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2014年06月11日

糖尿病と感染症・足の病気との関係を解説 糖尿病3分間ラーニング

 糖尿病患者さんが動画で学べる「糖尿病3分間ラーニング」は、新たに2本の動画を公開しました。 今週は糖尿病の合併症のうち、「感染症」と「足の病気」について学習します。 糖尿病3分間ラーニングへ

 本日公開した動画は「5-8. 糖尿病と感染症」「5-9. 糖尿病と足の病気」の2本です。糖尿病が発症し高血糖状態が続くと、さまざまな不具合が生じてきます。今回のテーマ「感染症」と「足の病気」も高血糖が原因になりやすいものです。

 高血糖によって免疫力が低下すると、カゼ、肺炎、膀胱炎、腎盂炎、皮膚炎、歯肉炎などの感染症にかかりやすくなります。そして、感染症は血糖値の上昇も招くため血糖コントロールを乱します。感染症にかかりやすく、治りにくい体質になってしまう悪循環を引き起こし、糖尿病は悪化します。

 また、糖尿病と足は意外なほど強い関係があります。糖尿病による神経障害により痛みが感じにくくなると、ケガやヤケドに気付きにくくつい放置しがちです。さらに、動脈硬化などが進行し血流障害が起こると、からだの末端、特に足の先などには血液が流れにくくなり、細胞が必要とする栄養や酸素が、十分に供給されなくなります。これによって重症化することも多く、足を切断しなければならないことも起こるのです。

 感染症も足の病気も、予防と治療の基本は良好な血糖コントロールです。糖尿病3分間ラーニングをご覧いただき、快適な糖尿病ライフをお過ごしください。

 糖尿病3分間ラーニングは、スマートフォン、タブレット端末、PCから、いつでもどこでも無料で視聴できます。医療機関で説明された内容をもう一度確認するための患者さん用サポートツールとして、また、糖尿病教室の導入コンテンツなど、糖尿病療養の様々なシーンでご活用いただけます。

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日本医療・健康情報研究所

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