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ある病気に関連して起こる他の病気のこと。余病ともいいます。一般に、合併症が起きると病状はより重くなります。糖尿病は数々の合併症が起こり得る病気です。その原因の多くは、高血糖によって血管が障害されることが関係しています。とくに細い血管(細小血管)の障害は糖尿病に特異的(糖尿病でない人にはあまり起こらないもの)で、それによる網膜症、腎症、神経障害などが高頻度に起こります。また、太い血管(大血管)の障害=動脈硬化は糖尿病に特異的ではないものの、糖尿病があるとやはり生じやすく、心筋梗塞や脳卒中といった、生命の危険にもつながることのある合併症を招きます。
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中性脂肪ともいいます。動物や植物の中に最も豊富に存在しているタイプの脂肪です。ヒトの体内では、余ったエネルギーを蓄えておく役割を果たしています。トリグリセライドそのものは脂肪分なのですが、体内にあるトリグリセライドの多くは脂肪分を摂取して溜まったものではなく、過剰な炭水化物が変化して合成されたものです。そのため、炭水化物の代謝(利用)が低下し、炭水化物が余りがちになる糖尿病では、血液中のトリグリセライドの値が高くなりやすくなります。高トリグリセライド血症は動脈硬化の危険因子の一つで、糖尿病の患者さんではその管理がより大切です。
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オーストラリアなどで行われた、大規模な医学的調査研究。「フィールド」と呼ばれます。1万人近くの糖尿病患者さんを、トリグリセライドを下げるフェノフィブラートという薬を飲んでもらう「実薬群」と、プラセボ(外観からは本当の薬と区別ができない、なんの作用もない偽薬)を飲んでもらう「プラセボ群」に分け、平均5年間にわたって経過を調べました。その結果、実薬群はプラセボ群に比べて心臓の血管の病気の発病率が、有意に(統計的な誤差の範囲に収まらない、意味のある差をもって)減少しました。それとともに、網膜症や腎症などの細小血管障害も有意に減少し、糖尿病治療におけるトリグリセライドコントロールの重要性を浮き彫りにしました。
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