防ごう、備えよう!低血糖 低血糖時のアクションプラン
"低血糖"とは
血糖値が正常範囲以下(70mg/dL未満といわれることが多い)に下がった状態のことです。糖尿病の薬物療法をしている場合、血糖値が必要以上に下がり過ぎ、低血糖になることがあります。糖尿病で薬物療法を始める際には、低血糖への対処法をしっかり覚えることも必要です。
低血糖の症状
【血糖値55mg/dL未満】
(おもに交感神経症状)
- 発汗
- ふるえ
- 動悸
- 空腹感
- 頭痛
【血糖値50mg/dL未満】
(おもに中枢神経症状)
- 眠気
- 脱力感
- めまい
- 集中力の低下
- 不安感
- 抑うつ
- 不機嫌
- 周囲との不調和
さらに低血糖が進むと【血糖値30mg/dL未満】
- 異常な行動
- けいれん
- 意識がない
- 手足のまひ
- 昏睡
※上記の症状は低血糖の際、一般的に起こるとされているもので、すべての方に当てはまる症状ではありません。あくまでも参考とし、疑わしい症状があればすぐに血糖測定器で血糖値を確認しましょう。
低血糖になりやすい要因(糖尿病Q&A1000より)
こんな人は低血糖の症状に気づきにくい
- 高齢者
- 低血糖をくり返し起こしている
- 糖尿病性神経障害が進行している
- β遮断薬など、低血糖症状を隠してしまう薬剤を服用している
低血糖に正しく備えましょう
1
血糖値をはかろう:
血糖自己測定器(SMBG)でこまめに測定する。さらに可能であれば、CGMなどを利用して間質液の糖濃度の動きを把握しておきましょう
2
ご自分の低血糖症状を覚えておき、疑わしい時は迅速に対応しましょう
3
重症低血糖になったらどうするか、患者さん本人はもちろん、ご家族や周囲の人にも理解しておいてもらいましょう
4
もしものときに備えて、ご家族や周囲の人に伝えること、お願いしたいことをアクションプランにまとめ、共有しておきましょう
防ごう、備えよう!低血糖 <患者さん本人&周囲の方向け>
低血糖時のアクションプラン
低血糖を起こした時に、患者さん本人または周囲の人が取るべきアクションを簡潔に一枚にまとめたシートです。もしものときに備えて、低血糖時にはどうしたら良いか主治医や医療スタッフに前もって相談し、患者さん本人がよく理解しておくのはもちろん、ご家族など周囲の人とも共有しておきましょう。
監修: 北岡 治子 先生(清恵会病院 名誉院長)
<表面>低血糖を起こしやすい状態、低血糖症状を自覚しづらい人、低血糖時に摂取すべきもの、過去にあった低血糖時の症状との対処方法
<裏面>症状別 低血糖時のアクションプラン