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   <channel>
      <title>糖尿病セミナー</title>
      <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/</link>
      <description></description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
      <lastBuildDate>Wed, 21 Feb 2007 12:51:02 +0900</lastBuildDate>
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      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

      
      <item>
         <title>糖尿病の合併症、いつ、どこに、どう出る、どう防ぐ</title>
         <description><![CDATA[<div align="right">『生活エンジョイ物語』より</div>
（財）保健同人事業体付属診療所所長　鈴木吉彦
<UL><A HREF = "#CHAP1"><B>はじめに</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP2"><B>糖尿病性神経障害</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP3"><B>糖尿病性網膜症</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP4"><B>糖尿病性腎症</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP5"><B>合併症に対する対策</B></A></UL>
<A NAME="CHAP1"><HR SIZE = "1">
<H3>はじめに</H3>
　糖尿病の合併症には、神経障害、網膜症、腎症の三大合併症があります。その他、血管障害を背景にした心疾患、脳血管疾患なども、糖尿病になると発生頻度が高まります。<BR>
　こうした合併症は、糖尿病になるとただちに起こるわけではありません。糖尿病になって、高血糖を放置していると、数年という年月をかけて徐々に起こってくるのが一般的です。図に示すように、糖尿病が長期になるにつれ起こってきますが、一般的には、神経障害が先にきて、次に網膜症、もっと障害が進むと腎症が起こってくると考えられます。<BR>
<center><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/gappei/gappei01.gif"></center>
<BR CLEAR=all>
<A NAME="CHAP2"><HR SIZE = "1">
<H3>糖尿病性神経障害</H3>
　最初は、手足のしびれや、痛みが起こってくるのがふつうです。次第に進行するにつれ、自律神経系の障害も併発し、インポテンツ、たちくらみ、便秘、発汗障害、膀胱障害などを起こしてきます。さらに重症化するると、足の壊疽を起こしてきます。こうした障害は、多彩でさまざまな種類がありますから、多くの患者さんたちが、こうした合併症を経験します。このため、糖尿病性神経障害は、糖尿病の合併症の中で、最も高頻度で多岐にわたる合併症であると考えられています。
<A NAME="CHAP3"><HR SIZE = "1">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/gappei/gappei02.gif" ALIGN="right"><H3>糖尿病性網膜症</H3>
　糖尿病性網膜症は、合併症の中でも最も深刻なものです。欧米では以前から失明原因の第一位は糖尿病性網膜症です。日本でも調査方法によって差がありますが、患者の約半数がなんらかの網膜異常を有しているといわれることすらあります。失明した患者さんが全国で推定3〜4万人ぐらいいるといわれています。網膜というのは図にあるように、目の奥にあり、カメラに例えればフィルムにあたります。網膜は光を感じてこれを信号とし、脳に伝える重要な役割を果たしています。<BR>
　この網膜には毛細血管がたくさん分布しています。高血糖を放置していると、こうした血管が破綻し、はじめは小さな出血点のようなものがあらわれます。進行すると大きな出血や斑点があらわれます。このような変化は眼底検査でわかり、眼底写真で記録されます。しかし糖尿病になったからといって直ちに網膜症が起きてくるわけではなく、平均約10年くらいかかると考えてよいでしょう。もちろん血糖コントロールが不良の場合はより早くあらわれ、血糖コントロールがよい場合では、何年たっても死ぬまであらわれません。<BR>
　眼底検査で単純性網膜症と呼ばれている時期は、毛細血管に瘤のようなものができたり、網膜内に限局した出血や白斑などがみられます。この段階での出血や白斑は、視力に影響を及ぼすことは少ないため、ほとんど自覚できません。この時期に血糖コントロールをしっかり行えば、網膜症が軽快したり、回復することもあります。<BR>
　次に進行すると、前増殖性網膜症という段階になります。網膜の表面にある血管が閉塞して白斑が多発するようになり、血流が届いていない領域ができ、異常な形や走行をする血管がみられます。<BR>
　こうした状態で、高血糖を放置すると、すぐに次のもっと重症な増殖性網膜症に移行します。この段階になると、衝撃や血圧の急激な上昇をきっかけに血管が破れて大出血し、網膜前出血や硝子体出血の直接の原因となります。治療は非常に困難になるので、こうなる前に光凝固といった治療法で予防しなくてはいけません。<BR>
　光凝固というのは、レーザー光線を網膜の血管にあて、その熱で細かな血管から血液成分が漏出している部分を熱で固めてしまう方法です光凝固の後、視界が多少暗く感じてしまうこともありますが、進行が多少なりとも抑制されるというのが、この治療の原理です。アメリカでは1975年に、この光凝固療法がほんとうに有効がどうかという大がかりな研究が行われました。その結果は、治療3年後の失明率は、光凝固を行った目では、行わない目の半分以下の率で低くなっていたとのことです。<BR>
　このように有効なことがわかったので、最近では新生血管があらわれる増殖網膜症の早期はもちろんのこと、前増殖性網膜症にある場合でも、光凝固療法を受けたほうがよいと考えられています。
<BR CLEAR=all><A NAME="CHAP4"><HR SIZE = "1">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/gappei/gappei03.gif" ALIGN="right"><H3>糖尿病性腎症</H3>
　現在日本では人工透析を行っている患者さんは約8万人いるといわれ、そのうち糖尿病の患者さんは20%と、慢性腎炎に次いで第2位を占めています。また糖尿病の患者さんの場合、腎症以外の合併症も多く、透析導入後の生存も低いのが問題です。<BR>
　しかし糖尿病によって起こる腎症では、腎不全といったかなり進行した状態になるまでは、ほとんどなにも、症状となってあらわれることがありません。ですから、あくまで採血や尿からの検査の結果で、善し悪しを判定するしかありません。<BR>
　初発症状は蛋白尿で、普通では排出されないはずの蛋白が、尿の中に出てきてしまう状態です。一般には糖尿病発症後10年から15年を経過する頃から認められます。しかしはじめのうちは、間欠的（出たり出なかったりする）に出現する場合が多いので、放置されることもあります。いつも蛋白が出続ける状態になると腎症はある程度進行してしまった時期といえます。<BR>
　最近ではこうした従来の試験紙法で蛋白尿陽性となる以前に、尿中に微量アルブミンを検知することが可能になりました。これは試験紙法ほど簡単ではありませんが、それでも専用のキットで短時間で容易に判定できます。この時期に血圧や血糖のコントロールなどを厳重に行えば、腎症への進展が阻止できる<nobr>可能性</nobr>が高いことがわかってきたため、この時期で腎症を発見することが大変重要だと考えられているわけです。<BR>
　放置していると次第に尿中の蛋白排出が増加し、ついてには1日何グラムもの量になります。この時期をネフローゼ症候群と呼びます。こうなると、一般には1〜2年くらいのうちに腎機能低下が顕著となり、腎不全となります。<BR>
　このような過程において、下肢の浮腫、心不全、尿毒症（腎症で排泄できない毒素が体内に溜まってくる状態）を起こしてきます。さらに悪化すると人工透析や腎臓移植などの治療を受けるしかありまぜん。これは患者さんにとって大変な負担になります。<BR CLEAR=all>
<A NAME="CHAP5"><HR SIZE = "1">
<H3>合併症に対する対策</H3>
　こうした合併症を防ぐためには、現在のところでは、血糖コントロールをすることがもっとも確実な方法です。もちろん食事療法、運動療法、経口血糖降下剤療法（のみ薬）でも血糖コントロールは行えます。しかし、とくにインスリン療法が発展してからは、その効果は確かで、多くの臨床研究で証明されています。<BR>
　最近、New England Journal of Medicineという有名な英文の雑誌では、強化インスリン療法を行った約1400人の患者さんの調査が報告されています。この大がかりな調査では、6.5年間の観察において、強化インスリン療法では血糖コントロールを正常に近い状態にすると、網膜症の進行が遅くなり、病像が縮小されたとしています。また、腎症の早期徴候である微量の蛋白尿（尿中に出てくるアルブミン）の発生も減少し、臨床的な神経障害の発生も減少したと報告しています。（ただし低血糖が増えることは問題になっていますが）。<BR>
　こうした結果から、「糖尿病のさまざまな治療で血糖コントロールがつかない場合には、強化インスリン療法を積極的に進めたほうがよい」という臨床的に重要な知見が得られたわけです。<BR>
　また最近では、糖尿病の新しい経口剤（のみ薬）が開発されています。こうした薬が血糖コントロールだけでなく、さまざまな合併症の進展防止にどう効果があるか、期待し結果が待たれています。<BR>
　さらに、アルドース還元酵素阻害剤など合併症予防のための薬も応用できるようになっています。こうした合併症<nobr>予防</nobr>のための薬も今後、多くの患者さんに福音をもたらしてくれるものと思います。<BR>
　しかしながら、合併症予防にとってもっとも大切で忘れていけないことは、きちんと病院に通院し、定期的に医師に適切なアドバイスを受けることです。しっかり毎月の血糖コントロールの状況を把握し、高血糖が悪化する徴候があれば、すぐにそれに対応することがもっとも大事です。合併症が進んでどうしようもなくなる患者さんが本当に多いのです。こうした<nobr>事態</nobr>にならないよう、患者さんが病気に対する正しい知識を持ち、しっかり医師の指導を受けるようにしてください。]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2007/02/post_29.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2007/02/post_29.php</guid>
         <category>291糖尿病の合併症、いつ、どこに、どう出る、どう防ぐ　『生活エンジョイ物語』より</category>
         <pubDate>Wed, 21 Feb 2007 12:51:02 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>生活の中にどう生かす血糖自己測定</title>
         <description><![CDATA[<div class="moji3" align="right">『生活エンジョイ物語』より</div>
<IMG SRC="http://dm-net.co.jp/seminar/douikas/sm01.gif" ALIGN="right" hspace="12" vspace="8">
<H3>「血糖値を自分で測って自分でみること。<BR>それが、患者さんをかえる原動力になります」</H3>
<BLOCKQUOTE>
　血糖自己測定は、日常生活の中で患者さん自身が必要に応じて、小型の簡易測定器で血糖の日内変動を測定し、その情報を治療に生かすもので、現在、全国で約30〜40万人が行っているといわれます。そのほとんどが、健康保険が適用になるインスリン療法の患者さんです。しかし、ここ数年の簡易測定器の性能は画期的な進歩や価格の低下とともに、インスリンを使っていない患者さんの間でも、血糖自己測定を行う動きが広がり始めています。インスリン療法の有無に関係なく、積極的に血糖自己測定を導入し、成果をあげている松葉医院（神奈川県川崎市）を取材しました。<BR>
※血糖自己測定ついては<A HREF="http://www.dm-net.co.jp/seminar/06_/">6. 血糖自己測定とは</A>のページでも詳しく解説していますので、ご参照ください。<P>
<A HREF = "#CHAP1"><B>積極的に治療に生かす動きが</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP2"><B>どんな患者さんにもメリットがある</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP3"><B>こんな便利なものがあるのか</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP4"><B>毎日が発見の連続だった</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP5"><B>食事だけでなく生活もコントロール</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP6"><B>月1回しか測定しない不安</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP7"><B>3カ月の体験で目安がつかめる</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP8"><B>オーダーメイドの治療を実現する手段</B></A><BR>
<A HREF = "#CHAP9"><B>可能性はまだ無限</B></A>
</BLOCKQUOTE>
<HR SIZE = "1"><A NAME="CHAP1"><H2>積極的に治療に生かす動きが</H2>
　糖尿病の治療は、血糖のコントロールがなにより大切ですが、血糖の変動は自覚しにくいため、検査で調べるとしか方法がありません。加えて個人差もあるのて、的確な治療をするには、その患者さんの血糖の動きをいかに正確につかむかが、重要なポイントになります。<BR>
　しかし、一般的には月に1、2回の通院時に採血して得た血糖値をもとに、治療が行われています。従って、病状によっては月に1、2回のデータだけでは、血糖のコントロールが難しい患者さんが出てくるため、そうした場合に、血糖自己測定が行われています。しかし、血糖自己測定が健康保険の適用になるのは、インスリン療法者に限られるので、それ以外の患者さんへの血糖自己測定は、特別な場合を除いて、今まではあまり行われてこなかったというのが現状です。<BR>
　しかし、最近の簡易測定器の、操作の簡便化や採血時の痛みの軽減など、性能のめざましい進歩と価格の低下によって、血糖自己測定のもつメリットを積極的に治療に生かす医療者たちが出てきました。松葉医院の院長、松葉育郎先生もその一人です。<HR SIZE = "1">
<A NAME="CHAP2"><H2>どんな患者さんにもメリットがある</H2>
　松葉医院では、希望者には全員、簡易測定器を貸し出して、血糖自己測定を治療に取り入れています。現在、32人が実施中ですが、うち20人はインスリン療法以外の人たちです。血糖自己測定をインスリン療法以外の患者さんが行う場合、どんなメリットがあるのでしょうか。<BR>
「血糖自己測定は、インスリン療法をしている、いないにかかわらず、どの患者身さんにもそれぞれにメリットをもたらしてくれるものなんです。なかでも私が一番効果的だと思うのは、糖尿病の初期で、病気についてまだわかっていない段階の患者さんです。そういう方々が血糖自己測定をすると、実生活の中で、自分の行動が血糖に及ぼす影響を目の当たりにすることができるので、治療に対する患者さんの姿勢がガラッと変わるんですよ」。松葉先生はこう語ります。<BR>
「たとえば、バナナは1本でも血糖値を急激に上げるとか、宴会の後はびっくりするほどの高値になるとか、運動が期待したほど血糖値を下げないといった、その患者さんがよく食べる食品の影響や行動の評価が、即座にできてしまうわけです。<BR>
　ですから、いちいち私から細かく注意しなくても、患者さんが自分でどんどん節制するようになるし、自己管理も自然と身につくようになります」。
<HR SIZE = "1">
<A NAME="CHAP3"><H2>こんな便利なものがあるのか</H2>
　森尻藪雄さん（63歳）が、血糖自己測定を始めたのは3年前。松葉医院に変わってからです。40歳で糖尿病と診断され、近くの内科に毎月1回通院し、経口剤を飲んできましたが、会社の健診で眼底出血が発見されて以来、治療に不安をもつようになり、60歳で会社を辞めてIE（製造技術）コンサルタントとして独立したのを機に、専門的に糖尿病を診てもらえる松葉医院に移りました。<BR>
「この医院にくるまでは、血糖自己測定の存在も知りませんでしたよ。でも、やってみるととてもよくわかるし、こんな便利なものがあるのかと、びっくりしました（森尻さん）」。<BR>
　森尻さんは現在、空腹時は110〜130mg/dL、食後2時間値は130〜180mg/dL、HbA<FONT SIZE=-1>1</FONT>cは7％以下を維持できるようにコントロールしています。日常生活のチェックは血糖自己測定で、全体的なチェックはHbA<FONT SIZE=1>1</FONT>cでします。血糖自己測定を定期的に行うのは、月に3日、通院の前日に行っています。<BR>
「私の場合は、10日に1度通院するので、その前日の朝食と夕食の前後の計4回測定します。この時間帯には薬を飲むので、その効き目もチェックするためです。測定データの多少の上下はあまり気にしませんが、変動が大きいときや続く場合は、原因をみつけるために自己測定の回数を増やします。おかげでいろいろなことを発見しました」。<BR>
<HR SIZE = "1">
<A NAME="CHAP4"><H2>毎日が発見の連続だった</H2>
　森尻さんの最大の収穫は、血糖を上げる一番の原因が食べ過ぎにあることがわかった点です。「ご飯を一膳余分に食べたときは、血糖値が30mg/dL程度高いことに気づいたので、次はおかわりをせずに測ってみると、今度は30mg/dLぐらい下がっていました。私の場合は、ご飯一膳で30mg/dLほど血糖が上下することがわかりました。また、おかずでは、てんぷらが一番いけません。ふだんは160mg/dLくらいの食後2時間値が、てんぷらの後は300mg/dL近くに上がります。それで今は、てぷらのときは量を半分に減らして食べていす。今までわからなかったんですよね、こういうことが」。<BR>
「人間は他人からいくらこうしたらいいよとか、ああしなさいと教えられても、なかなか受け入れないんですね。自分でやって納得して、初めて行動を変えるようになる。ですから私は血糖自己測定を、インスリン療法や妊娠、手術などの特別な場合に使うだけではなくて、もっと拡大して、治療の基本である食事と運動療法を、確実に見につける手段としても活用したほうが効果も大きいと思っているわけです（松葉先生）」。<BR>
<HR SIZE = "1">
<A NAME="CHAP5"><H2>食事だけでなく生活もコントロール</H2>
　森尻さんの発見はまだ続きます。3月のHbA<FONT SIZE=1>1</FONT>cが7％を超えた原因は、正月の食べ過ぎにあったこと。去年の9、10月のHbA<FONT SIZE=1>1</FONT>cが高かったのは、夏の猛暑で運動不足が原因していたことなど、いろいろです。<BR>
「一番驚いたのが、会社を退職した後の血糖値の変化です。それまで200mg/dL台だったのが、100mg/dL台に下がっているんです。食事も減らしていないのになんで下がったんだろうと、先生に聞いてみたら、『それはストレスだったんだよ』という答えが返ってきました。確かにそれ以後は、心配ごとなどがなければ100mg/dL台を維持できているんです」。<BR>
　そういうことを知ってから森尻さんは、食事のコントロールだけでなく、仕事の仕方や生活全般まで、思い切って変えるようになりました。「夜遅くならないようにとか、疲れを翌日まで残さないとかね。仕事も生活もコントロールしてますよ。今は自営なので、仕事も自己管理ができますからね」。
<HR SIZE = "1">
<A NAME="CHAP6"><H2>月1回しか測定しない不安</H2>
「血糖自己測定をしていると、異常を早く発見できるので、適切な対応が素早くとれることも大きなメリットですね。たとえば森尻さんは経口剤療法ですが、とくにはっきりした理由がわからないまま、血糖値が上昇してくる場合があります。<BR>
　そんなときは、基本の食事や運動療法に何らかのゆるみがないか、まず生活を点検し、正してもらいますが、それでも改善しない場合は薬の量を増やしたり、別の薬に変えたりします。その場合も、新しい療法が本当に適切かどうかを、患者さんと一緒に自己測定のデータを確認、評価しながら行っています。<BR>
　やっぱり合併症を発症させないためには、こうした処置や対応がすぐにとれるかどうかが、カギだと思います（松葉先生）」。<BR>
「先生は非常にきめ細かなメンテナンスをしてくださるので、今はうまくコントロールできて、安心して生活しています。やっぱり月1回程度の通院の測定だけでは、ほんの“点”ですからね。それだけでは、先生だって病状がよくつかめなくて、適切な治療ができないんじゃないでしょうか。<BR>
　前の内科で網膜症が発症したのは、そんなことが原因じゃなかったのかと、今では思っています。よいコントロールをするには、1、2カ月に一度の測定では、やっぱり情報不足になる場合がありますね（森尻さん）」。
<HR SIZE = "1">
<A NAME="CHAP7"><H2>3カ月の体験で目安がつかめる</H2>
　松葉医院で血糖自己測定を初体験した患者さんも、3カ月程度でコントロールの目安がつかめるらしく、大半の人が半年以内で一応、自己測定を終了します。あとは、コントロールが乱れたり、別の療法に変えた場合などに随時再開して、調整の手段に使います。<BR>
　ただ、病状が軽い人は、以後は自己測定なしでも十分よいコントロールを維持できるようです。もちろん森尻さんのように、その後も血糖自己測定を続けて万全を期す、意欲的な人もたくさんいます。<BR>
　また、経口剤療法からインスリン療法に変わる場合も、血糖自己測定をしていれば、入院せずに外来だけの指導で、移行ができます。その方法で、入院せず普通の生活をしながらインスリン療法に移行した人が現在4人いますが、この人たちも、前に血糖自己測定を経験した人たちです。<BR>
　森尻さんはインスリン療法者ではないので、血糖自己測定の費用に健康保険は適用されません。医療費控除の対象にはなりますが、これには年間の医療費が10万円を超えた場合という条件がつくので、ここでは一応自己負担と考えて、その場合の森尻さんの血糖自己測定の費用はどの程度なのでしょう？
<HR SIZE = "1">
<A NAME="CHAP8"><H2>オーダーメイドの治療を実現する手段</H2>
「私は月にチップ（試験紙）を1セット（25枚入り）使う程度ですね。測定器もそれほど高いものでもないし、2、3年はもつので、かかっても年間数万以内といったところでしょうか。私は、自分の健康管理のための年間予算を組んでるんですよ。大事なのは、衣食住、プラス健康ですから」。<BR>
　森尻さんのお兄さんは、60歳でなくなっています。「実は糖尿病の合併症（肺血栓）だったんですよ。車を運転中に、肺血栓を起こして岸壁に激突して…。ですらか、少しくらいお金をかけても、自分の身は自分で守ろうと思っています。<BR>
　そういう決意があったから、先生は測定器を貸してくださると言ったけど、測定器も自分で買いました。でも、こんなありがたい器械は、もっと患者さんに広まればよいと、心から思いますね」。<BR>
　こうした話を伺っていると、血糖自己測定は、患者さん一人ひとりの病状や生活に合わせた、きめの細かい理想の治療、いわばオーダーメイドの治療を実現する、実に有効な手段だという気がしてきます。<BR>
<HR SIZE = "1">
<A NAME="CHAP9"><H2>可能性はまだ無限</H2>
「血糖自己測定のメリットは、活用の仕方でまだまだたくさんあるようですよ。先にも少しふれましたが、経口剤療法からインスリン療法に変えなければならない場合にも、自己測定している患者さんは自分の現状がわかっていますから、受け入れがスムーズですし、必要な技術も最低限ですむので、入院しなくても外来だけでマスターできます。<BR>
　また、どうしても食品交換表になじめない患者さんの場合でも、血糖自己測定ができれば、それだけでコントロールを正せる方法もあります。自己測定をしていると、血糖値を上げる食品は自然とわかるので、それを除いた食品の組み合わせ方やバランスの取り方を指導して、あとは血糖値が200mg/dLを超えると合併症がでますよと注意しておけば、患者さんも気をつけるので、結果としてHbA<FONT SIZE=1>1</FONT>cを下げることができるんです。<BR>
　もっといえば、毎日注意を守って、コントロールがちゃんとできている人は逆に、月に1回くらいは宴会に参加して、食欲に対するフラストレーションのはけ口をつくることも可能とかね。そんなたくさんの<nobr>可能性</nobr>を、これからも患者さんといっしょにみつけていきたいですね」。松葉先生は、そう楽しげに語ってくれました。<BR>
<BR>
<IMG SRC="http://dm-net.co.jp/seminar/douikas/sm02.gif" ALIGN="CENTER"><BR CLEAR=all>
<CENTER><B>血糖自己測定でわかたった血糖値の動き</B>（森尻さんの場合）<BR>
森尻さんはこのデータを目安に、生活をコントロールしておられます</CENTER><P>
<B>森尻さんの一口アドバイス</B><BR>
　私の指示カロリーは1600。でもそれを目安にすると、実際はオーバーすることが多いので、1500を目安に食事します。すると、1600の範囲内におさまりますよ。<BR CLEAR=all>
<P ALIGN="RIGHT">（企画・構成　岩村有佑子）]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/12/post_30.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/12/post_30.php</guid>
         <category>061生活の中にどう生かす血糖自己測定　『生活エンジョイ物語』より</category>
         <pubDate>Tue, 05 Dec 2006 12:23:52 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>動脈硬化と糖尿病メタボリック シンドローム（内臓脂肪症候群）</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="domyak01.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE=30"><BR>

監修<BR>東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>住友病院院長　松澤佑次先生<BR>
<BR CLEAR=all>
<UL>
<A HREF="#CHAP01">
<LI>糖尿病のもうひとつの合併症</A>
<A HREF="#CHAP02">
<LI>動脈硬化という病気</A><UL><UL>
<A HREF="#CHAP02SEC1">
<LI>日本人の死因</A></UL></UL>
<A HREF="#CHAP03">
<LI>動脈硬化の危険因子</A>
<A HREF="#CHAP04">
<LI>内臓につく脂肪が大敵</A>
<A HREF="#CHAP05">
<LI>肥満のふたつのタイプ</A><P>
<A HREF="#CHAP06">
■互いに絡み合う、動脈硬化の危険因子■</A><UL><BR>
<A HREF="#CHAP06SEC1"><LI>内蔵脂肪型肥満</A><UL>
<A HREF="#CHAP06SEC1-1"><LI>内蔵脂肪が多すぎると…</A>
<A HREF="#CHAP06SEC1-2"><LI>内蔵脂肪の蓄積を確かめるには</A></UL>
<A HREF="#CHAP06SEC2"><LI>インスリン抵抗性</A>
<A HREF="#CHAP06SEC3"><LI>脂質異常症</A><UL>
<A HREF="#CHAP06SEC3-1"><LI>脂質異常症と動脈硬化</A>
<A HREF="#CHAP06SEC3-2"><LI>内蔵脂肪蓄積と脂質異常症</A><UL>
<A HREF="#CHAP06SEC3-3"><LI>アディポサイトカインと糖尿病・動脈硬化</A></UL></UL>
<A HREF="#CHAP06SEC4"><LI>高血圧</A><UL>
<A HREF="#CHAP06SEC4-1"><LI>高血圧と動脈硬化</A>
<A HREF="#CHAP06SEC4-2"><LI>糖尿病と高血圧</A></UL>
<A HREF="#CHAP06SEC5"><LI>糖尿病</A></UL><BR>
<A HREF="#CHAP07">
<LI>動脈硬化を防ぐには</A>
<A HREF="#CHAP08">
<LI>危険因子をひとつでも少なくしましょう</A>
<A HREF="#CHAP09">
<LI>食事療法の進め方</A><UL>
<A HREF="#CHAP09SEC1">
<LI>高血圧の場合</A>
<A HREF="#CHAP09SEC2">
<LI>脂質異常症の場合</A></UL>
<A HREF="#CHAP10">
<LI>からだを動かしましょう</A>
<A HREF="#CHAP11">
<LI>たばことアルコール</A>
<A HREF="#CHAP12">
<LI>定期的な検査を忘れずに</A></UL>
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP01">
<H2>糖尿病のもうひとつの合併症</H2>
　糖尿病の合併症といえば、網膜症、腎症、神経障害の、いわゆる三大合併症がよく知られています。これらは高血糖により、細い血管が傷められることが大きな原因です。しかし、高血糖の影響は細い血管だけではなく、太い血管にも、動脈硬化というかたちで現れます。<BR>
　動脈硬化の原因は、高血糖のほかに、高血圧や脂質異常症（高脂血症）などがありますが、糖尿病の人はこれらの病気を併発することが多く、動脈硬化がより進行しやすくなっています。動脈硬化は、糖尿病のもうひとつの合併症なのです。
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP02"><A NAME="CHAP02SEC1">
<TABLE ALIGN="right" CELLSPACING=0><TR><TD ALIGN="RIGHT"><B><FONT SIZE=4>日本人の死因</FONT></B></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER"><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak02.gif"><FONT SIZE=1><P>厚生労働省「平成20年 人口動態統計」より</TD></TR></TABLE>
<H2>動脈硬化という病気</H2>
　動脈硬化は、血管の壁が硬く変化して血管が細くなり、血液が流れにくくなる病気です。血流が途絶えると、そこから先へは酸素や栄養が行き渡らず、細胞が活動できなくなり、ついには細胞が壊死します。狭心症や心筋梗塞などの心臓病や脳梗塞は、動脈硬化が原因で、心臓や脳の細胞が働かなくなることから発症します。<BR>
　日本人の死因の第１位はがんですが、２位と３位は心疾患、脳血管疾患が占めています。動脈硬化が人の命を左右する、大変重要な病気であることがわかります。また、糖尿病の合併症のひとつに足の壊疽がありますが、この発症にも動脈硬化が関係しています。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP03">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak03.gif" ALIGN="right">
<H2>動脈硬化の危険因子</H2>
　動脈硬化を引き起こす要因を危険因子といいます。危険因子には、糖尿病のほかに、高血圧、脂質異常症、肥満、喫煙、ストレス、性差（男性）、加齢などがあります。このうち、糖尿病、高血圧、脂質異常症は、互いに絡み合って動脈硬化を進行させます。これらはいずれも自覚症状がないまま進行する病気で、治療をせず放置してしまうことが少なくありません。気付かないうちに突然、生命を脅かすような状態を招きかねないため、サイレントキラー（静なる殺人者）と呼ばれることもあります。<BR>
　糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満が動脈硬化の進行にどの程度影響しているかを調べた調査研究の結果から、これらが単独で発症した場合でも、動脈硬化の発症率は５〜６倍になり、四つの条件が揃っている場合、発症率は 35倍にも高まることがわかりました。糖尿病の人は、高血圧や脂質異常症にも注意しないと、動脈硬化が加速度的に進行してしまうことが示されているのです。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP04">
<H2>内臓につく脂肪が大敵</H2>
<TABLE ALIGN="right"><TR><TD>
<TABLE BORDER=1 BGCOLOR=00AA00 CELLPADDING=5><TR><TD BGCOLOR=CCFFCC><B>メタボリックシンドロームの診断基準</B><P>
<TABLE BGCOLOR=00AA00 CELLPADDING=2 WIDTH=100%><TR><TD BGCOLOR=FFFF00 WIDTH=12 ALIGN="CENTER">１</TD><TD><FONT COLOR=FFFFFF>ウエストサイズが男性85cm以上、女性90cm以上</FONT></TD></TR></TABLE>
<TABLE WIDTH=100%><TR><TD ALIGN="CENTER"><B>↓↓</B></TD></TR></TABLE>
<TABLE BGCOLOR=00AA00 CELLPADDING=2 WIDTH=100%><TR><TD BGCOLOR=FFFF00 WIDTH=12 ALIGN="CENTER">２</TD><TD><FONT COLOR=FFFFFF>次の３項目のうち２項目以上が該当する</FONT</TD></TR></TABLE>
<TABLE><FONT SIZE=2><TR><TD WIDTH=10 ROWSPAN=3>　</TD><TD VALIGN="top">ア．</TD><TD>中性脂肪（トリグリセライド）が150mg/dL以上か<BR>HDL-コレステロール40mg/dL未満</TD></TR>
<TR><TD VALIGN="top">イ．</TD><TD>収縮期血圧130mmHg以上か拡張期血圧85mmHg以上</TD></TR>
<TR><TD VALIGN="top">ウ．</TD><TD>空腹時血糖値110mg/dL以上</TD></TR></FONT></TABLE>
<TABLE WIDTH=100%><TR><TD ALIGN="CENTER"><B>↓↓</B></TD></TR></TABLE>
<TABLE BGCOLOR=00AA00 CELLPADDING=2 WIDTH=100%><TR><TD ALIGN="CENTER"><FONT COLOR=FFFFFF>メタボリックシンドローム</FONT</TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
</TD>
<TD>
<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=0 CELLSPACING=7><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak04.gif"></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1><FONT COLOR=0066FF>
死の四重奏・　　　　　<BR>
シンドロームＸの悪循環</FONT></FONT></TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
　糖尿病と高血圧、脂質異常症、肥満が、互いに関連し合い動脈硬化を進展させる「マルチプル リスク ファクター（多重危険因子）症候群」は、これまで“死の四重奏”、“シンドロームＸ”などと<NOBR>表</NOBR>現されてきましたが、今では「メタボリック シンドローム」という名称に統一されています（右の<NOBR>表</NOBR>参照）。<BR>
　この症候群のキープレイヤーとしては、インスリンに対するからだの反応が悪くなる、いわゆるインスリン抵抗性が重要視されてきましたが、今ではインスリン抵抗性の上流にある内臓脂肪の蓄積が重視されていて、「内臓脂肪症候群」と呼ばれることもあります。<BR>
　では、内臓脂肪とは一体何なのでしょう。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP05">
<H2>肥満のふたつのタイプ</H2>
　体内の脂肪は、身体活動のためのエネルギーを蓄える大切な役割があります。しかし、脂肪が多すぎる状態＝肥満は、からだにさまざまな悪影響を及ぼします。<BR>
　肥満は、脂肪がからだのどの部分に蓄積しているかで、大きく２タイプに分けられます。ひとつは皮下脂肪型肥満といわれ、全身の皮下に脂肪が過剰に蓄積している状態です。もうひとつは内臓脂肪型肥満といい、腹腔内の内臓のまわりにより多くの脂肪が溜まっている状態です。<BR>
　糖尿病などの生活習慣病に深く関係しているのは、内臓脂肪型肥満です。このタイプの肥満は、外見上はあまり太っているようには見えないことも多く、より注意が必要です。<BR>
　それでは次の項目から、内臓脂肪と糖尿病、高血圧、脂質異常症、そして動脈硬化の関係をみていきましょう。
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP06">
<TABLE CELLPADDING=0 CELLSPACING=0 BORDER=0 BGCOLOR=FFFF00 VSPACE=0><TR><TD>
<TABLE BORDER=1 WIDTH=100%><TR><TD VALIGN="BOTTOM" ALIGN="CENTER">
<FONT SIZE=6><FONT COLOR=FF6600><B>互いに絡み合う、動脈硬化の危険因子</B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FFFFFF ALIGN="CENTER"><BR>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak31.gif"><P>　</TD></TR>
<TR><TD>
<TABLE CELLPADDING=3 VSPACE=0 BORDER=0><TR><TD>
<A NAME="CHAP06SEC1">
<TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=CCFFFF><TR><TD>
<H2><FONT COLOR=CC0099><B>内臓脂肪型肥満</B></FONT></H2>
<A NAME="CHAP06SEC1-1">
<H3><FONT COLOR=0066FF>内臓脂肪が多すぎると…</FONT></H3>
　内臓脂肪が多すぎると、そこから遊離脂肪酸（体内の脂肪の一種）が放出されて、血液中の脂肪分が高くなる脂質異常症が起きたり、インスリンに対するからだの反応が低下する「インスリン抵抗性」が起きます。また、内臓脂肪の蓄積は、それ自体が細胞レベルの活動に異常をもたらし、動脈硬化を引き起こすことも、最近の研究でわかってきました（<A HREF="#CHAP06SEC3-3">囲み記事</A>参照）。<BR>
<TABLE ALIGN="right" BORDER=0 CELLPADDING=0 CELLSPACING=7><TR ALIGN="CENTER" VALIGN="BOTTOM"><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak05.gif"></TD><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak21.gif"></TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD><FONT COLOR=0066FF><FONT SIZE=1>上半身肥満<BR>（リンゴ型肥満）</FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=0066FF><FONT SIZE=1>下半身肥満<BR>（洋ナシ型肥満）</FONT></FONT></TD></TR></TABLE>
<A NAME="CHAP06SEC1-2">
<H3><FONT COLOR=0066FF>内臓脂肪の蓄積を確かめるには</FONT></H3>
　肥満のタイプのわかりやすい見分け方として、上半身肥満、下半身肥満という分け方があります。上半身肥満はおなかまわりの脂肪が目立つ体型、下半身肥満はお尻や足に脂肪がつく体型で、前者は男性、後者は女性に多い太り方です。また、外見から、上半身肥満はリンゴ型肥満、下半身肥満は洋ナシ型肥満とも呼ばれます。内臓脂肪型肥満は、リンゴ型、つまり男性に多い上半身肥満とほぼ一致します。<BR>
　上半身肥満の程度は、ウエストサイズが目安になり、男性では 85cm 以上、女性では 90cm 以上の場合、からだへの悪い影響が心配されます。<BR>
　内臓脂肪の蓄積を正確に把握するには、腹部のＣＴ検査（コンピューター画像診断）が行われます。<BR CLEAR="all"></TD></TR></TABLE>
<A NAME="CHAP06SEC2">
<TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=FFCCCC><TR><TD>
<H2><FONT COLOR=CC0099><B>インスリン抵抗性</B></FONT></H2>
　インスリンは、ブドウ糖をエネルギーに変え、血糖値を下げる唯一のホルモンです。内臓脂肪の蓄積でインスリン抵抗性が起きると、血糖値は上昇し、糖尿病が発症します。<BR>
　また、インスリン抵抗性は、イスリンが多量に分泌される「高インスリン血症」を招きます。これは、低下したインスリンの作用を「量」で補おうとする、膵臓の働きによるものです。<BR>
　しかし、インスリンの量が多過ぎると、腎臓でナトリウム（塩分）が排泄されにくくなる、肝臓で脂肪が過剰に作られる、血管の壁を<NOBR>構</NOBR>成している細胞が増殖し血管内径が狭くなる、などの現象が起きてきます。これらはそれぞれ、高血圧、脂質異常症、動脈硬化につながります。さらに高インスリン血症は、ますますインスリン抵抗性を強めて糖尿病を進行させます。<BR>
　インスリン抵抗性が起きているかどうかは、血中インスリン濃度などの検査で確かめられます。</TD></TR></TABLE>
<A NAME="CHAP06SEC3"><TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=CCFFCC><TR><TD>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak07.gif" ALIGN="right"><H2><FONT COLOR=CC0099><B>脂質異常症</B></FONT></H2>
<A NAME="CHAP06SEC3-1">
<H3><FONT COLOR=0066FF>脂質異常症と動脈硬化</FONT></H3>
　脂肪は水に溶けませんので、血液の中ではタンパク質の中に包み込まれて「リポタンパク」というものになり、全身に運ばれていきます。リポタンパクには、ＬＤＬなどのいくつかのタイプがあります。過食や運動不足、その他の理由で、血中脂肪が多くなった状態が脂質異常症です。脂質異常症は、動脈硬化のとくに重要な危険因子です。<UL>
<FONT SIZE=-1><U>ＬＤＬコレステロール</U>：細胞膜の形成　などに利用される反面、血管壁に入り込んで動脈硬化を引き起こします。<BR>
<U>ＨＤＬコレステロール</U>：血管壁に染み込んだコレステロールを抜き取り肝臓へと持ち帰ります。</UL>
<A NAME="CHAP06SEC3-2">
<H3><FONT COLOR=0066FF>内臓脂肪蓄積と脂質異常症</FONT></H3>
　内臓脂肪が蓄積すると、そこから放出される遊離脂肪酸が多量に肝臓に入っていき、中性脂肪やコレステロールの合成を高めることが知られています。糖尿病がある場合のコントロールの目安は、中性脂肪が 150mg/dL 未満、ＬＤＬコレステロールが 120mg/dL 未満、善玉のＨＤＬコレステロールが 40mg/dL 以上です。<BR><BR CLEAR="all">
<CENTER>
<TABLE CELLPADDING=5 BGCOLOR=CCCCFF><TR><TD>
<A NAME="CHAP06SEC3-3">
<H2><FONT COLOR=6633FF><B>アディポサイトカインと糖尿病・動脈硬化</B></FONT></H2>
　最近、内臓脂肪蓄積が糖尿病や動脈硬化を発症させる新しいメカニズムとして、脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカイン（ホルモンやサイトカイン）の役割がわかってきました。<BR>
　例えば、内臓脂肪が蓄積すると脂肪細胞から腫瘍壊死因子α (TNF-α) が大量に分泌されインスリンの働きを障害して糖尿病の発症につながることや、血栓を起こす PAI-1 という物質を多く分泌して心筋梗塞などの要因になることがわかりました。<BR>
　また脂肪細胞からは、アディポネクチンという糖尿病や動脈硬化を防ぐアディポサイトカインが分泌されていて、内臓脂肪が蓄積するとその分泌が低下して、糖尿病、動脈硬化の原因となり、メタボリックシンドロームをもたらすことが示されています。</TD></TR></TABLE>
</CENTER>
</TD></TR></TABLE>
<A NAME="CHAP06SEC4">
<TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=FFFFCC><TR><TD>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak06.gif" ALIGN="right">
<H2><FONT COLOR=CC0099><B>高血圧</B></FONT></H2>
<A NAME="CHAP06SEC4-1">
<H3><FONT COLOR=0066FF>高血圧と動脈硬化</FONT></H3>
　血圧は、心臓から送り出された血液が動脈を流れる際に、血管の内側の壁にかかる圧力のことです。血管の内径が狭くなったり、血液の量が増えると、血圧が上昇します。高血圧状態では当然、血管の負担が大きくなり、動脈硬化を引き起こします。<BR>
　血圧は、心臓から血液が送り出されたときの値（収縮期血圧または最高血圧）と、心臓が拡張したときの値（拡張期血圧または最低血圧）で<NOBR>表</NOBR>されます。糖尿病がある場合のコントロールの目安は、最高血圧が 130mmHg 未満、最低血圧が 80mmHg 未満です。
<A NAME="CHAP06SEC4-2">
<H3><FONT COLOR=0066FF>糖尿病と高血圧</FONT></H3>
　糖尿病の人は、インスリン抵抗性などが原因で高血圧になりやすく、発症率は、糖尿病でない人に比べて約２倍といわれてます。<BR>
　そして、高血圧は三大合併症のうちの腎症や網膜症にも悪影響を及ぼします。また、腎症が発症すると、腎臓内の血流量を保つために血圧が上がる「腎性高血圧」が起き、ここでも悪い循環が始まります。<BR CLEAR="all"></TD></TR></TABLE>
<A NAME="CHAP06SEC5">
<TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=FFCC99><TR><TD>
<H2><FONT COLOR=CC0099><B>糖尿病</B></FONT></H2>
　糖尿病は、高血圧や脂質異常症との相互関係の中で動脈硬化を進行させるとともに、血糖値が高いこと自体、タンパク質の糖化やＨＤＬの減少などを起こし、血管の壁を傷つけ、動脈硬化を進行させます。</TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
<center>
<TABLE CELLPADDING=0 VSPACE=0 BORDER=0>
<TR><TD>
<TABLE BGCOLOR=FFFFFF CELLPADDING=3><TR><TD ALIGN="CENTER"><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak08.gif" VSPACE=5><BR><FONT SIZE=5><FONT COLOR=CC0099><B>たばこ</B></FONT></FONT></TD></TR></TABLE>
</TD>
<TD VALIGN="TOP">
<TABLE BGCOLOR=FF3300 CELLPADDING=0 CELLSPACING=0 BORDER=0 VSPACE=0>
<TR><TD><BR><B><FONT SIZE=5><FONT COLOR=FFFF00>→</FONT></FONT></B></TD>
<TD ALIGN="CENTER"><FONT COLOR=FFFF00><B><FONT SIZE=7>↓</FONT>
<TABLE BORDER=1 BGCOLOR=FF3300 CELLPADDING=10><TR><TD><FONT SIZE=7><FONT COLOR=FFFFFF><B>動脈硬化</B></FONT></FONT></TD></TR></TABLE>
<FONT SIZE=5>↑</FONT></TD>
<TD>　<P>　<BR><B><FONT SIZE=5><FONT COLOR=FFFF00>←</FONT></FONT></B></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=3 ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=4><B> その他（性差・加齢など）</B></FONT></B></FONT></TD></TR>
</TABLE>
</TD>
<TD>
<TABLE BGCOLOR=FFFFFF CELLPADDING=3><TR><TD ALIGN="CENTER"><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak09.gif" VSPACE=5><BR><FONT SIZE=5><FONT COLOR=CC0099><B>ストレス</B></FONT></FONT></TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP07">
<H2>動脈硬化を防ぐには</H2>
　ここまでみてきたように、糖尿病はほかの動脈硬化危険因子の存在を、大きなものにしてしまいます。動脈硬化は一度発症すると、血管を元通りの状態に戻すのは難しく、進行を遅らせることが治療の主目的になります。<BR>
　しかし、糖尿病、高血圧、脂質異常症それぞれは、適切な治療により、十分コントロールが可<NOBR>能</NOBR>な病気です。動脈硬化を防ぐには、危険因子をひとつでも減らし、悪循環の輪を小さくすることが大切です。<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP08">
<H2>危険因子をひとつでも少なくしましょう</H2>
　まず、血糖をよくコントロールしましょう。ナイスコントロールを保てば、危険因子のひとつはなくなったのと同じです。同時に、血圧、中性脂肪、コレステロールをコントロールしていきます。もちろん内臓脂肪型肥満の人は、ウエストをマーカーにして、それを解消することが基本となります。幸いにも、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、蓄積はされやすいものの、エネルギー消費（運動）により解消されやすいという性質があります。<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP09">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak10.gif" ALIGN="right">
<H2>食事療法の進め方</H2>
　食事療法は、基本的には「糖尿病食事療法のための食品交換<NOBR>表</NOBR>」にそって進めていきます。指示エネルギー量を守ったうえで、次のような点に注意しましょう。<A NAME="CHAP09SEC1">
<H3><FONT COLOR=0066FF>高血圧の場合</FONT></H3>
　塩分の摂りすぎに注意します。食品交換<NOBR>表</NOBR>の、塩分が多い食品を示すマークに気をつけましょう。また、しょう油やみそなどの調味料は控え目にし、酢やレモンなどの酸味を利用するなどの工夫をします。漬けもの類は塩分が多いので、なるべく避けるようにしましょう。<BR>
　一般に日本人は塩分を１日平均 11g と、摂りすぎの傾向にあります。塩分を１日 10g 未満に抑え、それでも血圧が下がらなければ、１日６g 未満に、さらに減らすことも必要です。うす味の料理に慣れて、食材本来のおいしさを楽しんでください。
<A NAME="CHAP09SEC2">
<H3><FONT COLOR=0066FF>脂質異常症の場合</FONT></H3>
　食品交換<NOBR>表</NOBR>の<NOBR>表</NOBR>３と<NOBR>表</NOBR>５の摂り方に注意します。<NOBR>表</NOBR>３では、脂肪分が多いことを示すマークに気をつけます。同じ肉でも脂肪の少ないものを選ぶようにしましょう。牛肉、豚肉、ハム、ソーセージなどの飽和脂肪が多い食品、コレステロールの多い卵などは控え目にしましょう。<BR>
　調理油は植物性のものを使います。また、食物繊維は血糖値やコレステロールの上昇を抑えてくれますので、なめべく多く摂るように工夫してください。<BR>
　コレステロールは、１日 300mg 以下に抑えるようにします。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP10">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/24_/domyak11.gif" ALIGN="right">
<H2>からだを動かしましょう</H2>
　運動は糖尿病の治療に欠かせません。同時に血圧を下げ、血行をよくし、ストレス解消に効果があり、そしてなにより肥満を防止して、動脈硬化の危険因子の多くを改善する、とても重要な意味があります。体重そのものの減少がそれほど大きくないとしても、運動によって内臓脂肪が減ることが確認されています。積極的にからだを動かす習慣を身につけましょう。<BR>
　ただし、すでに動脈硬化が起きている人が激しい運動をすると、発作を起こしかねませんし、肥満の人では関節に負担をかけてしまいます。医師の指示を受け、適切な運動療法を進めてください。<BR>
　なお、食事・運動療法を続けても、十分な効果が現れないときは、薬により治療します。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP11">
<H2>たばことアルコール</H2>
　喫煙は血管を収縮させて高血圧を起こしたり、血管の壁を傷つけて動脈硬化を招く、重大な危険因子です。三大合併症にも悪影響を及ぼしますので、ぜひ禁煙してください。<BR>
　飲酒は適量なら高血圧や動脈硬化に良いともいわれています。しかし、糖尿病や脂質異常症には悪いので、糖尿病の人が動脈硬化防止のためにお酒を飲むというのは間違っています。
<HR SIZE="1" WIDTH="80%">
<A NAME="CHAP12">
<H2>定期的な検査を忘れずに</H2>
　動脈硬化を取り巻く病気は、ほとんど自覚症状に現れずに進行しますから、定期的な検査は欠かせません。検査には、血圧や血中脂肪の測定はもちろん、心臓の<NOBR>予備</NOBR><NOBR>能</NOBR>力を調べる負荷心電図、血管の状態を直接確認する眼底検査、超音波による動脈硬化の程度の確認など、いろいろな方法があります。<BR>
　糖尿病の人は、これらの検査の意味をよく理解して、血糖値とともに、より良いコントロールの維持をめざしましょう。<BR CLEAR="all">]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/05/post_7.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/05/post_7.php</guid>
         <category>24. 動脈硬化と糖尿病　メタボリック シンドローム（代謝症候群）</category>
         <pubDate>Thu, 18 May 2006 19:34:34 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>血糖自己測定とは</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="smbg01.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30"><BR>

