インスリン治療の選択肢の1つとして「インスリンポンプ療法」を、患者さんへ説明されていますか?(n=20) |
「必要な患者さん」(20%)はもちろん、75%が「説明している」としており、インスリンポンプ取扱い医療機関では、インスリン治療の選択肢の1つとして情報提供が行われているようです。
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「インスリンポンプ療法」は、どのような患者さんに適応するとお考えですか?(n=20)
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使用経験などから、「夜間低血糖がみられる方」、「妊娠中の血糖管理が必要な方」、「すべての1型患者さん」、「血糖コントロールの意識が高い方」といった患者さんに適応するとお考えの先生が多い傾向がみられました。
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適応する患者さんのうち、機器操作・管理が難しい方は、どれ位?(n=20)
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インスリンポンプ療法は、患者さん自身による操作・管理等が可能であり、その機能を最大限に活用することで、より生理的なインスリン分泌を実現できるため、血糖コントロールに対する意識が高い患者さんに適していると考えられています。そういう意味で、適応が難しい患者さんは「20%以下」いるとする方が半数、「20〜39%位」が3割といった状況のようです。
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インスリンポンプの導入がうまくいかない患者さんは、どのような理由が多い? (n=20)
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「機器の操作がなかなか理解できない」、「経済的な負担が困難」が半数、「患者さん自身の心配・不安」、「皮膚トラブル」が35%ということでした。
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インスリンポンプ機器の操作や管理方法を主に指導・説明しているのはどなたですか? (n=20)
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主治医はもちろんですが、看護師さんも4割おられました。また、ポンプを導入している医療機関では、メーカーの担当者によるサポートを受けておられる方も多いようです。
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インスリンポンプ導入から、患者さんが慣れるまでにかかる平均日数は? (n=20)
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「1〜2週間」と回答された方が4割と最も多く、25%の医師は「1週間以内」に慣れるだろうとの回答でした。
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インスリンポンプの導入で、血糖コントロールは改善されていますか? (n=20)
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「徐々に改善されていくことが多い」との回答が半数、「目に見えて改善されることが多い」が3割と、血糖コントロールに対する有効性を実感されている方が8割でした。
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インスリンポンプの普及率が低い理由は?(n=20)
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「適切な指導を行う人員が不足している」、必要な機材費用、人員や指導の手間に比べて「保険点数が低い」からでは、と環境整備の問題を指摘する方が最も多くみられました。また、ポンプ療法の「メリットが知られていない」といった認知度の問題や、「より優れた機器が日本で使用できない」とする行政上の壁などを感じている方も多いようです。
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「インスリンポンプ療法」の保険制度についてのお考えで近いものにチェックしてください。(複数回答可)
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「保険償還の適正化が必要」が75%、「ポンプの消耗品は出来高払いにて保険償還されるべき」が65%とする一方で、「患者負担は上げるべきではない」が55%、「ポンプの消耗品も、SMBG同様に複数月分の処方を可能とすべき」が50%といった回答でした。
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通院する患者さんで、規定条件に合った患者さんがおられた場合、「小児慢性特定疾患治療研究事業」の制度を活用されていますか?(n=20)
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65%が「積極的に勧めている」との回答でした。「患者さんから話があれば」という方を含めると、8割が活用しているという状況が見受けられます。
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1型糖尿病の患者さんが医療費の補助を受けられないことについて、どのようにお考えですか?(n=20)
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「国や自治体からの助成制度が必要」と考える医師は75%、年間医療費として捉えると「高額医療の適応が妥当」とする方は15%と、回答された9割の医師が、1型糖尿病患者さんに対する助成の必要性を感じておられるようです。
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頻回注射療法の患者さんの平均来院頻度は年間何回ですか? (n=20)
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「10〜12回」と、ほぼ毎月という方が55%、「6〜9回」が25%でした。また、“最近、経済的な理由で来院を延ばす人が増加している”とのコメントもありました。
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インスリンポンプ療法の患者さんの、平均来院頻度は年間何回ですか? (n=20)
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12回が85%と、ほぼ毎月とのことです。
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「インスリンポンプ療法」を行う患者さんの来院頻度はどの程度が妥当? (n=20)
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インスリンポンプ療法を行う際、現行の保険制度では、材料費を償還するために、患者さんには毎月通院してもらう必要がありますが、ポンプ療法を行う医師の70%が来院頻度を「減らしても問題ない」との回答でした。
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インスリンポンプ療法について、今後の普及に対するご意見など(自由記述)
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