ニュース

2011年05月01日

メトホルミンは心血管疾患のリスク低下で有利

 糖尿病治療薬としてよく使用されるメトホルミンは、心血管疾患の死亡リスクにおいてSU薬に比べ有利であることが、メトホルミンやSU薬を服用する患者10万人強を対象とした約20年におよぶデンマークの研究で確かめられた。
 グリメピリド、グリベンクラミド、グリクラジド、トルブタミドといったスルホニル尿素薬(SU薬)は1950〜70年代以降、2型糖尿病の治療薬として広く利用されている。一方、メトホルミン(BG薬)も古くから使用されている薬剤で、HbA1c低下とともに肥満のある患者でインスリン抵抗性を改善するとことが確かめられており、肥満の多い米国や欧州では2型糖尿病の第一選択薬となっている。
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

play_circle_filled 記事の二次利用について

このページの
TOPへ ▲