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自宅入院成功のポイント 2
最初の1ヵ月
2009年08月
A. まず食べる“量”を知る

食事の量(エネルギー量)をしっかり守ることが「自宅入院」成功の大きな鍵です。栄養バランスは一般的な健康食と同じでよく、エネルギー量に比べ厳密に考えなくても大丈夫ですが、エネルギー量はしっかり管理する必要があります。

「自宅入院」では、主治医から指示されたエネルギー量にあわせた食事をとるために、市販されている糖尿病のエネルギー調整宅配食を利用します。
 まず、かかりつけ医の1日の指示単位(エネルギー量)に、主食の量を調節して合わせます。合わせ方は、かかりつけ医(管理栄養士)あるいは購入する宅配食メーカーの相談窓口が教えてくれます。こうして確認できたエネルギー調整宅配食の量こそが、糖尿病体質のあなたの今の状態にあった適正量に近いものです。

ただ食べるだけでなく、良くできた食品サンプルとして、ごはんの量、おかずの量、野菜の量などの目安を体感的に覚えられます。味付けなども参考にしてください。
 「自宅入院」の初期には糖尿病の食事療法用宅配食をメインにして食事をとることをお勧めします。

自分の適正量の目安が分かるようになってきたら、宅配食を使えない外食のときなどにもこの適正量の目安を生かします。

現実には、食べたいものと食べるものが変わりますし、食べる量が減ることではじめのころは空腹感じるかもしれません。食べすぎが積み重なり肥満になった人にとっては、自分自身の食習慣を変えることなので簡単ではないことが多いのです。まずは、よくかんでゆっくり落ちついて食べることから始めましょう。

B. 「自宅入院」と孫子の兵法

「自宅入院」をはじめるときに、私はよく孫子の兵法「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」の気構えでいきましょうとお話します。“敵”は自分自身に住みついている食習慣であり、だいたいの方はすでに気づいておられるのですが、その“敵”をすぐに始末できる方はさほど多くありません。

冷静に“敵(自分自身の食習慣)”の実体を知り、己の習慣・習性をしっかり理解し、タイミングをはかりながら“敵”と折り合いをつけていきます。”敵”はお酒、酒友だち、宴会、たばこ、甘いもの、揚げもの、外食が多い、夕食が遅くなるなどなかなか強敵揃いです。

糖尿病の合併症だけでなく万病の元といわれる肥満から抜け出せるかどうかは、自分自身だけではなく生活や仕事をともにしている家族や関係者にも係わる大きな戦いです。
 一気にケリをつけるか、1つひとつじっくり取り組むか、自分自身で十分納得したうえでこの戦いに勝利することです。そのためのもかかりつけ医との息のあった連携も重要です。

C. 「自宅入院」と行動修正療法

私は「自宅入院」の成功率をあげる工夫として「行動修正療法」の手法を取り入れていますが、具体的には「体重」、「体脂肪量(kg) =(体重(kg)×体脂肪率(%)÷100)」、「腹囲」のグラフ」や「自宅入院日記」をつけて、自分自身の食行動や日常行動を、第三者的な視点から客観的に自己評価を行なうものです。

食べたものすべて「食事日記」へ、主な日常活動を「生活活動日記」に書き込みます。

これらの日記をみながら、好ましくない習慣を段階的に止めるようにするとか、肥満の原因になっている食品を買わない・買いに行かない工夫をするとか、その時間を他の楽しみに切り替えるとか、これからどのように回避すればいいかじっくり作戦をたてましょう。

「体重・体脂肪・腹囲グラフ」、「食事日記」、「生活活動日記」を、積み重ねていくと食事改善の問題と方向性がはっきり見えるようになります。

D.どんな状況の中でも

仕事の忙しい方は糖尿病の治療もおっくうになりがちで、このような時期に糖尿病のコントロールが悪化してしまう場合が少なくありません。糖尿病が見つかったらともかく放置することなく、実践可能な方法で療養を開始することが大切です。

食事療法を自宅でできる「自宅入院」は忙しい方にもお勧めできる糖尿病治療・管理の1つの方法です。
 勤めている人であれば、ウイークデイの朝食と夕食をエネルギー調整宅配食にして、昼食時は宅配食の量を目安にして食べ始める前に残す量を決めて分けしまいましょう。休日も同様でいいのですが、糖尿病のエネルギー調整宅配食に準じたものを作って見るのもいいですね。市販のお弁当(幕の内弁当のようなものがいい)を買ってきてエネルギー調整宅配食の量の目安まで減らして食べてみるのはどうでしょうか。どうしていいいかわからないなどピンチが起きたとき、冷凍タイプのエネルギー調整宅配食は保存が効きますから、力強い下支えにもなってくれます。<p>

E. 最初の1ヵ月の成果は?

一般的に“自宅入院”へのモチベーションの高い最初の1ヵ月になにか成果をあげたいものです。“自宅入院”を始めるときにかかりつけ医を受診したとすると、2週間から1ヵ月位で再受診することが多いと思いますが、体重や検査値に少しでもいい変化が現れているといいですね。
 糖尿病の食事療法では1ヵ月で1kg程度の体重減少を目標にすることが多いのですが、毎回の食事が糖尿病のエネルギー調整宅配食の量に近づいていれば、多くの方が確実な成果をあげられるでしょう。

最初の1ヵ月目が近づいたら、「体重・体脂肪量・腹囲のグラフ」、「食事日記」、「生活活動日記」を見ながら、結果と問題点を整理してみましょう。それをもとに今後のえねるぎー調整宅配食の利用方法について冷静に判断します。



※2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わされるようになりました。過去のコンテンツの一部にはこの変更に未対応の部分があります。

 1日1200-1600kcalを基準にしたエネルギーコントロール食。エネルギーコントロールの必要な食事療法用に設計・開発されました。
 夕食50品目は厚生労働省・食事療法用宅配食品等栄養指針に基づいています。
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