糖尿病の本

肥満やメタボ、予備群

さらにかんたん! カーボカウント

2019.08.06


 責任編集の川村智行氏らがカーボカウントを導入したころは,カーボカウントもまだ認知度の低いものでした。川村氏らのグループが臨床でカーボカウントを使い始め,研究会や学会で報告し始めた2003 年ごろには,「日本食では合わないでしょう」,「西洋のように単純な食事ではないわが国では無理だ」といった意見をいただきました。このような疑問を払拭して,多くの1型糖尿病の患者さんたちにカーボカウントの有用性を知ってもらいたいという思いから、何より短く,いいやすいと考え,カーボカウントと命名し、川村氏らは活動を続けてきました。そして今では,糖尿病に関係する医療者であれば,カーボカウントを聞いたことがない方はいないぐらいの用語になりました。また,糖尿病の関連学会で1型糖尿病に関する研究や症例報告では,カーボカウントが当然のように出てくるようになりました。
 しかし現在,どの程度の1型糖尿病の患者さんが実際にきちんと使えているかという点では,十分ではありません。「糖質量の見積もりができない」,「計算が難しい」という意見を聞きます。そこでこのたび,川村氏らが積み重ねてきた経験をもとに『さらにかんたん! カーボカウント』を出版することにしました。
 さらにわかりやすく,もっとかんたんに,カーボカウントを始め,使いこなしていただくことができるように工夫しました。また,本文中では、患者さん自らが開発されたカーボ読み取り専用アプリ「カーボフラッシュトレーニング」も紹介,web上で気軽に体験することが可能です。


東大病院 糖尿病教室

2015.06.20

  • 出版社:●A4判 104頁 2015年発行 医薬ジャーナル社
     出版社ホームページ→トップ

● 好評書籍「やさしい糖尿病教室 改訂版」を全面改訂し,新たに「東大病院 糖尿病教室」として発刊!
● 1テーマ1頁を基本に,“糖尿病治療のすべて”を紹介。患者さんに分かりやすく,かつ幅広く解説。
● 患者さんのご家族や,糖尿病医療スタッフにも最適の一冊!
(出版社HPより)


激変!「糖尿病治療薬」最前線

2014.04.25

インスリンだけが薬じゃない!「魔法の新薬」SGLT2阻害剤で、世界が変わる。「夢の新薬」GLP1の週1回注射で、生活が変わる。「糖尿病が治る時代」がすぐそこに来た! 糖尿病患者および予備軍は、日本国内で2000万人以上。国民の5人に1人が悩まされている糖尿病の治療に朗報がもたらされました。話題の魔法の新薬「SGLT2阻害剤」が、ついにこの4月から順次発売されることになったのです。

発売前から医学界で、そして糖尿病関係者の間で注目を集めているこの新薬は、糖尿病に関係のある膵臓に働きかける今までの薬剤と違い、腎臓から体内に再吸収される「糖」を、薬で外に出してしまうという画期的なアプローチで血糖値を下げます。

新薬に詳しい都内屈指の糖尿病クリニックの院長が、糖尿病治療がどう変わっていくかを徹底解説。最新治療薬のすべてがわかります。



42才からの糖尿病―血糖値が高めと言われたら

2013.04.26

  • 出版社:●四六・128ページ 2013年発行 主婦の友社
     出版社ホームページ→トップ

男性で言えば、42才の厄年の頃にいろいろな体調の変化が出てくる。暴飲暴食のつけで無駄な肉がつき出し、かといって定期的な運動もおぼつかず。さらに定期検診でこれまで言われたことのないようなことを言われ、少なからずショックを受ける人も多いはず。糖尿病の疑いがあると言われ、できれば、病院に行かずに、自分で糖尿病のことを調べたいと思っても糖尿病を説明している本はちんぷんかんぷん。そんな「糖尿病のことは知りたいけども、難しいのはいやだ」という人のための本。糖尿病にはどう対処すればよいのか、また、これを実行すれば大丈夫といったようなことをシンプルに説明。体験者の話も入れ、これをやっておけば当面大丈夫!ということが見つかれば上出来!なお、糖尿病の患者数は約230万人(2011年調べ)。また、健診で血糖値が高く「要治療」と判定されたにもかかわらず、医療機関で受診や治療を受けていない人の割合が約4割にのぼり、30歳代では約6割に達すること(健康日本21推進フォーラム調査)。受診はしたが「治療をしていない」という非受療者の割合は16%を占め、未受診者と合わせた“放置群”の割合は39%。30歳代では“放置群”が58%と特に多い。そんな人が気楽に開ける本の構成に。


20歳若く見える人の食べ方 老けない、太らない、疲れないオーガスト流フードヒーリング

2012.12.18

  • 出版社:新書・176ページ 2012年発行 ソフトバンク クリエイティブ
     出版社ホームページ→トップ

食べ方次第で誰もが若返る!

「じつはボク、50歳なんです」
30代に見られることが多い著者の実年齢は、なんと50歳!

