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2014年01月16日
無理なく続けられるおいしい食事療法 「筑波大学の安心献立」
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筑波大学が開発に協力した糖尿病の人向けの「筑波大学の安心献立」が、インターネットで無料で公開されており、昨年12月には書籍も出版された。糖尿病の食事療法に最適化されたメニューとレシピを手軽に利用できることから、利用者が増えている。
糖尿病の食事療法に取り組む患者さんは多いが、「カロリーや各栄要素の計算や計量が面倒」、「献立がワンパターンになりがちで、単調さに飽きてしまう」という声が少なくない。 しかし、クックパッドで公開されている「筑波大学の安心献立」では、おいしくヘルシーで、手軽に利用できる食事メニューとレシピが紹介されている。 「安心献立」が誕生した経緯など紹介した書籍『筑波大学附属病院とクックパッドのおいしく治す「糖尿病食」』も昨年12月に出版された。
「おいしくて健康的な糖尿病食」を自宅で簡単に作れる
著者である筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科の矢作直也先生にお話をお伺いした。
矢作先生 糖尿病の発症予防や、発症後の重症化予防には、食事療法が必要不可欠です。糖尿病や予備群の方々は、毎日の食事でエネルギー摂取量や栄養バランスに気を付けなければなりません。しかし、食事療法を続けることを困難に感じている患者さんは少なくありません。
糖尿病食というと、「あれもダメ」「これもダメ」という制約ばかりで、おいしくないというイメージをもたれる方も多いかと思います。しかし、実際にはやり方を考えれば、豊かで賑やかな食卓が実現可能です。
「筑波大学の安心献立」は、クックパッドで蓄積されたレシピをベースにして、同サイトの栄養計算システムと、筑波大学付属病院で培われた医療現場のノウハウを合体させて作成したメニューとレシピです。
クックパッドは2,000万人以上が利用し、150万品以上ものレシピが投稿されており、家庭から生まれた知恵の宝庫といえます。クックパッドの人気レシピは、手軽さ・簡単さという面で優れたものが多くあります。そうしたものをベースにすることで、「家庭でごく普通に作れる献立」を提供することができます。
「安心献立」では、クックパッドで人気のレシピを選び、標準的な糖尿病患者さんを念頭において、管理栄養士が栄養バランスの調整を加えた上で、最適な組み合わせを考えて献立にしています。
もとのレシピには、その作者さんの思いやこだわりが込められています。それらを尊重しながら、糖尿病や予備群の方でも楽しめるように工夫しました。インターネットで無料で公開されており、いつでもどこでもご覧になれます。
「筑波大学の安心献立」は、下記のような基準を満たすように作成されています。
- エネルギー 1,600kcal未満/1日
- 食物繊維 20g以上/1日
- コレステロール 0.3g前後/1日
- 塩分 8g以下/1日
- PFCバランス(タンパク質、脂質、炭水化物の比率) タンパク質 15〜20%、脂質 20〜25%、炭水化物 50〜60%
- 朝昼夜のエネルギーバランス 「1:1:1」から「3:3:4」の間
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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