80kcal に相当する各食品の重量御飯50g、パン30g、ゆでうどん80g、ゆでそば60g、とうもろこし(芯つき)180g、もち35g、じゃがいも110g、さつまいも60g

りんご(皮つき180g)、みかん(皮つき270g)、ぶどう(皮つき180g)、すいか(皮つき330g)、バナナ(皮つき170g)

 

たら100g(大1切れ)、あじ60g(中1尾)、さけ60g(中2/3切れ)、豚肉のロース40g、牛肉のロース30g、卵50g、チーズ(プロセス)20g、納豆40g、とうふ(絹)140g(1/2丁)、ロースハム40g(2枚)
牛乳120g、ヨーグルト(全脂無糖)120g

 

 

バター10g、マーガリン10g、サラダオイル10g、マヨネーズ10g(大さじ軽く1)、ドレッシング20g、ベーコン20g

 

 

炭水化物のやや多い野菜(にんじん、玉ねぎ、ごぼうなど)、炭水化物の少ない野菜(ほうれんそう、きゅうり、なすなど)1単位=300g、エネルギーのないもの(きのこ、わかめ、こんにゃくなど)
くわしくは食品交換をご参照ください。日本糖尿病学会編「糖尿病食事療法のための食品交換(第6版)」
日本糖尿病協会/文光堂 2002年発行より引用し、まとめなおしたもの

ステップ4 配分を知る

 では、何を何単位食べたらよいのでしょうか。それには、1日に必要な栄養分を、各食事にバランスよく配分する必要があります。
下の(左)は、栄養学的に計算した場合の、単位の配分です。
 たとえば、1600kcal の場合、1日に必要なエネルギー量は、1が11単位、2が1単位、3が4単位、4が1.5単位、5が1単位、6が1単位、調味料が0.5単位の計20単位となっています。それを、1日の各食事に振り分けると、たとえば(右)のような「単位配分例」になります。
 配分で大事なことは、栄養のバランスがかたよらないようにすること、また食事の回数は3食以上にし、単位数もなるべく均等に配分することです。朝食を抜き、その分夕食をたっぷりとるような配分の仕方は、血糖のコントロールを乱し、治療上好ましいことではありません。通常は、あなたに合った単位の配分を記した「単位配分」が、医師や栄養士から渡されることが多いので、それに従って食品を組み合わせればよいのです。

ステップ5 交換のルールを知る

 食事療法を守りながら、毎日の献立に楽しみや変化をつけるには、交換の可性と限界を知ることです。
 交換の原則は、同じの食品同士なら、自由に交換(取り替え)がきくということです。1の御飯を、同じ1に分類されているうどん、あるいはじゃがいもと交換したり、3の肉のかわりに同じ3の魚にしたりということは、まったく自由です。しかし、違う同士の交換は原則としてできません。1の御飯を、3の肉と交換したり、3の魚を6の野菜と交換することは、できないのです。
 また、調味料や酒、菓子などのし好食品は、エネルギー量が多く、コントロールを乱す原因になりやすいので、交換の対象にならず、使用には医師の許可が必要です。たとえば、フランスパン(1)と御飯(1)の交換はできても、あんパンなどの菓子パン(し好食品)と御飯の交換の可否は、医師に聞いてください。ただ、くだものを増やし、その分御飯を減らすといった、1と2の交換は、時々なら許されます。また、調味料の中で、みそとさとうなどは、特別な食事制限のある人以外は、通常、0.5単位程度の使用が許されています。

交換できるもの、できないもの

ステップ6 自分の食事をチェックする

 献立をつくる前段階として、まず今食べているもののチェックをしてみましょう。食べたものの量を全部書き出し、それをに配分してみて、1日の単位内で収まっているか、栄養のバランスはどうかを細かくチェックしてみます。自分で食べたものを記録することで、何を何単位食べたか、何が問題かがみえてくるようになり、また交換の使い方もわかってきます。よく使う食品の1単位の重さを書き出し、一覧にしておくと便利です。

ステップ7 食べたい献立に変える

 さあ、いよいよ仕上げの段階です。最後は、すでにある献立を使って、あなたが食べたい献立に変える方法の練習です。
ここに20単位(1600kcal)の和風の献立があります。この献立の昼食を、洋風の献立に変えるには、どうすればいいのでしょうか。和風の昼食の献立の成はこうです。
    (1) 御飯(3単位)
    (2) 豚のしょうが焼き、粉吹芋、トマト添(2.3単位)
    (3) コールスローサラダ(1単位)
    (4) わかめと野菜の酢のもの(0.1単位)
 この献立の単位数は計6.4単位。これを同単位の洋風の献立に変えたい場合、たとえばこんなふうに変えることができます。
    パン(3単位)、マーガリン(0.5単位)
    ロースハムと粉吹芋、トマトのつけあわせ(2単位)
    生野菜のサラダ(0.8単位)
    コーヒーのさとう(0.1単位)
 昼食      
 

 では、交換の内容を具体的にみてみましょう。

 1では、(1) の御飯3単位分を→フランスパン3切れ(3単位)に(フランスパン1切れが1単位)。
 3では、(2) の豚肉のしょうが焼き1単位分を→ロースハム2枚(1単位)に。
 5では、しょうが焼き用の油0.2単位分と (3) のコールスローサラダのマヨネーズ0.8単位分を→パンにつけるマーガリン5g(0.5単位)とサラダのドレッシング大さじ軽く1(0.5単位)に。
 6では、(3) のコールスローサラダの生野菜と (4) の酢のものを→わかめ、きゅうりなどの生野菜計100g のサラダに。
 調味料では、しょうが焼き用のさとう0.1単位(小さじ1杯弱)を→コーヒーに(0.1単位)。

