わが友、糖尿病 トップページへ メールマガジン無料登録

第43回EASD(欧州糖尿病学会)会議に参加 1 アムステルダムへ

2007年11月
 9月にオランダの首都アムステルダムで開かれた第43回EASD(欧州糖尿病学会)に参加しました。今回も昨年同様、オーストラリアのインスリンフォーライフ(IFL)のスタッフとして参加させていただきました。

KLMオランダ航空のDM食
 今回利用した航空会社はKLMオランダ航空で、機内食はDM食としました。他の航空会社同様、やはり、糖質が多く、全部食べてしまうと血糖値が上昇してしまうので、ある程度自らの判断で残すことも必要だと思います。

 インスリンを持込むことを予約時に旅行会社に申し出たところ、旅行会社から電話があり「注射器を何本持ち込むか」「インスリンを何本持ち込むか」と電話があり、ペン型注射器のため「替えの針30本、ペンを10本、持ち込みます」と答えておきました。

 当日、成田空港で発券時カウンターでも同じ質問を受けたため、同じように応えましたが、実際に荷物チェックもなく、それ以上のことはありませんでした。

 強いて言えば、離陸前にアテンダントが来て、「機内食が出てくるまで、あと2時間近くあるけど大丈夫か」「何か介助が必要か」と訊かれましたが、「調整できるので大丈夫」「介助は必要ない」と答えました。

(左) おやつも充実しています。 (右)数独のパズルと鉛筆付で、いままでにない機内食もありました。
 今回は、ホテルを使うと宿泊料金が非常に高くなってしまうため、コスト削減のためアパートをIFLの人たちと共に約1週間借りるかたちとなりました。

(左) IFLのメンバー、アパートで。 (右)夕食を作ってくれたタリーさん。

(左) タリーさんの作ってくれた夕食。 (右)デザートもノンシュガー。
アリシア・ジェンキンス先生
 3つのベッドルーム、ダイニングキッチン、1つのバスルームを6人で使うのは少々大変でしたが、IFL代表のロン・ラーブさんの娘さんが夕食を作ってくれたり、ルームメートとなった世界的に活躍されておられる内分泌医であるアリシア先生から1型糖尿病オーストラリア最高齢者である先生のお母様のお話を聞いたりして、皆と楽しく過ごすことができました。

 今回もいろいろな人たちと出会い、再会し、色々な情報を収集することができました。
©2007 森田繰織
©2003-2024 森田繰織 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。