監修<BR>
東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>
タニタ体重科学研究所所長<BR>
東京慈恵会医科大学<BR>
健康医学センター前教授　池田義雄先生<BR CLEAR=all><UL>
<A HREF="#CHAP1">
<LI>血糖自己測定（SMBG）とは</A>
<A HREF="#CHAP2">
<LI>メリットがこんなにあります</A><UL>
<A HREF="#CHAP2SEC1">
<LI>血糖自己測定のメリット</A></UL>
<A HREF="#CHAP3">
<LI>こんな場合に有効です</A><UL>
<A HREF="#CHAP3SEC1">
<LI>血糖自己測定がとくに有効な場合</A></UL>
<A HREF="#CHAP4">
<LI>血糖自己測定の実際</A><UL><A HREF="#CHAP4SEC1">
<LI>どう測るか（方法、ねらい、回数）</A>
<A HREF="#CHAP4SEC2">
<LI>どう生かすか（記録、フィードバック）</A>
<A HREF="#CHAP4SEC3">
<LI>何で測るか（測定器の進歩と特徴）</A></UL>
<A HREF="#CHAP5">
<LI>Q&A</A>
<A HREF="#CHAP5SEC1"><UL>
<LI>尿糖測定と血糖測定の違いは?</A>
<A HREF="#CHAP5SEC2">
<LI>血糖自己測定に健保はききますか?</A></UL>
<A HREF="#CHAP6">
<LI>効果バツグンの5つの提案</A><UL>
<A HREF="#CHAP6SEC1">
(1) 採血は、おなかや二の腕が痛くない</A><BR>
<A HREF="#CHAP6SEC2">
(2) メモ魔になる</A><BR>
<A HREF="#CHAP6SEC3">
(3) 先手必勝、低血糖</A><BR>
<A HREF="#CHAP6SEC4">
(4) 食前・食後、セットで測定を</A><BR>
<A HREF="#CHAP6SEC5">
(5) 測定機器はきれいに、過保護に</A>
</UL></UL>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP1">
<H2>血糖自己測定（SMBG）とは</H2>
　糖尿病の治療は、血糖のコントロールが基本です。しかし、血糖の動きは、厳密にいうと人によって全部異なり、また、いつも一定とは限らないのです。インスリンや経口剤などの薬を使っていると、その動きはさらに複雑になります。<BR>
　そんな血糖を適正にコントロールするには、血糖の動きをモニターし、コントロールがきちんとできているかどうかを、チェックする必要があります。とくに、インスリン療法では、血糖の状態によって、インスリンや食事の調整が必要なため、きめ細かい血糖のチェックが必要です。日常の生活でもそのチェックをできるようにしたのが、血糖自己測定です。医療機関でしかできなかった血糖測定を、自宅でも24時間いつでも測定でき、揺れ動く血糖をリアルタイムでとらえる。そして、その血糖の値を治療にフィードバックする。このシステムが、より正常に近い、厳密なコントロールを可<NOBR>能</NOBR>にします。この方法に関する研究を、私たちは1976年、世界に先駆けて開始し、実用化をはかったのです。<BR>
　その結果、血糖自己測定は、インスリン療法を支える重要な手段であると同時に、健康人と変わらない社会生活を実現する頼もしい「助っ人」となるに至ったというわけです。<BR>
　　【SMBG：Self Monitoring of Blood Glucose の略で、血糖自己測定のこと】<P><CENTER>
<FONT SIZE=4><FONT COLOR=339999><B>血糖自己測定は、コントロール改善の強力な助っ人です</B></FONT></FONT>
<TABLE>
<TR><TD>主治医の<BR>B先生<IMG SRC="smbg02.gif"></TD>
<TD ALIGN="CENTER"><IMG SRC="smbg04.gif"></TD>
<TD>２型糖尿病のA子さん<BR><IMG SRC="smbg03.gif"><BR><FONT SIZE=1>（中間型インスリンを１日１回注射）</FONT></TD></TR>
<TR><TD></TD>
<TD><B>A子さん</B>：まぁ、これが私の血糖値ですか?　ずいぶん高いですねえ。<BR>
<B>B先生</B>：その通りです。今後の課題は正常値との差（青色部分）をどう縮めるかですね。血糖を自己測定すると、どこを治せばいいかがはっきりしてきます。</TD>
<TD></TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2">
<H2>メリットがこんなにあります</H2>
　自分で血糖を測ると、いろいろなことが見えてきます。ひとつひとつの行為が血糖に及ぼす影響、病状との関係などなど、理解が深まるにつれ、治療にフィードバックする内容も充実してきます。<BR>
　その結果、血糖のコントロールが一段と向上し、短期的には低血糖やケトアシドーシスなど急性の合併症の回避、長期的には網膜症や腎症など慢性合併症の発症や進展の防止など、さまざまなメリットが得られるようになります。<UL>
<A NAME="CHAP2SEC1">
<FONT SIZE=4><FONT COLOR=339999><B>血糖自己測定のメリット</B></FONT></FONT><BR><FONT COLOR=FF0066>
<IMG SRC="smbg05.gif" ALIGN="RIGHT">
(1) 日常生活と血糖値の相関関係が、リアルタイムでわかる<BR>
(2) きめの細かい適正なコントロールができる<BR>
(3) 積極的なインスリン療法が、在宅でもできる<BR>
(4) 急性、慢性の合併症の進展を防止できる<BR>
(5) 通院回数や入院を減らすことができる<BR>
(6) コントロールへの信頼感が増す<BR>
(7) 病気に対する理解が深まり、治療への意欲がわく<BR>
(8) 安全な妊娠・出産が計画的にできる<BR>
(9) 日常生活の質が向上し、行動半径が広がる</FONT>
</UL><BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3">
<H2>こんな場合に有効です</H2>
　一言でいうと、血糖が不安定な人すべてに、血糖自己測定は有効です。とくに、外からのインスリン補給（インスリン療法）が必要な患者さんは、１型、２型かかわらず、欠かせません。<BR>
　経口剤療法の人、あるいは食事療法だけの人でも、治療効果が上がらない場合は、原因をさぐる有力な手段となります。また、さらに厳密なコントロールをめざす患者さんにも、血糖自己測定は、数々のメリットを与えてくれるでしょう。その意味では、すべての糖尿病の人にとって、有効な手段といえます。<BR>
　ただ、現在のところ、血糖自己測定が健康保険適用の対象になる方は、限られています（<a href="#CHAP5SEC2">Q&A</a>参照）。
<CENTER>
<A NAME="CHAP3SEC1">
<TABLE><TR><TD><IMG SRC="smbg06.gif"></TD><TD>
<TABLE CELLPADDING=5><TR><TD BGCOLOR=66CCCC ALIGN="LEFT"><FONT SIZE=4><FONT COLOR=0033CC><B>血糖自己測定がとくに有効な場合</B></FONT></FONT>
<LI>インスリン療法をしている人<BR>
　（１型糖尿病、２型糖尿病ともに）
<LI>妊娠時あるいは妊娠希望時
<LI>糖尿病以外の病気にかかった時（シックデイ）
<LI>ポンプ療法など、特殊なインスリン療法をしている場合
<LI>いつもと状態が違うと感じた時</TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP4">
<H2>血糖自己測定の実際</H2>
<A NAME="CHAP4SEC1">
<FONT SIZE=5><FONT COLOR=FF3399>どう測るか</FONT></FONT> <FONT SIZE=4>（方法、ねらい、回数）</FONT><P>
<TABLE WIDTH=280 ALIGN="RIGHT" HSPACE=3><TR><TD><FONT SIZE=4><B><FONT COLOR=339999>食事、運動、ストレスをマークせよ<BR>　　<NOBR>―</NOBR>血糖測定のポイント<NOBR>―</NOBR></FONT></B><BR>
　血糖は、食事、運動、ストレスなどで、とくに大きく変動します。</FONT></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER">
<TABLE><TR><TD><IMG SRC="smbg07.gif"></TD><TD><IMG SRC="smbg08.gif"></TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
　血糖測定を行う場合、ポイントがふたつあります。ひとつは、コントロールの状態をチェックするために、１日24時間の血糖の動きを知る必要があること。もうひとつは、血糖は、食事、運動、ストレスなどで大きく変動するため（右図）、とくにこれらの影響を中心にチェックすることです。こうした点から、食事を中心に測定ポイントを設定した基本パターン（下<NOBR>表</NOBR>）もあります。<BR>
　しかし、患者さんが100人いれば100通りの治療法があり、それによって測定の方法も異なるため、必ずしも基本パターンにこだわらず、自分に合った方法を、主治医と相談してみつけだすことが大切です。<BR>
　処方のひとつとして、大体２〜４週間を単位として実施し、得られた結果を検討・修正していく方法が一般的です。また、コントロールが悪化した場合の緊急時の対応や、インスリン量や食事量などの調整は、おおよその許容範囲と具対策を、あらかじめ主治医と決めておきます。<BR>
　実際に、思わぬ低血糖やコントロールの悪化などが起きた場合は、必ずその原因を考え、その後のコントロールに生かす姿勢が大切です。こうした試行錯誤を２、３カ月も繰り返すうち、自分の血糖の傾向やコントロールの加減が、だんだんつかめてくるものです。<BR CLEAR="all">
<P><CENTER>
<TABLE><TR><TD><B><FONT SIZE=4><FONT COLOR=339999>測定ポイントの基本パターン</FONT></FONT></B></TD><TD ROWSPAN=3 ALIGN="RIGHT">　<IMG SRC="smbg09.gif"></TD></TR>
<TR><TD>
<TABLE BORDER=1 ALIGN="LEFT"><TR ALIGN="CENTER"><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=CCFFFF>インスリン注射</TD><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=FFCCCC>朝食</TD><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=CCFFCC>昼食</TD><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=FFFFCC>夕食</TD><TD COLSPAN=3 ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CCCCCC>就 寝</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FFCCCC>前</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>後</TD><TD BGCOLOR=CCFFCC>前</TD><TD BGCOLOR=CCFFCC>後</TD><TD BGCOLOR=FFFFCC>前</TD><TD BGCOLOR=FFFFCC>後</TD><TD BGCOLOR=CCCCCC>前</TD><TD BGCOLOR=CCCCCC>深夜</TD><TD BGCOLOR=CCCCCC>早朝</TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD>１日１回</TD><TD><FONT COLOR="FF0066">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FFCC00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FFCC00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FFCC00">●</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD>１日２回<BR>（２分割・混注）</TD><TD><FONT COLOR="FF0066">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FFCC00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FF0066">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FFCC00">●</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD>１日３〜４回<BR>（３〜４分割・混注）</TD><TD><FONT COLOR="FF0066">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FF0066">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FF0066">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD><FONT COLOR="FF0066">●</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT COLOR="00BB00">●</FONT></TD></TR></TABLE></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="RIGHT"><FONT COLOR="FF0066">●</FONT>必ず　<FONT COLOR="FFCC00">●</FONT>できたら　<FONT COLOR="00BB00">●</FONT>必要に応じて</TD></TR></TABLE>
</CENTER><P>
<A NAME="CHAP4SEC2">
<FONT SIZE=5><FONT COLOR=FF3399>どう生かすか</FONT></FONT> <FONT SIZE=4>（記録、フィードバック）</FONT><P>
　血糖自己測定のデータはそのつど記録し、通院時に主治医と検討します。主治医は、そのデータと、通院時に測定した HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>検査などの結果を、総合的に判断して今後の方針を決め、治療法の修正の指示や次の目標を設定したりします。<BR>
　　【HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>検査：過去１、２カ月の血糖コントロールの平均値をみる検査】<P><CENTER>
<TABLE><TR><TD ALIGN="LEFT">
<FONT SIZE=4><B><FONT COLOR=339999>あなたのコントロールをチェックしてみましょう<BR>
　　　<NOBR>―</NOBR>コントロールの目安と評価<NOBR>―</NOBR></FONT></B><BR>
　コントロールの目標値は、患者さんひとりひとり違います。ここに示すのは一般的にみた目安です。これを努力目標としてがんばってみましょう。</FONT>
<CENTER>
<IMG SRC="smbg101.gif"></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>日本糖尿病学会「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン」より一部改編</FONT></TD></TR></TABLE></CENTER><P>
<A NAME="CHAP4SEC3">
<IMG SRC="smbg14.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT SIZE=5><FONT COLOR=FF3399>何で測るか</FONT></FONT> <FONT SIZE=4>（測定器の進歩と特徴）</FONT><P>
　血糖自己測定が在宅で簡単にできる簡易測定器の、最近の進歩はめざましく、小型で軽量で、操作も簡便な、使いやすい機種がいろいろ出ています。種類を大別すると、次のふたつに分けられます。<BR>
　採取した血液のぶどう糖の量を、試験紙に付けたぶどう糖酸化酵素に反応させ、結果を電流で測るタイプ（電極法）と、試験紙の色の変化で測るタイプ（試験紙法）です。<BR>
　いずれのタイプも、採血量が少なくてすみ、測定時間が短い、血液の拭き取りが不要（あるいは簡単）、操作がワンタッチなど、使いやすさや測定精度を追及した、さまざまな特徴を備えています。<BR>
　こうした技術革新が、血糖自己測定を容易なものに変え、子供や高齢者でも容易に操作できるようになってきました。
<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP5">
<IMG SRC="smbg15.gif" ALIGN="RIGHT">
<H1>Q＆A</H1>
<A NAME="CHAP5SEC1">
<H3><FONT COLOR=339999><FONT SIZE=5>Q．</FONT> 尿糖測定と血糖測定の違いは?</FONT></H3>
<FONT SIZE=4><FONT COLOR=FF0088><B>A．</B></FONT></FONT> 血糖測定が、血液から直接、血糖値を測定するのに対し、尿糖測定は、尿に浸した試験紙の色の変わり具合で、高血糖かどうかを判断するもので、血糖値を間接的に推定する方法といえます。尿糖測定は、採血の苦痛がない点がメリットですが、反面、尿糖は血糖値が約160〜180mg/dL（個人差がある）を超えないと出ないため、それ以下の場合に、すべて陰性となってしまう問題点があります。<BR>
　この点を克服したのがデジタル尿糖計（KKタニタ）です。０〜2000mg/dL までの尿糖量が示されるため、食事、運動、治療薬の効果の判定に役立ちます。境界型を含め軽症の糖尿病のコントロールにはお勧めです。<BR CLEAR=all>
<A NAME="CHAP5SEC2">
<H3><FONT COLOR=339999><FONT SIZE=5>Q．</FONT> 血糖自己測定に健保はききますか?</FONT></H3>
<FONT SIZE=4><FONT COLOR=FF0088><B>A．</B></FONT></FONT> 　インスリン療法をされている患者さんは、医師が指示した１日の測定回数に応じて、必要な枚数の試験紙が保険で給付されます。また、測定に必要な簡易測定器や穿刺針、穿刺器具なども給付の対象です。<BR>
　インスリン療法はしていない患者さんも、病状によっては年に１度、保険が適用されます。いつどのように測るのが治療に最も効果的か、主治医と相談してください。<BR>
　なお、保険でカバーされる部分以外の自己負担金額は、確定申告時に医療費控除の対象となります（詳しくは税務署にご相談ください）。<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP6">
<H2>効果バツグンの5つの提案</H2>
<A NAME="CHAP6SEC1">
<H3><FONT COLOR=339999>(1) 採血は、おなかや二の腕が痛くない</FONT></H3>
　採血は、よく指先からしますが、少しでも痛みを減らしたい場合は、指先より痛点の少ない腹壁や上腕外側部をお試しください。<BR>
<A NAME="CHAP6SEC2">
<IMG SRC="smbg16.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=339999>(2) メモ魔になる</FONT></H3>
　血糖値を記録するだけでなく、気付いたことは何でもメモしておきましょう。メモは、コントロール改善のためのヒントの宝庫です。
<A NAME="CHAP6SEC3">
<H3><FONT COLOR=339999>(3) 先手必勝、低血糖</FONT></H3>
　理想的な血糖値をめざすほど、低血糖との闘いになります。低血糖になる前に、自己測定で早期発見、早期対応で、ナイスコントロール。
<A NAME="CHAP6SEC4">
<H3><FONT COLOR=339999>(4) 食前・食後、セットで測定を</FONT></H3>
　HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>を下げるには、食後の高血糖をいかに抑えるかがポイントです。食前だけでなく食後もセットで測定し、コントロールすることがコツ。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP6SEC5">
<IMG SRC="smbg17.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=339999>(5) 測定機器はきれいに、過保護に</FONT></H3>
　精密機器はデリケート。血液の汚れ、小さなほこりが故障の原因になります。使用後は清潔に。持ち運びは専用の袋やケースに入れましょう。]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/05/post.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/05/post.php</guid>
         <category>06. 血糖自己測定とは</category>
         <pubDate>Thu, 18 May 2006 17:34:31 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>糖尿病とは「基礎編」</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso01.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30"><BR>

監修<BR>
東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>
日本医科大学客員教授<BR>
(財) 保健同人事業団診療所所長　鈴木吉彦先生<BR CLEAR=all><UL>
<A HREF="#CHAP01"><LI>糖尿病の人口と病気の特徴</A>
<A HREF="#CHAP02"><LI>糖尿病の誘因</A>
<A HREF="#CHAP03"><LI>インスリンの作用が不足し血糖値が上がります</A><UL>
<A HREF="#CHAP03SEC1"><LI>炭水化物をエネルギーとして利用する仕組み</A></UL>
<A HREF="#CHAP04"><LI>糖尿病はコントロールする病気です</A>
<A HREF="#CHAP05"><LI>糖尿病の症状はあまりあてになりません</A>
<A HREF="#CHAP06"><LI>放置すると血管や神経が冒されます</A><UL>
<A HREF="#CHAP06SEC1"><LI>神経障害</A>
<A HREF="#CHAP06SEC2"><LI>網膜症</A>
<A HREF="#CHAP06SEC3"><LI>腎症</A>
<A HREF="#CHAP06SEC4"><LI>その他</A></UL>
<A HREF="#CHAP07"><LI>糖尿病のタイプ</A><UL>
<A HREF="#CHAP07SEC1"><LI>インスリン作用不足の原因による分類</A><UL>
<A HREF="#CHAP07SEC1a"><LI>１型糖尿病</A>
<A HREF="#CHAP07SEC1b"><LI>２型糖尿病</A></UL>
<A HREF="#CHAP07SEC2"><LI>インスリン作用不足の程度による分類</A><UL>
<A HREF="#CHAP07SEC2a"><LI>生存のためインスリン治療が必要な状態</A>
<A HREF="#CHAP07SEC2b"><LI>高血糖是正にインスリン治療が必要な状態</A>
<A HREF="#CHAP07SEC2c"><LI>インスリン治療が必要ない状態</A></UL></UL>
<A HREF="#CHAP08"><LI>糖尿病と診断される時</A><UL>
<A HREF="#CHAP08SEC1"><LI>75g ブドウ糖負荷試験</A></UL>
<A HREF="#CHAP09"><LI>糖尿病の治療</A><UL>
<A HREF="#CHAP09SEC1"><LI>食事療法</A>
<A HREF="#CHAP09SEC2"><LI>運動療法</A>
<A HREF="#CHAP09SEC3"><LI>薬物療法</A></UL>
<A HREF="#CHAP10"><LI>治療の成績を知る指標</A><UL>
<A HREF="#CHAP10SEC1"><LI>血糖値</A>
<A HREF="#CHAP10SEC2"><LI>ヘモグロビンA<FONT SIZE=-2>1C</FONT> (HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>)</A>
<A HREF="#CHAP10SEC3"><LI>その他の指標</A></UL>
<A HREF="#CHAP11"><LI>糖尿病は自己管理が大切な病気です</A>
<A HREF="#CHAP12"><LI>Ｑ＆Ａ</A><UL>
<A HREF="#CHAP12SEC1"><LI>尿糖が出ていると糖尿病なのでしょうか？</A>
<A HREF="#CHAP12SEC2"><LI>薬を使い始めると糖尿病は重症なのでしょうか？</A></UL></UL>

<HR>

<A NAME="CHAP01">
<H2>糖尿病の人口と病気の特徴</H2>
　厚生労働省の調査によると、医療機関で治療を受けている糖尿病の患者さんは、国内で約 247万人います（2005年の患者調査）。ところが実際の患者数は約 890万と推定されていて（2007年の国民健康・栄養調査）、この数字の差から、糖尿病であることに気付かないでいる人や、気付いていても治療をしないでいる人が、いかに多いかがわかります。<BR>
　糖尿病は自覚症状が少ないためにこのような状況となっているのですが、治療しないでいると、やがて全身にさまざまな障害を起こすのがこの病気の特徴であり、恐ろしい点です。
<HR>
<A NAME="CHAP02">
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD ALIGN="RIGHT"><B>遺伝</B></TD><TD ROWSPAN=2><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso21.gif"></TD><TD ALIGN="LEFT"><B>ストレス</B></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="RIGHT"><B>食べすぎ</B></TD><TD ALIGN="LEFT"><B>飲みすぎ</B></TD></TR></TABLE>
<H2>糖尿病の誘因</H2>
　糖尿病は加齢のほか日常の生活習慣が誘因となって発病するので、「生活習慣病」といわれています。そして、糖尿病の患者数は年々増え続けています。その理由は、現代社会そのものが糖尿病を増やす生活習慣を生みやすい<NOBR>構</NOBR>造にあるからです。食べすぎ、運動不足、ストレス、アルコールの飲みすぎなど、どれをとっても現在増え続けている事柄で、外食産業の隆盛や自動車社会の繁栄、肥満の増加、ストレス社会など、糖尿病を招きやすい条件はたくさんそろっています。<BR>
　また、これらの生活習慣にかかわる誘因とともに、糖尿病の発病には遺伝的な素因も深く関係しているため、親戚に糖尿病の人がいる場合にはとくに注意が必要です。なお、加齢や生活習慣とは関係なく発病するタイプの糖尿病もあります（「<A HREF="#CHAP07">糖尿病のタイプ</A>」の項参照）。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP03">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso22.gif" ALIGN="RIGHT">
<H2>インスリンの作用が不足し<BR>血糖値が上がります</H2>
　インスリンは膵<FONT SIZE=-3>〈すい〉</FONT>臓で作り出されるホルモンで、細胞が血液の中からブドウ糖を取り込んでエネルギーとして利用するのを助ける働きをしています。インスリンの作用が不足すると、ブドウ糖を利用できなくなり、血液中のブドウ糖濃度「血糖値」が高くなります。これを高血糖といい、この状態が継続するのが糖尿病です。<BR>
　インスリンの作用不足には、膵臓のインスリンを作る出す（インスリン分泌）<NOBR>能</NOBR>力が低下してしまうことと、インスリンに対する細胞の感受性が悪くなることの二つの原因があります。<BR CLEAR="all">
<UL><A NAME="CHAP03SEC1"><TABLE CELLPADDING=0 BORDER=0 CELLSPACING=0><TR><TD BGCOLOR="00AA00"><TABLE BORDER=1 CELLPADDING=10 CELLSPACING=1 WIDTH=100%><TR><TD BGCOLOR="CCFF99"><CENTER><H3><FONT COLOR="FF0066">炭水化物をエネルギーとして利用する仕組み</FONT></H3></CENTER><FONT SIZE=2>
　私たちは、食べ物を消化・吸収することで、生命を維持し活動するためのエネルギーを得ています。食物中の栄養素には、炭水化物、脂質、たんぱく質があり三大栄養素と呼ばれていますが、エネルギー源として最もよく使われるのが炭水化物です。<BR>
　炭水化物は、消化・吸収されブドウ糖となって肝臓へ送られます。そのうちの一部は脳や筋肉で利用され、残りのブドウ糖は肝臓内にグリコーゲンとして蓄えられます（さらに余った分は脂肪になります）。<BR>
　身体活動で血液中のブドウ糖を消費すると、グリコーゲンが分解されて再びブドウ糖となって血液中に放出されます。このようにして、活動のためのエネルギーが常に維持され、血糖値は一定の範囲内の変動におさまっているのです。</FONT></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE></UL>
<HR>
<A NAME="CHAP04">
<H2>糖尿病はコントロールする病気です</H2>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso02.gif" ALIGN="RIGHT">
　糖尿病による高血糖状態は、医師の指導を受け、きちんとした治療を守れば、確実によくすることができます。しかし、インスリンの作用が不足している状態は、加齢や長年の生活習慣の結果として起きたものですから、多くの場合なかなか元に戻すことはできません。つまり、治療によって一時的に血糖値が下がっても、治療を続け生活を正していなければ、血糖値はすぐまた高くなってしまいます。<BR>
　血糖値を下げてできるだけ健康な人と同じくらいに保とうとすることを、「血糖をコントロールする」といいます。糖尿病の人も血糖コントロールを続けていけば、高血糖によって起こるさまざまな病気（合併症）を防ぐことができます。寿命も健康な人と変わりません。<BR>
　しかし血糖コントロールを守らないと、合併症は知らず知らずのうちに進行します。そして合併症は一度発症してしまうと一般に治療は難しく、進行を抑えることが治療の主な目的となってしまいます。気付いたときにはもう取り返しのつかない状態になっていた、という患者さんは少なくありません。<BR>
　一生油断は許されないという意味で、糖尿病は「治る」とか「治らない」といった<NOBR>表</NOBR>現をあまり用いずに、「しっかり治療をしていれば、一生治ったと同じ状態を保てる病気」と<nobr>表</nobr>現することが多いようです。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP05">
<H2>糖尿病の症状はあまりあてになりません</H2>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso03.gif" ALIGN="RIGHT">
　糖尿病の症状は気付きにくく、多少血糖値が高いくらいでは全く症状のない人がほとんどです。しかし、その程度の高血糖でも合併症は着実に発症・進行していきます。「症状がないから大丈夫」なのではなく、症状があれば血糖値はかなり高くなっているということです。<BR>
　高血糖がひどくなると初めて、のどが渇く、お小水が多い、トイレが近くなる、体がかゆい、できものができやすい、傷が治りにくい、足がつる、だるい、疲れやすい、物覚えが悪い、集中しない、眠い、お腹がすく、食べてもやせる、といった症状が現れてきます。さらに、血糖値がきわめて高い状態では、昏睡に陥ることがあります。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP06">
<H2>放置すると血管や神経が冒されます</H2>
　自覚症状がないからと糖尿病を放置していると、高血糖は全身のさなざまな臓器に障害をもたらします。<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso04.gif" ALIGN="RIGHT">とくに冒されやすいのは、神経と血管を中心とした臓器で、神経障害、眼球の網膜に出血する網膜症、腎臓の機<NOBR>能</NOBR>が低下する腎症の三つが起こりやすく、これを三大合併症と呼んでいます。<br>
<A NAME="CHAP06SEC1">
<H3><FONT COLOR=3300CC>神経障害</FONT></H3>
　全身の神経の働きが鈍り、さまざまな症状が現れます。主な症状は、足先や手先がしびれる、麻痺した感じがする、痛い、足が冷たい・ほてる、力がぬける、勃起障害（ＥＤ）、生理が乱れてくる、閉経が早い、便秘・下痢になりやすい、たちくらみがする、額や顔に汗をかきやすい、などです。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP06SEC2">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso05.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=3300CC>網膜症</FONT></H3>
　糖尿病による網膜症は成人後の失明の主要原因の一つで、年間約 3,000人が糖尿病により光を失っています。症状は、視力が落ちる、物がゆがんで見える、目の前にひもや点が見える、視野が欠けるなどですが、高度の視覚障害に至る直前まで症状がないことも少なくありません。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP06SEC3">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso06.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=3300CC>腎症</FONT></H3>
　腎臓の働きが低下してくると、だるい、疲れる、足がむくむ、貧血になる、吐き気がする、息苦しいなどの症状が現れますが、これらの症状が現れたときには腎機<NOBR>能</NOBR>はかなり低下していて、人工透析を受けないと生命を維持できない状態も近いといえます。年間１万人以上が、糖尿病による腎症が原因で人工透析を始めており、人工透析が必要になる原因の第一位を占めています。<br><A NAME="CHAP06SEC4">
<H3><FONT COLOR=3300CC>その他</FONT></H3>
　足の壊疽<FONT SIZE=-3>〈えそ〉</FONT>も合併症の一つで、足を切断しなければならないこともあります。また、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞の危険性も高くなりますし、感染症にかかりやすい、虫歯や歯周病になりやすいなど、糖尿病は全身の至るところに影響を及ぼします。<BR CLEAR="all">
<BLOCKQUOTE>
<TABLE BGCOLOR=00AA00 BORDER=1 CELLPADDING=1 CELLSPACING=0><TR><TD>
<TABLE BGCOLOR=CCFFCC CELLPADDING=5 CELLSPACING=10><TR><TD><CENTER><FONT COLOR=FF0066><FONT SIZE=5><B>ここまでの話を整理しましょう</B></FONT></FONT></CENTER><BR>
<TABLE BGCOLOR=00AA00 BORDER=0 CELLSPACING=0 WIDTH=100%><TR><TD>
<TABLE  BGCOLOR=CCCCFF CELLPADDING=5><TR><TD>
<TABLE CELLSPACING=5><TR><TD BGCOLOR=FF0066 WIDTH=7>　</TD><TD><B><FONT COLOR=FF0066>なぜ糖尿病を治療するのか？</FONT>・・・糖尿病であっても、健康な人と同じ寿命を全うし、健康な人と変わらない日常生活の質（ＱＯＬ）を維持するためです。</B></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE>
<CENTER><FONT COLOR=00AA00><FONT SIZE=5><B>↓↓</B></FONT></FONT></CENTER>
<TABLE BGCOLOR=00AA00 BORDER=0 CELLSPACING=0 WIDTH=100%><TR><TD>
<TABLE  BGCOLOR=CCCCFF CELLPADDING=5><TR><TD>
<TABLE CELLSPACING=5><TR><TD BGCOLOR=FF0066 WIDTH=7>　</TD><TD><B><FONT COLOR=FF0066>それにはどうすれば良いか？</FONT>・・・合併症が起きないようにする、たとえ起きたとしても、その進行を防ぐことです。</B></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE>
<CENTER><FONT COLOR=00AA00><FONT SIZE=5><B>↓↓</B></FONT></FONT></CENTER>
<TABLE BGCOLOR=00AA00 BORDER=0 CELLSPACING=0 WIDTH=100%><TR><TD>
<TABLE  BGCOLOR=CCCCFF CELLPADDING=5 WIDTH=100%><TR><TD>
<TABLE CELLSPACING=5><TR><TD BGCOLOR=FF0066 WIDTH=7>　</TD><TD><B><FONT COLOR=FF0066>合併症を防ぐ方法は？</FONT>・・・糖尿病をしっかりコントロールしていけば良いのです。</B></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
</BLOCKQUOTE>


