ニュース
2014年08月08日
運動はメンタルヘルスにも効果的 運動が不安やうつ状態を改善
- キーワード
- 運動療法
運動をすると脳のストレスへの反応を抑えられる
運動をすることで、脳のストレスへの反応が弱まり、不安を感じにくくなることは、動物実験でも確認されている。
プリンストン大学の研究チームはマウスを使った実験で、運動によって、不安を制御する脳の領域が変化し、興奮を防ぐメカニズムが強化されることを突き止めた。
マウスを運動をする群としない群に分け、不安を制御する脳領域である腹側海馬にどのような変化が起こるかを調べた。
運動したマウスでは、興奮すると活発化するニューロンの反応が抑えられていた。さらにに、脳内の興奮性の神経伝達をコントロールする「GABA」(ガンマアミノ酪酸)がより多く放出されていることが判明した。
「生活スタイルや環境に合わせて、脳は柔軟に対応しています」と、研究者は説明している。不安という感情は、危険な状況を事前に避ける行動につながるが、過剰に働くと、現代人にとってメンタル面の健康を妨げる要因になる。
「運動は、脳が不安を引き起こす行動をコントロールする手助けになります。不安障害を抱える人にとっても、運動が効果的である可能性があります」と強調している。
A new view of the world(クイーンズ大学 2014年7月17日)How Exercise Benefits More Than Your Muscles(デューク大学 2014年3月12日)
Exercise reorganizes the brain to be more resilient to stress(プリンストン大学 2013年7月3日)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
運動療法の関連記事
- クロノタイプに合わせた運動で効果がより高まる可能性
- 朝の運動習慣が生活習慣病リスクを下げる?
- ピアサポートアプリで歩数は増える? 糖尿病予備群で検証
- 身体活動の不足が糖尿病の合併症を引き起こす
- 「1日5分だけ多く体を動かす」と死亡リスクが低下─海外最新研究より─
- 「あなたを変える10の体操」すぐにできる運動動画を公開 【毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」
- 運動と食事スタイルの改善は妊娠糖尿病の予防に役立つ
- 【リーフレット公開中】1月23日は「一無、二少、三多の日」
2月1日から「全国生活習慣病予防月間2026」がスタート! - ウォーキングや家事がメタボの人の命を救う
- 糖尿病を予防するにはランニングよりも筋トレの方が効果的?
