血糖トレンドの“読み方”:AGP
血糖トレンドの“読み方”:AGP

ここでは、連続測定して得られた数日間分の血糖値/間質液中のグルコース値から、
血糖変動の傾向=血糖トレンドを読み取る際に
有用な解析方法である「AGP」について紹介します。

※AGPは主治医とともに活用することが大切です。
血糖コントロールについての疑問は、主治医に相談しましょう
監修:西村 理明 先生(東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科)

AGPをより活用するために

主治医とAGPによるレポートについて話し合うときのポイント
次の診察までに忘れないよう、下記についても記録しておき、
AGPレポートについて主治医と話し合うときに活用しましょう。

  • 食事(その量と時間)
  • 炭水化物の摂取量
  • 炭水化物以外の食品による影響
  • インスリンの注射量
  • カーボカウントの実施状況
  • インスリン注射した部位
  • 運動(その量と時間)
  • 低血糖の有無とブドウ糖の摂取状況
  • 月経頻度・周期(女性)
  • アルコール摂取量と頻度
  • 働いていた日/休日で血糖変動に違いはあったか
  • ※血糖自己測定器(SMBG)により得られた血糖値やContinuous Glucose Monitoring(CGM)やintermittently scanned CGM(isCGM)により得られた間質液グルコース値を利用し、解析ソフトから得られたレポート等は、医師の指示、診断、または治療に取って代わるものではありません。
  • ※上記の情報により、治療方法や現在使用中の医療機器について疑問などを持たれた場合には、主治医に必ず相談してください。
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