<HR>
<A NAME="CHAP07">
<H2>糖尿病のタイプ</H2>
<A NAME="CHAP07SEC1">
<H3><FONT COLOR=3300CC>インスリン作用不足の原因による分類</FONT></H3>
<A NAME="CHAP07SEC1a">
<FONT COLOR=9900FF>１型糖尿病</FONT><FONT COLOR=000000><BR>
　膵臓のインスリンを作り出す細胞（β細胞）が破壊されてしまい、インスリン分泌がほぼゼロになってしまうタイプです。<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso23.gif" ALIGN="RIGHT">自己免疫疾患（本来は体外からからだに侵入しようとする病原菌などを無力化するための免疫機<NOBR>能</NOBR>が、自分のからだに対して作用してしまう病気）や、ウイルス感染などにより、突発的に発病することがほとんどです。小児や若年層に多く発病しますが、成人になってから徐々にβ細胞が破壊されてくることもあります。</FONT><BR>
<A NAME="CHAP07SEC1b">
<FONT COLOR=9900FF>２型糖尿病</FONT><FONT COLOR=000000><BR>
　インスリン分泌が低下はしているもののゼロではなく、いくらかは分泌されているタイプです。インスリン抵抗性（細胞のインスリン感受性が低下した状態）により、作用が不足しているケースもあります。日本では圧倒的に２型糖尿病が多く、生活習慣病と呼ばれる糖尿病はこのタイプの糖尿病です。<BR>
　なお、この二つのタイプ以外に、「その他の特定の機序、疾患によるもの」、「妊娠糖尿病」があります。</FONT>
<A NAME="CHAP07SEC2">
<H3><FONT COLOR=3300CC>インスリン作用不足の程度による分類</FONT></H3>
<A NAME="CHAP07SEC2a">
<FONT COLOR=9900FF>生存のためインスリン治療が必要な状態</FONT><FONT COLOR=000000><BR>
　インスリン分泌が絶対的に不足し、体外からのインスリン補給（インスリン治療）が欠かせない状態です。この状態のことを以前は、インスリン依存型糖尿病（ＩＤＤＭ；Insulin Dependent Diabetes Mellitus）と呼んでいました。１型糖尿病のほとんどがこれに該当します。</FONT><BR>
<A NAME="CHAP07SEC2b">
<FONT COLOR=9900FF>高血糖是正にインスリン治療が必要な状態</FONT><FONT COLOR=000000><BR>
　生存のためにインスリン治療が欠かせないわけではありませんが、ほかの治療法では正常レベルまで血糖値が下がらず、血糖コントロールのためにインスリン治療が必要な状態です。</FONT><BR>
<A NAME="CHAP07SEC2c">
<FONT COLOR=9900FF>インスリン治療が必要ない状態</FONT><FONT COLOR=000000><BR>
　食事療法や運動療法、飲み薬による治療で血糖コントロールが可<NOBR>能</NOBR>な状態です。<BR>
　後者の二つは以前、インスリン非依存型糖尿病（ＮＩＤＤＭ；Non-Insulin Dependent Diabetes Mellitus）と呼ばれていました。２型糖尿病の多くがこれに該当します。</FONT>
<HR>
<A NAME="CHAP08">
<H2>糖尿病と診断される時</H2>
　糖尿病かどうかは、慢性的に高血糖状態にあるかどうかを、血糖検査で確認することで診断されます。血糖値は食前か食後か、ストレスのある状況か否かなどによって絶えず変化しています。このため一回の検査でははっきりと診断できませんので、確定診断には別の日にもう一度検査を受ける必要があります。<BR>
<TABLE CELLPADDING=0 BORDER=0 CELLSPACING=0 VSPACE=10 ALIGN="RIGHT"><TR><TD BGCOLOR="FF0066"><TABLE BORDER=1 CELLPADDING=5 CELLSPACING=1 WIDTH=100%><TR><TD BGCOLOR="FFCCCC"><B>「糖尿病型」と判定される検査結果</B><P>
(1) 随時血糖値が 200mg/dL 以上<BR>
(2) 空腹時血糖値が 126mg/dL 以上<BR>
(3) 75g ブドウ糖負荷試験<SUP><FONT SIZE=1>※</FONT></SUP>で２時間値が 200mg/dL 以上</TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE></CENTER>
　最初の検査で右の三つのいずれかに該当すれば、その時点の血糖レベルは「糖尿病型」と判定されます。２回目の検査でもやはり「糖尿病型」と確認された場合、糖尿病と確定診断されます。ただし、糖尿病の特徴的な症状（のどの渇きや多飲・多尿、体重減少など）があったり、ヘモグロビンＡ<FONT SIZE=-2>1C</FONT>（「<A HREF="#CHAP10">治療の成績を知る指標</A>」の項参照）が 6.5パーセント以上の場合や網膜症が起きている場合は、１回の検査で「糖尿病型」と判定されれば、２回目の検査を受けなくても糖尿病と診断されます。<BR CLEAR="all"><P>
<A NAME="CHAP08SEC1">
<B>※75g ブドウ糖負荷試験</B><BR>
　75g のブドウ糖を飲み、時間を追いながら血糖値を調べる検査です。血糖値の変動から、糖尿病型なのか、正常型なのか、あるいはその境界型なのか、パターンが示されます。<BR>
　境界型の人は、今は大丈夫でも糖尿病を発病する可<NOBR>能</NOBR>性が高いので、定期的に検査を受けるようにしましょう。また、糖尿病の人は動脈硬化を起こしやすいのですが、境界型の人や正常型でも１時間値が 180mg/dL 以上だと、やはり動脈硬化の危険性が高いので注意が必要です。<BR CLEAR="all"><P>
<TABLE ALIGN="LEFT" CELLPADDING=3><TR><TD BGCOLOR="9966CC"><B>ブドウ糖経口負荷試験</B></TD></TR></TABLE><FONT SIZE=1>一般には 75g のブドウ糖を飲んで、１時間後、２時間後に採血をし、その時の血糖値から病気を診断しようとする検査です</FONT><BR CLEAR="all">
<P>
<CENTER>
<TABLE CELLPADDING=0 BORDER=0 CELLSPACING=0><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso08.gif"></TD><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso31.gif"></TD><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso24.gif"></TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<HR>
<A NAME="CHAP09">
<H2>糖尿病の治療</H2>
　糖尿病の治療は、合併症の発症・進行を<NOBR>予防</NOBR>するために高血糖を是正すること、つまり血糖コントロールがすべての基本となります。血糖コントロールの手段は、食事療法、運動療法、薬物療法の三つが柱となります。<br>
<A NAME="CHAP09SEC1">
<H3><FONT COLOR=FF9900>食事療法</FONT></H3>
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD COLSPAN=3 ALIGN="CENTER"><B>　　　カロリー<NOBR>表</NOBR>示した食品</B></TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP">　<P>　<P><B>栄養教室<BR>講習会</B></TD><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso25.gif"></TD><TD VALIGN="TOP">　<P><B>宅配で<P>　<P>　<P>ビデオで</B></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=3 ALIGN="CENTER"><B>いろいろトライしてみてください</B></TD></TR></TABLE>
　糖尿病なら、食事療法は絶対に必要です。食事で余分なエネルギーをとってしまうと、それを処理するのは大変だからです。適切なエネルギー摂取量に抑えるほうが、血糖コントロールをより楽に行えます。実際、食事が乱れていれば、ほかの治療法の効果はあまり反映されません。その意味でも、食事療法は糖尿病治療の根幹となる治療法です。２型糖尿病の場合、厳格に食事療法を守るのであれば、７割以上の患者さんがそれだけでコントロールが可<NOBR>能</NOBR>です。<BR>
　具体的には病院で栄養士から指導を受けたり、講習会に参加するなどして、栄養バランスのとれた食事の仕方を覚えるようにします。「糖尿病食事療法のための食品交換<NOBR>表</NOBR>」を利用するのが標準的な方法です。最近では、糖尿病食のレトルト食品、カロリー計算された食事・食材の宅配、栄養計算が簡単にできる<nobr>コンピューターソフト</nobr>などが出ています。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP09SEC2">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso09.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=FF6633>運動療法</FONT></H3>
　運動で体内に余分に溜まったエネルギーを消費すると血糖値は下がります。また、インスリンの細胞レベルでの働きが高まり（インスリン感受性が高くなり）、血糖コントロールがしやすくなります。さらに、血行がよくなる、ストレスが解消される、皮下脂肪が減る、骨格筋が増える、生活の活動度が高まるなど、多くの効果を得られます。<BR>
　運度の種類は、日常できるものならどんな運動でもかまいませんが、できるだけ全身を動かすものが勧められます。それまであまり運動をしていなかった場合には、次第に強い運動に移るようにしてください。週末だけに集中して運動するといった方法よりも、できれば毎日行できる運動を選びましょう。それには「歩くこと」が最も勧められます。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP09SEC3">
<H3><FONT COLOR=0066FF>薬物療法</FONT></H3>
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD><B>経口血糖降下薬</B></TD></TR><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso10.gif"></TD></TR><TR><TD ALIGN="RIGHT"><B>インスリン</B></TD></TR></TABLE>
　食事療法と運動療法だけではコントロールがうまくできない時、薬物療法を追加します。経口血糖降下薬（飲み薬）を用いる内服療法と、インスリンを注射で補充するインスリン療法との、二つがあります。<BR>
　経口血糖降下薬は膵臓からのインスリン分泌を増やしたり、細胞のインスリン感受性を高めて血糖値を下げます。インスリン療法は直接体外から補充したインスリンが、血糖降下を助けます。どちらの薬物療法をいつから始めるかは、患者さんそれぞれの糖尿病のタイプや病状、合併症の進行具合など、さなざまな要因を総合して決められます。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP10">
<H2>治療の成績を知る指標</H2>
　糖尿病は自覚症状に乏しい病気なので、治療がうまくいっているかどうかは検査を受けなければわかりません。血糖コントロールの具合を確かめるためには、次のような指標が用いられます。
<A NAME="CHAP10SEC1">
<H3><FONT COLOR=9900FF>血糖値</FONT></H3>
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso26.gif"></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER"><B>HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>は、すぐは下がらない</B></TD></TR></TABLE>
　血液中のブドウ糖濃度のことで、血液１デシリットルあたりのブドウ糖の量をミリグラムで<NOBR>表</NOBR>します。健康な人の早朝の空腹時の血糖値は100mg/dL 以下で、食後でも160mg/dL を超えることはあまりありません。糖尿病の人も、できるだけこの値に近づけることを目標に治療します。合併症を起こさないためには、空腹時血糖値は110mg/dL 以下にし、かつ体重も標準体重より５パーセントぐらい少ないほうがよい、という調査成績もあります。
<A NAME="CHAP10SEC2">
<H3><FONT COLOR=9900FF>ヘモグロビンA<FONT SIZE=-2>1C</FONT> (HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>)</FONT></H3>
　赤血球の中にあるヘモグロビン（血色素）のうち、ブドウ糖と結合している特殊なヘモグロビン（グリコヘモグロビン）の割合をパーセントで<NOBR>表</NOBR>した指標です。健康な人は 4.3〜5.8パーセントです。この指標は過去１〜２カ月間の血糖コントロールとよく関係し、ヘモグロビンＡ<FONT SIZE=-2>1C</FONT>が高ければ、その時点の血糖値は正常だとしても、１〜２カ月間は血糖が高い状態が続いていたことになります。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP10SEC3">
<H3><FONT COLOR=9900FF>その他の指標</FONT></H3>
　このほかグリコアルブミンや 1,5-アンヒドログルシトールといった指標があり、それぞれ多少意味あいは違います。また、糖尿病は高血圧や脂質異常症（高脂血症）も合併しやすいので、血糖コントロールの指標以外に、血圧やコレステロール、中性脂肪なども定期的にチェックしておいたほうがよいでしょう。
<HR>
<A NAME="CHAP11">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso11.gif" ALIGN="RIGHT"><H2>糖尿病は<BR>自己管理が大切な病気です</H2>
　糖尿病では中途半端な知識や治療は、逆に怖い結果につながります。しっかりした指導を受け、正しい治療を気長に続けることが大切です。そして、糖尿病は自分をいかに強く制していけるか、克己心にかかるところが多い病気といえます。自分自身のために日々の自己管理を絶やさず、意志を強くもってがんばりましょう。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP12">
<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=0 CELLSPACING=0><TR><TD>
<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=5 CELLSPACING=0 BGCOLOR=FF9999 WIDTH=100%><TR><TD ALIGN="CENTER"><FONT COLOR=FFFFFF><B><FONT SIZE=7>Ｑ</FONT><FONT SIZE=5>＆</FONT><FONT SIZE=7>Ａ</FONT></B></FONT></TD></TR></TABLE>

<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=5 CELLSPACING=0 BGCOLOR=CCCC99><TR><TD><FONT COLOR=9900FF><H3><A NAME="CHAP12SEC1"><FONT SIZE=5>Ｑ </FONT>尿糖が出ていると糖尿病なのでしょうか？</H3></FONT>
<FONT COLOR=0066FF><FONT SIZE=5><B>Ａ </B></FONT></FONT><FONT COLOR=000000>糖尿病という名前から、尿に糖が出るのが糖尿病だと思い込んでいる人がいますが、これは間違いです。糖尿病でも尿糖が出ない場合もあり、尿糖が出ていても糖尿病でないこともあります。糖尿病の診断は、あくまで血糖値を中心に考えられます。<BR>
　だからといって、尿糖を測る意味がないわけではありません。血糖値を知る機会がなくても、簡単に自分でチェックできるという意味では尿糖検査は大切です。自分は大丈夫と思っている人は大食した１〜２時間後に、尿をとって試験紙をつけてみてください。反応があるようなら要注意。本当に健康に近い状態ならば、食後といえども尿糖は出ません。</FONT>
<A NAME="CHAP12SEC2">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/01_/kiso12.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=9900FF><H3><FONT SIZE=5>Ｑ </FONT>薬を使い始めると糖尿病は重症なのでしょうか？</H3></FONT>
<FONT COLOR=0066FF><FONT SIZE=5><B>Ａ </B></FONT></FONT>糖尿病の場合ほかの病気と違って、ひと口に重症とか軽症とかいうことはできません。一般には合併症をもつ患者さんほど重症度が高いと考えられます。薬物治療をしているからという理由だけでは重症とはいえません。飲み薬を飲んだりインスリン注射をしていても、血糖コントロールがよく、合併症がないのであれば、病気が重症だと考える必要はありません。<BR CLEAR="all"></TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/05/post_18.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/05/post_18.php</guid>
         <category>01. 糖尿病とは「基礎編」</category>
         <pubDate>Tue, 16 May 2006 19:52:19 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>食事療法のコツ(1) ［基礎］</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="shok101.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30"><BR>

監修・編集<BR>
東北大学名誉教授　後藤由夫先生<BR CLEAR=all><UL>
<A HREF="#CHAP1">
<LI>なぜ食事療法が必要なのでしょうか?</A>
<A HREF="#CHAP2">
<LI>食事療法こそ最高の特効薬です</A>
<A HREF="#CHAP3">
<LI>どこが“療法”なのでしょうか?</A>
<A HREF="#CHAP4">
<LI>食品交換<NOBR>表</NOBR>について</A><A HREF="#CHAP5">
<LI>これは簡単！よくわかる食事療法のコツ　<NOBR>―</NOBR>マスターのための７つのステップ<nobr>―</nobr></A><BR>
<A HREF="#CHAP5SEC1">
　ステップ１　あなたに必要なエネルギー量を知る</A><BR>
<A HREF="#CHAP5SEC2">
　ステップ２　あなたに必要な栄養量を知る</A><BR>
<A HREF="#CHAP5SEC3">
　ステップ３　尺度を知る</A><BR>
<A HREF="#CHAP5SEC4">
　ステップ４　配分を知る</A><BR>
<A HREF="#CHAP5SEC5">
　ステップ５　交換のルールを知る</A><BR>
<A HREF="#CHAP5SEC6">
　ステップ６　自分の食事をチェックする</A><BR>
<A HREF="#CHAP5SEC7">
　ステップ７　食べたい献立に変える</A>
<A HREF="#CHAP6">
<LI>食事療法Q&A</A>
<A HREF="#CHAP6SEC1">
<UL><LI>運動すれば好物のケーキを食べられますか?</A>
<A HREF="#CHAP6SEC2">
<LI>アルコールはなぜいけないのですか?</A>
<A HREF="#CHAP6SEC3">
<LI>インスリン使用の場合に、食事療法で注意することは?</A>
<A HREF="#CHAP6SEC4">
<LI>「低インスリン食」「グリセミック・インデックス」とはどういうものですか?</UL>
<A HREF="#CHAP7">
<LI>食事療法の効果を高めるアドバイス</A>
</UL>
<HR>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok102.gif" ALIGN="RIGHT">
<A NAME="CHAP1">
<H2>なぜ食事療法が必要なのでしょうか?</H2>
　そのわけは、糖尿病が、食事と密接な関係にあるインスリンの、不足や欠乏から起こる病気だからです。インスリンが不足すると、食べ物を通して摂取したぶどう糖などの栄養分が利用されなくなり、体の各細胞が栄養不良になります。一方、利用されないぶどう糖はどんどん増え続け、血液中にあふれてきます。その状態が高血糖で、これを放置すると、合併症が起きてきます。<BR>
　これを防ぐには、摂取する食べ物の量を制限し、各種の栄養分も不足しないよう、食事のとり方を変えねばなりません。その人に合ったエネルギー量にすることと、栄養バランスのとれた食事に切り換えること。それが食事療法です。<BR>
　食事療法は、薬を飲むわけでもなくお金もかからないため軽視されがちですが、一番効果があり、またほかの治療法の効果も助ける、もっとも基本になる重要な治療法なのです。<BR CLEAR=all>
<HR>
<A NAME="CHAP2">
<H2>食事療法こそ最高の特効薬です</H2>
　糖尿病を根治する治療法がみつかっていない現在、糖尿病治療の最大の目的は、合併症の<NOBR>予防</NOBR>におかれています。合併症は、高血糖を放置していれば、誰でも例外なく起きてくるものです。失明したり人工透析が必要になるなど、合併症が起これば、社会生活が不自由になるだけでなく、寿命も短くなります。<BR>
　しかし、食事療法を確実に実行し、血糖コントロールをよい状態に保ち続ければ、合併症と無縁の生活も可<NOBR>能</NOBR>です。とくに、２型糖尿病の場合、７割以上の人が食事療法だけで、病状を<nobr>十分</nobr>に改善することができます。また、インスリン注射や飲み薬が必要な場合も、この食事療法がしっかりできていないと、その治療効果は上がりません。<BR>
　この治療法は、頭で理解しても、実行しなければ意味がなく、また、続けてこそ効果があります。それには、コントロールのよい状態がいかに快適かを、自分で実感すること。それが治療を長続きさせる秘訣といえるでしょう。発症して30年以上たっても合併症がなく、元気で活躍している人はたくさんいます。生半可な気持ちを捨て、自分の病気は自分で治す覚悟で、毎日食事療法に取り組むことが、糖尿病を克服する強い力となります。
<HR>
<A NAME="CHAP3">
<H2>どこが“療法”なのでしょうか?</H2>
　食事療法といっても、特別な食事があるわけではありません。１日の摂取エネルギー量が制限されるだけ。あとは、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素の必要量を、バランスよくとり、ビタミンやミネラルなども、欠かさずにとることが、治療です。つまり、それまでの食事のかたよりを改め、健康的な食事に変えることが目的なのです。また、この食事療法は、糖尿病でない人が、生活習慣病を<NOBR>予防</NOBR>し長生きするための健康食として利用しても、効果的です。<br>
<HR>
<A NAME="CHAP4">
<H2>食品交換<NOBR>表</NOBR>について</H2>
　食事療法でむずかしさを感じるのは、食品を選ぶとき、食品のもつ栄養素やエネルギー量が、各食品よって全部違うことです。その面倒な部分をわかりやすく<NOBR>表</NOBR>にしたのが、日本糖尿病学会の「糖尿病食事療法のための食品交換<nobr>表</nobr>」（以下、交換<NOBR>表</NOBR>と略します）です。<BR>
　交換<NOBR>表</NOBR>は、ふだんよく食べられている一般的な食品から約500種を選び、栄養<NOBR>構</NOBR>成の点で似たもの同士を、７種類に分類（６つの<nobr>表</nobr>と調味料）。同じ<NOBR>表</NOBR>同士の食品なら、交換（取り替え）可<nobr>能</nobr>な範囲を示したものです。これを使えば、使いたい食品のエネルギー量と重量が簡単にわかり、変化に富んだ献立にすることができます。<P>
<A NAME="CHAP4SEC1">
<CENTER>
<TABLE CELLPADDING=0 CELLSPACING=0><TR><TD><B><FONT COLOR=000099> ●食品の分類</FONT></B></TD></TR><TR><TD>
<TABLE BORDER=1><TR><TD ROWSPAN=2 ALIGN="CENTER" BGCOLOR=99CCFF><FONT SIZE=1>群</FONT></TD><TD COLSPAN=2 ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>Ｉ</FONT></TD><TD COLSPAN=2 ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>II</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>III</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>IV</FONT></TD><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=99CCFF ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>医師の許可が必要な食品</FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=99CCFF ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>炭水化物を主として<BR>供給する食品</FONT></TD><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=99CCFF ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>たんぱく質を主として<BR>供給する食品</FONT></TD><TD BGCOLOR=99CCFF><FONT SIZE=1>脂質を主として供給する食品</FONT></TD><TD BGCOLOR=99CCFF><FONT SIZE=1>ビタミンおよびミネラルを主として供給する食品</FONT></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CC99FF><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR></FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FF6633><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>１</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=00CC99><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>２</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=3366FF><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>３</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FF66CC><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>４</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FF9900><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>５</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=00CC00><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>６</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=996699><FONT SIZE=1>調味料、他</FONT></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=1>食<P>品</FONT></TD><TD BGCOLOR=FFCCCC VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>穀類、いも類、豆類（大豆およびその製品を除く）、炭水化物の多い野菜および種実類</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=99FFCC VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>果実類</FONT><P>　<CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok103.gif"></CENTER></TD><TD BGCOLOR=99CCFF VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>魚介、獣鳥鯨肉類およびその加工品、卵、チーズ、大豆およびその製品</FONT><CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok104.gif"></CENTER></TD><TD BGCOLOR=FFCCFF VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>乳類および乳製品（チーズを除く）</FONT></TD><TD BGCOLOR=FFCC66 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>油脂類および多脂性食品</FONT></TD><TD BGCOLOR=CCFF99 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>野菜類（炭水化物の多い一部の野菜を除く）、海草類、きのこ類、こんにゃく</FONT></TD><TD BGCOLOR=CCCCFF VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>調味料、菓子・ジャム・アルコールなどのし好品、インスタント食品、外食料理</FONT><P><CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok105.gif"></CENTER></TD></TR></TABLE></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>日本糖尿病学会編「糖尿病食事療法のための食品交換<NOBR>表</NOBR>（第６版）」 <BR>日本糖尿病協会/文光堂 2002年発行より引用し、まとめなおしたもの</FONT></TD></TR></TABLE></CENTER>
<HR>
<A NAME="CHAP5">
<CENTER>
<TABLE><TR><TD ALIGN="CENTER">
<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=0 CELLSPACING=0><TR><TD BGCOLOR=003399>
<TABLE BORDER=1 CELLPADDING=5><TR><TD BGCOLOR=FFFFCC ALIGN="CENTER"><B><FONT SIZE=4><FONT COLOR=003399>これは簡単! よくわかる食事療法のコツ</FONT></FONT></B><BR><FONT SIZE=5><FONT COLOR=003399> 　 マスターのための</FONT></FONT><FONT SIZE=7><FONT COLOR=FF3366>7</FONT></FONT><FONT SIZE=5><FONT COLOR=003399>つのステップ 　 </FONT></FONT></TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE></TD><TD ROWSPAN=2>　</TD><TD ROWSPAN=2><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok106.gif"></TD></TR>
<TR><TD><B>治療法自体は少しもむずかしくないのですが、実践の段階で、慣れるまでちょっと根気が必要です。そこで、食事療法のポイントを、思いきって７段階に整理し、１段階ごとにマスターすれば、簡単に食事療法の方法が身につくプログラムをつくりました。さっそく挑戦してみてください。</B></TD></TABLE>
</CENTER>
<A NAME="CHAP5SEC1">
<H2>ステップ１　あなたに必要なエネルギー量を知る</H2>
　血糖値の上がり過ぎをおさえ、正常な状態に変えていくためには、あなたが１日に必要なエネルギー量を正確に知って、それ以上の余分なエネルギー量をとらないようにすることです。１日に必要なエネルギー量は、年齢、性、身長、体重、活動量などを考慮して医師が総合的に決め、患者さんに指示します（指示エネルギー量といいます）。算出の方法もいろいろですが、ここでは最近よく使われている、肥満指数を使った計算方法を紹介します。<P>
<B>身長170センチで事務職の人の場合。</B><BR>
<UL><B>(1) まず標準体重を出す。</B><BR>
<TABLE CELLSPACING=0 CELLPADDING=0 BORDER=0><TR><TD><TABLE CELLPADDING=4><TR><TD BGCOLOR="99CCFF"><B>身長 1.7</B></TD></TR></TABLE></TD><TD><B><FONT SIZE=4>×</FONT></B></TD><TD><TABLE CELLPADDING=4><TR><TD BGCOLOR="99CCFF"><B>身長 1.7</B></TD></TR></TABLE></TD><TD><B><FONT SIZE=4>×</FONT></B></TD><TD><B><FONT SIZE=5>22</FONT></B></TD><TD><B><FONT SIZE=4>＝</FONT></B></TD><TD><B><FONT SIZE=+1>標準体重</FONT></B> <FONT SIZE=5>63.5kg</FONT></TD></TR></TABLE><BR>
<B>(2) 必要なエネルギー量（指示エネルギー量）を出す。</B><BR>
<TABLE CELLSPACING=0 CELLPADDING=0 BORDER=0><TR><TD><TABLE CELLPADDING=4><TR><TD BGCOLOR="FF99CC"><B>標準体重</B></TD></TR></TABLE></TD><TD><B><FONT SIZE=4>×</FONT></B></TD><TD><TABLE CELLPADDING=4><TR><TD BGCOLOR="CCCC99"><B>作業強度</B></TD></TR></TABLE></TD><TD><B><FONT SIZE=4>＝</FONT></B></TD><TD><B><FONT SIZE=+1>指示エネルギー量</FONT></B></TD></TR></TABLE></UL>
<A NAME="CHAP5SEC1-1">
<TABLE ALIGN="RIGHT" HSPACE=5><TR><TD><B><FONT COLOR=000099>●身長でみるあなたの適正エネルギー</FONT></B><P>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok107.gif"></TD></TR></TABLE><BR>
　作業強度の目安は、成人では 25〜30kcal<FONT SIZE=-3>〈キロカロリー〉</FONT>（肥満の人と高齢者の場合は25kcal。やせている人と若い人の場合は 30kcal を目安とする）。63.5×25＝1587kcal。100 以下を四捨五入すると、1600kcal が適正な指示エネルギー量となる。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP5SEC2">
<H2>ステップ２　あなたに必要な栄養量を知る</H2>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok108.gif" ALIGN="RIGHT">
　１日に必要なエネルギー量の次に大事なのが、栄養のバランスです。とくに、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素は、指示エネルギー量ごとに、１日の最低必要量が決められています。1600kcal の場合、炭水化物が 200g、タンパク質が 60g 以上、脂質が 30g 以上が１日に最低必要な目安です。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを含む<NOBR>表</NOBR>６の食品（主に野菜）は、毎日最低 300g 以上とる必要があります。<BR CLEAR=all>
<A NAME="CHAP5SEC3">
<H2>ステップ３　尺度を知る</H2>
 ‘kcal（キロカロリー）’はエネルギーの尺度ですが、交換<NOBR>表</NOBR>では 80kcal を１単位として、ひとつの基準にしています。たとえば、指示エネルギー量が 1600kcal の人の場合、1600÷80＝20 となり、１日20単位分の食品が食べられるというふうに使います。<BR>
　なぜ１単位が 80kcal かというと、私たちがふだんよく食べる食品の常用量が、80kcal 前後のことが多いからで、この単位を使えばエネルギー量の計算がしやすく、覚えやすいという利点があるのです。<BR>
　食品１単位は、たとえば、御飯は小さめの茶碗半杯、食パン（６枚切り）は半枚、卵は１個、魚は切り身１枚といった具合。ただ、エネルギー量と重量は食品によって全部違うため、交換<NOBR>表</NOBR>を使って、食品ごとに１単位は何グラムなのかを確かめる必要があります。<P>
<A NAME="CHAP5SEC3-1">
<CENTER>
<TABLE CELLPADDING=0 CELLSPACING=0><TR><TD COLSPAN=3><B><FONT COLOR=000099> ●１単位に相当する各食品の重量一覧</FONT></B></TD></TR><TR><TD COLSPAN=3>
<TABLE BORDER=1><TR><TD BGCOLOR=99CCFF ROWSPAN=2 ALIGN="CENTER" WIDTH=><FONT SIZE=1>群</FONT></TD><TD COLSPAN=2 ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>Ｉ</FONT></TD><TD COLSPAN=2 ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>II</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>III</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>IV</FONT></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=99CCFF ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>炭水化物を主として<BR>供給する食品</FONT></TD><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=99CCFF ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>たんぱく質を主として<BR>供給する食品</FONT></TD><TD BGCOLOR=99CCFF><FONT SIZE=1>脂質を主として供給する食品</FONT></TD><TD BGCOLOR=99CCFF><FONT SIZE=1>ビタミンおよびミネラルを主として供給する食品</FONT></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CC99FF><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR></FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FF6633><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>１</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=00CC99><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>２</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=3366FF><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>３</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FF66CC><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>４</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FF9900><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>５</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=00CC00><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>６</FONT></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=1>食<P>品</FONT></TD><TD BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=1>穀類、いも類、豆類（大豆およびその製品を除く）、炭水化物の多い野菜および種実類</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=99FFCC><FONT SIZE=1>果実類</FONT></TD><TD BGCOLOR=99CCFF><FONT SIZE=1>魚介、獣鳥鯨肉類およびその加工品、卵、チーズ、大豆およびその製品</FONT></TD><TD BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>乳類および乳製品（チーズを除く）</FONT></TD><TD BGCOLOR=FFCC66><FONT SIZE=1>油脂類および多脂性食品</FONT></TD><TD BGCOLOR=CCFF99><FONT SIZE=1>野菜類（炭水化物の多い一部の野菜を除く）、海草類、きのこ類、こんにゃく</FONT></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=1>１単位 80kcal 
に相当する各食品の重量</FONT></TD><TD VALIGN="TOP" BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=1>御飯50g、パン30g、ゆでうどん80g、ゆでそば60g、とうもろこし(芯つき)180g、もち35g、じゃがいも110g、さつまいも60g</FONT><P><CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok109.gif"></CENTER></TD><TD VALIGN="TOP" BGCOLOR=99FFCC><FONT SIZE=1>りんご(皮つき180g)、みかん(皮つき270g)、ぶどう(皮つき180g)、すいか(皮つき330g)、バナナ(皮つき170g)</FONT><P>　<CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok110.gif"></CENTER></TD><TD VALIGN="TOP" BGCOLOR=99CCFF><FONT SIZE=1>たら100g(大1切れ)、あじ60g(中1尾)、さけ60g(中2/3切れ)、豚肉のロース40g、牛肉のロース30g、卵50g、チーズ(プロセス)20g、納豆40g、とうふ(絹)140g(1/2丁)、ロースハム40g(2枚)</FONT><CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok111.gif"></CENTER></TD><TD VALIGN="TOP" BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>牛乳120g、ヨーグルト(全脂無糖)120g</FONT><P>　<CENTER>　<P><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok112.gif"></CENTER></TD><TD VALIGN="TOP" BGCOLOR=FFCC66><FONT SIZE=1>バター10g、マーガリン10g、サラダオイル10g、マヨネーズ10g(大さじ軽く1)、ドレッシング20g、ベーコン20g</FONT><P>　<CENTER>　<P><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok113.gif"></CENTER></TD><TD VALIGN="TOP" BGCOLOR=CCFF99><FONT SIZE=1>炭水化物のやや多い野菜(にんじん、玉ねぎ、ごぼうなど)、炭水化物の少ない野菜(ほうれんそう、きゅうり、なすなど)１単位=300g、エネルギーのないもの(きのこ、わかめ、こんにゃくなど)</FONT><CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok114.gif"></CENTER></TD></TR></TABLE></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1><NOBR>くわしくは食品交換<NOBR>表</NOBR>をご参照ください。</TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>日本糖尿病学会編「糖尿病食事療法のための食品交換<NOBR>表</NOBR>（第６版）」 <BR>日本糖尿病協会/文光堂 2002年発行より引用し、まとめなおしたもの</FONT></TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<A NAME="CHAP5SEC4">
<H2>ステップ４　配分を知る</H2>
　では、何を何単位食べたらよいのでしょうか。それには、１日に必要な栄養分を、各食事にバランスよく配分する必要があります。<A HREF="#CHAP5SEC4-1">下の<NOBR>表</NOBR></A>（左）は、栄養学的に計算した場合の、単位の配分<NOBR>表</NOBR>です。<BR>
　たとえば、1600kcal の場合、１日に必要なエネルギー量は、<NOBR>表</NOBR>１が11単位、<NOBR>表</NOBR>２が１単位、<nobr>表</nobr>３が４単位、<NOBR>表</NOBR>４が1.5単位、<NOBR>表</NOBR>５が１単位、<nobr>表</nobr>６が１単位、調味料が0.5単位の計20単位となっています。それを、１日の各食事に振り分けると、たとえば<A HREF="#CHAP5SEC4-1">下<NOBR>表</NOBR></A>（右）のような「単位配分例」になります。<BR>
　配分で大事なことは、栄養のバランスがかたよらないようにすること、また食事の回数は３食以上にし、単位数もなるべく均等に配分することです。朝食を抜き、その分夕食をたっぷりとるような配分の仕方は、血糖のコントロールを乱し、治療上好ましいことではありません。通常は、あなたに合った単位の配分を記した「単位配分<NOBR>表</NOBR>」が、医師や栄養士から渡されることが多いので、それに従って食品を組み合わせればよいのです。<P>
<A NAME="CHAP5SEC4-1">
<CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok115.gif"></CENTER>
<A NAME="CHAP5SEC5">
<H2>ステップ５　交換のルールを知る</H2>
　食事療法を守りながら、毎日の献立に楽しみや変化をつけるには、交換の可<NOBR>能</NOBR>性と限界を知ることです。<BR>
　交換の原則は、同じ<NOBR>表</NOBR>の食品同士なら、自由に交換（取り替え）がきくということです。<nobr>表</nobr>１の御飯を、同じ<NOBR>表</NOBR>１に分類されているうどん、あるいはじゃがいもと交換したり、<nobr>表</nobr>３の肉のかわりに同じ<NOBR>表</NOBR>３の魚にしたりということは、まったく自由です。しかし、違う<nobr>表</nobr>同士の交換は原則としてできません。<NOBR>表</NOBR>１の御飯を、<nobr>表</nobr>３の肉と交換したり、<NOBR>表</NOBR>３の魚を<nobr>表</nobr>６の野菜と交換することは、できないのです。<BR>
　また、調味料や酒、菓子などのし好食品は、エネルギー量が多く、コントロールを乱す原因になりやすいので、交換の対象にならず、使用には医師の許可が必要です。たとえば、フランスパン（<NOBR>表</NOBR>１）と御飯（<nobr>表</nobr>１）の交換はできても、あんパンなどの菓子パン（し好食品）と御飯の交換の可否は、医師に聞いてください。ただ、くだものを増やし、その分御飯を減らすといった、<NOBR>表</NOBR>１と<nobr>表</nobr>２の交換は、時々なら許されます。また、調味料の中で、みそとさとうなどは、特別な食事制限のある人以外は、通常、0.5単位程度の使用が許されています。<P>
<A NAME="CHAP5SEC5-1">
<CENTER><FONT COLOR=CC00FF><FONT SIZE=5><B>交換できるもの、できないもの</B></FONT></FONT><P><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok116.gif"></CENTER><P>
<A NAME="CHAP5SEC6">
<H2>ステップ６　自分の食事をチェックする</H2>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok117.gif" ALIGN="RIGHT">
　献立をつくる前段階として、まず今食べているもののチェックをしてみましょう。食べたものの量を全部書き出し、それを<NOBR>表</NOBR>に配分してみて、１日の単位内で収まっているか、栄養のバランスはどうかを細かくチェックしてみます。自分で食べたものを記録することで、何を何単位食べたか、何が問題かがみえてくるようになり、また交換<nobr>表</nobr>の使い方もわかってきます。よく使う食品の１単位の重さを書き出し、一覧<NOBR>表</NOBR>にしておくと便利です。<br>
<A NAME="CHAP5SEC7">
<H2>ステップ７　食べたい献立に変える</H2>
　さあ、いよいよ仕上げの段階です。最後は、すでにある献立<NOBR>表</NOBR>を使って、あなたが食べたい献立に変える方法の練習です。<A HREF="#CHAP5SEC7-1"><B>ここ</B></A>に20単位（1600kcal）の和風の献立<NOBR>表</NOBR>があります。この献立の昼食を、洋風の献立に変えるには、どうすればいいのでしょうか。和風の昼食の献立の<nobr>構</nobr>成はこうです。<BR CLEAR=all>
<UL><FONT COLOR=000099><B>
(1) 御飯（３単位）<BR>
(2) 豚のしょうが焼き、粉吹芋、トマト添（2.3単位）<BR>
(3) コールスローサラダ（１単位）<BR>
(4) わかめと野菜の酢のもの（0.1単位）</B></FONT></UL>
　この献立の単位数は計6.4単位。これを同単位の洋風の献立に変えたい場合、たとえばこんなふうに変えることができます。
<UL><FONT COLOR=000099><B>
パン（３単位）、マーガリン（0.5単位）<BR>
ロースハムと粉吹芋、トマトのつけあわせ（２単位）<BR>
生野菜のサラダ（0.8単位）<BR>
コーヒーのさとう（0.1単位）</B></FONT></UL>
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok118.gif"></TD></TR>
<TR><TD><FONT SIZE=1>　</FONT><FONT SIZE=6><FONT COLOR=009966>昼食</FONT></FONT><FONT SIZE=1>　　　　　　</FONT><FONT SIZE=6><FONT COLOR=FF6699><B>↓<B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok119.gif"></TD></TR>
</TABLE>　<P>
　では、交換の内容を具体的にみてみましょう。<P>
　<B><FONT COLOR=CC00FF><NOBR>表</NOBR>１では、</FONT></B>(1) の御飯<U>３単位</U>分を→フランスパン３切れ（<U>３単位</U>）に（フランスパン１切れが１単位）。<BR>
　<B><FONT COLOR=CC00FF><NOBR>表</NOBR>３では、</FONT></B>(2) の豚肉のしょうが焼き<U>１単位</U>分を→ロースハム２枚（<U>１単位</U>）に。<BR>
　<B><FONT COLOR=CC00FF><NOBR>表</NOBR>５では、</FONT></B>しょうが焼き用の油<U>0.2単位</U>分と (3) のコールスローサラダのマヨネーズ<U>0.8単位</U>分を→パンにつけるマーガリン５g（<U>0.5単位</U>）とサラダのドレッシング大さじ軽く１（<U>0.5単位</U>）に。<BR>
　<B><FONT COLOR=CC00FF><NOBR>表</NOBR>6では、</FONT></B>(3) のコールスローサラダの生野菜と (4) の酢のものを→わかめ、きゅうりなどの生野菜計100g のサラダに。<BR>
　<B><FONT COLOR=CC00FF>調味料では、</FONT></B>しょうが焼き用のさとう<U>0.1単位</U>（小さじ１杯弱）を→コーヒーに（<U>0.1単位</U>）。<P>
　洋風にした場合の食品の単位数は、計6.4単位となり、和風の献立の単位数とぴったり一致します。これで、交換が可<NOBR>能</NOBR>になりました。<P>
　こうしたやり方をすれば、朝食、夕食の交換も簡単です。また、交換に馴れるにつれて、全部の献立を自分でつくることもできるようになります。これで、７ステップは終わりです。季節の変化や、みなさんの好みを取り入れた献立づくりに挑戦して、ぜひ食事療法をバラエティーに富んだおいしく楽しいものに変えてください。<BR CLEAR="all">
<P>
<A NAME="CHAP5SEC7-1">
<TABLE CELLPADDING=0 CELLSPACING=0><TR><TD COLSPAN=2><B><FONT COLOR=000099> ●糖尿病20単位（1600kcal）献立例</FONT></B></TD></TR><TR><TD ROWSPAN=3>