 洋風にした場合の食品の単位数は、計6.4単位となり、和風の献立の単位数とぴったり一致します。これで、交換が可になりました。

 こうしたやり方をすれば、朝食、夕食の交換も簡単です。また、交換に馴れるにつれて、全部の献立を自分でつくることもできるようになります。これで、7ステップは終わりです。季節の変化や、みなさんの好みを取り入れた献立づくりに挑戦して、ぜひ食事療法をバラエティーに富んだおいしく楽しいものに変えてください。

●糖尿病20単位(1600kcal)献立例
 献立名食品名量 (g)調

緑黄
淡色
御 飯御 飯150       
みそ汁小松菜40       
油 揚4  0.2     
み そ12       0.3
削りぶし         
ごま浸しみつば20       
鶏ささみ25  0.3     
しめじ20        
白ごま1        
しょうゆ         
納 豆納 豆40       
マスタード少々        
しょうゆ         
即席漬か ぶ30       
かぶ葉5       
少々        
御 飯御 飯150       
生姜焼豚もも肉60       
根生姜5       
さとう2       0.1
しょうゆ         
2    0.2   
粉吹芋
トマト
添え
じゃがいも110       
プチトマト20       
コール
スロー
サラダ
キャベツ30       
かいわれ10       
人 参10       
マヨネーズ8    0.8   
酢 物生わかめ15        
きゅぅり30       
みょうが5       
         
しょうゆ         
だし汁         
御 飯御 飯200       
刺 身まぐろ60       
青しそ1枚        
大 根30       
わさび         
しょうゆ         
煮 物こんにゃく40        
たけのこ40       
ふ き20       
干しいたけ1枚        
さとう2       0.1
しょうゆ         
だし         
かき卵汁25  0.5     
小 惣5       
だし汁         
         
しょうゆ         
漬 物なす漬20       

果 物りんご150       
牛 乳牛 乳180   1.5    
 20単位111.50.5
 

 

 朝食

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕食

 間食または各食事に配分

  食事療法
 Q&A 
Q. 運動すれば好物のケーキを食べられますか?
A. 甘いものを食べて、そのエネルギー量を運動で消費するのはかなり大変です。ショートケーキ1個分(3〜4単位)を運動で消費するには、45分〜1時間程度のランニングが必要です。食事と運動は原則として交換できません。ちなみに、大福は2単位、ポテトチップは半袋で5単位もあります。とくにスナック菓子は、つい限度を超えがちなので、避けましょう。
Q. アルコールはなぜいけないのですか?
A. アルコールで一番問題なのは、つい限度を超えて飲み、コントロールを乱しやすいことです。またアルコールを飲んだ分、御飯を減らしたりすると、不健康にやせてくる心配もあります。2単位(たとえば日本酒1合)を守れる意志の強さがあり、コントロールも安定していれば、1合程度は許される場合もあります。
Q. インスリン使用の場合に、食事療法で注意することは?
A. インスリンは種類によって血糖値の下がり方が多様ですから、注射をしたら指示された時間に食事をとってください。いつも決まった時間に低血糖症状が起こるときは、医師に相談して分食するのもよいでしょう。夜中に低血糖が起こる場合は、就寝前にクラッカー(炭水化物)2〜3枚とチーズ(たんぱく質)を少々とり予防します。いつもより多く運動するときは、運動前の食事を1〜1.5単位多くして、低血糖を予防します。
Q. 「低インスリン食」「グリセミック・インデックス」とはどういうものですか?
A. 低インスリン食とは、食後の糖分吸収をおだやかにしてインスリン分泌をあまり刺激しない食事のことです。具体的にいうと、食物繊維を多く含んでいたり、炭水化物が少なくたんぱく質や脂質が多い食品・献立です。グリセミック・インデックス(GI)とは、ある食品を一定量食べたあとに血糖値がどれくらい高くなるかを示す指標のことです。GI値が低い食事が低インスリン食にあたります。こうした食事はダイエットや糖尿病治療に役立つこともありますが、食事療法の基本を理解したうえで取り入れないと、栄養がかたよったり体重が増えたりしてしまいます。

食事療法の効果を高めるアドバイス

ゆっくりとよく噛めば、腹八分でも満腹感が得られます。
6つのから満遍なくとれば、30以上の食品がとれて理想的。
魚の油(EPA)は動脈硬化を防ぎます。魚も食べるようにしましょう。
血糖の急速な上昇を防いでくれる食物繊維もたっぷりと。
間食のエネルギー量も忘れずに計算に入れましょう。
迷信や民間療法よりも自分の食事療法を信じましょう。
Copyright ©1996-2009 Soshinsha. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
  1. 糖尿病とは「基礎編」
  2. 食事療法のコツ(1) 基礎
  3. 運動療法のコツ(1) 基礎
  4. 高齢者の糖尿病
  5. インスリン療法(2型糖尿病)
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  19. 糖尿病の検査
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    1. 糖尿病の合併症、いつ、どこに、どう出る、どう防ぐ
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  32. 糖尿病予備群
  33. 小児2型糖尿病
  34. 糖尿病とストレス
    うつとの関連、QOLの障害