ニュース
2010年01月28日
歩数計が2型糖尿病の発症リスクを半分に減らす
- キーワード
- 運動療法
歩数計を活用することで2型糖尿病の発症を50%減らせるという研究が発表された。この研究は、英国糖尿病協会(Diabetes UK)によって資金提供された。
研究の対象となったのは、「血糖値が高いので2型糖尿病を発症するおそれがある」とされ、糖尿病前症(prediabetes)と判定された98人の男女。糖尿病の危険性について教育し運動を促進する「PREPAREプログラム」に参加してもらい、歩数計を持ち歩くことで日常で身体活動を増やせるかを検証した。 プログラムは、参加者に2型糖尿病に関する3時間に及ぶ教育セッションに参加してもらい、糖尿病を予防するために生活習慣を健康的に変えていく方策について学ぶことを中心に進められ
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
運動療法の関連記事
- 座ったままの時間が長いと糖尿病や死亡のリスクが上昇 ウォーキングなどの運動はいつ行うと良い?
- 気候変動による気温上昇が糖尿病リスクを高める エアコンを効果的に使い高温によるリスクを減少
- 子供の頃から肥満対策が必要 学校で座りっぱなしの時間が減ると子供の肥満は改善 糖尿病を予防
- 糖尿病にきく運動 ウォーキングと筋トレを組み合わせると効果的 メンタルヘルス改善にも役立つ
- 糖尿病とともに生きる人の寿命は延びている 自分らしく長生き いますぐ取り組むべき「8つの生活スタイル」
- 糖尿病の人にはストレス対処法が必要 「マインドフルネス」がストレスや燃え尽き症候群から守る
- 健康的な食事が老化を遅らせ認知症リスクを低下 運動も効果的 糖尿病の人は認知症リスクが高い
- 「温泉」が腸内細菌に良い影響 九州大学が泉質によって異なる健康効果を発見 糖尿病の人にも温泉療法は良い
- 「歩数計・活動量計」を持ち歩いて糖尿病を改善 簡単な方法で身体活動を高められる 高齢者の介護予防にも有用
- 運動でメンタルヘルスを改善 すべての運動にうつ病を軽減する効果が ウォーキング・ヨガ・ダンス・筋トレを調査