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心臓病のリスクの高い人にも高強度の運動が勧められる
負荷の高い高強度の運動が、冠状動脈疾患(CHD)に対して保護的に働くことは多くの研究で確かめられているが、心臓病リスクの高い患者に対して、どのような運動が安全であるかを検討した研究は少ない。ノルウェイ科学技術大学の研究チームは、トレッドミルを使った運動で、心拍数が最大心拍数の75〜85%まで上昇する運動を続けると効果的だが、それ以上に上昇すると危険を伴うことを突き止めた。運動は負荷を高めながら行うのが効果的だが、「運動中にも脈拍数を測定しながら、運動が許容度を超えて激しくならないように工夫することが必要」と述べている。
2013年10月 

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