<TABLE BORDER=1><TR ALIGN="CENTER" BGCOLOR=9999FF><TD ROWSPAN=2>　</TD><TD ROWSPAN=2><FONT SIZE=1>献立名</FONT></TD><TD ROWSPAN=2><FONT SIZE=1>食品名</FONT></TD><TD ROWSPAN=2><FONT SIZE=1>量 (g)</FONT></TD><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=FF6633><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>１</FONT></TD><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=00CC99><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>２</FONT></TD><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=3366FF><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>３</FONT></TD><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=FF66CC><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>４</FONT></TD><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=FF9900><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>５</FONT></TD><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=00CC00><FONT SIZE=1><NOBR>表</NOBR>６</FONT></TD><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=996699><FONT SIZE=1>調<BR>味<BR>料</FONT></TD></TR>
<TR BGCOLOR=00CC00><TD ALIGN="CENTER BGCOLOR=FF6633"><FONT SIZE=1>緑黄<BR>色</FONT></TD><TD BGCOLOR=00CC00><FONT SIZE=1>淡色</FONT></TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCC99><TD ROWSPAN=16><FONT SIZE=1>朝</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>御　飯</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>御　飯</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>150</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>３</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCC99><TD ROWSPAN=4 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>みそ汁</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>小松菜</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>40</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>油　揚</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>4</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>0.2</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>み　そ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>12</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>0.3</FONT></TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>削りぶし</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCC99><TD ROWSPAN=5 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>ごま浸し</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>みつば</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>20</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>鶏ささみ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>25</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>0.3</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>しめじ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>20</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>白ごま</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>1</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>しょうゆ</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCC99><TD ROWSPAN=3 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>納　豆</FONT></FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>納　豆</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>40</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>１</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>マスタード</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>少々</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>しょうゆ</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCC99><TD ROWSPAN=3 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>即席漬</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>か　ぶ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>30</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>かぶ葉</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>5</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99><TD><FONT SIZE=1>塩</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>少々</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD ROWSPAN=18><FONT SIZE=1>昼</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>御　飯</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>御　飯</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>150</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>３</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD ROWSPAN=5 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>生姜焼</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>豚もも肉</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>60</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>１</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>根生姜</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT">5</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>さとう</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>2</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>0.1</FONT></TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>しょうゆ</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>油</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>2</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>0.2</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD ROWSPAN=2 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>粉吹芋<BR>トマト<BR>添え</FONT></FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>じゃがいも</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>110</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>１</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>プチトマト</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>20</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD ROWSPAN=4 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>コール<BR>スロー<BR>サラダ</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>キャベツ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>30</FONT></FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>かいわれ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>10</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>人　参</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>10</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>マヨネーズ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>8</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>0.8</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD ROWSPAN=6 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>酢　物</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>生わかめ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>15</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>きゅぅり</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>30</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>みょうが</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>5</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>酢</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>しょうゆ</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCCFF><TD><FONT SIZE=1>だし汁</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD ROWSPAN=19><FONT SIZE=1>夜</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>御　飯</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>御　飯</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>200</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>４</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD ROWSPAN=5 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>刺　身</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>まぐろ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>60</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>１</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>青しそ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>１枚</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>大　根</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>30</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>わさび</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>しょうゆ</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD ROWSPAN=7 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>煮　物</FONT></FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>こんにゃく</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>40</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>たけのこ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>40</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>ふ　き</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>20</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>干しいたけ</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>１枚</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>さとう</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>2</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>0.1</FONT></TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>しょうゆ</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>だし</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD ROWSPAN=5 VALIGN="TOP"><FONT SIZE=1>かき卵汁</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>卵</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>25</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>0.5</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>小　惣</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>5</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>だし汁</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>塩</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>しょうゆ</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=CCFFCC><TD><FONT SIZE=1>漬　物</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>なす漬</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>20</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>◯</FONT></TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=FFFFCC><TD ROWSPAN=2><FONT SIZE=1>間<BR>食</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>果　物</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>りんご</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>150</FONT></TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>１</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR BGCOLOR=FFFFCC><TD><FONT SIZE=1>牛　乳</FONT></TD><TD><FONT SIZE=1>牛　乳</FONT></TD><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>180</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=1>1.5</FONT></TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD><TD>　</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=9999FF>　</TD><TD COLSPAN=3 BGCOLOR=9999FF><FONT SIZE=1>20単位</FONT></TD><TD BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=1>11</FONT></TD><TD BGCOLOR=99FFCC><FONT SIZE=1>１</FONT></TD><TD BGCOLOR=99CCFF><FONT SIZE=1>４</FONT></TD><TD BGCOLOR=FFCCFF><FONT SIZE=1>1.5</FONT></TD><TD BGCOLOR=FFCC66><FONT SIZE=1>１</FONT></TD><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=CCFF99><FONT SIZE=1>１</FONT></TD><TD BGCOLOR=CCCCFF><FONT SIZE=1>0.5</FONT></TD></TR>

</TABLE>
</TD><TD VALIGN="TOP">　<P>　<P><FONT SIZE=1>　</FONT><B>朝食</B><BR><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok120.gif"></TD></TR>
<TR><TD VALIGN="BOTTOM">　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P>　<P><FONT SIZE=1>　</FONT><B>夕食</B><BR><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok121.gif"></TD></TR>
<TR><TD VALIGN="BOTTOM"><FONT SIZE=1>　</FONT><B>間食または各食事に配分</B><BR><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok122.gif"></TD></TR>

</TABLE>
<HR>
<A NAME="CHAP6">
<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=5 CELLSPACING=0 BGCOLOR=CCFFCC><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok123.gif" ALIGN="RIGHT">
<TABLE CELLPADDING=5 BORDER=0 CELLSPACING=0><TR><TD BGCOLOR=FF6699>
<FONT SIZE=4><FONT COLOR=000099><B>　　食事療法</B></FONT></FONT><BR>
<FONT SIZE=7>　<FONT COLOR=FFFFFF>Q&A</FONT>　</FONT></TD></TR></TABLE>
<A NAME="CHAP6SEC1"><FONT COLOR=FF0066><B><FONT SIZE=6>Q. </FONT>運動すれば好物のケーキを食べられますか?</B></FONT><BR>
<FONT COLOR=9966FF><B><FONT SIZE=6>A. </FONT></B></FONT><FONT COLOR=000000>甘いものを食べて、そのエネルギー量を運動で消費するのはかなり大変です。ショートケーキ１個分（3〜4単位）を運動で消費するには、45分〜１時間程度のランニングが必要です。食事と運動は原則として交換できません。ちなみに、大福は２単位、ポテトチップは半袋で５単位もあります。とくにスナック菓子は、つい限度を超えがちなので、避けましょう。</FONT><BR>
<A NAME="CHAP6SEC2"><FONT COLOR=FF0066><B><FONT SIZE=6>Q. </FONT>アルコールはなぜいけないのですか?</B></FONT><BR>
<FONT COLOR=9966FF><B><FONT SIZE=6>A. </FONT></B></FONT><FONT COLOR=000000>アルコールで一番問題なのは、つい限度を超えて飲み、コントロールを乱しやすいことです。またアルコールを飲んだ分、御飯を減らしたりすると、不健康にやせてくる心配もあります。２単位（たとえば日本酒１合）を守れる意志の強さがあり、コントロールも安定していれば、１合程度は許される場合もあります。</FONT><BR>
<A NAME="CHAP6SEC3"><FONT COLOR=FF0066><B><FONT SIZE=6>Q. </FONT>インスリン使用の場合に、食事療法で注意することは?</B></FONT><BR>
<FONT COLOR=9966FF><B><FONT SIZE=6>A. </FONT></B></FONT><FONT COLOR=000000>インスリンは種類によって血糖値の下がり方が多様ですから、注射をしたら指示された時間に食事をとってください。いつも決まった時間に低血糖症状が起こるときは、医師に相談して分食するのもよいでしょう。夜中に低血糖が起こる場合は、就寝前にクラッカー（炭水化物）２〜３枚とチーズ（たんぱく質）を少々とり<NOBR>予防</NOBR>します。いつもより多く運動するときは、運動前の食事を１〜1.5単位多くして、低血糖を<NOBR>予防</NOBR>します。</FONT><BR>
<A NAME="CHAP6SEC4"><FONT COLOR=FF0066><B><FONT SIZE=6>Q. </FONT>「低インスリン食」「グリセミック・インデックス」とはどういうものですか?</B></FONT><BR>
<FONT COLOR=9966FF><B><FONT SIZE=6>A. </FONT></B></FONT><FONT COLOR=000000>低インスリン食とは、食後の糖分吸収をおだやかにしてインスリン分泌をあまり刺激しない食事のことです。具体的にいうと、食物繊維を多く含んでいたり、炭水化物が少なくたんぱく質や脂質が多い食品・献立です。グリセミック・インデックス（ＧＩ）とは、ある食品を一定量食べたあとに血糖値がどれくらい高くなるかを示す指標のことです。ＧＩ値が低い食事が低インスリン食にあたります。こうした食事はダイエットや糖尿病治療に役立つこともありますが、食事療法の基本を理解したうえで取り入れないと、栄養がかたよったり体重が増えたりしてしまいます。</FONT><BR CLEAR="all"></TD></TR></TABLE>
<HR>
<A NAME="CHAP7">
<H2>食事療法の効果を高めるアドバイス</H2>
<TABLE BORDER=0><TR><TD VALIGN="TOP"><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4>●</FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4><B>ゆっくりとよく噛めば、腹八分でも満腹感が得られます。</B></FONT></FONT></TD><TD ROWSPAN=6><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/02_1/shok124.gif" ALIGN="RIGHT"></TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP"><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4>●</FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4><B>６つの<NOBR>表</NOBR>から満遍なくとれば、30以上の食品がとれて理想的。</B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP"><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4>●</FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4><B>魚の油（EPA）は動脈硬化を防ぎます。魚も食べるようにしましょう。</B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP"><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4>●</FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4><B>血糖の急速な上昇を防いでくれる食物繊維もたっぷりと。</B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP"><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4>●</FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4><B>間食のエネルギー量も忘れずに計算に入れましょう。</B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP"><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4>●</FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=9966FF><FONT SIZE=4><B>迷信や民間療法よりも自分の食事療法を信じましょう。</B></FONT></FONT></TD></TR>
</TABLE>]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/05/1.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/05/1.php</guid>
         <category>02. 食事療法のコツ(1)　基礎</category>
         <pubDate>Tue, 16 May 2006 19:33:30 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>運動療法のコツ(1) ［基礎］</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="undo101.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30"><BR>

監修<BR>
東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>
太田記念病院院長　阿部隆三先生<BR>
太田西ノ内病院運動指導室長　藤沼宏彰先生<BR CLEAR=all><UL>
<A HREF="#CHAP1">
<LI>運動療法とは</A>
<A HREF="#CHAP2">
<LI>どんな効果が得られるのでしょうか？</A>
<A HREF="#CHAP3">
<LI>やっていい人、いけない人</A>
<A HREF="#CHAP4">
<LI>まずメディカルチェックを受けます</A><UL>
<A HREF="#CHAP4SEC1">
<LI>メディカルチェックの主な項目</A></UL>
<A HREF="#CHAP5">
<LI>どんな種類の運動が効果的ですか？</A><UL>
<A HREF="#nink">
<LI>人気の運動療法ベスト10</A></UL>
<A HREF="#CHAP6">
<LI>どの程度やるのが効果的ですか？</A><UL>
<A HREF="#teketou">
<LI>運動中の低血糖に注意<I>！</I></A></UL>
<A HREF="#CHAP7">
<LI>効果はこう計ります</A><UL>
<A HREF="#CHAP7SEC1">
<LI>運動療法で消費したエネルギーの算出のしかた</A>
<A HREF="#CHAP7SEC2">
<LI>運動種目別のエネルギー消費量</A>
<A HREF="#kouka">
<LI>患者さんの自覚症状からみた運動療法の効果</A></UL>
<A HREF="#CHAP8">
<LI>Q＆A．１型糖尿病の運動には、どんな注意が必要ですか？</A><BR>
</UL>
<HR>
<IMG SRC="undo102.gif" ALIGN="RIGHT">
<A NAME="CHAP1">
<H2>運動療法とは</H2>
　運動療法は、食事療法、薬物療法と並んで、糖尿病治療の有力な手段です。とくに、日本人の糖尿病の 95％ を占める、２型糖尿病の人で、血糖コントロールが安定している人の場合は、食事療法とともに運動療法を行うと、血糖が下がるだけでなく、糖尿病のさまざまな症状が改善され、さらには、動脈硬化の予防、老化防止といった点でも効果があることが実証されています。しかし、進行した合併症がある時には、運動がかえって病状を悪化させることもあります。何をどの程度行うのが効果的なのかを正しく理解し、適度な運動を上手に生活に取り入れて、糖尿病をよくし、快適な毎日に変えていきましょう。<BR CLEAR=all>
<HR>
<A NAME="CHAP2">
<H2>どんな効果が得られるのでしょうか？</H2>
<IMG SRC="undo103.gif" ALIGN="RIGHT">
　運動はみなさんの最大の悩みである高血糖を低下させると同時に、肥満の解消に大きな効果があります。また、糖尿病の患者さんがかかりやすい血管合併症などの予防や進行を抑える効果もあります。さらに、体を動かすのが楽になり、日常生活も快適になります。そうした効果を、以下にまとめてみました。<P>
<FONT COLOR=0000AA><B>(1) 血糖を下げる効果</B></FONT><BR>
　運動時のエネルギー源として、血中のぶどう糖（血糖）を使うため、運動すると血糖が下がり、その効果は翌日まで持続します。また、定期的に続けることで、筋肉や脂肪など各組織の細胞がもつ、ぶどう糖や脂肪をエネルギーに変える能力も一段と高まるため、その分インスリン量を節約でき、膵臓の負担を軽減できます。<BR>
<IMG SRC="undo104.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=0000AA><B>(2) 体重を減らす効果</B></FONT><BR>
　運動時のエネルギー源として、脂肪（遊離脂肪酸）も使うので、運動を定期的に続けると、体重を減らすことができます。また、血液中の中性脂質や動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らし、代わって動脈硬化を予防する善玉コレステロールが増えてきます。<BR CLEAR=all>
<FONT COLOR=0000AA><B>(3) 心臓や肺の働きを強化する効果</B><BR>
<B>(4) 血圧を下げる効果</B><BR>
<B>(5) 足腰など下肢の筋力を強くして、老化を予防する効果</B><BR>
<B>(6) 血液の循環をよくする効果</B><BR>
<B>(7) ストレス解消など気分転換の効果</B><BR>
<B>(8) 体力がついて動きが楽になるため、日常生活が快適になる効果</B></FONT><BR>
　などがあります。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP3">
<H2>やっていい人、いけない人</H2>
　運動は、さまざまな治療効果を高めることができる反面、病状によっては逆に高血糖や低血糖を引き起こす原因になったり、病状を悪化させてしまう場合があります。２型糖尿病で、合併症がなく血糖コントロールが安定している人や、合併症があっても程度が軽ければ、運動は大層効果があります。<BR>
　しかし、糖尿病のさまざまな合併症、とくに増殖網膜症など進行性の網膜症、血清クリアチニンが高いなど進行した腎症、自律神経障害がある場合には、運動がかえって症状を悪化させることがあるので、病態が安定するまで運動はお勧めできません。また、血糖が安定していた人でも何らかの原因で血糖が高くなり、尿ケトン体の出現や、血中ケトン体の上昇が認められた時をはじめ、感染症で高熱が出るなど急性の変化があった時も、病態が落ちつくまでは運動は控えてください。<BR>
　また、１型糖尿病の人、糖尿病性以外の合併症のある人、たとえば、血圧がいちじるしく高かったり、心臓や肺の病気があったり、腰や膝の関節が悪い場合なども、運動内容に注意や制限が必要ですから、主治医の判断と指示に従ってください。
<HR>
<A NAME="CHAP4">
<H2>まずメディカルチェックを受けます</H2>
<A NAME="CHAP4SEC1"><IMG SRC="undo105.gif" ALIGN="RIGHT">
　運動はよいことばかりではなく、やり方によっては逆効果になる場合があることはすでに述べました。従って、運動を始めたいと思ったら、まず、メディカルチェックを受けて、隠れた合併症はないか、運動で注意すべきことがないかを、主治医にくわしくチェックしてもらうことが大切です。チェックは、血糖、肺機能、心電図、眼底検査、尿たんぱくや関節障害の有無など（右のイラスト参照）が中心ですが、問題がある場合、その分野の専門家の診断も必要です。このほか、しびれや痛みなど、気になる症状があればそのことを話して、病態に合った適切な運動を処方してもらいます。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP5">
<H2>どんな種類の運動が効果的ですか？</H2>
<TABLE ALIGN="RIGHT"CELLSPACING=5 WIDTH=300>
<TR><TD><IMG SRC="undo106.gif" ALIGN="LEFT"><FONT SIZE=4><FONT COLOR=009999><B>有酸素運動（エアロビクス）</B></FONT></FONT><BR><FONT SIZE=2>
　酸素を十分に取り入れることを目的とした全身運動で、治療としてもっともふさわしい運動（ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など）。</FONT><P>
<FONT SIZE=4><FONT COLOR=009999><B>無酸素運動（アネロビクス）</B></FONT></FONT><BR>
<IMG SRC="undo107.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT SIZE=2>
　動作を一気に行うタイプの運動のため、酸素の供給が追いつかず、治療としてはお勧めできない運動（短距離疾走など）。</FONT></TD></TR></TABLE>
　糖尿病の治療としてもっとも効果的な運動は、酸素を十分に取り入れて行う中程度の強さの運動、いわゆる有酸素運動（エアロビクス）です。エアロビクスは「酸素とともに」という意味で、酸素を<nobr>十分</nobr>に取り込み、血糖や脂肪を効率よく燃焼させることを目的とした、リズミカルな全身運動です。具体的にはウォーキング、ゆっくりめのジョギング、サイクリング、水泳などを、ある程度の強さを持続して行うものです。<BR>
　有酸素運動の状態を感覚的にいうと、たとえば多少息切れはするものの、人と話しながら続けられる程度の運動ということもできます。ハアハアと息切れして会話がほとんどできないのは、運動が強すぎて酸素が十分に取り込めない状態を示し、一方、歌がうたえるくらい余裕のある状態<FONT SIZE=-3><SUP>＊</SUP></FONT>では、運動が弱すぎて治療効果が見込めません。人と会話ができる程度の運動を15分以上続けると、体の酸素消費量が増え、血糖だけでなく、脂肪もエネルギー源として使うようになるため、血糖を下げ、また、血液中の脂肪や体重も減るようになります。<BR>
　そうした運動で、とくに患者さんに人気のあるのは、手軽で道具を使わずに誰でもできる速歩、散歩、体操などです（下表参照）。なお、運動の前後は、準備運動、整理体操も忘れずにしてください。<BR>
<FONT SIZE=2><B>＊参考文献：糖尿病教育（三村悟郎・福満昭二 監訳）</B></FONT><BR CLEAR="all">
<A NAME="nink">
<CENTER>
<TABLE><TR><TD>
<TABLE><TR><TD ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=4><FONT COLOR=009999><B>人気の<BR>運動療法ベスト10</B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD>
<TABLE BORDER=1 CELLSPACING=0 CELLPADDING=2>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>１</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　速　歩　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>２</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　散　歩　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>３</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　体　操　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>４</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　自転車　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>５</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　踏み台昇降　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>６</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　ジョギング　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>７</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　ゴルフ　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>８</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　縄跳び　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>９</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　水　泳　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF99CC>10</TD><TD BGCOLOR=CCCC66>　ソフトボール　</TD></TR>
</TABLE></TD></TR>
<TR><TD><FONT SIZE=1>太田西ノ内病院糖尿病センター内科での調査</TD></TR>
</TABLE></TD><TD>　</TD><TD><IMG SRC="undo108.gif"></TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<HR>
<A NAME="CHAP6">
<H2>どの程度やるのが効果的ですか？</H2>
　結論からいうと、先にあげた速歩やジョギングなど中程度の強さの運動を、１日に15〜60分程度、食後１〜２時間以内に、週３〜５回するというのが、療法としてはベストな方法です。<BR>
　食後１〜２時間が最適というのは、血糖がもっとも高くなる時間帯だからですが、この時間でなくても、早朝や深夜、また食直後などを避ければ、いつやっても問題はありません。しかし、インスリン注射をしている人や、血糖降下剤を飲んでいる人の場合の食前の運動は、低血糖の危険があり、注意が必要です。<BR>
　また、運動の効果は翌日くらいまで持続するので、毎日続ける必要はなく、体調や天候の悪い時は休んだり１日おきにしても、インスリンの効き目を高める効果は持続します。無理して毎日続けるより、長く続けることのほうがはるかに重要です。<BR>
　運動を始めたら、最低15〜20分は続けることが、効果を高める秘訣です。これは、運動を始めて15分を境に、エネルギー消費の比率が、血糖中心から脂肪中心へと移行するためです。10分程度で中断する形の運動を繰り返すだけでは、たとえ１時間運動しても、エネルギー源として消費するのは血糖だけで、脂肪の消費にまでには至りません。従って、血糖は下がっても脂肪は減らないので、療法としての効果は半減します。<BR>
　その人にとって、もっとも効果的な運動の強さの目安は、すでに紹介した「話す、歌う、息切れする<FONT SIZE=-3><SUP>＊</SUP></FONT>」の感覚で計る方法がありますが、もうひとつ脈拍で計る方法もあります。<BR>
<A NAME="teketou">
<TABLE ALIGN="RIGHT" WIDTH=270 HSPACE=10 VSPACE=10>
<TR><TD><IMG SRC="undo109.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=FF0066><FONT SIZE=2>インスリンや経口血糖降下剤などを使っている人は、</FONT><BR><B>運動中の低血糖に注意<I>！</I></B></FONT><BR>
　<FONT SIZE=2>胸痛、強い空腹感、ふるえ、動悸、冷汗、吐き気、目のかすみなどを感じたら、すぐに運動を中止。ペットシュガーなどをとり、十分に休養します。</TD></TR></TABLE>
　もっとも効果的な運動の強さは、その人の最大の運動強度の４〜６割といわれ、これは運動中の脈拍が１分間に 100〜（180−年齢）でおさまる範囲とされています。運動開始５分後の脈拍を10秒計り、それを６倍した数値が、先の範囲を超えた場合は、療法としての限度を超え、以下の場合は、療法としての効果が低いというように判定します。それぞれのテンポをアップダウンして、運動強度を調節します。<BR CLEAR=all>
<HR>
<A NAME="CHAP7">
<A NAME="CHAP7SEC1">
<H2>効果はこう計ります</H2>
<TABLE ALIGN="RIGHT" WIDTH=300>
<TR><TD><FONT COLOR=009999><B>運動療法で消費したエネルギー量の算出のしかた</B></FONT><BR>
<FONT SIZE=2>　下図から、その運動の１分間のエネルギー消費量をさがし、体重と持続時間をかければ、あなたが消費したエネルギー量が出せます。</FONT><BR>
<CENTER><TABLE CELLPADDING=2>
<TR><TD BGCOLOR=FF9999 ALIGN="CENTER">１分間のエネルギー消費量 (kcal)</TD></TR>
<TR><TD  ALIGN="CENTER">×</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF9999 ALIGN="CENTER">あなたの体重 (kg)</TD></TR>
<TR><TD  ALIGN="CENTER">×</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF9999 ALIGN="CENTER">持続時間（分）</TD></TR>
<TR><TD  ALIGN="CENTER">‖</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FF9999 ALIGN="CENTER">あなた消費したエネルギー消費量 (kcal)</TD></TR>
</TABLE></CENTER>
<FONT SIZE=2>例：体重 60kg の人が散歩を30分した場合は、<BR>0.0464×60×30＝83.52kcal となります。</FONT></TD></TR></TABLE>
　効果の判定は、自覚症状とメディカルチェックの両方で判断します。自覚症状では、体調がよくなったり、動くことが楽になったという感覚がもてる時は、運動療法の効果が出てきたとみてよいでしょう（「<A HREF="#kouka">患者さんの自覚症状からみた運動療法の効果</A>」の項参照）。そういう場合には、血糖や尿糖、体重などにも何らかのよい変化が出ているはずです。<BR>
　逆に疲労感が残ったり、きつさや苦しさを感じたり、膝や足の一時的な筋肉の痛みなどがある場合は、不適切な部分があるはずですから、運動の中身を再検討してください。また、自分のした運動で、どの程度のエネルギー量が消費できたかを、算出する方法（右図）もありますから、それを参考にするのもよいでしょう。<BR>
　運動のやり過ぎや、合併症を知らずに運動を続けていて、病気を悪化させたりすることがないように、月に１度は主治医のチェックを受け、効果の判定とアドバイスを欠かさず受けましょう。<BR CLEAR="all"><BR>
<A NAME="CHAP7SEC2">
<FONT COLOR=009999><B><FONT SIZE=4>運動種目別のエネルギー消費量</FONT>（単位１分間）</B></FONT>
<TABLE><TR><TD><IMG SRC="undo110.gif"></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>エネルギー消費量：</FONT><FONT SIZE=2>kcal/kg/</FONT><FONT SIZE=1>分　日本体育協会スポーツ科学委員会資料より引用</TD></TR></TABLE><P>
<A NAME="kouka">
<CENTER><FONT COLOR=009999><B><FONT SIZE=4>患者さんの自覚症状からみた運動療法の効果</FONT></B></FONT>
<TABLE>
<TR><TD ALIGN="LEFT">体調がよくなった</TD><TD ALIGN="RIGHT">61.1%</TD></TR>
<TR><TD ALIGN="LEFT">動くことが苦にならなくなった</TD><TD ALIGN="RIGHT">57.9%</TD></TR>
<TR><TD ALIGN="LEFT">足腰が強くなった</TD><TD ALIGN="RIGHT">48.4%</TD></TR>
<TR><TD ALIGN="LEFT">血糖が落ちついている</TD><TD ALIGN="RIGHT">41.1%</TD></TR>
<TR><TD ALIGN="LEFT">体重が減った</TD><TD ALIGN="RIGHT">35.8%</TD></TR>
<TR><TD ALIGN="LEFT">食事がおいしくなった</TD><TD ALIGN="RIGHT">31.6%</TD></TR>
<TR><TD ALIGN="LEFT">生活に張りがでてきた</TD><TD ALIGN="RIGHT">21.1%</TD></TR>
<TR><TD ALIGN="LEFT">その他</TD><TD ALIGN="RIGHT">6.4%</TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2 ALIGN="RIGHT"><FONT SIZE=1>
１日１時間、週４回、中程度の運動を行っている２型糖尿病<BR>
178人の改善状況<nobr>―</nobr><nobr>―</nobr>太田西ノ内病院糖尿病センター調査　</FONT></TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<A NAME="CHAP8">
<HR SIZE="6" COLOR=FF0066>
<FONT COLOR=009999><B><FONT SIZE=+2>Q.</FONT><FONT SIZE=5>１型糖尿病の運動には、どんな注意が必要ですか？</FONT></B></FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066><B><FONT SIZE=+2>A.</FONT></B></FONT><FONT COLOR=000000>　１型糖尿病は、インスリンの絶対量が足りないため、外からインスリンを補給して人為的に調整しています。ですから、運動という要素が加わると、体内のエネルギーの生産と消費の関係がさらに複雑になって、バランスがとりにくく、かえって、激しい低血糖や高血糖の原因になってしまうことがあります。従って、基本的には、治療としての運動の効果は、あまりないともいえます。ですから、強い運動の時は、測定器を使って血糖の状態を、運動前、中、後とモニターし、運動の影響の傾向をよくつかんでおくことが大切です。そして、血糖測定の内容次第で、運動前のインスリン量を減らすとか、補食するなどして低血糖を予防したり、また、高血糖の時は、運動自体を中止するなど、きめ細かな注意が必要です。また、運動の影響は翌日まで残るので、その点も考慮に入れて対応してください。<BR>
　ただ、お子さんの場合は、１型糖尿病だからといって、あまり運動を制限すると、心身の健全な発達を妨げることになります。体育やクラブ活動などにも、できるだけ参加させることが大切ですが、先に述べた運動時の注意のほか、血糖値や体の状態など、運動の影響のデータをある程度そろえた段階で、主治医と相談しながら、運動やコントロールのやり方を変えていくなど、細かいフォローが必要です。<BR>
　１型糖尿病の運動は、治療が目的というより、むしろ、糖尿病であっても、健康な人と同じようにいろいろなことを楽しむ手段と、とらえるべきでしょう。</FONT>]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/1_3.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/1_3.php</guid>
         <category>03. 運動療法のコツ(1)　基礎</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:44:01 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>高齢者の糖尿病</title>
         <description><![CDATA[<table border="0"><tr><td valign="top">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei01.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30">
</td><td>
監修<BR>
東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>
地方独立行政法人<br>
東京都健康長寿医療センター病院 センター長　井藤英喜先生<P>
　このページは、高齢者（65歳以上）の糖尿病患者さん向けのものです。高齢になってから糖尿病になられた方、また、それ以前に糖尿病になられた方が老年期をむかえられた場合、どんな点に気をつけたらよいかをのべます。</td></tr></table>
<A HREF="#CHAP1">
<UL>
<LI>高齢者（65歳以上）の糖尿病の特徴</A>
<A HREF="#CHAP2">
<LI>治療の基本方針</A>
<A HREF="#CHAP3">
<LI>日常生活におけるケアのポイント</A>
<UL>
<A HREF="#CHAP3SEC1">
・食事療法のポイント<BR></A>
<A HREF="#CHAP3SEC2">
・運動療法のポイント<BR></A>
<A HREF="#CHAP3SEC3">
・薬物療法のポイント<BR></A>
<A HREF="#CHAP3SEC4">
・そのほかのポイント<BR></A>
</UL>
<A HREF="#CHAP4">
<LI>体調をくずした時（シックデイ）の対応</A><UL>
<A HREF="#CHAP4SEC1">
<LI>シックデイ時の薬量の調整のしかた</A></UL>
<A HREF="#CHAP5">
<LI>Q＆A</A>
<UL>
<A HREF="#CHAP5SEC1">
・独り暮らしなので、寝込んだ時が心配です<BR></A>
<A HREF="#CHAP5SEC2">
・網膜症で失明した場合は、障害者になりますか?<BR></A>
</UL>
<A HREF="#CHAP6">
<LI>おわりに</A><UL>
<A HREF="#CHAP6SEC1">
<LI>糖尿病のある人生を楽しむ方法</A></UL></UL>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP1">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei02.gif" ALIGN="RIGHT">
<H2>高齢者（65歳以上）の糖尿病の特徴</H2>
　糖尿病になる人数は、年齢とともに急増しますが、最近の調査では、60歳を超えると６人に１人が糖尿病という、驚くべき数字になっています。また、加齢とともに、糖尿病性の合併症の頻度が高くなり、加えて、動脈硬化などの病気も出てくるため、一人でいくつもの病気に苦しむ人が増えます。 <BR>
　その一方で、若い人と変わらない元気さをもつ軽度な患者さんもいるわけで、一口に高齢者の糖尿病といっても、治療法や療法の方法については、患者さん一人一人の病状と、個人的な生活背景も考慮したきめの細かい工夫が必要になってくる点が、大きな特徴といえるでしょう。 <BR>
　高齢者の糖尿病の特徴を、項目別に挙げてみました（次項）。<P>
<TABLE CELLPADDING=7 CELLSPACING=0 BORDER=0 WIDTH=100%><TR><TD BGCOLOR=99CCFF ALIGN="CENTER"><FONT COLOR=663399><FONT SIZE=5><B>高齢者の糖尿病の特徴</B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=CCFFCC><FONT SIZE=4><B>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei03.gif" ALIGN="RIGHT">
(1) それまでの治療法や生活様式などによる、個人差が大きい。<BR>
(2) 身体のインスリンの分泌と末梢組織での効き方の両方が加齢とともに低下し、血糖値が高くなる。<BR>
(3) 腎機<NOBR>能</NOBR>が低下し、尿糖が血糖値の割に少ない。あるいは薬剤の蓄積が起こりやすい。<BR>
(4) 網膜症や神経障害など、糖尿病性の合併症の頻度が高くなる。<BR>
(5) 動脈硬化症が、加速度的に進展しやすい。<BR CLEAR=all>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei04.gif" ALIGN="LEFT">
<P>
(6) 多病の人が増える<BR>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei05.gif" ALIGN="RIGHT">
(7) 自覚症状が出にくく、また異常があっても年のせいにして見すごすことが少なくない。<BR>
(8) あきらめや家族への遠慮などで、治療への意欲が低い。<BR>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei06.gif" ALIGN="LEFT">
<BR>
(9) それまでの生活習慣を、なかなか変えられない。<BR CLEAR="all">
</TD></TR></TABLE>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2">
<H2>治療の基本方針</H2>
　よく、「高齢になると、合併症の進展も遅れるのでは？」という楽観的な見方がされることがあります。しかし、多くの調査でわかったことは、高齢でも、病気は確実に進展するという事実です。<BR>
　しかし、しっかり治療に努めれば、高齢でも、合併症の進展を遅らせることができます。つまり、糖尿病の基本的な治療と指標は、高齢者でも若い人とまったく変わらず、よりよいコントロールの維持が大切です。<BR>
　ただ、若い人と違い、諸機<NOBR>能</NOBR>は低下していますから、自覚症状が出にくかったり、異常に気がつかないことも少なくありません。従って糖尿病の管理に血糖値やグリコヘモグロビンなどの血液検査だけでなく、眼底検査や高齢者に多い動脈硬化などの検査も定期的に行って、自覚症状のみに頼ることなく、糖尿病を管理することが大切です。<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3">
<H2>日常生活におけるケアのポイント</H2>
　基本的な治療と指標は、若い人と変わりませんが、それを実行する段階では、加齢による心身の変化に対する細かな対応や工夫が必要になります。高齢者に起こりがちな、日常生活における治療上・生活上の問題とそのケアのポイントを、次にまとめてみました。<P>
<A NAME="CHAP3SEC1">
<TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=CC99CC><TR><TD><FONT SIZE=5><FONT COLOR=3366FF><B>食事療法のポイント</B></FONT></FONT><BR><B>
　高齢者の食事療法がうまくいかない背景には、こんなことがよくあります。</B></TD></TR></TABLE><BR>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei07.gif" ALIGN="RIGHT">
<B><FONT SIZE=4><FONT COLOR=663399>よくある食事療法の問題点</FONT></FONT><BR>
(1) し好や食習慣がなかなか変えにくい。<BR>
(2) 調理する立場にいないため、思うような食事療法ができない。<BR>
(3) 食品交換<NOBR>表</NOBR>が使いこなせない。<BR>
(4) 残すのがもったいないと、つい食べ過ぎてしまう。<BR>
(5) 逆に、歯がない、義歯が会わない、むせるなどのために、少量しか食べられず、カロリー不足や栄養が偏りがちになる。</B><BR>
　これらを解決するには、患者さん独力ではなかなかむずかしいものです。率直に主治医に相談し、問題点が何なのかをいっしょに考え、一つ一つ解決策を探します。また、家族の協力が必要な場合は、主治医に言ってもらうのも方法です。<BR CLEAR=all>
<BR>
<A NAME="CHAP3SEC2">
<TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=CC99CC><TR><TD><FONT SIZE=5><FONT COLOR=3366FF><B>運動療法のポイント</B></FONT></FONT><BR><B>
　高齢になると、運動が必ずしもプラスになるとは限りません。高齢者では、心肺の機<NOBR>能</NOBR>や膝関節などに何らかの問題を抱えている人が少なくありません。<BR>
　不用意な運動の開始は、別の病気（たとえば狭心症や心不全、あるいは関節炎など）を誘発しかねません。運動療法を始める前には、主治医のメディカルチェック（健康診断）を受け、体力に合った範囲内で行うことが大切です。</B></TD></TR></TABLE><BR>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei08.gif" ALIGN="RIGHT">
<B><FONT SIZE=4><FONT COLOR=663399>運動療法の注意点</FONT></FONT><BR>
(1) 胸の圧迫感や動悸があったり、足腰が痛む時は運動を中止し、主治医に報告する。<BR>
(2) 競争になるような運動は避ける<BR>
(3) 何かあった時、人に声をかけられる場所で運動する。<BR>
(4) 運動時には、ウォーミングアップ（準備体操）、クールダウン（整理体操）も忘れずに。<BR>
(5) 天候や体調が悪い時は、運動を休み、無理はしない。<BR>
(6) 糖尿病の薬を使用している人は、ブドウ糖や砂糖などを携帯し、低血糖に備える。</B><P>
<A NAME="CHAP3SEC3">
<TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=CC99CC ALIGN="LEFT"><TR><TD><FONT SIZE=5><FONT COLOR=3366FF><B>薬物療法のポイント</B></FONT></FONT><BR><B>
　高齢者の糖尿病薬物療法上の問題点は、次の二つです。</B></TD></TR></TABLE><BR CLEAR=all>
<BR>
<B><FONT SIZE=4><FONT COLOR=663399>薬物療法の問題点</FONT></FONT><BR>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei09.gif" ALIGN="RIGHT">
(1) 薬の排泄が遅れがちになる。<BR>
(2) 糖尿病の薬の作用にいろいろな影響を与える可<NOBR>能</NOBR>性のある、ほかの薬をたくさん飲むことが多い。</B><BR>
　指示通りに経口血糖降下剤やインスリンを使用しているのに、低血糖が起こりがちという場合には、(1) が疑われます。加齢とともに諸機<NOBR>能</NOBR>が低下してくると、薬の代謝にも時間がかかり、薬が血中にとどまる時間が長びきます。体の中に前の薬が残っているのに次の薬が入ったりすると、低血糖が起こることがあります。<BR>
　そのような原因による低血糖を避けるため、通常、高齢者が薬物療法を始める時は、規定量より少な目から始め、様子をみながら量を加減する方法がとられます。<BR>
　また、病気の数が増えるほど薬の種類も増えますが、たくさんの薬を飲み合わせた場合、どんな副作用が起こるか、医師にも予測できないことがあります。 初診時には、使用中の薬を必ず持参し、また、新しく薬を追加する場合は、患者さん自身も自覚症状や検査値の変化に注意し、問題があれば、早めに主治医に伝えるこが大切です。<BR CLEAR=all>
<BR>
<A NAME="CHAP3SEC4">
<TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=CC99CC><TR><TD><FONT SIZE=5><FONT COLOR=3366FF><B>そのほかのポイント</B></FONT></FONT><BR><B>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei10.gif" ALIGN="RIGHT">
(1) 動脈硬化の<NOBR>予防</NOBR><BR>
　高齢者の死因のトップは動脈硬化です。動脈硬化が心臓に起こると心筋梗塞、脳に起こると脳梗塞になります。糖尿病があると、動脈硬化の進展が加速されますから、糖尿病に加えてほかに動脈硬化を悪化させる原因となる、高血圧症、高LDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症などがある人は、きちんと薬を飲み、それらを治療しましょう。糖尿病、高血圧症、脂質異常症（高脂血症）、メタボリックシンドロームは、過食、運動不足、不規則な生活が一つの誘因となります。従って、規則正しい節度のある生活を守ることが、動脈硬化を悪化させないこつといえましょう。<BR>
　また、足の動脈硬化や糖尿病性神経障害が進展してしまうと、難治性の壊疽を起こすことがあります。壊疽は、最近急増していますので、糖尿病の罹病期間が長く神経障害がある人は、足の傷や感染症を起こさないための注意と、毎日足を点検することを欠かさないことです。壊疽が悪化すると、足を切断することにもなりかねません。足をいつも清潔に保ち、傷をつくらないことが必要です。<BR>
<B>(2) 尿路感染症の<NOBR>予防</NOBR></B><BR>
　女性に多いのが、膀胱炎などの尿路感染症です。腎機<NOBR>能</NOBR>の悪化要因ともなりますので、外陰部の清潔を心がけるなどの注意が必要です。感染を繰り返す場合は、トイレを温水洗浄便座などに切り換えるのも一つの方法です。</B></TD></TR></TABLE>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP4">
<H2>体調をくずした時（シックデイ）の対応</H2>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei11.gif" ALIGN="RIGHT">
　風邪や下痢、ケガなど、糖尿病以外の病気になっている日を、シックデイと呼びますが、高齢者の場合、ちょっとしたことで体調をくずし、シックデイになることが、若い人より多いものです。そんな時、血糖値が上昇し糖尿病昏睡か誘発されたり、逆に低血糖が誘発されることもあります。どのような病気でも大事になる前の軽症のうちに治すことが大切です。<BR>
　薬物療法をしている場合は、症状に合わせて、インスリンや経口剤の量の調整が必要です。量の調整は病状により一律ではありませんが、目安は下図の通りです。また、食事療法だけの場合でも、病気によっては、インスリンが必要になることもあります。いずれにしても、自分にあった対応を、日頃、主治医と細かく相談して決めおくことです。<BR>
　シックデイの場合、食べられるかどうかが、重要なポイントです。食べられない場合は、入院して治療します。また、病状が改善しない場合も、早めに主治医に知らせたほうが安心です。また、具体的な対応は、患者さんだけでなく、家族の理解も得ておかないと、重大事故につながることがありますので、十分な注意が必要です。<P CLEAR=all>
<A NAME="CHAP4SEC1">
<B><FONT SIZE=5><FONT COLOR=663399>シックデイ時の薬量の調整のしかた</FONT></FONT></B>
<TABLE BORDER=1><TR ALIGN="CENTER"><TD COLSPAN=3 BGCOLOR=CC6666>症　　状</TD><TD ROWSPAN=2>　</TD><TD COLSPAN=3 BGCOLOR=99CCCC>薬の量の目安</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=CC6666>食欲</TD><TD BGCOLOR=CC6666>高血糖症状<BR>（口渇・多飲・多尿）</TD><TD BGCOLOR=CC6666>食 事 量</TD><TD BGCOLOR=99CCCC>経口血糖降下剤量</TD><TD BGCOLOR=99CCCC>インスリン量</TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=99CCCC>注 　 意</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=99CCCC>あり</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>なし</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>普通</TD><TD><B>→</FONT></B></TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>普通</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>普通</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>　</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=CCFFFF>あり</TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>普通</TD><TD><B>→</FONT></B></TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>普通</TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>朝に２〜４単位増やす</TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>改善しなければ夕に２〜４単位増やす</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD ROWSPAN=5 BGCOLOR=996699>なし</TD><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=CC9999>なし</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>半分以上</TD><TD><B>→</FONT></B></TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>普通</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>普通</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>　</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=CCFFFF>半分以下</TD><TD><B>→</FONT></B></TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>２／３〜１／２に減らす</TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>２／３に減らす</TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>　</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD ROWSPAN=2 BGCOLOR=CCFFCC>あり</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>半分以上</TD><TD><B>→</FONT></B></TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>普通</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>普通</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>　</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=CCFFFF>半分以下</TD><TD><B>→</FONT></B></TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>２／３〜１／２に減らす</TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>２／３に減らす</TD><TD BGCOLOR=CCFFFF>高血糖症状が翌日まで続けば２〜４単位増やす</TD></TR>