歳を重ねるごとに老けて、太って、疲れて……
エネルギッシュに動けなくなるのは、食べものが大きな原因。
ヒーリング効果を持つ食べ物を摂るようにすれば、
あなたも著者のように「老けない、太らない、疲れない」を実現することができます。
本書で紹介するフードヒーリングによるアンチエイジングは、
男女を問わず、何歳からスタートしても誰にでも大きな効果を発揮。
栄養科学博士でもある著者が、およそ30年にわたって研究し、
自ら実証してきた食のノウハウを余すところなく公開する。


タニタ式カラダのひみつ

2012.01.31

  • 出版社:●A5判・192ページ 本体\933+税 2012年発行 三笠書房
     出版社ホームページ→トップ

無理せず、ガマンせず余分な体脂肪を脱ぎ捨てたい。病気と無縁のカラダをつくりたい――そんな人に贈る「タニタ式生活」の教科書が、できあがりました!
◎タニタの「500kcal定食」には、どんなひみつがあるの?
◎なぜ、おなかいっぱいに食べて、太りにくいカラダになるの?
◎「タニタの社員食堂」や「タニタ食堂」って、どんなところ?
◎食卓の周りを「タニタ式」にするだけで、ラクラク塩分カットできるってホント?
◎健康な人が実践している「6つの習慣」って何?
本書では、「健康に食べる」知恵を集めた「タニタ食堂」のひみつを、カラダのしくみと共に解き明かします!「タニタの社員食堂」オリジナルレシピつき! この本で、あなたの家が「タニタ食堂」に変わります!!(出版社HP紹介文より)


肥満とメタボリックシンドローム・生活習慣病

2011.07.10

  • 出版社:●四六判・206ページ 2011年発行 大修館書店
     出版社ホームページ→トップ

なぜ肥満になってしまうのか? 肥満は健康にどのような影響を及ぼすのか? 肥満にならない食事のしかたやお酒とのつき合いかたは? 肥満を解消するにはどうすればよいのか? などの疑問にしっかり答えてくれる一冊。肥満の原因から、生活習慣病やメタボリックシンドロームとの関係、肥満の予防や解消法、肥満症の治療法まで、肥満症やメタボリックシンドロームに対して確かな知識を持って治療に取り組みたい方にお勧め。



医師がすすめる男のダイエット

2010.04.21

  • 出版社:●新書判・192ページ 2010年発行 集英社
     出版社ホームページ→トップ

 どんな書店に行っても書名に「ダイエット」と名のつく出版物は、必ず数冊売っている。しかもそのうちの何冊かは紙が見えるように目立つ位置に置いてある。しかし、その紙は若い女性の写真やイラストが飾っていて、男性が手にとれるものは意外に少ない。数年前に特定健診保健指導が始まった効果か、肥満、とくに男性に多い内臓脂肪型肥満が糖尿病をはじめさまざまな生活習慣病を誘発し、心筋梗塞などの命にかかわる事態に結びつくという事実は広く知られてきて、ダイエットを試みる中高年男性が増えている。ところが男性は、外食が多く時間が不規則な生活になりがちといった女性とやや異なる特性があり、女性向けに書かれた“ダイエット本”があまり参考にならないことも多い。本書は、書名どおり、読者を男性に絞り込み、なぜダイエットは挫折しやすいのか、その理由を分析・解説したうえで、メタボ男性に不可欠なダイエットの知識を伝授する。集英社新書の一冊


健診で血糖値が心配ですよと言われた人の本

2009.03.24

  • 出版社:●132ページ 2009年発行 法研 出版社ホームページ→トップ

血糖値の検査で「高め」の数値が出た場合、そのまま放置して高い状態が続いていると、やがては血管が傷ついてさまざまな合併症が現れます。糖尿病神経障害、糖尿病腎症、糖尿病網膜症がその3大合併症といわれ、それぞれ重大な障害を体にもたらします。さらに最近は「糖尿病は血管の病気」との考え方が強くなり、狭心症、心筋梗塞、脳卒中など命にかかわる病気の進行を早めることが警告されています。
このような重大な事態になる前に、それを回避するにはどのような方法があるのか――。医師による投薬治療の前に、自らの生活習慣を見直すことで危ないシナリオを抹消することができるのが、本書で取り上げる「高め」(病気の1歩手前)のレベルです。
「高め」から「正常」へ、今すぐUターンしてもらうための方法を中心に紹介します。(出版社HP内容紹介より)


メタボリックシンドローム 減らそう!内臓脂肪(別冊NHKきょうの健康)

2008.07.20

  • 出版社:●B5・96ページ 本体\1,000+税 2008年発行 NHK出版(0570-000-321)
     出版社ホームページ→トップ

 メタボリックシンドロームの原因である内臓脂肪を効果的に減らすための食事のコツや運動の方法を、専門家が詳しく解説した「NHKきょうの健康」の別冊。糖尿病との関係においては、メタボリックシンドロームは単に心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の危険因子であるということだけでなく、神経障害や網膜症、腎症などの細小血管障害にも目を向けておかなければならず、本書ではそのあたりにもしっかりと注意を促している。メタボリックシンドロームがなぜどのように危険なのか、なぜメタボリックシンドロームになるのか、どすればよいのかといった、メタボリックシンドロームの全貌を理解できる 


1 2

このページの
TOPへ ▲