メニュー MENU
腎臓病の食事療法

3. 適正なエネルギー量の摂取とたんぱく質の制限

 腎臓の働きが低下すると、たんぱく質の分解産物である窒素化合物、尿素窒素などを尿中に排出する力が弱くなり、窒素化合物が血液中に溜まり、進行すると尿毒症が起きます。また血液中の窒素酸化物が増えること自体が腎臓の負担を増やします。以上のことから、腎機能の維持には、たんぱく質の摂取を制限することが大切になります。

 一方、日常活動に必要なエネルギーが不足すると、筋肉など体内のたんぱく質が分解され、たんぱく質を摂取したときと同じように窒素酸化物が増えます。このため、たんぱく質の摂取制限と同時に炭水化物や脂質の摂取を増やして、適正なエネルギーを確保する必要があります。

 最近ではたんぱく質の含有量を少なくした米やうどんなど、さまざまな腎臓病治療用特殊食品が販売されています。これらの主食となる食品を上手に取り入れることで、たんぱく質を抑えた食事作りが容易になります。

たんぱく質を多く含む食品

 たんぱく質の多い食品としては、おかずとなる魚、肉、卵、大豆製品(豆腐、納豆)、乳製品(牛乳、ヨーグルト)にはたんぱく質が多く含まれます。また、魚や肉の加工食品(かまぼこ、はんぺん、ハム、ソーセージ)にも含まれています。

たんぱく質が少ない食品

 たんぱく質をほとんど含まないでエネルギー源となる食品には、砂糖やはちみつ、ジャムやジュース、それに、はるさめや片栗粉などのでんぷん類があります。また、植物油やバター、マーガリン、マヨネーズなどの油脂類は、たんぱく質をほとんど含んでいません。

(2016年02月)
一般の方 一般の方 医療スタッフの方
記事内容は公開当時のものです。ご留意ください。
治療や療養については、かかりつけの医師や医療スタッフにご相談ください。
一般の方 一般の方 医療スタッフの方

腎臓病の食事療法

  • ヘルシー御膳
  • スマイル御膳
  • ソフト御膳

食事療法 最近の話題