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2016年04月08日

タンザニア連合共和国の糖尿病事情 IDAF「わが友、糖尿病」より

世界各国の糖尿病を取り巻く環境を、独自の視点で伝える国際糖尿病支援基金(IDAF)・森田繰織会長の連載「わが友、糖尿病」。アフリカのタンザニア連合共和国に赴いた森田会長から、現地の糖尿病事情のレポートが届きましたのでご紹介します。国際糖尿病支援基金「わが友、糖尿病」はこちら ▶
タンザニア連合共和国の糖尿病事情


お話を伺ったカウシック・
ラミヤ先生

 「タンザニア連合共和国」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか? 1980年代後半のバブルの時代をご存知の方なら、当時、世界のトップランナーとして活躍していたマラソン選手、ジュマ・イカンガー選手でしょうか?

 私が2013年まで過ごしていた東アフリカのケニアよりも、多くの日本人にとって、馴染みが薄い国だと思いますが、ケニアとの国境にありアフリカ大陸最高峰であるキリマンジャロ山の頂上はタンザニアに位置しており、また、多くの日本人がイメージしている野生動物がたくさんいるアフリカのサバンナは、タンザニアにあるセレンゲティ国立公園の風景です。

 タンザニア連合共和国は日本の国土2.5倍の面積があり、首都はトマドです。 タンザニアの内陸部にある、キリマンジャロや野生動物が溢れる国立公園などは多くの自然が残されていますが、沿岸部にある実質首都機能を持つダルエスサラームは、高層ビルが立ち並び、道路は渋滞が酷く、東京と変わらない大都会です。

 私は2013年に、ダルエスサラームにある病院を訪問し、この病院に通院する1型糖尿病患者さんと、同病院の地区センターに勤務する医師であり、IDFのアフリカ支部長でもあるカウシック・ラミヤ先生にお話を伺いました。

続きはこちら...わが友、糖尿病「タンザニア連合共和国の糖尿病事情」

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日本医療・健康情報研究所

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