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世界糖尿病デー特設サイト(期間限定公開)
コロナ禍でも適切な運動と食事の継続を!
公益社団法人日本糖尿病協会
公益社団法人日本糖尿病協会(清野裕理事長)は、世界糖尿病デー実行委員会(堀田饒代表)、武田薬品工業株式会社と共催で、世界糖尿病デー特設サイトを10月15日(木)~11月30日(月)の期間限定で公開しています。

11月14日の世界糖尿病デーに向け、糖尿病治療の基本である運動と食事、そして近年増加傾向にある小児2型糖尿病に焦点を当て、楽しみながら糖尿病を学ぶウェブサイトとなっています。

世界糖尿病デー特設サイト
https://www.world-diabetes-day.jp/

世界糖尿病デー(World Diabetes Day / WDD)特設サイトの概要

【スロージョギング・#xAe;】
スロージョギング・#xAe;は、話ができる程度の運動強度で行うジョギングで、子どもから高齢者まで、世代を問わずに楽しめる運動です。このパートでは、スロージョギングの走り方を紹介し、自分が走った距離をサイトに投稿すると、居住地の都道府県が色づき、最終的に日本列島がWDDのシンボルカラーである青色に染まります。

【小児2型糖尿病の啓発】
小児肥満による2型糖尿病の発症を予防するには、子どもだけでなく、家族全体で食事をはじめとする生活習慣を見直す必要があります。このパートでは、保護者と子ども双方に向けて動画やクイズ、親子で作るデザートレシピなどを用意し、家族ぐるみの糖尿病予防を呼び掛けています。

【栄養バランスのよい食事】
糖尿病だからと言って食べられないものはありません。栄養バランスのよい適切な量の食事は、糖尿病患者さんだけでなく、すべての人の健康維持に適しています。このパートでは、株式会社おいしい健康の協力を得て、美味しくヘルシーなレシピを週替わりで掲載しています。

【その他】
糖尿病の解説動画、WDDシンボルカラーの青色を含む画像の投稿、日本糖尿病協会のマスコットキャラクター「マールくん」のぬり絵の投稿など。

サイト開設の背景

日本糖尿病協会は、2018年から、世界糖尿病デー実行委員会、武田薬品工業株式会社とともに、糖尿病の予防と治療における運動の重要性を周知するスロージョギング・#xAe;イベントと、小児2型糖尿病の啓発活動を実施していました。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で集客型のイベント開催が不可能となったことから、今年初めて、ウェブサイトに啓発の場を移しました。

注目コンテンツの目指すもの

「はじめようスロージョギング・#xAe;」
糖尿病を持つ人はCOVID-19に感染すると重症化しやすいことから、特に高齢患者さんを中心に、通院や外出を控える傾向がみられます。こうした自粛生活が長引くと、筋力が低下しフレイルやサルコペニアの状態に陥りやすいため、日本糖尿病協会は、感染症予防対策をとった上で、適度な運動を継続することを呼び掛けています。
この特設サイトは、高齢者にもなじみやすいスロージョギングをフックにして、運動の成果の投稿と共有という仕掛けにより、運動継続の動機づけを目指します。

「小児肥満2型糖尿病とは/とうにょうびょうを学ぼう」
小児・思春期発症の糖尿病では、自己免疫異常により膵臓からのインスリン分泌が停止する1型糖尿病の周知は進んでいましたが、近年は社会環境の変化とともに、成人と同じ要因で発症する2型糖尿病患児の増加が注目され始めています(※1)。
小児期に2型糖尿病を発症すると、治療期間の長期化により合併症発症リスクも高まることから(※2)、子どもとその家族に対する的確な情報提供が必要です。
この特設サイトでは、糖尿病専門医による解説、元Jリーガー杉山新氏による運動など、充実した動画で家族全体での知識の定着を目指します。
(※1)小川洋平 他、「Diabetes Care」2007;30(5):e30
(※2)岡田泰助 他、「糖尿病」2000;43(2):131~137

[ Terahata ]
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※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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