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自宅で運動 心臓リハビリテーションでも有利
心臓病の既往歴のある患者のリハビリテーションとして、脈拍数を測定しながら自宅で行う運動は効果的であると、ノルウェー大学の研究チームが発表した。心臓病のある90人の患者を対象に12週間の試験を行ったところ、病院でグループでの運動や、トレッドミルを使った運動に取り組んだ患者よりも、自宅で週2回運動した患者の方が、最大酸素摂取量は大きく改善した。強度が強めの運動と弱めの運動を交互に行うインターバル運動を、最大心拍数の85〜95%を超えないように調整しながら続けると効果的だという。「医療スタッフのいない自宅でも、安全・効果的に運動を行うことが可能です。自宅で運動に取り組んだ患者さんは、試験終了後も運動を行う頻度が高いことが判明しました」と、研究者は述べている。
2014年02月 

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