<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=FFCCCC>どちらともいえない</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>とらない</TD><TD><B>→</FONT></B></TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>とらない</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>１／２に減らす</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC>　</TD></TR></TABLE>
　これは、一つの目安です。実際に調整が必要になった時は、主治医の指示に従ってください。</FONT>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP5">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei12.gif" ALIGN="RIGHT">
<H1>Q＆A</H1>
<A NAME="CHAP5SEC1">
<B><FONT COLOR=0066CC><FONT SIZE=5>Q. </FONT>独り暮らしなので、寝込んだ時が心配です</FONT></B><BR>
<B><FONT COLOR=663399><FONT SIZE=5>A. </FONT></FONT></B>高齢者向けの公的サービスや介護保険サービスを積極的に活用して、危機を乗り切りましょう。買い物や洗濯など、家事を手伝ってくれるホームヘルパーの派遣や、看護師がきてくれる訪問看護の制度など、いろいろなサービスがあります。こうしたサービスでできる人とのつながりも、精神的なバックアップになります。高齢者福祉課などに問い合わせ下さい。<BR CLEAR=all>
<A NAME="CHAP5SEC2">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei13.gif" ALIGN="RIGHT">
<B><FONT COLOR=0066CC><FONT SIZE=5>Q. </FONT>網膜症で失明した場合は、障害者になりますか?</FONT></B><BR>
<B><FONT COLOR=663399><FONT SIZE=5>A. </FONT></FONT></B>糖尿病が進展すると、網膜症で失明したり、腎症が進んで透析が必要になったり、壊疽で足を切断したりということも、残念ながら起きてきます。そういう時、障害の程度に応じて、身体障害者としてのさまざまな援助を受けることができます。障害者として認定されるには、身体障害者手帳の交付を受ける必要があり、市区町村の役所の障害福祉課などで手続きします。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP6">
<H2>おわりに</H2>
　患者さんへの意識調査によると、健康維持の体操や趣味、社会活動などを積極的にしている人ほど、病気に対する負担感が軽減するという結果が出ています。高齢者だから、病気があるからと、ちぢこまっているよりも、好きな趣味に没頭したり社会活動に参加するなど、積極的な生き方のほうが、よりよい人生になるということでしょう。<BR>
　また、高齢であっても、よいコントロールの維持に努めれば、合併症の進展を確実に防げるだけでなく、気分も快適になって生活しやすくなるなど、精神的にもよい効果があることがわかっています。高齢者だからと、何かとあきらめず、まだたくさんある可<NOBR>能</NOBR>性に向かって積極的に挑戦し、納得のいく人生にしていきたいものですね。<P>
<A NAME="CHAP6SEC1">
<TABLE><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/04_/korei14.gif"></TD><TD>
<TABLE CELLPADDING=5 BGCOLOR=99CCCC><TR><TD><B><FONT COLOR=0066CC><FONT SIZE=5>糖尿病のある人生を楽しむ方法</FONT></FONT><BR>
<NOBR>―</NOBR><NOBR>―</NOBR>東京都健康長寿医療センター実施調査結果を改編<FONT SIZE=4><BR>
(1) 糖尿病の血糖コントロールに努め、合併症の発症を防ぐ<BR>
(2) 積極的に余暇活動を楽しむ（散歩、体操、民謡、読書、旅行、園芸、親睦会の世話役などに挑戦）<BR>
(3) 交際の輪を広げる（友人を積極的につくり、愚痴を言い合ったり助け合う）<BR>
(4) 家族や社会とのつながりを大切にする<BR>
(5) 性格を変えるように努める（楽天的に、前向きに、ねばり強くなろう）</FONT></B></TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_31.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_31.php</guid>
         <category>04. 高齢者の糖尿病</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:43:48 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>インスリン療法（2型糖尿病）</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu01.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30"><BR>

監修<BR>東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>順天堂大学大学院教授　河盛隆造先生
<BR CLEAR=all><P><UL>
<A HREF="#CHAP1">
<LI>インスリン療法は特殊な治療法ではありません</A>
<A HREF="#CHAP2">
<LI>インスリン療法のめざすもの</A>
<A HREF="#CHAP3">
<LI>インスリン療法の実際</A><UL><UL>
<A HREF="#CHAP4"><LI>こんなときには、インスリン療法</UL></UL>
<A HREF="#CHAP5">
<LI>これだけは知っておきたい基礎知識</A><UL>
<A HREF="#CHAP5SEC1">
<LI>製剤の種類</A>
<A HREF="#CHAP5SEC2">
<LI>注射の方法と器具</A>
<A HREF="#CHAP5SEC3">
<LI>注射部位と吸収速度</A><UL>
<A HREF="#CHAP5SEC3-1"><LI>インスリン療法<NOBR>―</NOBR>最近の話題<NOBR>―</NOBR></A></UL>
<A HREF="#CHAP5SEC4">
<LI>血糖自己測定</A><UL>
<A HREF="#CHAP5SEC4-1"><LI>低血糖が疑われたら</A></UL>
<A HREF="#CHAP5SEC5">
<LI>治療の目標</A><UL>
<A HREF="#CHAP5SEC5-1"><LI>インスリン療法にまつわる勘違い</A></UL></UL>
<A HREF="#CHAP6">
<LI>効果を高めるアドバイスと注意点</A></UL>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP1">
<H2>インスリン療法は特殊な治療法ではありません</H2>
　糖尿病は、インスリンという、膵<FONT SIZE=-3>〈すい〉</FONT>臓から分泌<FONT SIZE=-3>〈ぶんぴつ〉</FONT>され血糖値を調節するホルモンの作用が不足して、高血糖になる病気です。この状態に対して、インスリンを注射して補い、血糖値をコントロールするのが<B>インスリン療法</B>です。<BR>
　膵臓のインスリン分泌がほとんどなくなる１型糖尿病では、インスリン療法が治療の基本となり、生きるためにもそれが欠かせません。一方、２型糖尿病では、膵臓のインスリン分泌はいくらかは残っているので、インスリン療法をしなくても、すぐに命<FONT SIZE=-3>〈いのち〉</FONT>にかかわるわけではありません。しかし、食事・運動療法や飲み薬による治療では血糖値を管理できない場合、また血糖値がとくに高い場合には、インスリン療法を行います。<BR>
　２型糖尿病でも、インスリン療法が必要なことは珍しいことではありません。国内でインスリン療法を行っている約70万人の患者さんのほとんどは２型糖尿病です。インスリン療法のことを、重症の糖尿病の人のための、最後の治療手段だと悲観的にとらえたり、わずらわしそうだと敬遠する患者さんがいますが、治療が進歩し、注射器具の改良が著しい現在では、そのような考え方はあてはまりません。
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2">
<H2>インスリン療法のめざすもの</H2>
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TH><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu02.gif"><BR><FONT COLOR=0066FF><FONT SIZE=4>インスリンは、分泌のしかたで基礎分泌と<BR>
追加分泌に分けて考えると、わかりやすい</FONT></FONT></TH></TR></TABLE>
　インスリン療法は、糖尿病のタイプや病状によって、治療の内容が異なります。<BR>
　膵臓からのインスリン分泌は、２4時間ほぼ一定量が出続ける<B>基礎分泌</B>、食事などの血糖値の上昇に対応してタイミングよく出る<B>追加分泌</B>に分けられます。<BR>
　１型糖尿病では追加分泌も基礎分泌もほとんどなくなっていますが、２型糖尿病の場合、インスリン分泌力自体は比較的保たれていることが多いのです。しかし、分泌量が少なかったり、分泌のタイミングが悪い（食後に血糖値が上昇しても、少し間を置いてから分泌され始める）ため、高血糖になるのです。<BR>
　２型糖尿病のインスリン療法は、この残っているインスリン分泌力を効率よく活用し長持ちさせ、よりよい血糖コントロールを保ち続けることが目標です。<BR CLEAR="all">
<P>
<A NAME="CHAP4">
<CENTER>
<TABLE BGCOLOR=FFCCFF CELLPADDING=7><TR><TD>
<CENTER><H3><FONT COLOR=6600FF>こんなときには、インスリン療法</FONT></H3></CENTER>
<TABLE BORDER=0><TR><TD VALIGN="TOP">◇</TD><TD ALIGN="LEFT">飲み薬を服用しているのに血糖コントロールがよくない</TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP">◇</TD><TD ALIGN="LEFT">薬の副作用・相互作用や内臓の病気で、飲み薬を服用できない</TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP">◇</TD><TD ALIGN="LEFT">著しい高血糖で、すぐに血糖値を下げる必要がある</TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP">◇</TD><TD ALIGN="LEFT">糖尿病以外の病気にかかったとき<BR> （手術の前後や感染症にかかったときなど）</TD></TR>
<TR><TD VALIGN="TOP">◇</TD><TD ALIGN="LEFT">妊娠中（または妊娠希望時）・授乳中</TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3">
<TABLE ALIGN="RIGHT" WIDTH=255 HSPACE=5><TR><TD><H3><FONT COLOR=0066FF>インスリン療法の効果</FONT></H3>
●２型糖尿病の場合<BR>
<FONT SIZE=2>追加分泌は低いが、基礎分泌はある程度保たれている２型糖尿病の場合、追加分泌の部分を超速効型や速効型で補うと、健康な人のインスリン分泌に近づけることができ、血糖値が改善します。</FONT><P><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu03.gif"><BR>
<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=0><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu04.gif"></TD><TD><FONT SIZE=1>健康な人の血糖値</FONT><TD></TD></TR>
<TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu05.gif"></TD><TD><FONT SIZE=1>インスリン療法をしない場合の血糖値（２型糖尿病）</FONT></TD></TR>
<TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu06.gif"></TD><TD><FONT SIZE=1>インスリンを１日３回食前に注射した場合の血糖値</FONT></TD></TR></TABLE><P>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu07.gif"><BR>
<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=0><TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu04.gif"></TD><TD><FONT SIZE=1>健康な人のインスリン分泌</FONT></TD></TR>
<TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu05.gif"></TD><TD><FONT SIZE=1>注射をしない場合のインスリン分泌（２型糖尿病）</FONT></TD></TR>
<TR><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu06.gif"></TD><TD><FONT SIZE=1>インスリンを食前に注射した場合</FONT></TD></TR></TABLE><P></TD></TR>
<TR><TD>●１型糖尿病の場合<BR>
<FONT SIZE=2>追加分泌も基礎分泌もほとんどなくなっている１型糖尿病の場合、その両方をインスリン注射で補う必要があります。追加分泌を補うのには超速効型や速効型、基礎分泌を補うのには中間型や持効型溶解インスリンを注射することで、健康な人のインスリン分泌に近づけることができます。</FONT></TD></TR></TABLE>
<H2>インスリン療法の実際</H2>
　飲み薬のことを「飲むインスリン」と思っている人がいますが、それは違います。飲み薬は、膵臓に働きインスリン分泌を刺激したり、肝臓、筋肉などに働きかけインスリンの作用をよくします。血糖値がどのように変化するかは、病気の状態などによる個人差が大きく、同一人でも治療により変化します。<BR>
　それに比べてインスリンを直接補給するインスリン療法は、作用の強さやその効果をとらえやすく、血糖管理が容易です。飲み薬が効かなくて苦労を重ねた２型糖尿病の患者さんがインスリン療法に変えると、コントロールが良好になります。<BR>
　実際に、どんなインスリン製剤を用いて、どの程度の量をいつ注射するかなどは、主治医がその人の病状にあわせてきめ細かく指導します。したがって、ここでの治療内容の解説は、基礎的知識にとどめます。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP5">
<H2>これだけは知っておきたい基礎知識</H2>
<A NAME="CHAP5SEC1">
<H3><FONT COLOR=0066FF>製剤の種類</FONT></H3>
　インスリン製剤は、皮下に注射後の効果の発現開始時間・ピーク・持続時間の差によって、超速効型、速効型、中間型、持続型（持効型溶解）の4種があり、またそれらを混ぜあわせた混合製剤があります。それぞれの特徴を生かして使い分けます。自分がどの種類の製剤を使い、そのインスリンがどのように作用して血糖値がどう変化するのか、特徴をよく理解し、使いこなすことが大切です。
<CENTER><TABLE><TR><TD ALIGN="LEFT"><FONT SIZE=4><FONT COLOR=0066FF><B>インスリン製剤の種類</B></FONT></FONT><BR><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu09.gif"></TD></TR></TABLE></CENTER>
<A NAME="CHAP5SEC2">
<H3><FONT COLOR=0066FF>注射の方法と器具</FONT></H3>
　近年は、ごく簡単な操作で注射できるペン型やキット製剤が主流になっています。ただ、万一の故障を想定し、注射器による昔からの方法もマスターしておいたほうが安心です。
<A NAME="CHAP5SEC3">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu10.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=0066FF>注射部位と吸収速度</FONT></H3>
　通常は皮下組織に注射します。注射したい部位の皮膚をつまみ垂直に針を刺せば、皮下に注射できます。注射に適した部位は、(a) 腹部、(b) 上腕、(c) 臀部<FONT SIZE=-3>〈でんぶ〉</FONT>、(d) 大腿<FONT SIZE=-3>〈だいたい〉</FONT>（ふともも）などです。吸収速度は (a) が一番早く、以下 (b)、(c)、(d) の順に遅くなります。通常は、吸収が早くて安定している腹部にするのが最適です。なお、注射後にその部分の筋肉を使うと吸収が早くなります。<BR>
　また、毎回同じ場所に注射し続けると、その部分が固くなることもあるので、少しずつ（１cmぐらい）ずらして注射するようにしましょう。<BR CLEAR=all><UL>
<A NAME="CHAP5SEC3-1">
<TABLE BGCOLOR=FFCC99 CELLPADDING=7><TR><TD>
<CENTER><H3><FONT COLOR=6600FF>インスリン療法<NOBR>―</NOBR>最近の話題<NOBR>―</NOBR></FONT></H3></CENTER>
<FONT COLOR=6600FF><B>●超速効型インスリン</B></FONT><BR>
　インスリン基礎分泌が比較的保たれている２型糖尿病では、不足している追加分泌を補うのがインスリン療法のおもな目的です。そのために従来は速効型インスリンが使用されてきましたが、最近、速効型よりもさらに効果の発現が早く作用時間の短い超速効型インスリンが登場し、治療の選択肢が増えました。<BR>
　超速効型は注射後すぐに作用し始めるので、速効型のように食事の30分前に注射するのではなく、食事の直前に注射します。このため仕事などの都合で、どうしても食事時間が不規則になってしまったり、注射後30分待てないような人には便利です（ただ、注射後はすぐに食べ始めないと、低血糖が起きやすくなります）。<BR>
　また、作用時間が短いので、次の食事までの間に低血糖が起きることが少なくなります。低血糖対策のための余分なカロリー摂取を減らせることもあり、血糖値や体重のコントロールの維持が容易になりました。<P>
<FONT COLOR=6600FF><B>●作用のピークがない持続型（持効型溶解）インスリン</B></FONT><BR>
　持続型インスリンは、おもに基礎分泌を補う目的で使われています。従来の持続型インスリンは、注射後に作用し始めてから消失するまで、なだらかなカーブを描くように効果が山なりになっていました。このため作用が一番強くなる時間帯に低血糖が起こりやすくなる心配がありましたが、最近開発された新しいタイプの持続型（持効型溶解）インスリンは、ほぼ２4時間安定した効果を発揮し、低血糖の心配が少なくなりました。<BR>
　この「作用のピークがない」という特徴を２型糖尿病の治療に生かし、１日１回持効型溶解インスリンを注射して１日の血中インスリン濃度を底あげし、食後の高血糖には短時間作用型の飲み薬で対応するという、インスリンと経口薬の新しい併用療法も行われています。</TD></TR></TABLE>
</UL>
<A NAME="CHAP5SEC4">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu11.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=0066FF>血糖自己測定</FONT></H3>
　血糖値の動きをリアルタイムでつかめる血糖自己測定は、インスリン療法をより効果的にするうえで有効な手段です。また、低血糖が疑われるときにそれを確認するためにも役立ちます。なお、血糖自己測定で得たデータは必ず記録し、主治医にフィードバックしてください。的確な治療のための貴重な情報源になります。<BR CLEAR="all"><UL>
<A NAME="CHAP5SEC4-1">
<TABLE BGCOLOR=CCFFFF CELLPADDING=7><TR><TD>
<CENTER><H3><FONT COLOR=3399FF>低血糖が疑われたら</FONT></H3></CENTER>
<TABLE BORDER=0><TR><TD>　血糖コントロールを厳格にするほど、低血糖が起きやすくなります。低血糖の症状は、手のふるえ、発汗、動悸、脱力感、吐き気、物が霞んだり二重に見えるなどですが、個人差があるので、自分の低血糖症状をよく覚えておきましょう。<BR>
　重度の低血糖でなければ、ブドウ糖（または砂糖）や糖分を含むジュースを摂ると、速やかに回復します。重度の低血糖で自分で対応できない場合は、周囲の人に対処してもらうことになります。ただ、２型糖尿病では低血糖を速やかに回復させる<NOBR>能</NOBR>力がたいてい残っているので、重度の低血糖になることはあまりありません。多少の低血糖は恐れず血糖管理に専念しましょう。<BR>
　なお、車を運転中に低血糖ではないかと思ったときは、速やかに安全確認し左に寄せて停車してください。「もう少し」とがまんして運転を続けると、状況判断が鈍くなったり、安全確認がおろそかになる、手足の動きをコントロールできなくなる、といったことになることもあり、危険です。</TD></TR>
<TR><TD ALIGN="RIGHT"><FONT COLOR=FF0066><FONT SIZE=2>【詳しくは、このコーナーの「<A HREF="../teikketo/teikketo.htm">低血糖</A>」のページをご覧ください】</FONT></FONT></TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
</UL>
<A NAME="CHAP5SEC5">
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD VALIGN="BOTTOM"><FONT COLOR=FF0066><FONT SIZE=7>HbA</FONT><FONT SIZE=5>1C</FONT></FONT><BR>　</TD><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu12.gif"></TD></TR></TABLE>
<H3><FONT COLOR=0066FF>治療の目標</FONT></H3>
　近年、血糖コントロールのよし悪しと合併症の起きやすさの関係を調べた、いくつかの研究結果が、国内外で発<NOBR>表</NOBR>されました。それらはいずれも、厳しく血糖値をコントロールするほど合併症を阻止できることを証明し、治療を続ける患者さんを勇気づけるものです。<BR>
　一方で、合併症を確実に抑えるための治療目標は、それまでよしとされてきた値よりかなり厳しいことがわかりました。しかし、適切な治療、患者さんの努力次第で、実現可<NOBR>能</NOBR>な値です。目標は、HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT><FONT SIZE=-3><SUP>※</SUP></FONT>を 6.5％ 未満に保つことです。<UL><FONT SIZE=2>
※ </FONT>HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT><FONT SIZE=2>：２カ月前から採血時までの平均血糖値を<NOBR>表</NOBR>す指標。基準値は 4.3〜5.8％。</FONT></UL>
<A NAME="CHAP5SEC5-1">
<TABLE CELLPADDING=10 BGCOLOR=FFCCFF><TR><TD><CENTER><FONT SIZE=5><FONT COLOR=FF0066><B>インスリン療法にまつわる勘違い</B></FONT></FONT></CENTER><BR>
<FONT COLOR=FF0066><B>インスリン療法が必要ということは、病状がだいぶ悪いということ？</B></FONT><BR>
　糖尿病は、合併症が怖い病気です。合併症の進行しやすさは、血糖コントロールのよし悪しに左右されます。仮にインスリン療法を行っていなくても、血糖コントロールが不十分なら合併症の発症・進行は抑えられません。反対に、インスリン療法が必要な人でも、それによってよいコントロールを保っていれば、合併症は抑えられます。インスリン療法が必要ということと、病状が軽症か重症かということは、直接関係ないことです。<P>
<FONT COLOR=FF0066><B>一度インスリン療法を始めたら、一生やめられない？</B></FONT><BR>
　血糖値が高いと、それ自体がさらにインスリン分泌を低下させたり、筋肉や脂肪細胞でのインスリンの働きが悪くなるという悪循環が起きます。インスリン療法によってその状態を改善すると、高血糖改善の好循環が始まって、インスリン療法が不要になることが少なくありません。<P>
<FONT COLOR=FF0066><B>インスリンを注射すると膵臓のインスリン分泌低下が早まる？</B></FONT><BR>
　全く逆です。インスリン療法を開始し、血糖値をよくしておくと、膵臓を休ませることになり、インスリン分泌力が回復することがよくあります。例えば、飲み薬が効かなくなってインスリン療法に切り換えたときなど、しばらく経って再び飲み薬による治療に戻すことも珍しくありません。<P>
<FONT COLOR=FF0066><B>インスリン注射は痛い？</B></FONT><BR>
　注射器具はどんどん改善されていて、今のものは全くといってよいほど痛みはありません。<P>
<FONT COLOR=FF0066><B>インスリン療法を始めるには入院が必要？</B></FONT><BR>
　外来（通院）で始められるケースも、たくさんあります。<P>
<FONT COLOR=FF0066><B>インスリン療法で太るってホント？</B></FONT><BR>
　人によっては、インスリン療法を始めて血糖コントロールが改善すると、安心してつい食べすぎたり、「低血糖<NOBR>予防</NOBR>のため」といいつつ間食<FONT SIZE=-3>〈あいだぐ〉</FONT>いをすることがあり、そうすると太ってしまいます。でも、食事療法や運動療法を守り、きちんとした低血糖対策を立てれば大丈夫です。<P>
<FONT COLOR=FF0066><B>食前の血糖値が高くなければ、低血糖の心配もあるのでインスリン療法は向かない？</B></FONT><BR>
　２型糖尿病の場合は、食前の血糖値が正常に近くても、食後に高血糖になるケースがあります。そのような場合も合併症（とくに動脈硬化）は起きるので、インスリン療法が必要なことがあります。</B></FONT>
</TD></TR></TABLE>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP6">
<CENTER><TABLE CELLPADDING=7 BGCOLOR=9999FF><TR><TD><FONT SIZE=6><FONT COLOR=3333CC><B>効果を高めるアドバイスと注意点</B></FONT></FONT></TD></TR></TABLE></CENTER>
<H3><FONT COLOR=0066FF><B>治療の中身と自分の現状を、理解しておきましょう</B></FONT></H3>
　今、どの種類のインスリンをどのくらい注射しているのか、HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>はいくつで目標との差はどのくらいか、管理はうまくいっているのか<NOBR>―</NOBR><NOBR>―</NOBR>よりよい血糖管理のため、この程度のことは、だれから聞かれてもすぐに説明できるくらい、治療について理解しておきたいものです。
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu13.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=0066FF><B>感冒や消化器症状のあるときはあまり食事ができなくても、インスリンはいつもと同量か２分の１は注射しましょう</B></FONT></H3>
　病気のときはインスリンの作用が弱くなるため、インスリンを注射せずにいると、著しい高血糖になり昏睡に陥ることがあります。また、熱があるときは、脱水を防ぐために、みそ汁やスープ、ジュースなどの液体を必ず補給します。<P ALIGN="right"><FONT COLOR=FF0066><FONT SIZE=2>【詳しくは、このコーナーの「<A HREF="../sickday/sickday.htm">病気になった時の対策</A>」のページをご覧ください】</FONT></FONT></P><BR CLEAR="all">
<H3><FONT COLOR=0066FF><B>間食は禁止！</B></FONT></H3>
　自力でインスリンを追加分泌できない２型糖尿病の人にとって、間食は予定外の負担になり、コントロールを乱します。食事の量をきちんと守り、決められた食事以外の飲食は控えましょう<NOBR>。</NOBR><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/05_2/insu14.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=0066FF><B>凍らせた製剤は解氷しても使えません</B></FONT></H3>
　使用中のインスリン製剤は、直射日光が当たったり、暖房機具のそばなどのとくに暑い場所でなければ、室内に置いて問題ありません。未使用のインスリン製剤は冷蔵庫で保存しますが、インスリンは凍らせると変質するため、凍る可<NOBR>能</NOBR>性のない場所にします。なお、ペン型やキット製剤は、冷蔵庫に入れると結露して作動しなくなることがあります。<BR CLEAR="all">]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/2_3.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/2_3.php</guid>
         <category>05. インスリン療法（2型糖尿病）</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:43:37 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>なぜ高い? なぜ低い?　『血糖値アップダウン物語』　「グルテスト」のコーナーへ</title>
         <description><![CDATA[<CENTER>
<IMG SRC="hr01.gif">
<TABLE><TR><TD ALIGN="CENTER"><FONT COLOR=3333FF>ＳＭＢＧ</FONT><FONT COLOR=666666><FONT SIZE=1><SUP>※</SUP></FONT></FONT><FONT COLOR=3333FF>測定結果の「なぜ? どうして?」にお答えする</FONT></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="CENTER">
<FONT SIZE=5><FONT COLOR=00CC33><B>なぜ高い？ なぜ低い？</B></FONT><P>
<FONT SIZE=6><FONT COLOR=FF9933>血糖値アップダウン物語</FONT></FONT></FONT></TD></TR>
<TR><TD ALIGN="RIGHT">
<TABLE CELLSPACING=0 CELLPADDING=0><TR VALIGN="BOTTOM"><TD>監修：</TD><TD><FONT SIZE=2>兵庫医科大学内科学糖尿病科</FONT><BR>浜口朋也先生、難波光義先生</TD></TR></TABLE>
</TD></TR></TABLE>
<IMG SRC="hr02.gif">
</CENTER>
<BR>
<FONT SIZE=4>ご使用機種により内容が異なります。<BR>
「グルテスト Ｎeoスーパー」をご利用の方は<A HREF="http://www.dm-net.co.jp/seminar/updown/neo-s.pdf" TARGET="_blank"><B>こちら</B></A>、<BR>
「グルテスト エブリ」をご利用の方は<A HREF="http://www.dm-net.co.jp/seminar/updown/every.pdf" TARGET="_blank"><B>こちら</B></A>、<BR>
 をご覧ください（いずれもPDFファイルです）。</FONT>
<P ALIGN="right">
<FONT COLOR=55555><FONT SIZE=1>※ SMBG とは、</FONT><FONT SIZE=2>self monitroring of blood glucose</FONT><FONT SIZE=1> の略で、血糖自己測定のことです</FONT></FONT>
</P>]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_28.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_28.php</guid>
         <category>062なぜ高い? なぜ低い?　『血糖値アップダウン物語』　「グルテスト」のコーナーへ</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:42:55 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>肥満と糖尿病</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima01.gif" ALIGN="LEFT"VSPACE="0"HSPACE="30">

