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自宅入院日記で生活習慣管理
2007年09月
 自宅入院では、食事や運動を中心とする日頃の生活習慣を自分の力でコントロールすることが基本です。誰でも他人のフリ(生活習慣)はよく見えますが、自分のフリは見えません。そこで、第三者の視点に立って客観的に自己分析することが重要です。そのためには、まず日記をつけることは、それによってはじめて客観的に自分のフリを分析できるようになります。自分では甘いものをひかえているつもりでも、コーヒーや紅茶には砂糖をたくさん入れていることもあります。日記をつけることで、そういった自分でも気づかなかった盲点が浮かび上がってきます。

 自宅入院日記でつけてもらいたいのは、大きく分けて食事と生活活動です。生活活動とは、ウォーキングなどの自主的な運動はもちろん、通勤や家事、買い物などの、日常生活の中でからだを動かす機会のことです。

 食事の細かい項目は、「献立」「食材/目分量」「どこで」「だれと」の4項目です。三食はもちろん、ちょっとした間食や、ソフトドリンクを飲んだ時も記録しましょう。「どこで」「だれと」という項目は、食べ過ぎてしまったり、栄養バランスが偏ってしまったときの原因を知る手がかりとなります。

 生活活動の項目は、「生活活動」「運動」の2項目です。「生活活動」は、通勤や通学時に歩いた時間、電車やバスで経っていた時間、立ったまま食器洗いをした時間、掃除機をかけていた時間など、細かいことも記録しましょう。「運動」とは、生活活動とは別に意識して行った運動のことです。ウォーキングなどは、こちらへ記入します。

自宅入院日記見本
【自宅入院日記見本】 (PDFファイル)

自宅入院日記記入例
【自宅入院日記記入例】 (PDFファイル)

 そして、夜寝る前にその日の日記を読み直し、間食をした時間や場面の確認、増やすことのできる生活活動はないかなどを考えてみましょう。1週間単位、1ヶ月単位で読み直せば、自分の生活習慣の特徴やその変容のステップが確かめられ、励みになります。

 自分の生活を1から10まで振り返り、こと細かに日記につけ続けるのは大変な作業です。ですが、はじめから完璧を目指すあまり、それが心の負担になってもいけません。まずは思い出せるものからメモするようにして、1日、2日忘れても気にせず、メモをとることが習慣になるまで根気よく続けましょう。

 日記は、特別な日記帳を買う必要はありません。普通のノートでも構いませんし、メモ帳サイズのノートなら持ち歩きにも便利です。また、右の見本のように、1日を1枚のシートにして、それをファイルに閉じていく方法でも構いません。自分にとってやりやすい方法を、考えてみましょう。

 自宅入院日記は、第三者の視点に立って自分の生活習慣を客観的に分析するためのもので、特別なものではありません。気負わず続けて、生活習慣改善に役立てましょう。



※2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わされるようになりました。過去のコンテンツの一部にはこの変更に未対応の部分があります。

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