愛犬を運動療法の相棒に
2006年07月掲載

 運動療法を、長い年月に渡り“規則的に、継続的に、毎日”続けていくには、それなりの理由付けや目標が必要です。また、経済的な問題や精神的な負担が少しでも軽くなるような方法でなくては長続きしません。それに加えて、安全で楽しいことであるのも大切です。そこで、今回はひとつの“理由付け”として愛犬の散歩を運動療法に取り入れることを考えてみます。

 愛犬をパートナーに毎日、朝と夕方(晩)30分ずつ近所を早足程度でウォーキング。できれば、朝・夕食後30分〜1時間位の血糖値が高い時に開始します。どうしても食事前に行かなくてはならない時は、少量(約1単位)のビスケットやクラッカー等を少し前に食べて、低血糖を予防して下さい。人間が主導権を握るようにし、早さやペースを上げすぎないように注意しましょう。ウォーキングはインスリン感受性を高め、糖の処理能力をよくします。体重を減らすのにも効果的です。

 人間と違い、犬はどんな日でも散歩をねだりますから、ウォーキングをやりたくない日でも行かなくては・・・となるでしょう。また、散歩へ連れて行くと犬は大変喜ぶので、モチベーションを上げることにつながるはずです。犬の散歩を日課にすることで、生活サイクルを規則正しく刻むことができます。