監修<BR>東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>桐生大学医療保健学部学部長　井上修二先生<BR CLEAR=all>
<BR>
<UL>
<A HREF="#CHAP1">
I. 肥満と糖尿病</FONT></A><UL>
<A HREF="#CHAP1SEC1">
<LI>肥満で糖尿病になる人が急増しています</A>
<A HREF="#CHAP1SEC2">
<LI>肥満がなぜ、いけないのでしょうか?</A>
<A HREF="#CHAP1SEC3">
<LI>肥満とはどんな状態をさすのですか?</A><UL>
<A HREF="#CHAP1SEC4">
<LI>BMI 25kg/m<FONT SIZE=-3><SUP>2</SUP> </FONT>以上だと「肥満」です</A>
<A HREF="#CHAP1SEC5">
<LI>肥満の判定基準</A></UL></UL>
<A HREF="#CHAP2">
II. 肥満糖尿病の原因</A><UL>
<!--<A HREF="#CHAP2SEC1">
<LI>なぜ肥満が糖尿病を起こすのですか?</A>--><UL>
<A HREF="#CHAP2SEC2">
<LI>肥満が糖尿病を起こすメカニズム</A></UL></UL>
<A HREF="#CHAP3">
III. 肥満糖尿病の治療</A><UL>
<A HREF="#CHAP3SEC1">
<LI>体重減量が治療の原点です</A><UL>
<A HREF="#CHAP3SEC1-2">
<LI>減量による治療効果</A></UL>
<A HREF="#CHAP3SEC2">
<LI>食事療法と運動療法のふたつが基本</A>
<A HREF="#CHAP3SEC3">
<LI>失敗しない減量のしかた、進め方</A>
<A HREF="#CHAP3SEC4">
<LI>うまくいかない時は、主治医に相談して、こんな方法で乗り切ります</A></UL>
<A HREF="#CHAP4">
IV. 治療を成功させるアドバイス</A></UL>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP1"><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima02.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=FF6699><H1>I. 肥満と糖尿病</H1></FONT>
<A NAME="CHAP1SEC1">
<H2>肥満で糖尿病になる人が急増しています</H2>
　現代人は、過食や運動不足で肥満になりがちです。肥満になると、耐糖<NOBR>能</NOBR>（血糖を処理する<nobr><NOBR>能</NOBR>力</nobr>）障害などの、軽い糖尿病状態になる人が増えますが、初期のうちに肥満を解消すれば、また正常に戻ることができます。<BR>
　しかし、そのまま肥満を放置し続けると、糖尿病になってしまう人が少なくないのです。このような、明らかに肥満が原因で発症する糖尿病を、「肥満糖尿病」といい、その患者数は日本の２型糖尿病の6割以上を占めています。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP1SEC2">
<H2>肥満がなぜいけないのでしょうか?</H2>
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD><FONT COLOR=0099CC><B>肥満糖尿病の患者さんがかかりやすい病気</B></FONT></TD></TR>
<TR><TD>
<TABLE CELLPADDING=1 CELLSPACING=1 BORDER=0 WIDTH=100%>
<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=99CCFF>網 膜 症</TD><TD BGCOLOR=CCFF99>腎　症</TD><TD BGCOLOR=99CCFF>神経障害</TD><TD BGCOLOR=FFCC99></TD><TD BGCOLOR=FFCC99>高血圧</TD><TD BGCOLOR=99CCFF>狭心症</TD><TD BGCOLOR=FFCC99>心筋梗塞</TD></TR>
</TABLE>
<TABLE CELLPADDING=0 CELLSPACING=1 BORDER=0 WIDTH=100%>
<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=FFCC99 ALIGN="CENTER">脳 梗 塞</TD><TD BGCOLOR=99CCFF COLSPAN=2>下肢動脈閉塞</TD><TD BGCOLOR=CCFF99 COLSPAN=2>高尿酸血症（痛風）</TD></TR>
</TABLE>
<TABLE CELLPADDING=0 CELLSPACING=1 BORDER=0 WIDTH=100%>
<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=CCFF99>脂質異常症</TD><TD BGCOLOR=FFCC99>脂肪肝</TD><TD BGCOLOR=CCFF99>不妊症</TD><TD BGCOLOR=99CCFF COLSPAN=2 ALIGN="CENTER">関節障害など</TD></TR></TABLE>



</TD></TR></TABLE>
　肥満は、おそらく私たちの体にとって、ひとつの異常事態だと考えられます。肥満の程度が高くなるほど、糖尿病や動脈硬化症など、さまざまな生活習慣病にかかる率が増え、死亡率も高くなるからです。<BR>
　肥満になればなるほど、健康や長寿から遠ざかるということが、肥満の最大の特徴といえるでしょう。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP1SEC3">
<H2>肥満とはどんな状態をさすのですか?</H2>
　肥満というのは、単に体重が増えることではありません。摂取エネルギーが、消費エネルギーを上回った結果、<NOBR>予備</NOBR>のエネルギーとして蓄積された体脂肪が、必要以上に増えた状態をいいます。つまり、肥満かどうかは、体内に占める脂肪の割合で決まるのです。<BR>
　しかし、体脂肪だけを正確に測定するには、現段階では大がかりな装置が必要になったり、費用が高過ぎるなど、簡単ではないため、だれにでも簡単に計算できるボディーマス指数（Body mass index : BMI と略します）を使って、肥満の程度を判定する方法が一般的になりました。BMI は、体脂肪量とよく相関する肥満指数で、国際的に統一して使われることになりました。
<A NAME="CHAP1SEC4">
<H3><FONT COLOR=0099CC>BMI 25kg/m<FONT SIZE=-3><SUP>2</SUP> </FONT>だと「肥満」です</FONT></H3>
　BMI は、<B>［体重 (kg) ÷身長 (m) ÷身長 (m)］</B>で計算されます。この計算結果が 22 に相当する体重が標準体重です。なぜかというと、その体重が最も病気になりにくい、統計的に理想的な体重だからです。身長から標準体重を出すには、この式の答えが 22 になように逆算すること<B>［身長 (m) ×身長 (m) ×22］</B>で求められます。<BR>
<A NAME="CHAP1SEC5">
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD><FONT COLOR=0099CC><B>肥満の判定基準</B></FONT></TD></TR>
<TR><TD><TABLE BORDER=1 CELLPADDING=1><TR><TH BGCOLOR=66CCFF>BMI</TH><TH BGCOLOR=FF6699>判　定</TH></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=CCFFFF>18.5未満</TD><TD BGCOLOR=FFCCFF>　やせ（低体重）　</TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=CCFFFF>18.5以上25未満</TD><TD BGCOLOR=FFCCFF>普　通</TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD BGCOLOR=CCFFFF>25以上</TD><TD BGCOLOR=FFCCFF>肥　満</TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE>
　BMI による肥満の判定基準は、右の<NOBR>表</NOBR>のようになっています。25以上が肥満とされるのは、25 を超えると、糖尿病や高血圧、脂質異常症（高脂血症）など、多くの生活習慣病が起きやすくなるからです。最近の研究では BMI が 27 で糖尿病になる危険は２倍になることがわかりました。<BR>
　糖尿病の<NOBR>予防</NOBR>や血糖コントロールの改善には、BMI20〜24 に相当する体重、つまり、身長×身長×20 と身長×身長×24 の間の体重を目標とするのがよいと思われます。<BR CLEAR="all">
<CENTER><TABLE CELLPADDING=5 WIDTH=460><TR><TD BGCOLOR=99CCFF><FONT COLOR=6633CC><B>例：身長 160cm で体重 70kg の人の BMI は?</B></FONT><BR>
　70÷1.6÷1.6＝27.34。BMI は27.3（小数点以下２桁四捨五入）です。25 以上ですから、この人は肥満になっているということです。<BR>
<FONT COLOR=6633CC>この人の標準体重は?</FONT><BR>
　1.6×1.6×22＝56.32。身長 160cm の人の標準体重（理想とされる体重）は、約 56kg です。</TD></TR></TABLE></CENTER>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2">
<FONT COLOR=FF6699><H1>II. 肥満糖尿病の原因</H1></FONT>
<!--<A NAME="CHAP2SEC1">
<H2>なぜ肥満が糖尿病を起こすのですか?</H2>-->
　肥満になると、インスリンの必要性が増すため、糖代謝（体内で糖をエネルギーとして消費したり蓄えたりする作用）を支えるすい臓などの各組織が、それぞれの持ち場でフル回転し、肥満という事態に対応します。<BR>
　しかし、その状態が長引くと、血糖を処理する役目の部分に、次々異常が起こり、糖代謝のサイクルが狂ってきます。いくつかのそうした異常が重なって、糖尿病が発症します（下図参照）。<P>
<A NAME="CHAP2SEC2">
<TABLE BGCOLOR="DDDDDD" BORDER=0 CELLPADDING=0 CELLSPACING=0 WIDTH=100%>
<TR><TD COLSPAN=2 ALIGN="CENTER"><FONT COLOR=0099CC><BR>　<B><FONT SIZE=+1>肥満が糖尿病を起こすメカニズム　</FONT></B></FONT></TD><TD ROWSPAN=2><TABLE BORDER=0 CELLPADDING=3><TR><TD><FONT SIZE=-1>
　私たちが、活動するにはエネルギーが必要ですが、そのエネルギーは、血中のぶどう糖（血糖）を、筋肉や脂肪細胞などの組織が、細胞内に取り込むことでつくられます。血糖が細胞内に入るには、すい臓から送られるインスリンと、細胞側にあるインスリン専用のレセプター（以下レセプターと略す）が結合して、初めて入れるしくみになっています。<BR>
　肥満になると、インスリンの血糖降下<NOBR>能</NOBR>が低下してインスリンの必要量が増えるので、すい臓にあるβ細胞が、インスリンを増産し、体内にはたくさんのインスリンが出回るようになります。（高インスリン血症）。<BR>
　しかし、インスリンが一定量を超えると、レセプターの量が、相対的に減少する現象（レセプター異常）が起きるため、血糖の利用効率がさらに落ちて（インスリンの感受性低下。インスリン抵抗性ともいう）、人によっては、高血糖が始まり出します。<BR>
　次いで、インスリンとレセプターが結合したあとの異常（インスリンレセプター結合以後の異常）も加わると、すい臓はそうした状態を正常化しようと、さらにインスリンを増産しますが、血糖処理が追いつかず、ここで糖尿病が発症してきます。レセプター結合以後の異常が発生すると、肥大した脂肪細胞から、ＴＮＦ-α、インターロイキン６、レジスチンなどの、インスリンの効き目を下げる物質（サイトカイン）が出ることが主な原因です。<BR>
　こうした異常が続くと、今度はβ細胞にも異常が起き（β細胞障害）、インスリン分泌も不足する事態になります。糖尿病は重症化して、SU 剤やインスリン注射が必要になり、たくさん食べてもやせてきます。<BR>
　ただ、β細胞が障害されるまで重症化するのは、２型糖尿病の遺伝的体質をもつ人に多いと考えられています。</FONT></TD></TR></TABLE></TD></TR>
<TR><TD WIDTH=180>
<TABLE BORDER=0 CELLPADDING=0 CELLSPACING=0><TR ALIGN="CENTER"><TD><B><BR>肥満<BR>↓<BR>高インスリン血症<BR>↓<BR>　インスリンレセプター減少<BR>↓<BR>インスリンレセプター<BR>結合以後の異常<BR>↓</B></TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD><TABLE CELLPADDING=2><TR><TD BGCOLOR=FF0099><FONT COLOR=FFFFFF><B>糖尿病発症</B></FONT></TD></TR></TABLE></TD></TR><TR ALIGN="CENTER"><TD><B>↓<BR>β細胞障害<BR>↓<BR>糖尿病重症化<BR>　</B></TD></TR></TABLE>
</TD><TD><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima03.gif"></TD></TR></TABLE>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3">
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima04.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=FF6699><H1>III. 肥満糖尿病の治療</H1></FONT>
<A NAME="CHAP3SEC1">
<H2>体重減少が治療の原点です</H2>
　肥満糖尿病の治療の最大の目的は、細胞がもっているインスリンの感受性（効き目）を回復させ、正常な血糖状態をとり戻すことです。<BR>
　それには、まず、体重を減らすことが先決です。日本人の場合、まず5kg 減らすだけで、インスリンの感受性や血糖コントロールが、目に見えて改善してきます。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP3SEC1-2">
<TABLE CELLPADDING=2><TR><TD>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima05.gif" ALIGN="LEFT" HSPACE=15>
</TD><TD VALIGN="CENTER">&nbsp;&nbsp;</TD><TD VALIGN="CENTER">
<TABLE CELLPADDING=2><TR><TD BGCOLOR=9933CC VALIGN="LEFT"><FONT COLOR=FFFFFF><B>減量による治療効果</B></FONT></TD></TR></TABLE><BR>
<B><FONT COLOR=0099CC>(1) インスリンの感受性が回復します。<BR>
(2) インスリンの分泌量が適正になります。<BR>
(3) 血糖コントロールが改善します。<BR>
(4) 血中脂質異常が正常化します。</FONT></B></TD></TR></TABLE>
<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3SEC2">
<H2>食事療法と運動療法のふたつが基本</H2>
　減量は、食事療法と運動療法の組み合わせで行う方法が無理なく、効果的です。食事療法で摂取エネルギーを制限し、運動療法で代謝を改善して、太りにくい体質に変えていくのです。<BR>
　減量しても血糖コントロールが改善しにくかったり、減量ができない状態にあるなどの場合に限って、補助的に、SU 剤やインスリン注射などの薬物療法を行います。しかし、肥満糖尿病の場合、多くの患者さんは、発病初期は食事と運動による減量だけで、血糖コントロールが可<NOBR>能</NOBR>です。<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3SEC3">
<H2>失敗しない減量のしかた、進め方</H2>
　減量は、目標によって、短期と長期に分けた２段階方式が失敗しません。まず短期プランで大きく減量し、次に長期プランでじっくり確実に減量します（囲み記事参照）。<P>
<TABLE BGCOLOR=DDDDDD CELLSPACING=0 BORDER=0 CELLPADDING=7 WIDTH=100%>
<TR><TD VALIGN="TOP"><B><FONT COLOR=0099CC>●短期プラン</FONT></B><BR>
　まず、１日でも早く血糖の正常化をはかるために、食事療法を主体にした方法で、２〜３カ月かけて３〜５Kg の減量をします。<BR>
　摂取カロリーを、標準体重×20キロカロリー/１日と低めに抑え、補助的に運動療法を行うものです。この程度の減量は、治療開始当初ならそれほど困難なことではありません。<P><CENTER><IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima07.gif"></CENTER></TD><TD>　</TD>
<TD WIDTH=50%><B><FONT COLOR=0099CC>●長期プラン</FONT></B><BR>
　３〜５Kg の減量ができたら、次は、運動療法を主体とした長期プランに切りかえます。これは、極端な効果は求めず、毎月１〜２Kg の減量を目標とし、確実に持続的に減量することに、重点をおくものです。<BR>
　食事量の制限は、標準体重×30キロカロリーと、短期プランよりもゆるやかにし、その分運動量を増やします。太りにくい代謝状態をつくるため、１日最低 200〜300キロカロリーの運動を日課にします。<P>
<B><FONT COLOR=0099CC>●減量の最終目標</FONT></B><BR>
　最終的には、BMI 20〜24kg/m<FONT SIZE=-3><SUP>2</SUP></FONT> 程度に落ちつくことが目標ですが、個人差があるため、必ずしもこれにこだわりません。減量はあくまで手段であり、肥満糖尿病の減量の目標は、薬物療法の助けを借りなくても、血糖値を正常範囲に保てるようになることです。5％減量すると効果があるといわれています。<BR>
　目標達成後は、適正体重と良好な血糖値の維持に努めてください。</TD></TR></TABLE>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3SEC4">
<H2>うまくいかない時は、主治医に相談して、こんな方法で乗り切ります</H2>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima08.gif" ALIGN="LEFT">
<FONT COLOR=003399><B>超低カロリー食</B></FONT><BR>
　インスリンの感受性や分泌量の改善を一気にはかりたい時は、１日約 400Kcal の低カロリー食を、短期的に行う方法もあります。<BR>
<FONT COLOR=003399><B>行動修正療法</B></FONT><BR>
　太る人は、食べ方に問題がある場合が多いので、食事日誌をつけ、減量の妨げの原因をみつけて、食事習慣を含めた生活行動を修正します。<BR>
<FONT COLOR=003399><B>教育入院</B></FONT><BR>
　自分ではうまく生活改善できない場合は、この方法も有効です。<BR>
<FONT COLOR=003399><B>SU</B> <B>剤以外による肥満糖尿病治療</B></FONT><BR>
(1) α-グルコシダーゼ阻害剤<BR>
　炭水化物の吸収を遅らせ、食後の急激な血糖の上昇を防止する薬物。減量しても、血糖コントロールが安定しない場合などに有効です。<BR>
(2) 速効型インスリン分泌促進薬<BR>
　服用後すぐインスリン分泌を刺激し、短時間で分泌促進がなくなる薬物。食後の急激な血糖上昇を抑える場合に有効です。<BR>
(3) インスリン抵抗性改善剤<BR>
　血液中にあるインスリンの血糖降下<NOBR>能</NOBR>を高める薬剤。インスリン分泌が量的に<nobr>十分</nobr>ある場合に有効です。<BR>
(4) 中枢性食欲抑制剤<BR>
　食欲が強くて困る高度肥満者に使用します。高度肥満者が、超低カロリー食などによる治療をした後のリバウンド防止などにも、有効です。<BR>
<B><FONT COLOR=FF0099>注意!</FONT> これら薬物療法は、主治医が処方します。</B><BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP4">
<FONT COLOR=FF6699><H1>IV. 治療を成功させるアドバイス</H1></FONT>
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima09.gif" ALIGN="RIGHT">
<A NAME="CHAP4SEC1">
<H3><B><FONT COLOR=6666CC><FONT SIZE=+3>1 </FONT></FONT><FONT COLOR=0099CC>太っている今が治療のチャンスです。</B></H3></FONT>
　現在肥満状態にあるということは、すい臓のβ細胞が障害されるところまで、まだ病気が進行していない可<NOBR>能</NOBR>性が高いということです。β細胞が障害された結果、インスリンの分泌が不足し始めると、減量しようとしなくても、やせてきます。糖尿病を、軽度のうちに治せるチャンスは、今なのです。
<H3><B><FONT COLOR=6666CC><FONT SIZE=+3>2 </FONT></FONT><FONT COLOR=0099CC>運動療法を始める前にメディカルチェックが必要です。</B></H3></FONT>
　高度の肥満者や、膝や股関節の関節症、そのほかの合併症がある場合は、運動内容に制限があるので、事前に諸検査を受け、注意点を知っておくことです。<br>
　また、いきなり運動を始めると、筋肉が断裂したり関節を傷めるので、軽い運動から始め、筋肉をつける運動もメニューに入れます。
<H3><B><FONT COLOR=6666CC><FONT SIZE=+3>3 </FONT></FONT><FONT COLOR=0099CC>減量には、適応現象がつきものです。</B></H3></FONT>
　減量を続けると、途中で体重減少が停滞する時期が必ず起きてきます（適応現象）。そんな時はあせらずに、軽い摂取カロリー制限と運動を続ける日々の努力により、乗り切ることができます。
<H3><B><FONT COLOR=6666CC><FONT SIZE=+3>4 </FONT></FONT><FONT COLOR=0099CC>極端な減量はやり直しがききません。</B></H3></FONT>
　極端な減量を繰り返していると、減量に対する抵抗力がつき、かえって体重が前より増えて、体重コントロールが不良になります。一度始めたら、途中で投げ出さないよう、ゆっくりやせるようにしましょう。
<IMG SRC="http://www.dm-net.co.jp/seminar/07_/hima10.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><B><FONT COLOR=6666CC><FONT SIZE=+3>5 </FONT></FONT><FONT COLOR=0099CC>薬を減らす努力をしましょう。</B></H3></FONT>
　安易に薬物を使うと効き目が減退し、さらに強い薬に頼らざるを得なくなります。現在、SU 剤、その他の経口剤やインスリンなどの薬物療法をしている場合でも、薬だけに頼らず、食事と運動による減量を着実に行うことで、薬から脱却できることもよくあります。また、インスリンには肥満を助長する作用もありますので、使用量は最小限に抑えながらより良い血糖コントロールが保てるように努力してください。<P>
<H3><B><FONT COLOR=6666CC><FONT SIZE=+3>6 </FONT></FONT><FONT COLOR=0099CC>つねに、治療の原則である食事と運動による減量にたちかえることこそ、治療の最大の近道です。</B></H3></FONT><BR CLEAR="all">]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_27.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_27.php</guid>
         <category>07. 肥満と糖尿病</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:42:38 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>小児の糖尿病(1) ［基礎］</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="shoni101.gif" ALIGN="LEFT"VSPACE="0"HSPACE="30"><BR>

監修<BR>東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>大阪市立大学名誉教授　一色 玄 先生<BR CLEAR=all><UL>
<A HREF="#CHAP1">
Ｉ．どんな病気なのか</A><UL>
<A HREF="#CHAP1SEC1">
<LI>小児（子ども）の糖尿病とは</A>
<A HREF="#CHAP1SEC2">
<LI>発病の原因について</A>
<A HREF="#CHAP1SEC3">
<LI>１型糖尿病の症状について</A>
<A HREF="#CHAP1SEC4">
<LI>体内でのインスリンの働き</A>
<A HREF="#CHAP1SEC5">
<LI>発病のメカニズム</A></UL>
<A HREF="#CHAP2">
II．どんな治療をするのか</A><UL>
<A HREF="#CHAP2SEC1">
<LI>基本はインスリン療法</A><UL>
<A HREF="#CHAP2SEC1-1">
(1) インスリンの特徴</A><BR>
<A HREF="#CHAP2SEC1-2">
(2) 注射の打ち方</A><BR>
<A HREF="#CHAP2SEC1-3">
(3) 血糖自己測定と注射量の加減</A><BR>
<A HREF="#CHAP2SEC1-4">
(4) よいコントロールとは</UL>
<A HREF="#CHAP2SEC2">
<LI>１型糖尿病の食事療法</A>
<A HREF="#CHAP2SEC3">
<LI>１型糖尿病の運動療法</A>
<A HREF="#CHAP2SEC4">
<LI>自己管理</A></UL>
<A HREF="#CHAP3">
III．何に気をつければよいか</A><UL>
<A HREF="#CHAP3SEC1">
<LI>低血糖の予防と対応</A>
<A HREF="#CHAP3SEC2">
<LI>シックディの対応</A></UL>
<A HREF="#CHAP4">
IV．保護者へのアドバイス</A><UL>
<A HREF="#CHAP4SEC1">
<LI>思春期の対応について</A>
<A HREF="#CHAP4SEC2">
<LI>Q＆A</A><UL>
<A HREF="#CHAP4SEC2-1">
<LI>中学に入ってから、治療を怠けるようになり、困っています</A>
<A HREF="#CHAP4SEC2-2">
<LI>就職や結婚が心配ですが…</A></UL></UL></UL>

<HR>

<A NAME="CHAP1">
<H1><FONT COLOR=003399><B>Ｉ．どんな病気なのか</B></FONT></H1>
<A NAME="CHAP1SEC1">
<H2>小児（子ども）の糖尿病とは</H2>
<TABLE CELLPADDING=3 BORDER=0 CELLSPACING=0 ALIGN="RIGHT"><TR><TD BGCOLOR=CC66CC ALIGN="CENTER"><B><FONT COLOR=FFFFFF>１型糖尿病と２型糖尿病はここが違う病気です<BR>―相違点一覧<nobr>―</nobr></FONT></B></TD></TR>
<TR><TD>
<TABLE BORDER=1 BORDER=0 CELLSPACING=0><TR><TD></TD><TH>１型糖尿病</TH><TH>２型糖尿病</TH></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD>インスリンの分泌能力</TD><TD>ゼロ</TD><TD>分泌するが効きめが悪い</TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD>発病原因と遺伝確率</TD><TD>遺伝的原因50％<BR>後天的原因50％<BR>（ウイルス感染など）</TD><TD>遺伝的原因90％<BR>後天的原因10％<BR>（肥満など）</TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD>基本となる治療法</TD><TD>インスリン療法</TD><TD>食事療法<BR>運動療法</TD></TR>
<TR ALIGN="CENTER"><TD>補助的な治療法</TD><TD>食事療法<BR>運動療法</TD><TD>インスリン療法</TD></TR></TABLE></TD></TR></TABLE>
　糖尿病は、おとなの病気と考えられがちですが、子どもにも起こります。<BR>
　そればかりか、インスリンをつくる能力が極度<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>きょくど</FONT>〉</FONT>に低下、あるいはなくなってしまう型（１型糖尿病）は、むしろ子どもに多く発病します。<BR>
　おとなに多くみられる糖尿病は、インスリンの分泌のしかたが悪くなったり、あるいはインスリンの効き方が悪くなるタイプ（２型糖尿病）ですが、最近は、この型が中学生や高校生にも多く発見されています。<BR>
　ふつう小児糖尿病という場合には、乳幼児にもみられ、10歳から15歳の間に発病年齢のピークがある１型糖尿病のことをさしています。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP1SEC2">
<IMG SRC="shoni102.gif" ALIGN="RIGHT">
<H2>発病の原因について</H2>
　以前は、小児糖尿病は遺伝性の病気であると考えられていた時代もありました。しかし、現在では、患者さんの両親や兄弟に糖尿病が多くみられるのは、２型糖尿病の場合であり、１型糖尿病で家族に糖尿病のみられるのは、むしろ少ないことが知られています。<BR>
　ひとつの体をふたつに分けた場合と考えられる一卵性双生児<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>いちらんせいそうせいじ</FONT>〉</FONT>で、両方とも糖尿病になるのは、40〜50％です。このことは、遺伝を無視できないにしても、遺伝以外の条件が大きく発病に影響することを示しています。<BR>
　現在、<A HREF="#nme01">自己免疫</A><FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>じこめんえき</FONT>〉</FONT><FONT SIZE=-3><SUP><A HREF="#nme01"><FONT COLOR=0099FF>※</FONT></A></SUP></FONT>を起こしやすい体質などが遺伝すると考えられています。<BR>
　こういう体質をもった子どもが、ウイルスに感染し、あるいは化学物質の影響を受けると、すい臓でインスリンをつくるβ細胞<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>べーたさいぼう</FONT>〉</FONT>を攻撃する免疫細胞がつくられます。この免疫細胞が、β細胞を破壊<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>はかい</FONT>〉</FONT>して、インスリンをつくれなくしてしまいます。<BR>
　破壊が始まっても、最初は無症状で、時々尿糖が出るだけです。しかし、大多数のβ細胞がこわれると、インスリンが絶対的に不足し、糖尿病の症状が出てきます。β細胞の破壊が始まり、症状が出るまでには、数か月の場合もあれば数年間の場合もあり、この間は無症状であることも多いようです。<BR>
　１型糖尿病の大部分はこのような自己免疫によるものですが、なかには自己免疫の関わりが明らかでない場合もあります。<BR CLEAR=all><UL>
<A NAME="nme01"><TABLE><FONT COLOR=0099FF><TR VALIGN="top"><TD>※</TD><TD>自己免疫：</TD><TD>自分の体の細胞を攻撃して破壊するような反応が起こること。</TD></TR></FONT></TABLE></UL>
<HR>
<A NAME="CHAP1SEC3">
<H2>１型糖尿病の症状について</H2>
　やたらにのどがかわき、多飲多尿<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>たいんたにょう</FONT>〉</FONT>になり、また、たくさん食べるのに体重が減ってきます。全身がだるく、病院で検査を受け、１型糖尿病と診断されるわけです。<BR>
　しかし、この段階を見逃すと、症状はさらに進行し、食欲が低下して、昏睡<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>こんすい</FONT>〉</FONT>状態（糖尿病昏睡）におちいります。これは手当が遅れると、死に直結する、非常に危険な状態です。<BR>
　しかし、近年、小児糖尿病に対する関心が高くなり、早期に発見されるようになったため、糖尿病昏睡で死亡する子どもの数は減っています。
<HR>
<A NAME="CHAP1SEC4">
<H2>体内でのインスリンの働き</H2>
　私たちは、食物を食べて消化吸収し、肝臓でぶどう糖に変え、これをエネルギー源にして生きています。<BR>
　インスリンの最大の役目は、ぶどう糖を血液を通して体の各細胞に届け、エネルギーに変えることです。その際、ぶどう糖をむだなく効率よく利用するために、タイミングのよいぶどう糖の出し入れや貯蔵など、さまざまなコントロールをします。<BR>
　子どもからおとなへの順調な成長は、エネルギーがなければできませんから、インスリンは、一種の成長ホルモンとしての役目も果たしているともいえます。
<HR>
<A NAME="CHAP1SEC5">
<H2>発病のメカニズム</H2>
　しかし、インスリンが足りなくなると、ぶどう糖が細胞の中に入れないため、エネルギーがつくれず、細胞は栄養不足におちいります。一方、利用されないぶどう糖は、血液中に高濃度<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>こうのうど</FONT>〉</FONT>になって（この状態を高血糖という）、全身を循環<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>じゅんかん</FONT>〉</FONT>します。<BR>
　細胞の外の水分は、少しでも血糖値を低くするため、ぶどう糖を溶かし込んだ尿をたくさんつくるために使われます。また細胞の中の水分も、血糖をうすめるのに奪われます。水分が不足すると、どんどん水分を飲みたくなります。多飲多尿などの一連の症状は、体内がこうした状態になったことを示すものです。<BR>
　体内では筋肉のたんぱく質や皮下脂肪を分解してエネルギーをつくろうとします。体重減少は、脱水とともに、体の成分をどんどん分解している状態を示しています。しかし、残念ながら、インスリン不足の状態では、このような分解産物を、エネルギーに変えることができません。<BR>
　そして、主に脂肪の分解産物からケトン体とよばれる物質がつくられ、血液中にたまり、血液は酸性になります。この状態をケトアシドーシスといいます。ケトアシドーシスを放置すると、嘔吐<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>おうと</FONT>〉</FONT>が起こり、脱水症とアシドーシスがさらに悪化し、昏睡状態になって死亡します。１型糖尿病は、ケトアシドーシスになりやすいのですが、２型糖尿病はケトアシドーシスになりにくい特徴があります。なお、インスリンが足りないと、身長の伸びが止まるなど、年齢に応じた順調な発育もさまたげられます。<BR>
　２型糖尿病は成人に多いのですが小児にもみられます。多くは治療にインスリンを必要としませんが、反面、放置されやすく、網膜症<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>もうまくしょう</FONT>〉</FONT>、腎症<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>じんしょう</FONT>〉</FONT>といった慢性合併症<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>まんせいがっぺいしょう</FONT>〉</FONT>が起きてから発見されることも、少なくないといわれています。 <HR>
<A NAME="CHAP2">
<H1><FONT COLOR=003399><B>II．どんな治療をするのか</B></FONT></H1>
<A NAME="CHAP2SEC1">
<H2>基本はインスリン療法</H2>
<IMG SRC="shoni103.gif" ALIGN="RIGHT">
　１型糖尿病は、β細胞が全面的に破壊されているため、インスリンの分泌能力はほとんどゼロに近い状態です。したがって治療は、注射でインスリンをおぎなうインスリン療法が基本で、その効果を高めるために、食事療法や運動療法を行います。とくに、発育ざかりの小児の場合、順調な成長や発育を考慮した、心身両面からのフォローが重要になります<NOBR>。</NOBR><A NAME="CHAP2SEC1-1">
<H3><FONT COLOR=339999>(1) インスリンの特徴</FONT></H3>
　健康な人の場合、インスリンは体の状態に応じて常に分泌され続けています。私たちの体は、例えば寝ている時でも心臓・肺などは働いており、一定のエネルギーが必要となります。そのようなエネルギーを作り出すためにインスリンが必要になります。このようなインスリン（基礎インスリン）以外に、例えば食事をすると、吸収された栄養物によって血糖値が上がります。これに反応してインスリンが分泌され、上昇した血糖はエネルギーに変えられ、あるいは栄養素として蓄えられます。このようなインスリン分泌を追加インスリン分泌と呼んでいます。
<A NAME="CHAP2SEC1-2">
<H3><FONT COLOR=339999>(2) 注射の打ち方</FONT></H3>
　インスリンには注射後の作用時間の違いから超速効型、速効型、混合型、中間型、および持効型溶解インスリンに分かれます。超速効型あるいは速効型インスリンを食事前に追加インスリンとして注射し、中間型あるいは持効型溶解インスリンを基礎インスリンとして寝る前などに注射する方法が、生理的な分泌に一番近いとされています。このような一日４回法などのインスリン注射の治療を強化インスリン療法と呼んでいます。<BR>
　実際には、年齢、生活スケジュール、意欲、コントロールによって適宜変更します。
<A NAME="CHAP2SEC1-3">
<H3><FONT COLOR=339999>(3) 血糖自己測定と注射量の加減</FONT></H3>
　血糖値は食事の内容や量、運動量などで毎日変わります。良いコントロールにするには血糖値に合わせたきめ細かい調整が必要で、毎日４回を原則として血糖値を測り、その記録を参考にして注射量を加減します。自分で血糖値を測定する器機もいろいろ工夫されています。注射量が多すぎると後で説明しますように、血糖値が下がりすぎ、低血糖という状態になります。またコントロールが悪いといろんな合併症が心配です。<BR>
　血糖のコントロール状態は運動量や食事によっても大きく変化します。<BR>
　最近、インスリン持続皮下注入療法（CSII）が普及してきました。この方法は小型の携帯用インスリン注入装置を使って超速効型インスリンを皮下に持続注入する方法です。これを使うと血糖の変動に対処しやすくなります。その装置や使用方法は最近改善され、かなり使いやすくなってきました。その使用の実際には、本人や家族が機器を正しく操作し、トラブルやそれを使った治療にも適切な対応ができるなど、いろいろの前提条件がありますが、このCSIIの普及によってさらに良いコントロールが期待されています。
<A NAME="CHAP2SEC1-4">
<H3><FONT COLOR=339999>(4) よいコントロールとは</FONT></H3>
　コントロール不良の状態が続くと、網膜症や腎症など糖尿病特有の合併症が出てきます。また成長期には、身長の増加も障害されます。よいコントロールとは、低血糖も多くなく、また糖尿病の合併症もあらわれず、また体の発育も正常であることが目標になります。<BR>
　そのような状態にするには、血糖値の変動を少なくし、できるだけ正常値に保たなければなりません。まず、<A HREF="#name02">HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT><FONT SIZE=-3><SUP><FONT COLOR=0099FF>※</FONT></SUP></FONT></A>を7％以下にすることです。それには日頃の、食前の血糖値を 70〜120mg/dL 以内、食後の血糖値を180mg/dL 以下に保つことが、コツです。<BR>
　よいコントロールを保とうとすると、低血糖がよく起こりますが、それは<A HREF="#name03">補食</A><FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>ほしょく</FONT>〉</FONT><FONT SIZE=-3><SUP><A HREF="#name03"><FONT COLOR=0099FF>※</FONT></A></SUP></FONT>で調整します。しかし、低血糖はできるだけ少ないほうがよく、低血糖がひんぱんに起こる時は、インスリンを減量します。<BR CLEAR=all><UL>

