ニュース

2007年01月25日

6割が自分のウエストサイズを測っている オムロン ヘルスケア調べ

キーワード
 オムロン ヘルスケアは、30代から50代の男女約1,300人を対象に生活習慣病に関する意識調査を行い、結果を発表した。

 調査は今年1月にインターネットを使い行われた。同社は昨年1月にも生活習慣病予防についての意識調査を行っている

「メタボリックシンドローム」を知っている人は、1年で3%から74%に増加
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)という言葉を「知っている」と回答した人は74%で、「聞いたことがある」と回答した人を含めると全回答者の97%に達した。メタボリックシンドロームという言葉をほとんどの人が耳にしており、知名度が1年で大幅に上がったことが分かった。

Q. 「メタボリックシンドローム」という言葉を知っていますか?
オムロン ヘルスケア プレスリリースより
2人に1人が自分をメタボリックシンドローム(予備群を含む)と感じている
 メタボリックシンドロームいう言葉を知っている、あるいは聞いたことがある人の約半数(52%)が自分をメタボリックシンドロームだと「思う/予備群だと思う」と回答した。
内臓脂肪型肥満の診断基準であるウエスト径(腹囲)を正しく覚えている人は5人に1人
 メタボリックシンドロームの診断基準であるウエスト径(腹囲)を正確に知っている人は約22%と、5人に1人に留まった。
4割の人がウエスト径を測ったことがない
 自分のウエスト径を「測ったことがない」と回答した人は40%、「毎日もしくは時々測っている」人は全体の58%だった。

 内臓脂肪という言葉を「知っている」と回答した人は全体の79%、「聞いたことがある」と回答した人は20%で、ほとんどの人が耳にしていることが分かった。また、「知っている」と答えた人の79%が自分の内臓脂肪の蓄積について不安を「非常に感じる/やや感じる」と回答した。

 今回の調査について、杉本恒明・日本心臓財団副会長は、「内臓脂肪を計測する腹囲メジャーの普及にはもう一歩というところがあります。内臓脂肪の蓄積が動脈硬化に至るプロセスをもう一度、よく理解して上で、内臓脂肪の計測の仕方と、これに加えて、内臓脂肪減少の効果の評価、といったことまで考えてみなければならないと思います。」とコメントを寄せている。

詳しくはオムロン ヘルスケア(株)のサイトへ(ニュースリリース)

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

play_circle_filled 記事の二次利用について

このページの
TOPへ ▲