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2014年01月31日
「スロートレーニング」が女性の糖尿病リスクを低下
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- 運動療法
スロートレーニングはいつでもどこでも行える
ガイドライン通り運動をするのが難しいという女性は、ヨガやストレッチなどを交えたスロートレーニングから始めても効果的だという。余裕が出てきたら、運動の強度や時間を高めていくと、無理なく体力を高めることができる。
本来、筋肉を鍛えるためには、重いものを持ち上げたり押したりする強い力が必要となるが、スロートレーニングは、軽い力でゆっくり動かし、筋肉の張力を維持し鍛える運動法だ。
スロートレーニングではいろいろな動作方法が提唱されているが、数秒かけて上げ下げを繰り返す動作が一般的だ。分かりやすいイメージとしては、何もないところに椅子に座っている姿勢をとって維持する「スクワット運動」がある。
スクワット運動では、2種類の動作で構成される。▽呼吸をしながら、両足を肩幅程度に軽く開いてまっすぐ立ち、頭の後ろで手を組み、しゃがみこんでお尻を浮かせ、1秒止める。▽ひざを伸ばしきる手前までゆっくり立ち上がり、もとの姿勢にもどる。このトレーニング動作を繰り返す。
なお、グロントヴェト氏は男性を対象に、筋力トレーニングと糖尿病リスクについての調査結果を2012年に発表している。
米国人男性3万2,002人を対象に検討した結果、筋力トレーニングのみでも2型糖尿病になるリスクが減少することが判明した。男性が週150分以上の筋トレをしていた場合、糖尿病発症リスクは34%減少、有酸素運動を組み合わせた場合はさらに効果が顕著で、59%減少した。
Muscle training linked with lowered risk of type 2 diabetes(ハーバード公衆衛生大学院 2014年1月15日)Muscle-Strengthening and Conditioning Activities and Risk of Type 2 Diabetes: A Prospective Study in Two Cohorts of US Women(PLOS Medicine 2014年1月14日)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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