<A NAME="name02"><TABLE><FONT COLOR=0099FF><TR VALIGN="top"><TD>※</TD><TD>HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>：</TD><TD>過去1、2か月の血糖コントロールの平均値。</TD></TR></FONT></TABLE>
<A NAME="name03"><TABLE><FONT COLOR=0099FF><TR VALIGN="top"><TD WIDTH=12>　</TD><TD>補食：</TD><TD>過低血糖の予防・治療のために、決められたカロリー量以外にとる炭水化物。</TD></TR></FONT></TABLE></UL>
<HR>
<A NAME="CHAP2SEC2">
<H2>１型糖尿病の食事療法</H2>
　子どもの食事療法の場合、成人と根本的にちがうのは、成長のための必要量を十分にとることです。その結果生ずる高血糖は、インスリンで調節します。必要量は、厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』をもとにし、肥満度、身長の伸び方、思春期が始まった時期などをみて、加減します。とくに、身長が伸びている時の必要量は、伸びがとまった時の倍近くになることもあります。<BR>
　インスリンの消費量や血糖の変動を減らす工夫として、炭水化物をとりすぎないようにして、脂肪、たんぱく質との比率を一定にした糖尿病食にしたり、また、食事の回数を増やして、1回分の摂取量を減らすなどの方法があります。
<HR>
<A NAME="CHAP2SEC3">
<H2>１型糖尿病の運動療法</H2>
　運動は、インスリンの効き目を高めるので、毎日、一定の時間に、一定量の運動を行ってください。ただ、激しい運動は血糖の変動を大きくし、コントロールを悪化させる原因になります。低血糖症状をよく覚えておき、軽症の間に補食をとったり、運動の前後の補食、場合によってはインスリンを加減するなど、上手に対応すれば、マラソンや水泳などもできます。<BR>
　好きな運動やクラブ活動なども、クラスの仲間と同じように積極的に参加し、学校生活を楽しみましょう。 
<HR>
<A NAME="CHAP2SEC4">
<H2>自己管理</H2>
　自己管理というのは、毎日、自分で血糖を測定し、良好な血糖コントロールを保ちながら、しかも低血糖もできるだけ防げるように、自分で注射量を加減し、食事や運動量も気をつけながら、インスリン療法を続けることをいいます。<BR>
　私たちは、毎日同じ生活をしているわけではないので、細かな変化に合わせて、血糖をコントロールするのは、簡単ではありません。しかし、それを放棄すれば、制限の多い生活をするしかないのです。<BR>
　糖尿病であっても、健康な人と同じように、さまざまな可能性に挑戦<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>ちょうせん</FONT>〉</FONT>し、自分の人生にしていくには、この自己管理の技術をまず身につけることです。それは、幼い子どもであっても同じです。初めは、主治医や家族の手助けを受けながら、しかし、一日も早く患者さん自身が、自分のものとすることにかかっています。そこからあたらしい人生が、始まるのです。
<HR>
<A NAME="CHAP3">
<H1><FONT COLOR=003399><B>III．何に気をつければよいか</B></FONT></H1>
<A NAME="CHAP3SEC1">
<H2>低血糖の予防と対応</H2>
<TABLE CELLPADDING=3 CELLSPACING=0 BORDER=0 WIDTH=450 ALIGN="RIGHT"><TR><TD BGCOLOR=009999 COLSPAN=2 ALIGN="CENTER"><FONT COLOR=FFFFFF><B><FONT SIZE=4>低血糖が起きた時の対応</FONT></B></FONT></TD></TR>
<TR BGCOLOR=CCCC99 ><TD VALIGN="TOP">
<TABLE>
<TR><TD COLSPAN=2>低血糖（通常、血糖値が 60mg/dL 以下の状態）の症状が起きたら、次の対応をすばやくとってください</TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2><FONT SIZE=4>症状 Ｉ</FONT><FONT SIZE=2>　だるさ、ふるえ、冷汗、ものがかすむ、顔面そう白など</FONT></TD></TR>
<TR><TD WIDTH=20 ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=4><FONT COLOR=FF0066><B>対<BR>応</B></FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=0066FF>
<B> (1) 血糖測定し、低血糖を確認<BR>
 (2) ぶどう糖錠（ジュースか砂糖でも可）をとる<BR>
 (3) しばらく安静にし、血糖測定で確認</B></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2><FONT SIZE=4>症状 II</FONT><FONT SIZE=2>　けいれん、昏睡状態など</FONT></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2>非常事態のため自分で対応できないので、家庭や学校の先生に、対応を頼んでおきます</TD></TR>
<TR><TD WIDTH=20 ALIGN="CENTER"><FONT SIZE=4><FONT COLOR=FF0066><B>対<BR>応</B></FONT></FONT></TD><TD><FONT COLOR=0066FF>
<B> (1) グルカゴン1mgを筋肉注射<BR>
 (2) 救急車で近くの病院へ<BR>
 (3) 主治医に連絡</B></TD></TR></TABLE></TD><TD VALIGN="BOTTOM"><IMG SRC="shoni104.gif"></TD></TR></TABLE>
　健康な体では、血糖が下がればすぐにインスリンの分泌が低下し、血糖を上げるホルモンが分泌されます。しかし、インスリン注射の場合には、そんな調節はできません。血糖が下がると、低血糖の症状が出てきます（右表参照）。低血糖の症状を、自分でよく覚えておき、症状があればすぐに炭水化物をとります。<BR CLEAR="all">
<HR>
<A NAME="CHAP3SEC2">
<H2>シックデイの対応</H2>
　シックデイとは、風邪や下痢、嘔吐、大けがなど、糖尿病以外の病気になった時のこと。通常、血糖値が高くなり、また、よく尿ケトン体が陽性になります。１型糖尿病では、このような時に糖尿病昏睡を起こしやすいので、慎重に対応します。<BR>
　ふだんから、病気になった時の対応を主治医に相談しておき、いざ病気やけがといった時には、すぐ電話で指示を受けたほうがよいでしょう。 
<HR>
<A NAME="CHAP4">
<H1><FONT COLOR=003399><B>IV．保護者へのアドバイス</B></FONT></H1>
<A NAME="CHAP4SEC1">
<H2>思春期の対応について</H2>
<TABLE CELLPADDING=3 CELLSPACING=0 BORDER=1 ALIGN="RIGHT"><TR><TD BGCOLOR=009999 COLSPAN=4 ALIGN="CENTER"><FONT COLOR=FFFFFF><B>思春期外来の患児たちの気持ち</B><BR>―糖尿病に対する意識調査<nobr>―</nobr></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2 BGCOLOR=FFCCCC ALIGN="CENTER">
大阪市立大学小児科学<BR>
教室実施データ　　　<BR>
（数字は％）<BR><FONT SIZE=2>無回答は省きました </FONT></TD><TD BGCOLOR=FFFFCC ALIGN="CENTER"><B>患児(％)</B><BR><IMG SRC="shoni107.gif"></TD><TD BGCOLOR=CCFFCC ALIGN="CENTER"><B>親(％)</B><BR><IMG SRC="shoni108.gif"></TD></TR>
<TR><TD ROWSPAN=3 ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCCC>(1)<BR>病<BR>気<BR>を<BR>ど<BR>う<BR>考<BR>え<BR>る</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=2>(a) 人生の大きな損失</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=4>17</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CCFFCC><FONT SIZE=4>25</FONT></TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=2>(b) 運命でしかたがない</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=4>23</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CCFFCC><FONT SIZE=4>32</FONT></TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=2>(c) やり方しだいで有意義な人生<CENTER><IMG SRC="shoni105.gif"></FONT></CENTER></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=+3><B>54</B></FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CCFFCC><FONT SIZE=+3><B>32</B></FONT></TD></TR>
<TR><TD ROWSPAN=3 ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFCCCC>(2)<BR>ど<BR>ん<BR>な<BR>姿<BR>勢<BR>で<BR>生<BR>き<BR>る<BR>か</TD><TD BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=2>(a) 不幸でつまらない人生</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=4>0</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CCFFCC><FONT SIZE=4>0</FONT></TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=2>(b) コントロールをちゃんとして、何とかやる</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=4>32</FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CCFFCC><FONT SIZE=4>39</FONT></TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR=FFCCCC><FONT SIZE=2>(c) 病気がプラスになるように積極的に生きる<CENTER><IMG SRC="shoni106.gif"></FONT></CENTER></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=FFFFCC><FONT SIZE=+3><B>61</B></FONT></TD><TD ALIGN="CENTER" BGCOLOR=CCFFCC><FONT SIZE=+3><B>55</B></FONT></TD></TR>
</TABLE>
　思春期（10代）後半から、１型糖尿病の子どもの合併症の発症者が急増してきます。これは、思春期前半に、コントロールが悪化する子どもが増えることと、大きく関係しています。思春期には、体の急激な成長やホルモンの分泌があり、血糖コントロールは悪化しやすくなります。心理的にも、激動<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>げきどう</FONT>〉</FONT>の時代です。<BR>
　この時期は、誰でも劣等感<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>れっとうかん</FONT>〉</FONT>が強まる時期ですが、とくに１型糖尿病は理想と現実のギャップが大きく、将来を悲観して、治療の意欲を失う子どもが増えます。この時期を精神的にどう乗り越えるかが、子どもの将来を決定するといってもよいでしょう。<BR>
　日常の学校生活はもちろん、遠足、運動会、旅行などの行事も、できるだけ、ふつうの子どもと同じ体験をさせてください。特別あつかいせず、子どもの自己管理を支援し、理解ある態度で見守ることが、社会的な適応力<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>てきおうりょく</FONT>〉</FONT>を育てます。
<BR CLEAR=all>
<HR>
<A NAME="CHAP4SEC2">
<H1>Ｑ&Ａ</H1>
<A NAME="CHAP4SEC2-1">
<H3><FONT COLOR=003399><FONT SIZE=6>Ｑ.</FONT> 中学に入ってから、治療を怠<FONT SIZE=-3>〈<FONT COLOR=666666>なま</FONT>〉</FONT>けるようになり、困っています</FONT></H3>
<IMG SRC="shoni109.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT SIZE=6><FONT COLOR=FF0088><B>Ａ.</B></FONT></FONT> コントロールを怠けて、一番困るのはだれなのかを考えさせてみてください。コントロールが悪化すれば、合併症が発症しやすく、合併症になれば、その後の社会生活が大きく制限されます。その時になって、どんなに後悔しても間に合わないのです。自己管理をしっかりやっていれば、ふつうの人と変わらない社会生活ができ、能力を発揮できる場も与えられます。その可<NOBR>能</NOBR>性を自分から捨てないように、社会人として、どのような進路を選択できるかを、話してみてください。 
<A NAME="CHAP4SEC2-2">
<H3><FONT COLOR=003399><FONT SIZE=6>Ｑ.</FONT> 就職や結婚が心配ですが…</FONT></H3>
<FONT SIZE=6><FONT COLOR=FF0088><B>Ａ.</B></FONT></FONT> 就職は、会社によっては、受け入れてくれないところも確かにあります。しかし、治療も勉強も前向きにがんばれば、かなりのことができるはずです。それを証明すれば、もっと明るい将来が開けるでしょう。職業選択は、運転手やパイロット、高所で仕事をする職業以外は、制限ありません。また、結婚、妊娠・出産も、正常に近いコントロールを続けていれば、問題ありません。今を大切に生きることが、将来につながります。]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/1_2.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/1_2.php</guid>
         <category>08. 小児の糖尿病(1)　基礎</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:42:27 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>薬物療法（経口剤）</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="yak01.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30">

監修<BR>
東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>
自治医科大学名誉教授　葛谷 健 先生<BR CLEAR=all>
<BR>
<UL>
<A HREF="#CHAP1">
I. 経口剤の役割</A><UL>
<A HREF="#CHAP1SEC1">
<LI>多くの患者さんが服用しています</A>
<A HREF="#CHAP1SEC2">
<LI>経口剤の種類が増えました</A></UL>
<A HREF="#CHAP2">
II. 経口剤の種類と特徴</A><UL>
<A HREF="#CHAP2SEC1">
<LI>SU剤</A>
<A HREF="#CHAP2SEC2">
<LI>BG剤</A>
<A HREF="#CHAP2SEC3">
<LI>α-グルコシダーゼ阻害剤</A>
<A HREF="#CHAP2SEC4">
<LI>速効型インスリン分泌促進剤</A>
<A HREF="#CHAP2SEC5">
<LI>インスリン抵抗性改善剤</A></UL>
<A HREF="#CHAP3">
III. 経口剤による治療の基本</A><UL>
<A HREF="#CHAP3SEC1">
<LI>経口剤はこんな場合に有効です</A>
<A HREF="#CHAP3SEC2"><UL>
<LI>経口剤がつかえない場合<BR>　―こんな場合はインスリン療法の適応になります<nobr>―</nobr></A></UL>
<A HREF="#CHAP3SEC3">
<LI>効果を絶えずチェックしながら使います</A>
<A HREF="#CHAP3SEC4"><UL>
<LI>自覚症状では効果はわかりません</A></UL>
<A HREF="#CHAP3SEC5">
<LI>正しい服用が大切です</A>
<A HREF="#CHAP3SEC6">
<LI>食事・運動の基本をしっかり守ると、薬の使用量を減らせます</A></UL>
<A HREF="#CHAP4">
IV. 治療の注意点</A><UL>
<A HREF="#CHAP4SEC1">
<LI>二次無効（おもにSU剤について）</A>
<A HREF="#CHAP4SEC2">
<LI>低血糖</A><UL>
<A HREF="#CHAP4SEC3">
<LI>α-グルコシダーゼ阻害剤服用時の低血糖</A>
<A HREF="#CHAP4SEC4">
<LI>アルコールと低血糖</A></UL>
<A HREF="#CHAP4SEC5">
<LI>そのほかの副作用</A>
<A HREF="#CHAP4SEC6">
<LI>病気になった時の対応</A></UL></UL>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP1">
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD>　</TD><TD><FONT COLOR=9933FF><FONT SIZE=2>
<IMG SRC="yak02.gif"><P>薬物療法には、経口剤療法と<BR>インスリン療法があります。</FONT></FONT></TD></TR></TABLE>
<H2><FONT COLOR=FF9900>I. 経口剤の役割</FONT></H2>
<A NAME="CHAP1SEC1">
<H2>多くの患者さんが服用しています</H2>
　糖尿病の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の三つがあり、高すぎる血糖値を正常域まで低下させ、合併症を防ぐことを目的としています。日本人の糖尿病の9割以上を占める2型糖尿病の治療は食事療法と運動療法が基本ですが、それだけでは思うように血糖値が下がらないとき、補助的に薬物療法を行います。<BR>
　薬物療法には、インスリン療法と経口剤療法の二つがあり、大半の患者さんは経口血糖降下剤（経口剤）で治療しています。インスリン療法より経口剤療法の患者さんが多い理由として、血糖値がそれほど高くない場合には経口剤だけでも治療効果があがること、注射に比べて患者さんの心理的な抵抗感が少なく、内服するだけという簡便さがあげられます。<BR CLEAR=all><HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP1SEC2">
<H2>経口剤の種類が増えました</H2>
　現在、国内で使われている経口剤は大きく分けると、スルフォニル尿素剤（SU剤）、ビグアナイド剤（BG剤）、α- グルコシダーゼ阻害剤、速効型インスリン分泌促進剤、インスリン抵抗性改善剤の5タイプがあります。患者さんの糖尿病の状態にあわせ、1剤だけで治療することもあれば、複数の薬を併用して治療することもあります。
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2">
<H2><FONT COLOR=FF9900>II. 経口剤の種類と特徴</FONT></H2>
<A NAME="CHAP2SEC1">
<TABLE ALIGN="RIGHT">
<TR><TD>　</TD><TD><IMG SRC="yak03.gif"></TD></TR>
<TR><TD COLSPAN=2>　</TD></TR></TABLE>
<H2>SU剤</H2>
　おもに膵臓のβ細胞に直接働きかけて、インスリン分泌を促進させ血糖値を低下させます。空腹時の血糖値をよく下げるという特徴があります。作用時間や効き目の強弱などにより多くの種類があり、経口剤治療の中心として使われてきました。<BR>
　なお、SU剤の服用によりインスリンの分泌が増え、ブドウ糖を効率よく利用できるようになると、肥満が促進されることがあります。服用に際して、食事療法の徹底が大切です。
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2SEC2">
<H2>BG剤</H2>
　ビグアナイド剤（BG剤）は、肝臓の糖を作る働きを抑えると同時に、筋肉などでの糖の利用を促して、総合的に血糖値を低下させます。単独で使うこともありますし、SU剤だけでは血糖値が十分に下がらない患者さんに、併用薬としても使われます。<BR>
　一時、乳酸アシドーシスなどの副作用の心配から、ほとんど使われない時期がありましたが、その後見直されるようになりました。
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2SEC3">
<H2>α-グルコシダーゼ阻害剤</H2>
　食物に含まれているでんぷん・糖分の分解・吸収を遅らせることで、食後の急激な高血糖（食後過血糖）を抑える薬です。<BR>
　空腹時の血糖値がそれほど高くなく、食後過血糖がとくに目立つ患者さんに用いられます。また、SU剤を服用し空腹時の血糖値は低くなっているのに HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT> が改善しない患者さんにも、併用薬として使われます。他の経口剤と異なり、インスリン依存状態にある患者さん（おもに1型糖尿病の患者さん）が服用しても、食後過血糖の改善効果が得られます。
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2SEC4">
<H2>速効型インスリン分泌促進剤</H2>
　SU剤と同じように膵臓に働きかけてインスリンの分泌を促す薬ですが、薬を飲むとすぐに作用が現われ、作用時間が短いという特徴があります。このことから、α- グルコシダーゼ阻害剤と同じように、食後過血糖の改善を目的に使われます。<BR>
　比較的軽症の2型糖尿病の人では、食後にインスリンが遅れて分泌されるため、食後過血糖になる場合があります。そのような人がこの薬を服用すると、食事直後からインスリン分泌が始まり、高血糖を抑えることができます。<BR>
　また、作用時間が短いため、低血糖を起こしにくいという特徴もあります。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP2SEC5">
<IMG SRC="yak04.gif" ALIGN="RIGHT">
<H2>インスリン抵抗性改善剤</H2>
　糖尿病で高血糖になる原因は、膵臓のインスリン分泌量が足りないことのほかにも、インスリンに対する体の反応が鈍くなって血糖値が下がらないこと（インスリン抵抗性）があります。この薬は、インスリンの抵抗性を少なくすることでインスリンの作用を高め、それによって血糖値を下げます。<BR>
　この薬が処方されるのは、インスリン抵抗性があると予測される患者さんです。具体的に、インスリン抵抗性がある患者さんとは、多くは肥満している糖尿病患者さんです。とくにW／H比が高い（ヒップサイズからみてウエストサイズが大きすぎる）上体肥満、内臓脂肪が多い方に、インスリン抵抗性がみられます。<BR>
　インスリン抵抗性があるかないかは、血中インスリン値などの検査で判断されます。検査結果から、血中インスリンが減っていないとわかれば、インスリン抵抗性が原因で高血糖になっていると推測されます。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3">
<H2><FONT COLOR=FF9900>III. 経口剤による治療の基本</FONT></H2>
<IMG SRC="yak05.gif" ALIGN="RIGHT">
<A NAME="CHAP3SEC1">
<H2>経口剤はこんな場合に有効です</H2>
　経口剤の使用が最も適した患者さんの条件は、食事療法と運動療法を守っているにもかかわらず、血糖コントロールが改善しない2型糖尿病の人です。<BR>
　注意しなければいけないことは、経口剤が効いて血糖コントロールが改善すると、つい安心して食事療法、運動療法をおろそかにしてしまいがちなことです。そうなると再びコントロールが悪化し、経口剤の効果も弱くなります。<BR CLEAR="all">
<A NAME="CHAP3SEC2">
<CENTER>
<TABLE CELLPADDING=5><TR><TD BGCOLOR=FFFFCC><FONT COLOR=9933FF><FONT SIZE=+1><B>経口剤が使えない場合</B></FONT><BR>
<FONT SIZE=-1>　―こんな場合はインスリン療法の適応になります<nobr>―</nobr></FONT></FONT><P>
<FONT COLOR=0066CC><LI>経口剤を服用しても血糖値が低下する兆しがみられない
<LI>妊娠中、または妊娠の可能性がある<br><LI>手術前後
<LI>肺炎など重症の感染症にかかっている
<LI>足に壊疽がある
<LI>肝臓または腎臓に重症の機能障害がある</FONT></TD></TR></TABLE>
</CENTER>
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3SEC3">
<H2>効果を絶えずチェックしながら使います</H2>
<IMG SRC="yak06.gif" ALIGN="RIGHT">
　経口剤の治療では、まず少量から服用し始め、血糖値の動きにあわせて量を加減します。そして、血糖コントロールが安定した後も、定期的に検査をして効果を確かめていきます。<BR>
　長期間同じ薬のままでよいこともありますが、途中で効き目が悪くなり、インスリン療法に切りかえたり、他の経口剤を併用する必要が出てくることもあります。
<A NAME="CHAP3SEC4">
<H3><FONT COLOR=9933FF>自覚症状では効果はわかりません</FONT></H3>
　糖尿病は自覚症状が出にくく、かなり悪化しても気付かないことが多いので、薬が本当に効いているかどうかは、HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT>検査や血糖測定などの結果で確認します。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3SEC5">
<H2>正しい服用が大切です</H2>
　どんな薬でも、薬を飲む時間（食前か食間かなど）や量が定められています。定められた方法どおりに飲まないと、効果がなかったり副作用が起きやすくなったりします。例えばα-グルコシダーゼ阻害剤や速効型インスリン分泌促進剤は、<B>食前</B>に飲まないと効きません。<BR>
　最近では、経口剤の種類が増え、複数の経口剤を併用するケースも増えていますので、それぞれの薬を正しく服用することが、より大切になってきました。
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP3SEC6">
<H2>食事・運動の基本をしっかり守ると、<BR>薬の使用量を減らせます</H2>
　どんなに副作用が少なくても、薬は体にとって異物です。必要がなければ飲まないほうがよいわけですから、ときどき初心にかえり、食事・運動療法を見直しましょう。食事療法を指示通りに実践して、薬の量が減ったり、薬が全く不要になる患者さんもいます。
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP4">
<H2><FONT COLOR=FF9900>IV. 治療の注意点</FONT></H2>
<A NAME="CHAP4SEC1">
<H2>二次無効（おもにSU剤について）</H2>
　SU剤を服用していると、次第に薬の効き目がうすれてくる、二次無効と呼ばれる状態になることがあります。その場合は他の経口剤を併用したり、インスリン療法へ移行しなければなりません。<BR>
　ただ、二次無効にみえても実は、食事・運動療法が不十分でSU剤の効き目が落ちている例も少なくありません。二次無効が疑われる場合は、もう一度食事・運動療法を厳格に行います。入院するのもよいでしょう。食事に気をつけ、他の経口剤を併用しても効果がない場合には、インスリン療法に切りかえます。
<HR SIZE="1">
<IMG SRC="yak07.gif" ALIGN="RIGHT">
<A NAME="CHAP4SEC2">
<H2>低血糖</H2>
　低血糖は、血糖値が通常 60mg/dL 以下になった状態を指します。薬の作用が強く出すぎたり、食事の時間が遅れたとき、ふだんより多く運動したときに起こりがちです。<BR>
　ふるえ、動悸、発汗、脱力感、眠気、頭痛、目がかすむなどが主な症状です。低血糖の症状が出たら、すぐにブドウ糖（または砂糖やジュース）を口にします。薬物療法を始めたら、常にブドウ糖や砂糖などを身に付けるようにしてください。（詳しくは、このコーナーの「<A HREF="../teikketo/teikketo.htm">低血糖</A>」のページをご覧ください）
<A NAME="CHAP4SEC3">
<H3><FONT COLOR=9933FF>α-グルコシダーゼ阻害剤服用時の低血糖</FONT></H3>
　α-グルコシダーゼ阻害剤を服用していると、この薬は食物に含まれているでんぷん・糖分の分解・吸収を遅らせる薬ですから、砂糖をなめたりごはんを食べても、すぐには低血糖から回復しません。直接血糖値をあげる、ブドウ糖やブドウ糖を含むジュース類を口にしてください。
<A NAME="CHAP4SEC4">
<H3><FONT COLOR=9933FF>アルコールと低血糖</FONT></H3>
　アルコールを飲むと肝臓の働きが鈍り、薬が体内に蓄積しやすくなって低血糖を起こしやすくなります。糖尿病では基本的にアルコールはよくありませんが、経口剤を服用し始めたら、それまで以上に禁酒を心掛けてください。とくにBG剤は、アルコールを飲む人では副作用が強く出る恐れがあります。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP4SEC5">
<IMG SRC="yak08.gif"ALIGN="RIGHT">
<H2>そのほかの副作用</H2>
　インスリン抵抗性改善剤では、むくみが現われたり肝機能障害が起きることがあります。また、α- グルコシダーゼ阻害剤では、おなかが張ったり放屁が増えたりします。<BR>
　低血糖が起きたり、その他の副作用と思われる症状が現われたときには、薬の量や種類を変えたほうがよい場合もあるので、受診の際に必ず主治医に報告してください。<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="CHAP4SEC6">
<H2>病気になった時の対応</H2>
　糖尿病の患者さんが糖尿病以外の病気にかかった時は、血糖値が乱れやすいので、より注意深い対応が求められます。症状が軽い時はそれほど神経質になる必要はありませんが、病状によっては経口剤の量を調節したり、一時的にインスリン注射に切りかえたほうがよいこともあるので、主治医に相談し指示に従ってください。また、ほかの病院にかかる場合は、必ず服用中の薬の名前を知らせてください。（詳しくは、このコーナーの「<A HREF="../sickday/sickday.htm">病気になった時の対策　シックデイルール</A>」のページをご覧ください）<BR>]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_26.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_26.php</guid>
         <category>09. 薬物療法（経口剤）</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:42:15 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>糖尿病生活Q＆A</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="qa01.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30">

監修<BR>
東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>
富山大学医学部第一内科教授　小林 正 先生<BR CLEAR=all>
<UL>
<H3><FONT COLOR=CC3399>糖尿病といわれたら</FONT></H3>
<IMG SRC="qa02.gif" ALIGN="RIGHT">
　よい血糖コントロールを続けていれば、糖尿病があっても、健康な人と変わらない生活を送ることができるといわれています。では、健康な人と変わらぬ生活とは、どんな生活なのでしょうか。自由で活動的で、快適さのある生活というふうにいえるのではないでしょうか。<BR>
　糖尿病の初期は、合併症は気配すらみせないので、コントロールはついおろそかになりがちです。しかし、コントロールが不十分な状態が続くと、さまざまな合併症が発症し、その進行とともに、生活から快適さや自由さは確実に失われていきます。そして、失明や透析、下肢切断といった最悪の事態に至ります。<BR>
　そうしたことにならないよう、糖尿病の治療では、よいコントロールを保ち続けることが、何よりも重要です。糖尿病と診断されて、落ち込まない人はいません。しかし、1日も早く立ち直って、積極的に治療にはげみ、糖尿病と仲良く暮らしていきたいものです。<BR>
　ここでは、治療に役立つ日常生活上の知識を、Q＆Aでご紹介しましょう。</UL>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q1</FONT></FONT>　太るとなぜ糖尿病によくないのでしょうか?</H3>
<IMG SRC="qa03.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　血糖が上がる原因として、インスリンの分泌力が低下することと、筋肉などの組織でインスリンの感受性が低下することの、ふたつがあります。太ると脂肪の量が増え、インスリンの感受性が低下するので、血糖がますます上がって、糖尿病が悪化します。<BR>
　最近、インスリンの分泌や効き目を改善する薬も出てきていますが、そうした薬に頼るより、インスリンの感受性を増すために、まず食事量を減らし、標準体重にすることが大切です。太ると、糖尿病を悪化させるだけでなく、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病も、合併しやすくなります。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q2</FONT></FONT>　ストレスが糖尿病に与える影響を教えてください。</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　ストレスは、過食、運動不足とともに、糖尿病の3大原因のひとつです。そればかりか、病状を悪化させる大きな要因でもあります。怒ったり興奮したり、時間に追われてイライラするといったストレスを感じると、体内ではカテコールアミンが大量に分泌されるので、インスリンの分泌や感受性が低下し、血糖が上がります。<BR>
　そのため、毎日の生活からストレスを減らす工夫が、治療上も非常に大切です。みなさんのライフスタイルにあった方法で、解消に努めてください。最近普及してきた、自律神経を強くする訓練なども有効ですが、何より重要なのは、働き過ぎず、リラックスする時間をもつことでしょう。
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q3</FONT></FONT>　補食が必要な場合は、どんな時ですか?</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　補食は、ふだんより活動量が増えた時などに、低血糖を防ぐためにとる一時的な食事で、山登りや水泳など強い運動の時、長時間運動する時、体育の授業の時などに、とるものです。薬物療法の人はとくに必要です。<BR>
　補食をとらないで、薬物を減らして調整する方法もありますが、計算が簡単ではなく、インスリンを減らし過ぎる危険もあり、困難です。インスリンは、ぶどう糖の代謝だけでなく、成長期には身体の成長などの代謝にも必要ですので、このような時期に、運動のためにインスリンを極端に減らすことは、避けるべきです。<BR>
　とくに、低血糖が起きやすい厳格な薬物療法の場合には、補食の上手な活用が欠かせません。
<HR SIZE="1">
<IMG SRC="qa04.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q4</FONT></FONT>　天気が悪い時の運動には、どんな方法がありますか?</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　プールなどで泳ぐ方法が一番よいのですが、そのような施設はなかなか見当たりません。雨の日に傘をさして歩くのも方法ですが、交通事故などの心配もあります。<BR>
　梅雨どきや、雪が多い地域では、室内で簡単にできる自転車エルゴメータがよいでしょう。最近では、安くて静かでいいのが出回っています。<BR>
　雪の多い地域の場合は、マウンテン・スキーで、雪上を歩くのもよい方法かもしれません。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q5</FONT></FONT>　運動療法ができない場合は、どんな時ですか?</H3>
<IMG SRC="qa05.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　運動療法に制限があるのは、合併症があって、しかも進行している場合です。軽い合併症があっても、歩行など中程度の強さの運動であれば、まず問題はありませんが、走る、泳ぐといった強い運動は、かえって病状を悪化させます。<BR>
　腎症、増殖網膜症、狭心症、眼底出血、下肢の動脈硬化による動脈の閉塞などがある場合は、禁止か、制限があります。合併症の程度や年齢などの違いもあるので、状態に応じた運動を主治医に処方してもらい、その範囲内で運動します。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q6</FONT></FONT>　経口剤を飲み忘れた時の対応は?</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　経口剤を服用し始めの頃には、よくあることです。糖尿病は、規則正しい生活をし、薬も決められた時間に飲むのがよいのはいうまでもありませんが、1回くらい飲み忘れても、それで合併症が一気に進むことはまずありません。<BR>
　SU剤などの朝夕に1回または2回飲む薬の場合、1〜2時間程度の遅れならふだんの量をそのまま、数時間以上の遅れなら半分に減らして飲みます。忘れたからと2回分まとめて飲むと、低血糖の原因になります。食後過血糖改善薬のように食前に飲む薬の場合は、食後に飲んでもあまり意味がないので、次から忘れずに飲むようにしてください。
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q7</FONT></FONT>　インスリンを打ち忘れた時の対応は?</H3>
<IMG SRC="qa06.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　インスリンを忘れた場合に大切なのは、量を打ち過ぎないことです。経口剤にくらべてインスリンは効き目が早く、時間単位で効いてくるからです。打ち忘れに気付いたら、まず落ち着いて血糖値を測り、その状態に合った量を注射するのが、原則です。量の加減は個人差もあるので、主治医と相談して、ある程度の目安を事前に決めておきましょう。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q8</FONT></FONT>　薬の飲み合わせが心配です。</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　薬物療法の人が、ほかの病気の治療で薬を飲まなければならない場合、通常の、風邪薬や下痢どめなどの市販薬と飲み合わせる場合は、まず心配ありません。しかし、鎮痛剤の一部で、血糖降下剤の作用を増強するものもありますので、気を付けてください。<BR>
　合併症の治療などで複数の医師にかかる場合には、それぞれの医師に服用中の薬を、知らせる必要があります。数ある薬の中には、低血糖の症状をわかりにくくするなど、副作用をもたらす場合があるからです。また、ステロイド剤などは血糖を上昇させるので、必ず血糖測定しながら、経口剤やインスリン量を決める必要があります。
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q9</FONT></FONT>　低血糖の時に、砂糖では効かない薬があるそうですが…。</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　薬物療法の人が、α-グルコシダーゼ阻害剤を服用した時に起こる低血糖の場合は、砂糖ではなく、ぶどう糖を使わないと、回復が遅れることがあります。この薬は、食後の高血糖を抑える作用をもった薬で、ふつうの砂糖の吸収を遅らせるからです。<BR>
　しかし、もしぶどう糖を持っていない時に低血糖が起きてしまった場合は、砂糖やコーラ、ジュースなど、手近なものでトライしてください。糖分の吸収は遅れても、最終的には、全部吸収されるようになっています。ですから、低血糖の回復は遅れても、それらが効かないことは、まずありません。<BR>
　また、コーラ、ファンタグレープなどには、ぶどう糖が入っているので、回復が早いようです。
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q10</FONT></FONT>　雑誌にあった「糖尿病が治る」という薬を、試したいのですが。</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　そうしたふれこみで、じつに多くの民間療法が出回っています。しかし、それらの療法は治療効果の裏付けに乏しく、たとえ効いたとしても、効果は微々たるものです。しかも高価で、だまされたも同然のものが少なくありません。<BR>
　本当に効くなら、とうに治療に取り入れているはずです。これらを信じて治療をやめてしまい、症状を悪化させる例がしばしばあるのは、残念です。民間療法に惑わされず、糖尿病と仲良く生きる気持ちをもって、本来の治療に専念してください。
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q11</FONT></FONT>　入浴は、血糖にどんな影響を与えますか?</H3>
<IMG SRC="qa07.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　入浴は、運動と同じくエネルギーを消費し、血糖を下げます。また、インスリンの注射の後に入浴すると、皮下の体温が上がって、インスリンの吸収が早まり、低血糖を起こす場合があります。注射した周辺をマッサージするような洗い方も、吸収を促進するので注意してください。<BR>
　経口剤の場合も、血糖が下がるので、注意が必要です。入浴中の低血糖は発見が遅れやすく、溺れることもあります。空腹時は避け、食後2時間くらいで入浴すれば、まず問題ありません。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q12</FONT></FONT>　トイレの回数が多く、熟睡できません。</H3>
<IMG SRC="qa08.gif" ALIGN="RIGHT">
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　頻尿になる一番の理由は、高血糖です。糖が水分を伴って、尿として排泄されるために、頻尿や多尿になります。これは、血糖コントロールをよくすれば、自然と改善します。<BR>
　ただ、コントロールは悪くないのに頻尿になる場合は、膀胱炎や前立腺肥大、弛緩性膀胱（糖尿病性の自律神経失調症で、膀胱がパンパンに張り、尿が少量ずつしか出ない）が疑われます。これれらは高齢者によくみられるものです。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q13</FONT></FONT>　糖尿病になると、ほかの病気にかかりやすいというのは本当ですか?</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　確かに、糖尿病の患者さんには感染症が多く、最近は結核が増えています。コレステロールが原因の胆石に伴った胆のう炎も少なくありません。<BR>
　感染症が多いのは、白血球の機能の低下や、高血糖で脱水になりやすいことが、原因です。脱水になると血流が悪化し、末梢まで白血球や酸素が行き渡らなくなり、細菌の増殖に都合のよい状態になります。<BR>
　歯の治療や手術の時も、感染症にかかりやすいので、医師に糖尿病を必ず伝えてください。
<HR SIZE="1">
<IMG SRC="qa09.gif" ALIGN="RIGHT">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q14</FONT></FONT>　タバコは、なぜいけないのですか?</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　タバコは、血管を収縮する作用があります。糖尿病の患者さんは、動脈硬化が進んでいることが多く、タバコの作用が、心筋梗塞や足の壊疽などの病状を促進します。また、肺の感染症も起こしやすいので、まずはタバコをやめるのが、先決です。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q15</FONT></FONT>　痛みの少ない採血方法があると聞きましたが…。</H3>
<TABLE ALIGN="RIGHT"><TR><TD><IMG SRC="qa11.gif"></D><TD><IMG SRC="qa10.gif"></TD></TR></TABLE>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　細い採血針（30Gや33Gの針）と、穿刺の深さ調節のできる採血器具を組み合わせると、より痛みの少ない方法で、血糖測定に必要な血液量を得ることができます。また、指先ほどは.痛点が密集していないといわれる、腕（上腕の外側）や手のひらなどから採血する方法もあります。この場合には、血液を吸引する器具（名称：ファインレット／（株）三和化学研究所）を利用すると、十分な血液量を容易に得られます。<BR CLEAR=all>
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q16</FONT></FONT>　インスリンの使用ずみ針などの処分は、どうしたらよいですか?</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　インスリン注射で使った針の処分は、専用の容器などに入れ、病院で回収してもらうのが一番よい方法です。自宅でゴミとして処分すると、盗まれて麻薬に使われたり、清掃員のケガの原因になるので、注意してください。
<HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q17</FONT></FONT>　医療費が安くなる場合があると聞きましたが…。</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　18歳未満の場合は「小児慢性特定疾患治療研究事業」の対象になり、医療費の自己負担が軽減されます。市区町村の保健所に申請してください。18歳になった時点ですでにこの制度の対象になっている場合は、20歳になるまで延長されます。なお、自己負担額の上限は、所得によって異なります。<BR>
　成人の場合は特別な補助はありませんが、糖尿病に必要な治療のほとんどは保険が適用されます。また、もし失明や透析開始、下肢切断などになった場合には、障害の程度などに応じて医療費が助成されます。市区町村の障害福祉課などに申請してください<NOBR>。</NOBR><HR SIZE="1">
<H3><FONT COLOR=CC3399><FONT SIZE=+1>Q18</FONT></FONT>　海外旅行で、一番気をつけたいことは?</H3>
<FONT COLOR=3366FF><FONT SIZE=+1><B>A</B></FONT></FONT>　やはり、ふだん飲んでいる薬やインスリンは、忘れずに身につけておくということでしょう。簡単なことですが、飛行機に乗る時、薬をうっかりスーツケースに入れたまま、預けてしまう失敗はけっこうあるのです。<BR>
　また、食事の回数や量が増えてカロリーオーバーになったり、時差の影響などでストレスも増えます。とくに、インスリンの場合は、時差により、注射のタイミングを調整する必要がありますので、事前にその方法の指導を主治医から受けてください。血糖自己測定も必要です。<BR>
　経口剤の場合の時差への対応は、1日何錠といった程度に、おおざっぱに考えればよく、それほど神経質になる必要はありません。食事の前に飲むタイプの薬なら、いつもどおり1日3回、毎食前に飲んでください。<BR>
　また、糖尿病であることと治療の内容を主治医に英語で簡単に書いてもらい、それを持参すると、何か問題が起きた時に安心です。]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/qa.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/qa.php</guid>
         <category>10. 糖尿病生活Q＆A</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:42:03 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>糖尿病用語辞典</title>
         <description><![CDATA[<IMG SRC="yougo01.gif" ALIGN="LEFT" VSPACE="0" HSPACE="30"><BR>

