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オンライン市民公開シンポジウム「糖尿病患者の"生きづらさ"について考える」
~医学、社会学、文化人類学、臨床心理学、そして当事者の立場から~

私は昨年、私の外来を通院中のヤング発症2型糖尿病の当事者2人と共に「生活習慣病を死語にする会」を発会致しました、杉本正毅と申します。東京衛生アドベンチスト病院で週5日の糖尿病専門外来を担当しています。

今回はその「生活習慣病を死語にする会」が主催する初めてのイベント開催となります。この会は糖尿病関連スティグマ、肥満スティグマのない社会、ケアの実現を目指しています。パネリストはすべて今、私がもっとも尊敬する方々です。

医学的視点は志を共有する京都大学の鈴木和代先生、文化人類学の視点は今、もっとも注目されている磯野真穂さん(以前からの知り合いなので「さん付け」で)。社会学の視点はアーサー・W・フランク『傷ついた物語の語り手』の翻訳者として有名な鈴木智之先生、臨床心理学の視点は「生きづらさを抱えた人が生まれてきてよかったと思える社会の実現」を研究テーマに掲げる竹田伸也先生。当事者代表として、ご自身T1DM当事者であり、東北学院大学・臨床心理学で教鞭を執られている東海林渉先生、そして13才で発症し、その後MODYと診断されたOTさんと若年発症T2DM当事者のSNさんのお二人も勇気を出して立ち上がって下さいました。

多くの方々にご参加いただき、"生きづらさ"の本質について考えてみたいと思っています。

日 時
2021年12月12日(日)10:00~15:00
オンラインでのWeb開催です
LIVE参加できない場合、オンデマンド配信の視聴も可
対 象
 患者さん・一般、医療スタッフ
プログラム

糖尿病患者の"生きづらさ"について考える
~医学、社会学、文化人類学、臨床心理学、そして当事者の立場から~

第1部 10:00~12:30
講演「生活習慣病という呼称から生まれる"生きづらさ"の本質に迫る」

糖尿病病因論の立場から 鈴木和代 先生(京都大学大学院医学研究科 客員研究員)
社会学の立場から 鈴木智之 先生(法政大学社会学部 教授)
文化人類学の立場から 磯野真穂 先生(慶應大学大学院健康マネジメント研究科)
臨床心理学の立場から 竹田伸也 先生(鳥取大学大学院医学系研究科、教授)

<昼食休憩 30分> 12:30~13:00

第2部 13:00~14:20
パネルディスカッション
「生活習慣病というラベリングによって生まれるスティグマと社会の分断の解消に向けて」

糖尿病関連スティグマについて
杉本正毅 先生

1型糖尿病当事者の立場から:次世代の子ども達に誤解と偏見のバトンを引き継がせないために
東海林渉 先生(東北学院大学教養学部人間科学科 臨床心理学)

MODY家系に生まれて
OTさん

若年発症2型糖尿病当事者の立場から
SNさん

第3部 14:20~15:00
総合討論
司会 :杉本正毅 先生、鈴木智之 先生
パネリスト:鈴木和代 先生、東海林 渉 先生、磯野真穂 先生、竹田伸也 先生、OTさん、SNさん

参加費
2,000円
定 員
300名(参加希望者が多ければ、増員可能です)
参加方法
下記のチケット申し込みページをご覧ください。

主 催
生活習慣病を死語にする会 代表 杉本正毅

[ Terahata ]
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