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運動をしている人は脈拍測定が必要
頻脈と平均寿命には深い関連がある。運動習慣のある人でも心拍数が高い人では、心臓病による死亡率が上昇するという調査結果を、コペンハーゲン大学病院が発表した。研究チームは、2,800人の男性を16年間追跡して調査した。その結果、安静時の心拍数が1分間に10拍増加すると、死亡率は16%上昇することが判明した。一般的に、運動を習慣的に行っている人は心拍数は減り、逆に運動不足の人は心拍数が増える。心臓病リスクの高い人は、運動時に脈拍チェックするだけでなく、安静時の脈拍数を知っていた方が良いと、研究者は指摘している。「運動や身体活動をする時間を増やして、座ったまま過ごす時間を減らすことで、心拍数は減り心臓病のリスクを下げることができます」とアドバイスしている。
2013年12月 

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