監修<BR>東北大学名誉教授　後藤由夫先生<P>
編集<BR>糖尿病セミナー編集部<P>
<BR CLEAR="all">
<UL>
<LI>解説文が「→○○」となっている語句は、○○の項を参照してください。
<LI>解説文中の青文字の語句は、その語句が見出し語として解説されていることを示しています。
</UL>
<CENTER>
<A HREF="#a"><B>あ</B></A>｜<A HREF="#k"><B>か</B></A>｜<A HREF="#s"><B>さ</B></A>｜<A HREF="#t"><B>た</B></A>｜<A HREF="#n"><B>な</B></A>｜<A HREF="#h"><B>は</B></A>｜<A HREF="#m"><B>ま〜ら</B></A>｜<A HREF="#CAP1">欧文略語</A>
</CENTER><BR>
<HR SIZE="1">
<A NAME="a"><IMG SRC="a.gif" ALIGN=LEFT HSPACE=15>
<A NAME="a01"><FONT COLOR=FF0066>［<B><FONT SIZE=+1>α</FONT>-グルコシダーゼ阻害薬</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k09">経口剤療法</A></FONT><P>
<A NAME="a02"><FONT COLOR=FF0066>［<B>アルブミン尿</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#s10">腎症</A>がある程度進行すると、尿の中にたんぱく質が出る（排泄する）ようになりますが（たんぱく尿）、分子量の小さいアルブミンというたんぱく質は、それよりも早期に尿に混ざるようになり、これをアルブミン尿といいます。腎症の進行防止には、アルブミンをごくわずか排泄する「微量アルブミン尿」の段階から早期に見つけ、<A HREF="#k12">血糖値</A>・血圧を厳格に管理することが大切です。</FONT><P>
<A NAME="a03"><FONT COLOR=FF0066>［<B>1,5-AG</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k10">血糖コントロール</A>の指標のひとつで、検査時点から過去数日間の血糖状態を反映します。正常値は 14.0μg/mL 以上です。</FONT><P>
<A NAME="a04"><FONT COLOR=FF0066>［<B>１型糖尿病</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>自己免疫疾患（免疫機<NOBR>能</NOBR>が自分の身体に対して働いてしまう病気）や原因不明の仕組みで、膵臓の<A HREF="#h06">β細胞</A>が破壊されて発病するタイプの糖尿病。<A HREF="#n02">２型糖尿病</A>と異なり、生活習慣と関係なく発病し、<A HREF="#a07">インスリン依存状態</A>になります。成人よりもむしろ小児・若年期に発病することのほうが多いものです。</FONT><P>
<A NAME="a05"><FONT COLOR=FF0066>［<B>一次<NOBR>予防</NOBR></B>］</FONT><FONT COLOR=000000>健康な人あるいは<A HREF="#k04">境界型</A>の人が、糖尿病（<A HREF="#n02">２型糖尿病</A>）の発病を未然に防ぐための<NOBR>予防</NOBR>。肥満者の減量などが該当します。</FONT><P>
<A NAME="a06"><FONT COLOR=FF0066>［<B>インスリン</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>膵臓の<A HREF="#h06">β細胞</A>から分泌されるホルモンで、血液中の<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>を細胞内に取り入れエネルギーとして利用する際に必要です。糖尿病は、このインスリンの分泌量が減少したり、インスリンが作用を発揮する細胞に<A HREF="#a07">インスリン抵抗性</A>があることから、インスリンの作用が低下し、ブドウ糖が利用されずに血液中にあふれる病気です。</FONT><P>
<A NAME="a07"><FONT COLOR=FF0066>［<B>インスリン依存状態</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#a11">インスリン分泌</A>がほぼゼロとなり、<A HREF="#a06">インスリン</A>が絶対的に不足するため、体外からインスリンを補給しなければ生命を維持できない状態です。</FONT><P>
<A NAME="a08"><FONT COLOR=FF0066>［<B>インスリン抵抗性</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#a06">インスリン</A>の作用を受ける細胞の感受性が悪くなること。インスリン抵抗性があると、<A HREF="#k12">血糖値</A>を下げるために膵臓から大量のインスリンが分泌されます（<A HREF="#k15">高インスリン血症</A>）。インスリン感受性がさらに悪化すると、インスリンがたくさん分泌されていても血糖値が下がらなくなり、糖尿病になります。やがて<A HREF="#h06">β細胞</A>が疲れきって機<NOBR>能</NOBR>が低下し、糖尿病は悪化します。インスリン抵抗性は<A HREF="#n02">２型糖尿病</A>の原因となるほか、高血圧や動脈硬化の進行とも深い関わりがあります。なお、風邪を引いて熱が出たりする<A HREF="#s04">シックデイ</A>には、一時的にインスリン抵抗性が強まります。</FONT><P>
<A NAME="a09"><FONT COLOR=FF0066>［<B>インスリン抵抗性改善薬</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k09">経口剤療法</A></FONT><P>
<A NAME="a10"><FONT COLOR=FF0066>［<B>インスリン非依存状態</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#a11">インスリン分泌</A>の低下や<A HREF="#a08">インスリン抵抗性</A>から、相対的なインスリン作用不足にある状態です。<A HREF="#a12">インスリン療法</A>をしなくても生命は維持できますが、<A HREF="#k10">血糖コントロール</A>のためにインスリン療法が必要なケースもあります。</FONT><P>
<A NAME="a11"><FONT COLOR=FF0066>［<B>インスリン分泌</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#a06">インスリン</A>は膵臓の<A HREF="#h06">β細胞</A>で作られ、血液中に分泌されます。このインスリン分泌には、24時間少しずつ持続して分泌される「基礎分泌」と、食後の<A HREF="#k12">血糖値</A>上昇に反応して分泌される「追加分泌」の２パターンがあります。</FONT><P>
<A NAME="a12"><FONT COLOR=FF0066>［<B>インスリン療法</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>体外から<A HREF="#a06">インスリン</A>製剤を注射して<A HREF="#k10">血糖コントロール</A>する治療法。<A HREF="#a04">1型糖尿病</A>では必須で、<A HREF="#n02">２型</A>でも他の治療法で<A HREF="#k12">血糖値</A>が治療目標まで下がらない場合には必要です。使用するインスリン製剤は、血糖降下作用の持続時間によって、速効型、持続型など数種あります。また１日の注射回数から２回法、３回法などのパターンがあって、患者さんの<A HREF="#a11">インスリン分泌</A>状態にあわせて選択されます。<A HREF="#k11">血糖自己測定</A>をしながら１回ずつ注射量を決め、できる限り良好な血糖コントロールをめざす方法を「強化インスリン療法」といいます。</FONT><P>
<A NAME="a13"><FONT COLOR=FF0066>［<B>運動療法</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#s08">食事療法</A>と並び<A HREF="#n02">２型糖尿病</A>治療の基礎。<A HREF="#a08">インスリン抵抗性</A>が改善され<A HREF="#k10">血糖コントロール</A>が良くなるほか、減量や血圧低下、ストレス解消など幅広い効果があります。</FONT><P>
<A NAME="a14"><FONT COLOR=FF0066>［<B>SU剤</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k09">経口剤療法</A></FONT><BR CLEAR="all">
<P>
<TABLE><TR><TD COLSPAN=2><FONT SIZE=+1><FONT COLOR=3399CC><B> 糖尿病の成因による分類と、<BR> インスリン作用不足の程度による分類の関係</B></FONT></FONT></TD></TR>
<TR VALIGN="TOP"><TD><IMG SRC="yougo02.gif"></TD><TD><FONT SIZE=-1><LI>右向きの矢印は糖代謝の悪化、左向きの矢印は糖代謝の改善を<NOBR>表</NOBR>しています。<LI>破線部分は、その状態になることが少ないことを<NOBR>表</NOBR>しています。</FONT></TD></TR></TABLE>
<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="k"><IMG SRC="k.gif" ALIGN=LEFT HSPACE=15>
<A NAME="k01"><IMG SRC="yougo03.gif" ALIGN=RIGHT>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>合併症</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k16">高血糖</A>状態が続くことで起きてくる病気。視力が低下し失明の危険も低くない「網膜症」、腎臓の機<NOBR>能</NOBR>が低下し人工透析の必要に迫られる「腎症」、手足のしびれや麻痺のほか全身にさまざまな影響が出る「神経障害」の三つが起きやすく、三大合併症と呼ばれています。これ以外にも足の壊疽<FONT SIZE=-3>〈えそ〉</FONT>、動脈硬化、心臓病、脳卒中など多くの合併症があります。糖尿病治療の目的は、これらの合併症を発症・進行させないことです。</FONT><P>
<A NAME="k02"><FONT COLOR=FF0066>［<B>眼底検査</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#m01">網膜症</A>診断のための検査。失明を防ぐため、定期的に眼科を受診し検査を受けるようにしましょう。</FONT><P>
<A NAME="k03"><FONT COLOR=FF0066>［<B>基礎分泌</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#a11">インスリン分泌</A></FONT><P>
<A NAME="k04"><FONT COLOR=FF0066>［<B>境界型</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#h03">ブドウ糖負荷試験</A>の判定で、糖尿病型と正常型の中間の段階。糖尿病<NOBR>予備</NOBR>軍といえます。いずれ糖尿病になる確率が高く、生活習慣の改善と定期的な検査が必要です。</FONT><P>
<A NAME="k05"><FONT COLOR=FF0066>［<B>空腹時血糖値</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k12">血糖値</A></FONT><P>
<A NAME="k07"><FONT COLOR=FF0066>［<B>グリコアルブミン</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k10">血糖コントロール</A>の指標のひとつで、検査時点から過去１、２週間の血糖状態を反映します。成人の正常値はだいたい 17.7±1.5％ です。</FONT><P>
<A NAME="k08"><FONT COLOR=FF0066>［<B>グリコヘモグロビン</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#h07">ヘモグロビンA<FONT SIZE=-2>1C</FONT></A></FONT><P>
<A NAME="k06"><FONT COLOR=FF0066>［<B>グルカゴン</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k12">血糖値</A>を上げるホルモンのひとつで、膵臓から分泌されます。<A HREF="#t04">低血糖</A>昏睡に陥っている患者さんに、家庭内での応急処置として、グルカゴン注射が行われます。</FONT><P>
<A NAME="k09"><FONT COLOR=FF0066>［<B>経口剤療法</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>血糖降下薬を服用して<A HREF="#k10">血糖コントロール</A>する治療法。<A HREF="#n02">２型糖尿病</A>で、<A HREF="#s08">食事療法</A>、<A HREF="#a13">運動療法</A>だけでは効果が不十分なときに行われます。経口剤には、膵臓の<A HREF="#a11">インスリン分泌</A>を刺激する「スルフォニル尿素（SU）剤」や、膵臓以外の肝臓や筋肉、脂肪などに作用して<A HREF="#k12">血糖値</A>を下げる「ビグアナイド（BG）剤」、食べ物に含まれている糖分の消化吸収を遅らせて<A HREF="#s07">食後過血糖</A>を抑える「<FONT SIZE=+1>α</FONT>- グルコシダーゼ阻害薬」、細胞レベルのインスリン感受性を高める「<A HREF="#a08">インスリン抵抗性</A>改善薬」、短時間だけインスリン分泌を促進する「速効型インスリン分泌促進薬」などがあります。</FONT><P>
<A NAME="k10"><FONT COLOR=FF0066>［<B>血糖コントロール</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#s08">食事療法</A>や<A HREF="#a13">運動療法</A>、<A HREF="#m02">薬物療法</A>により、<A HREF="#k12">血糖値</A>をできるだけ正常に近い状態を保つこと。糖尿病治療の基本で、より良い血糖コントロールを続けるほど、<A HREF="#k01">合併症</A>の危険は減少します。</FONT><P>
<A NAME="k11"><FONT COLOR=FF0066>［<B>血糖自己測定</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>患者さん本人が<A HREF="#k12">血糖値</A>を測定すること。より良い<A HREF="#k10">血糖コントロール</A>に役立ちます。手軽に測定できる機械が数種発売されています。</FONT><P>
<A NAME="k12"><FONT COLOR=FF0066>［<B>血糖値</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>血液中の<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>（血糖）濃度。血液１デシリットルあたりのブドウ糖の量をミリグラムで<NOBR>表</NOBR>します。血糖値が正常レベルよりも高いことを高血糖といい、高血糖が続く病気が糖尿病です。健康な人の空腹時血糖値は 110mg/dL 未満、食後も 160mg/dL を超えることはありません。</FONT><P>
<A NAME="k13"><FONT COLOR=FF0066>［<B>ケトアシドーシス</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k14">ケトン体</A>が増え過ぎると吐き気や腹痛などの症状が現れますが（ケトーシス）、さらに多くなると、血液が酸性化するケトアシドーシスという状態になります。意識障害から昏睡に至り、早急な治療が必要です。<A HREF="#a12">インスリン療法</A>をしている人が、なんらかの理由で注射をしなかったときに起こりがちです。</FONT><P>
<A NAME="k14"><FONT COLOR=FF0066>［<B>ケトン体</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#a06">インスリン</A>作用が不足し身体が<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>を利用できない状態で、かわりに脂肪やたんぱく質がエネルギー源として使われたときに発生する物質。ケトン体は血液や体液に溜まり、血液検査や尿検査で検出されます。</FONT><P>
<A NAME="k15"><FONT COLOR=FF0066>［<B>高インスリン血症</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#a08">インスリン抵抗性</A>による<A HREF="#k16">高血糖</A>を抑えるため、<A HREF="#a06">インスリン</A>が過剰に分泌されている状態。この状態では、インスリン抵抗性をインスリンの量でカバーしているため、血糖値はそれほど高くなく、糖尿病と診断されないことも少なくありません。しかし、そのような状態でも、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病が進行してしまいます。</FONT><P>
<A NAME="k16"><FONT COLOR=FF0066>［<B>高血糖</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k12">血糖値</A></FONT>
<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="s"><IMG SRC="s.gif" ALIGN=LEFT HSPACE=15>
<A NAME="s01"><FONT COLOR=FF0066>［<B>三次<NOBR>予防</NOBR></B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k01">合併症</A>が起きてしまっても、適切な治療でそれ以上病気を進行させないようにすること。</FONT><P>
<A NAME="s02"><FONT COLOR=FF0066>［<B>指示エネルギー（カロリー）量</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>主治医から指示される１日の摂取カロリー。その人の身長や体重、身体活動状況、年齢などを総合的に判断して決められます。</FONT><P>
<A NAME="s03"><FONT COLOR=FF0066>［<B>指示たんぱく質量</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#s11">腎症</A>が発症すると、その進行段階にあわせてたんぱく質摂取を制限する必要があります。１日にどのくらいたんぱく質を摂ってよいか、主治医に指示される量を指示たんぱく質量といいます。</FONT><P>
<A NAME="s04"><FONT COLOR=FF0066>［<B>シックデイ</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>糖尿病の人が糖尿病以外の病気にかかったときのこと。<A HREF="#k12">血糖値</A>が乱れやすいので、慎重に対処する必要があります。</FONT><BR CLEAR="all"><P>
<A NAME="s05"><IMG SRC="yougo04.gif" ALIGN=RIGHT>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>死の四重奏</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症（高脂血症）は併発することが多く、それらが互いに悪影響を及ぼしあって動脈硬化を加速度的に進行させ、心臓病や脳卒中を起こすという考え方。</FONT><P>
<A NAME="s06"><FONT COLOR=FF0066>［<B>小児・若年者糖尿病</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>一般には、成人よりも小児・若年者に発病することが多い<A HREF="#a04">１型糖尿病</A>のことを指します。身体の成長にあわせて食事やインスリンを調節する必要があり、心理的問題も多いことなどから、よりきめ細かな管理が必要です。なお、小児・若年期発病でも<A HREF="#n02">２型糖尿病</A>の場合もあります。</FONT><P>
<A NAME="s07"><FONT COLOR=FF0066>［<B>食後過血糖</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>食事後に起きる異常に高い血糖の上昇。<A HREF="#a06">インスリン</A>の<A HREF="#k03">基礎分泌</A>はある程度保たれていて、<A HREF="#k05">空腹時血糖値</A>は正常に近いとしても、<A HREF="#t03">追加分泌</A>が不足していたり、<A HREF="#k12">血糖値</A>上昇に対する反応が鈍くて<A HREF="#a11">インスリン分泌</A>のタイミングが遅れると、食後過血糖になます。</FONT><P>
<A NAME="s08"><FONT COLOR=FF0066>［<B>食事療法</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>糖尿病治療の基礎。<A HREF="#s02">指示エネルギー量</A>の中で、必要な栄養素を過不足なく摂るのがポイントです。糖尿病でない人の健康食としてもすすめられます。</FONT><P>
<A NAME="s09"><FONT COLOR=FF0066>［<B>食品交換<NOBR>表</NOBR></B>］</FONT><FONT COLOR=000000>「糖尿病食事療法のための食品交換<NOBR>表</NOBR>」のこと。正しい<A HREF="#s08">食事療法</A>を簡単に進められるよう工夫されたテキストです。マスターすれば、バリエーションに富んだ献立を手軽に楽しめます。姉妹書に「糖尿病性腎症の食品交換<NOBR>表</NOBR>」があります。</FONT><P>
<A NAME="s10"><FONT COLOR=FF0066>［<B>神経障害</B>］・<A NAME="s11">［<B>腎症</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k01">合併症</A></FONT><P>
<A NAME="s11"><FONT COLOR=FF0066>［<B>膵島</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#m03">ランゲルハンス島</A></FONT><P>
<A NAME="s12"><FONT COLOR=FF0066>［<B>スルフォニル尿素剤</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k09">経口剤療法</A></FONT>
<BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="t"><IMG SRC="t.gif" ALIGN=LEFT HSPACE=15>
<A NAME="t01"><FONT COLOR=FF0066>［<B>耐糖<NOBR>能</NOBR>障害</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>糖尿病と正常との中間で、<A HREF="#k04">境界型</A>のもの。糖尿病発病の確率が高いだけでなく、高血圧や脂質異常症（高脂血症）併発の危険も高くなります。糖尿病<NOBR>予備</NOBR>軍とほぼ同じ状態です。</FONT><P>
<A NAME="t02"><FONT COLOR=FF0066>［<B>単位</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><B>〈食事療法の単位〉</B><A HREF="#s09">食品交換<NOBR>表</NOBR></A>では 80kcal 相当の食品を１単位とし、その目安となる重量を示しています。<B>〈運動療法の単位〉</B>80kcal を消費する運動強度・時間を、１単位の運動と<NOBR>表</NOBR>現することがあります。<B>〈インスリン療法の単位〉</B>インスリン作用の強弱を<NOBR>表</NOBR>す基準で“U”という記号で<NOBR>表</NOBR>されます（Unitの略）。なお、食事療法の単位とインスリン療法の単位は全く別の意味で互換性はありません。</FONT><P>
<A NAME="t05"><FONT COLOR=FF0066>［<B>炭水化物</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>たんぱく質、脂質と並び、三大栄養素のひとつ。エネルギー源として最もよく使われます。糖質ともいい、食べ物ではごはんやパンなどのでんぷん、あるいは果物<FONT SIZE=-3>〈くだもの〉</FONT>類に多く含まれます。炭水化物は体内で消化吸収される過程でいくつかの糖分に分解されますが、そのうちのひとつが<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>です。</FONT><P>
<TABLE ALIGN=RIGHT><TR><TD><IMG SRC="yougo05.gif"></TD></TR>
<TR><TD ALIGN=CENTER><B>低血糖の主な症状</B></TD></TR></TABLE>
<A NAME="t06"><FONT COLOR=FF0066>［<B>糖代謝</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>摂取した<A HREF="#t05">炭水化物</A>は消化吸収され<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>となり、肝臓でグリコーゲンに変換して一旦貯蓄されます。身体活動でエネルギーを消費すると、肝臓はグリコーゲンを分解して再びブドウ糖を作り出し血液中に供給し、これが<A HREF="#a06">インスリン</A>の作用を借りて細胞に取り込まれ、エネルギー源となります。こような体内での糖の変化の過程・サイクルを糖代謝といいます。</FONT><P>
<A NAME="t03"><FONT COLOR=FF0066>［<B>追加分泌</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#a11">インスリン分泌</A></FONT><P>
<A NAME="t04"><FONT COLOR=FF0066>［<B>低血糖</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k12">血糖値</A>が正常範囲より低下（約60mg/dL 以下）した状態。<A HREF="#m02">薬物療法</A>をしている人で、薬の作用が強く出過ぎたときに起こります。砂糖や<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>などの糖分を口にすることですぐに回復しますが、意識障害や昏睡に陥っている場合、周囲の人の速やかな対処が必要です。</FONT><P>
<A NAME="t07"><FONT COLOR=FF0066>［<B>糖毒性</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k16">高血糖</A>であること自体が、<A HREF="#a11">インスリン分泌</A>を低下させ<A HREF="#a08">インスリン抵抗性</A>を高めるなど悪循環を形成して、さらに<A HREF="#k12">血糖値</A>を上げるように作用すること。</FONT><BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="n"><IMG SRC="n.gif" ALIGN=LEFT HSPACE=15>
<A NAME="n01"><FONT COLOR=FF0066>［<B>内臓脂肪型肥満</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>肥満は体脂肪が過剰に蓄積した状態のことですが、脂肪のつき方により、皮下脂肪型（洋ナシ型）肥満と内臓脂肪型（リンゴ型）肥満に分けられます。糖尿病や高血圧、脂質異常症（高脂血症）などの生活習慣病とより深く関係しているのは内臓脂肪型肥満です。このタイプの肥満は、外見からはそれほど太っているように見えないこともあり、注意が必要です。</FONT><P>
<A NAME="n02"><FONT COLOR=FF0066>［<B>２型糖尿病</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>遺伝的な要素に過食や運動不足、ストレスなどの、身体に負担となる生活習慣が加わり発病するタイプの糖尿病。日本人の糖尿病のほとんどを占めます。</FONT><P>
<A NAME="n03"><FONT COLOR=FF0066>［<B>二次<NOBR>予防</NOBR></B>］</FONT><FONT COLOR=000000>糖尿病があってもそれを管理し、<A HREF="#k01">合併症</A>を起こさないようにすること。二次<NOBR>予防</NOBR>の成否は、より良い<A HREF="#k10">血糖コントロール</A>を続けられるかどうかで決まります。</FONT><P>
<A NAME="n04"><FONT COLOR=FF0066>［<B>尿糖</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>尿の中に排泄される<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>のこと。健康ならふつう尿糖は出ませんが、<A HREF="#k16">高血糖</A>状態では血液中にあふれているブドウ糖が、尿の中に排泄されます。通常、<A HREF="#k12">血糖値</A>が 170mg/dL 前後を超えると尿糖が検出され、それ以下では検出されません。このため厳格な<A HREF="#k10">血糖コントロール</A>の指標にはなりませんが、試験紙で手軽に測れるメリットがあります。</FONT><P>
<A NAME="n05"><FONT COLOR=FF0066>［<B>妊娠糖尿病</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>糖尿病でない人に妊娠中現れる、軽い<A HREF="#t06">糖代謝</A>異常。妊娠中は適切な管理が必要です。出産後に糖代謝は正常に戻りますが、将来糖尿病になりやすい傾向があります。</FONT><BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="h"><IMG SRC="h.gif" ALIGN=LEFT HSPACE=15>
<A NAME="h01"><FONT COLOR=FF0066>［<B>ビグアナイド（BG）剤</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k09">経口剤療法</A></FONT><P>
<A NAME="h02"><FONT COLOR=FF0066>［<B>ブドウ糖</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>糖分の一種。グルコースともいいます。主に<A HREF="#t05">炭水化物</A>食品を消化吸収することで作り出され、血液中にほぼ一定量存在しています。ブドウ糖は<A HREF="#a06">インスリン</A>の作用を借りて細胞に取り込まれ、身体活動のエネルギー源として利用されます。</FONT><P>
<A NAME="h03"><FONT COLOR=FF0066>［<B>ブドウ糖負荷試験</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>糖尿病を診断するための検査。75g の<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>を飲み、その後の<A HREF="#k12">血糖値</A>の変動から、正常型、<A HREF="#k04">境界型</A>、糖尿病型の三つに診断されます。</FONT><P>
<FONT SIZE=+1><FONT COLOR=3399CC><B>　　75gブドウ糖負荷試験による判定</B></FONT></FONT><BR>
<TABLE ALIGN=LEFT ALIGN=BOTTOM CELLSPACING=0 BORDER=0 HSPACE=15 VSPACE=5>
<TR><TD ROWSPAN=3 ALIGN="CENTER"><B>空<BR>腹<BR>時<BR>血<BR>糖<BR>値</B><BR>(mg/<BR> dL)</TD>
<TD BGCOLOR="FF0000" COLSPAN=3>　<P><CENTER><B>糖尿病型</B></CENTER><P>126以上</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR="FFFF00" COLSPAN=2>126未満<P><CENTER><B>境界型</B></CENTER><P>110以上</TD>
<TD BGCOLOR="FF0000">　</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR="0099FF">110未満<P><CENTER><B>正常型</B></CENTER><P>　　140未満</TD>
<TD BGCOLOR="FFFF00" VALIGN="BOTTOM">140以上　200未満</TD>
<TD BGCOLOR="FF0000" VALIGN="BOTTOM">200以上　</TD></TR>
<TR><TD>　</TD><TD COLSPAN=3 ALIGN="CENTER"><B>２時間値</B>(mg/dL)</TD></TR></TABLE><P>
<FONT SIZE=2>・空腹時の血糖値が 126mg/dL 以上なら、ブドウ糖を飲まなくても糖尿病型です<P>
・２時間値が 200mg/dL 以上なら糖尿病型です<P>　<P>
・空腹時 110mg/dL 以上 126mg/dL 未満、2時間値 140mg/dL 以上 200mg/dL 未満なら境界型です<P>　<P>
・空腹時 110mg/dL 未満、２時間値 140mg/dL 未満なら正常型です</FONT><BR CLEAR="all">
<A NAME="h04"><FONT COLOR=FF0066>［<B>フルクトサミン</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k10">血糖コントロール</A>の指標のひとつで、検査時点から過去１、２週間の血糖状態を反映し、正常値は 205〜285μmol/dL ぐらいです。</FONT><P>
<A NAME="h05"><FONT COLOR=FF0066>［<B>分食</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>１日３食では食前と食後の血糖値の変化が大き過ぎる場合に、<A HREF="#s02">指示エネルギー量</A>を４回以上に配分し食間に摂る軽い食事のこと。<A HREF="#s08">食事療法</A>の方法のひとつで、一般的な意味の間食とは異なります。</FONT><P>
<A NAME="h06"><FONT COLOR=FF0066>［<B>β細胞</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#m03">ランゲルハンス島</A>にあるインスリンを分泌する細胞。β細胞の機<NOBR>能</NOBR>低下でインスリンの分泌量が減ると、糖尿病が発病します。<A HREF="#a04">１型糖尿病</A>ではほとんど機<NOBR>能</NOBR>しなくなりますが、<A HREF="#n02">２型糖尿病</A>ではある程度<A HREF="#a11">インスリン分泌</A><NOBR>能</NOBR>力が残っていて、早めに<A HREF="#a12">インスリン療法</A>を始めβ細胞を助けてあげると、働きが回復することがあります。</FONT><P>
<A NAME="h07"><FONT COLOR=FF0066>［<B>ヘモグロビンA<FONT SIZE=-2>1C</FONT></B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k10">血糖コントロール</A>の善し悪しを<NOBR>表</NOBR>す指標。赤血球中のヘモグロビンのうち、<A HREF="#h02">ブドウ糖</A>と結合しているヘモグロビンの占める割合をパーセントで<NOBR>表</NOBR>します。検査の時点から過去１、２カ月間の血糖状態を反映します。健康な人の上限は 5.8％ です。グリコヘモグロビンともいいます。</FONT><BR CLEAR="all"><P>
<A NAME="h08"><IMG SRC="yougo06.gif" ALIGN=RIGHT>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>補食</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#m02">薬物療法</A>をしている人が<A HREF="#t04">低血糖</A>の<NOBR>予防</NOBR>目的で口にする食べ物のことをいいます。消化吸収が遅い<A HREF="#t05">炭水化物</A>の食品が適しています。</FONT><P>
<A NAME="h09"><FONT COLOR=FF0066>［<B>ボディー・マス・インデックス</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>肥満ややせの程度を<NOBR>表</NOBR>す指標。体重（kg）÷身長（m）<SUP><FONT SIZE=-2>2</FONT></SUP> で計算され、計算結果が 22 になるのが、最も病気になる確率が低い理想体重で、25 以上は肥満、18.5 未満はやせと判定されます。</FONT><BR CLEAR="all">
<HR SIZE="1">
<A NAME="m"><TABLE ALIGN=LEFT HSPACE=15><TR><TD><IMG SRC="m.gif"></TD><TD><FONT SIZE=7>〜</FONT></TD><TD><IMG SRC="r.gif"></TD></TR></TABLE>
<A NAME="m01"><FONT COLOR=FF0066>［<B>網膜症</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#k01">合併症</A></FONT><P>
<A NAME="m02"><FONT COLOR=FF0066>［<B>薬物療法</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>→<A HREF="#a12">インスリン療法</A>、<A HREF="#k09">経口剤療法</A></FONT><P>
<A NAME="m03"><FONT COLOR=FF0066>［<B>ランゲルハンス島</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>膵臓内にあって、<A HREF="#a06">インスリン</A>や<A HREF="#k06">グルカゴン</A>などのホルモンを分泌する細胞が集まっているところ。ラ氏島あるいは膵島ともいいます。地図上に描かれた島のように分散して存在しているために“島”とつけられています。ランゲルハンスは19世紀のドイツの医学者です。</FONT><BR CLEAR="all">
<BR>
<A NAME="CAP1"><TABLE CELLPADDING=15><TR><TD BGCOLOR=99CCFF><CENTER><FONT COLOR=FF0000><H3>欧文略語</H3></FONT></CENTER>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>BMI</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#h09">ボディー・マス・インデックス</A> (Body Mass Index)</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>CSII</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>持続皮下インスリン注入療法 (Continuous Subcutaneous Insulin Infusion)</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>FBS</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>空腹時血糖値 (Fasting Blood Sugar)</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>FPG</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>空腹時血漿グルコース (Fasting Plasma Glucose)</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>GTT</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#h03">ブドウ糖負荷試験</A> (Glucose Tolerance Test)</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>HbA<FONT SIZE=-2>1C</FONT></B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#h07">ヘモグロビンA<FONT SIZE=-2>1C</FONT></A> (Hemoglobin A<FONT SIZE=-2>1C</FONT>)</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>IDDM</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>インスリン依存型糖尿病 (Insulin Dependent Diabetes Mellitus）。<A HREF="#a07">インスリン依存状態</A>あるいは<A HREF="#a04">１型糖尿病</A>とほぼ同じ</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>IGT</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>耐糖<NOBR>能</NOBR>障害 (Impaired Glucose Tolerance)</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>NIDDM</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>インスリン非依存型糖尿病 (Non-Insulin Dependent Diabetes Mellitus）。<A HREF="#a10">インスリン非依存状態</A>あるいは<A HREF="#n02">２型糖尿病</A>とほぼ同じ</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>PPG</B>］</FONT><FONT COLOR=000000>食後血漿グルコース (Postprandial Plasma Glucose)</FONT><BR>
<FONT COLOR=FF0066>［<B>SMBG</B>］</FONT><FONT COLOR=000000><A HREF="#k11">血糖自己測定</A> (Self Monitoring of Blood Glucose)</FONT></TD></TR></TABLE>]]></description>
         <link>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_25.php</link>
         <guid>http://www.dm-net.co.jp/seminar/2006/02/post_25.php</guid>
         <category>11. 糖尿病用語辞典（より簡潔に）</category>
         <pubDate>Fri, 17 Feb 2006 18:41:52 +0900</pubDate>
      </item>
      
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