発売するのはいずれも注入器とインスリン製剤が一体化しているディスポーザブル（使い捨て）型で、注射針を注射のたびに交換し、簡便に使用できる。ディスポーザブル型のインスリン注入器の利用は増えており、市場比率は約7割を占めるまでに拡大したという。

　「ミリオペン®」は、イーライリリーが日本を含む世界の糖尿病患者を対象に実施した調査結果を反映し開発した。インスリン治療における在宅自己注射では、高齢者にも使いやすいインスリン注入器が求められている。高齢の糖尿病患者のニーズに配慮し、簡単で覚えやすい操作、手の力が弱くても使いやすい軽くスムーズな注入感、手が小さくても扱いやすいコンパクトな大きさを実現した。

• 1単位ずつ「カチカチ」と設定でき、インスリンの単位設定・単位修正がより簡単にできるようになった。
  白地に黒の見やすい単位設定表示窓により、単位表示が分かりやすい。平面でも転がりにくい四角い形状を採用。
• 軽くスムーズな注入感により、手の力が弱い人も使いやすい。
• 従来に比べ注入器の長さが短いので、手の小さな人も操作しやすい。

　「ヒューマログ®注ミリオペン®」「ヒューマログ®ミックス25注ミリオペン®」「ヒューマログ®ミックス50注ミリオペン®」は6月20日に、ヒューマログ®N注ミリオペン®」は6月27日に発売を予定している。

日本イーライリリー(株)